「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2022年10月22日土曜日

20日ぶりの山歩き First moutain walk in 20 days

昨日は「宮ヶ瀬・春ノ木丸・御殿ノ森・登山道・653ピーク尾根の西隣の尾根・金沢林道・汁垂隧道・宮ヶ瀬」と歩いた。6時間、11キロの行程であった。
予報通りに天気が良く、風も弱く、気持ち良く歩くことができた。

宮ヶ瀬の駐車場の南奥にある春ノ木丸への登り口から登る(図1)。ここは、いつもジメジメした感じの場所である。斜面を斜めに登る道に沿って歩き、シカ柵扉(図2)を開けて通ると道標がある(図3)。ようやく明るい感じの場所に出てほっとする。それまでは木の枝が頭まで覆い被さるようにあり、何となく早く過ぎ去りたい。
足元にはホコリタケの仲間が点在する(図4)。一つを拾って割ってみたら、中は白色のハンペン状態ではなく茶色の胞子の固まりになっていた。他の小さめのものを割ってみたが、それもダメ。残念、お昼の楽しみが一つ消えた。
でも、今回の尾根歩きはアカモミタケを見つけるのが目的の一つなのだ。寒かった日が続いたので、そろそろベニタケ科のキノコが出てきているだろうとこのルートを選んだのだ。
図1.8:20 宮ヶ瀬の登り口
図2.シカ柵扉を入り閉める
図3.8:28 シカ柵扉の前の道標
図4.8:30 ホコリタケの仲間
ん?この葉についている虫こぶは(図5)?以前、調べたことがある。ダメだ!この落葉が何の木なのか同定できない。写真を見ると右や上や下にもある。
図5.8:35 丸い卵状の虫こぶ
おー、コウヤボウキの花が咲いている。何だか、この花を見ただけで来た甲斐があったと感じる。
図6. 8:40 コウヤボウキ
アカモミタケを探しながら歩くと、林床に落ちている赤テープや赤いプラスチックまでそうではないかと目を凝らしてしまう。
花ノ木丸を巻いて向こうの尾根に行く道が通せんぼになっている(図7)。道標に沿って登りの道があるので、登る。登る。登って花ノ木丸に着く(図8)。
図7.9:10 花ノ木丸0.1キロの道標
図8. 9:17 花ノ木丸着 
休み台で、スポーツドリンクを一口飲み、記念写真を撮って(図9)、この看板の横から下る(図10)。一人歩きは気楽だ。ゆっくり、ゆっくりだ。特に、下りは足元がもつれて転ぶことがあるので、まっすぐ下りないでジグザクに降りる。しかも、立ち木に捉まりながらだ。鞍部からの登りもそうだ。幸いトラロープが張ってあるので、今のぼくはこれを頼りに登る。何と楽な事か!ストックを仕舞いたい位だ。尾根に辿り着く(図11)。
図9.9:21 笑って撮ったと思ったのに顔が引き攣っている
図10. 9:30 鞍部へ下る
図11. 9:56 尾根に出る
杉林の中の尾根道をただ黙々と歩く。シカ柵扉(図11)を潜って、ようやく登山道(宮ヶ瀬・高畑山・本間ノ頭・丹沢)だ(図12)。
図12. 10:20  シカ柵扉を潜って登山道
図13. 10:21 扉を下りて3メートルくらい横に宮ヶ瀬1.9キロの道標
シカ柵扉を下りて所から御殿森ノ頭の道標まですぐだ!っと思っていたが、、、倒木がある御殿森ノ頭のある道標に着く(図14)。ザックを置き、スポーツドリンクを飲む。ここからアカモミタケを求めて御殿森の頭までちょっと行ってみることにする。
図14. 10:28 道標 御殿森ノ頭へ
御殿森ノ頭に来たのは久しぶりだ(図15)。以前は下の自動車道路からここを求めて直登したり、降りたりしたが、今はとてもこの尾根を下るバランスが無い。しばらく、辺室山方面を見続ける(図16)。
図15. 10:32 御殿森ノ頭
図16.  10:34  中央付近にハタチガ沢林道が

2022年10月19日水曜日

日本生息の食肉目の頭骨、誰だか判りますか? Skulls of Japanese inhabitant carnivora, can you guess who they are?

