30日の土山峠で:
湖岸沿いの林道でを歩いていて、ようやく動物の糞を見つけた。
雪が降る前のものだろうか?日当たりの良い舗装道路上にあった。
雪の水分を含み異様に柔らかく、この見えている形のまま拾うことができなかった。
この時は連れ合いにテンの糞だと説明したものの、ちょっとおかしい糞だ。
雪に埋もれていたからかな?っと思ったのだ。
何はともあれ、茶漉しで水洗いだ。
洗えば、洗うだけ茶漉しのメッシュの網から流れ出ていくので、適当なところでやめた。
すべて植物質のものだ。が、果実を食べたものではない。
このまま乾かして、今日までおいていたが、何をたべたか分らない。
で、拾ってきた糞はテン糞ではないのではないだろうかと考えなおした。
上の写真でも見てもわかるように、一様な円筒形である。
む、むむぅー、これは?
昨年、箱根・白銀山で行われた「小田原山守りの会」で知り合った郡淳子さんから質問があった糞で、同じ集まりで知り合った伊豆川哲也さんがヒドリガモの糞ではないかと云っていたものではないだろうか?
他のカモ類の糞もこのような円筒状をしているようだ("Animal tracks and signs" Oxford univ.press)。
いずれにしても、節足動物の脚や外骨格の欠片も出てこないのは、水辺の草などを啄ばむ
カモ類の糞であって、哺乳類の糞ではないようだ。
2 件のコメント:
そうそう、茶漉しでこしたら同じような内容物でした!耳つけた時はてっきり哺乳類の糞だと思っていたのでしたが…。
この糞を見つけたときは、雪に埋もれていたので柔らかで匂いが無いのだ!っと思い、テン糞だという思っていたのです。
郡さんからのあの糞の紹介がなかったら、この糞のことは不明なままで終わったかも知れません。
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