1月28日「強風と雨の鍋嵐」でアップしたクマ糞の一部を2月24日に採集してきて、水に浸けておりました。
水洗いして、茶漉しに残った物は、、、、?
クリックすると拡大します。
上の二つの皮状の物は、厚い皮膚です。
左は蹄で、その右下のはその蹄の末節骨(指の骨)
中央部分の物は長さ1センチから3センチの太い毛です。
ぼくは、このクマ糞を見たときことを「シカの毛がたくさん含まれた」と1月28日のブログで述べております。
上の蹄は、誰もが知っている偶蹄類の第三・第四指の蹄ではなく第二か第五指の物です。
で、手持ちのシカとカモシカの足の蹄で比べてみました。
先ず、シカと、、、。
クマ糞の中身の蹄は倍近くも大きいです。
カモシカと比べた。
カモシカの蹄の方がシカよりも1.5倍くらい大きいことが分かりました。
が、それよりもこの蹄は一回りも大きい。
皮が消化されないで残っていることと、毛がシカ毛よりも硬いことからイノシシではないかと考えられます。
前脚と後脚の蹄の大きさは違うだろうが、また、比較対照がそれぞれシカ1・カモシカ1だが、学術論文の比較ではないから許されるだろう。
これからは頭骨だけでなく骨格全て拾ってこなければダメか!
堤川林道終点で見つけた糞を排泄したクマは、狩猟で解体されたイノシシを食べたものと思われます。
4 件のコメント:
しかし、クマも蹄まで飲み込んでしまうとは、エサがとぼしいのですかね。
それに深山ではまだ冬眠している時期のハズ。
雪の少ない丹沢あたりではもうめざめた?
それとも冬眠しない、とか、あるのでしょうか。
紀伊半島あたりではそんな意見もあるようですが。
クマは雑食性が強くても、やはり他の肉食動物どうようにあまり嚙まないということでしょうか?
アフリカでぼくはチューイ(ヒョウ)の糞を集めました。猿の頭骨がまるまる一つ混じっていたことはありませんが、肘を含めた手首や足首がほとんど消化しないで入っていたこともあります。
書き忘れましたが、この皮の一方はナイフで切ったようになってます。猟師が解体した時、不要な足首を切り落としたのでしょう。
どうも、丹沢のクマも冬眠しないのもいるようです。
是非、目撃したいものです。
木曽で2度であったが、当時はこちらがフリーズして写真どころではなかった。
丹沢のにクマが生息することはなぜか子供の頃から知ってました。
誰に聞いても覚えてないのですが、小学校だったか中学だったかに読んだ、誰かの随筆に丹沢散策の話があって、クマに出合ったことが興味深く書かれてました。
こまかな内容はまったく記憶してないのですが、ドキドキして読んだ想ことだけが思い出されます。
まさかそんなことを書いたり、クマの糞の話などするようになるなんて昔は考えたこともありませんでしたね。
しかも、随筆にあった丹沢のことで。
take隊員へ
そうですか!
是非、一度でも二度でも丹沢に来てください。
キャンプ場に泊まるとそこで火を見ながら飲むのも良いですね。
もちろん、テントを張って泊まるのも良いですね。
暖かくなったらそうしましょう。
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