このところ起き上がる時から30分くらい、身体が固くて云うことが効かない。靴下、ズボンを5分くらいかけて履き、ゆっくり階段を下り、玄関を開けて新聞を取り、自室の机の抽斗から降圧剤の出して飲み、台所へ行って電気ポットでお湯を沸かし、ようやく洗面所に行って顔を洗う。本当はすぐ顔を洗いたいのだが、中腰の姿勢になると腰がギクっとなるのだ。洗面後、カップにインスタントコーヒーの粉を入れお湯を注ぎ、パソコンに向かう。
そうやって、30分くらい経たないと肩、背、腰の筋肉が柔らかくならないのだ。まさしく後期高齢者の動きである。でも、40分も経つと今まで拘束されて固くなっていた筋肉がほぐれる。

そんな訳で、山行の為に早起きしても車に乗り込めず、ザックを持てない、登山靴の紐を結べないのだ。でも、1時間も経つと速足で散歩もできるようになる。

さて、図1は、手持ちの日本に生息する食肉目11種の頭骨だ。移入種が3種入っている。これらは、ネコ科、マングース科、ジャコウネコ科、イヌ科、イタチ科、アライグマ科、クマ科の動物たちだ。どれが誰だか判りますか?
ゴメン!頭骨上面からだけだと大事な歯が見えないので判断に悩んだことでしょう。歯が見える底面からの撮ったものを補いました(図2)。
図1.日本に生息する食肉目の11種の頭骨
図2.日本に生息する食肉目の11種頭骨底面から

今日は、久しぶりに朝から良い天気。山に行きたいが、先ず強張った筋肉をほぐそう!

2022年10月17日月曜日

もう秋だ! It’s already autumn!

昨日、お昼過ぎに久しぶりに引地川沿いを下った。温かく、汗ばむ陽気であり、長袖ではなく半袖でも良かったと思った。でも、草叢を歩く時は腕捲りして肘まで上げていた袖を手首まで下した。
オー!赤唐辛子のように赤い赤とんぼのアキアカネが、目の前に停まってくれた。この頃持ち歩いているNikon D5500をマニュアルにしてファイダーから覗きピントを合わせ撮った(図1)。赤とんぼを見ると何故か過ぎ去った子供の頃遊んだ釧路湿原を思い出す。
今度はシジミチョウの仲間のウラナミシジミだ。これもピントを合わせ撮った(図2)。もう一度撮ろうと思ったら、飛び立ってしまった。
帰路、小学校横の神社に立ち寄ったらヤマグワが実が生っていた。ヤマグワの実を見るのは久しぶりだ。帰宅して携帯の歩数を見たら1万歩を超えていた。
図1.アキアカネ
図2.ウラナミシジミ 

図3.イヌビワ
まだ、プーチンのウクライナ侵略が続いている。北朝鮮では相変わらずミサイルを発射させている。岸田政権がようやく旧統一教会に対して重い腰を上げたようだ。イスラム教国では女性に対する規制が問題になっており、日本の中学・高校である女子に対する無意味な校則を思う。全て、男社会が作り上げた規制だ!

2022年10月16日日曜日

2度目の良い香り! The second flavour!

昨日、16時頃散歩にでた。引地川沿いを北回りで歩いた。こちらの方にも遊水地が作られつつある(図1)。南に5キロくらい下ったところにも親水(遊水地)公園がある。歩いているとどこからかキンモクセイの香りが漂ってきた。エ?不思議だなぁー!っと思いながら辺りを見回してもそれらしい木が見当たらない。
今朝、思い出して我が家のキンモクセイを見た。また、咲いている。しかも先日の時よりも多く咲いている(図2)!10月2日に咲き、散った。寒い日が続いたがまた少し温かい日になった。それで、キンモクセイは2度目の花を咲かせているのだろうか?
図1.引地川に造成されつつある遊水地 

図2.10月2日に続き再び咲いたキンモクセイ
キンモクセイと云いツチガエルと云い、素晴らしい繁殖戦略を持っている。我々ヒトはそれ以上の生活戦略を持っているから、この地球上の寒帯から熱帯まで、砂漠から湿地まで生活していけるのだ。Homo sapienceという同種なのだがら戦争の無い生活を多くのヒトたちが望んでいるだろう。

2022年10月15日土曜日

何故、オタマジャクシがまだ水鉢の中に?  Why is a tadpole sill in the water pot?

先ほど、寒くなってきたので、そろそろ庭のスイレン鉢に入れているグッピーを室内の水槽に入れてやろうとスイレン鉢を覗いてグッピーを獲っていた。すると、オタマが一匹水面に空気を吸いに上がってきた。エ?どうして?まだオタマジャクシがスイレン鉢の中にいるの?
これは3月25日に東丹沢の沢で、ヤマアカガエルの卵塊を大サジ一杯くらい獲ってきて、庭のスイレン鉢の水の中に入れておいたものだ。その成長過程については2,3度アップした。このオタマを掬ってプラの鉢皿に移し、撮った(図1)。
身体の大きさに合わない小さな足が出ている。コヤツは足が出て手が出て小カエルになってこのスイレン鉢から出ていかなかったのだ。それどころか小さな足が出ているが、手は出てない。ヤマアカガエルを含めてカエルの幼生のオタマジャクシはこのような状態で冬を越す個体もいるということなのだろうか?
図1.スイレン鉢からすくい獲った一匹 小さな後足が見える
外が温かくなったので庭に出てスイレン鉢を見ていたら、大きくなったオタマジャクシが2匹いた。両方とも後ろ足は小さい。良かった!仲間がいて!と云うことよりもこの仲間はオタマで越冬する個体がいることは確実だ!

2022年10月12日水曜日

セイタカアワダチソウ Tall goldenrod

急に寒くなってきた。ぼくのように後期高齢者になると何故か首が涼しすぎて困る。そのため首にハンカチを折って巻く。あら不思議と思うほど首がスースーと云う感じがなくなる。雨模様だがお昼過ぎに散歩に出た。胸ポケットにスマホを入れ、帽子を被り、長袖シャツを羽織り、ジーパンをはいて出かける。先日まではTシャツで薄いズボンでの散歩だった。それでも汗をかき、帰宅後はすぐシャワーだった。が、今日は重装備で歩いても暑くならない。でも10分くらい歩いて両腕の袖をまくり上げた。でも最後まで首に巻いたハンカチは最後まで取らなかった。
引地川の土手にセイタカアワダチソウが咲いている。移入種のセイタカアワダチソウに気が付き始めた20年頃前は、日本の山野をこのセイタカアワダチソウが埋め尽くすのでないかと危惧した。しかし、次第に勢いがなくなり、今では下のような僕の背を超えるような草丈のものはすくなくなった。

2022年10月5日水曜日

オシロイバナの思い出! The memory of marvel of Peru!

昨日いつものルートを散歩した。もう既にキンモクセイの花が落ちあの素晴らしい匂いが街角から消えていた。図1のオシロイバナはもう6月頃から咲き続けている。しかし、黄色い花は既に終わり、このピンクの花がまだ元気に咲き誇っている。5ヶ月も咲き続けている。
娘たちが小さい頃はこの花で遊んでいたのを思い出した。オシロイバナという名から日本固有の植物っと思っていたが、ネットでみると南米産で江戸時代から既に日本に渡ってきているようだ。
図1.オシロイバナ

この頃、コロナ禍に関するニュースが少なくなった。しかし、街を歩く人たちの大半はマスクをしている。一方、ロシアのウクライナ侵攻問題に加えて旧統一球会問題はが大きなニュースとなっている。プーチンのウクライナ侵攻やコロナ禍は早く終息してもらいたい。



 

2022年10月4日火曜日

テンは既にサルナシやアケビの実を食べていた!  Marten had already eaten the fruits of Taravine and Akebi!

9月30日に唐沢峠の休み台の隅に新旧のテン糞があった(図1)。10月4日に庭の水道栓で糞を洗った。
図1.テン糞 左:新しい 右:古い
これらの糞の内容物は秋の果実を食べたものであった。
右:サルナシ果肉・果皮・種子、昆虫脚 

左:サルナシ果肉・果皮・種子、アケビ種子、カマドウマ脚・産卵管

二つとも、サルナシを食べ、さらにようやく割れかかったアケビの実を食べたものであった。テンは視覚では無くて嗅覚で獲物を探して食べると思われるので、サルナシが既に熟しているものがあり、アケビも割れて白い果肉が見える状態のものがあり、少し甘い発酵臭を漂わせていたのだろう。

二つの糞とも同一個体のものに違いない。

いずれにしても、今日はもう10月に入っている。さらに秋の山の実が熟してくることだろう。

もう、今年も今月を含めて3ヶ月しかない。誰にも邪魔されない休みがたっぷりあり、山に行ったり、骨を見たりする時間がたっぷりあるっと思っていたが、思うように山に行けない日が多く、骨を見る時間も少ない。これでは考えていた時間の使い方とは違う。知人と飲む時間はしっかり作れるのに、あるいは毎夕忘れずにウィスキーを飲む時間を作るのに、山行や骨を眺める時間、本を読む時間もしっかり作るようにしなければダメだ!

2022年10月3日月曜日

久しぶりに膝が痛くなり、下りがイヤだった! My knees ached for the first time in ages, and I hated to go down!

 シカの角砥ぎ痕を過ぎてすぐ唐沢峠への経路があるところへくる。しかし、その手前に神奈川県自然保護課環境保全センターの案内版がスギの幹に巻かれている(図1)。専門学校の卒業生のがここのパークレンジャーになったが、4年前に辞めて地元の企業に勤めてしまった。彼は、登山道を修理したり、このような案内を張ったりしていたのだ。しかし、週5日の仕事で定年退職したおじさんたちからは可愛がられるが、余りにも給料が安いためにやむなく辞めた。パークレンジャーと云う名は素敵だが、実際は登山道の修理作業が主だったようだ。それでも給料をアップし社会保険も着け、意気込みのある若者も続けていけるような職場にして欲しい。

さあー、ここからだ!この植林地の斜面をトラバースして唐沢峠に行く道だ(図2)。この経路を歩く登山者が多いせいか、幅5、60センチの立派な踏み分け道になっている。こんなに分かり易い道が出来ているのだから立入禁止などとせずに唐沢峠・大山近道とした方が良いのでないだろうか?

図1. 10:04 登山道はこちらですの案内
始めは杉林の斜面だが、スギの無い日当たりの良い斜面を歩く。少し登りだが、登山口から今までは急斜面の登りだったので、平坦地を歩いているような感じである。右側上部は杉林で左側下は谷間となる。当たる風が気持ち良い。でも休むと寒く感じるだろう。ザックの底にはいつも雨具を一式忍ばせてあるので、寒くなれば羽織ると良い。
図2.10:07 唐沢峠への巻き道(経路)
、、、と唐沢峠のベンチが見えた。唐沢峠に着いた(図3)。2つの休み台は薄日が当たり、乾いている。ここでブランチにして少し寝よう!石尊沢に向かって立ちションをし、休み台に荷物を下すと、休み台の縁にテン糞が2個ある(図4)。
図3.10:22 唐沢峠着
図4.10:26 新旧のテン糞、左:柔らかい 右:古い
両方にサルナシの種子が入っているのが判る
買ってきたラーメンを半分に折り、コッヘルに容れ水を容れる。持ってきた生卵を落とし、火に架ける。汁の素は椀に半分入れ沸いた湯で溶く。あー、ここにアカモミタケが入る予定だった(図5)。でも旨そう!卵を持ってきて良かった!
図5.10:48 出来上がったインスタントラーメン 右上にテン糞
味噌ラーメンをスープ代わりにコンビニのオニギリを食べ終える。コンビニで買ったのはオニギリ二つ、パン二つだが、オニギリ1個とインスタントラーメン半分で十分な量だ!それでも心配でいつも、オニギリ2個とパン2個、インスタントラーメンを食料として買う。チョコも買うが、これは山で食べた事がない。山でヒモジイ思いをするのはイヤなのだ。だから、いつも持ち帰ることになる。チョコはウィスキーのお供となり、残ったパンやオニギリは連れ合いたちが食べる。
食べ終え、食器類を脇に寄せ、休み台の上で寝る。雨具を枕にして仰向けになる。薄日が射し気持ちが良い。こんなことで幸せを感じる。ウィスキーを飲みたい位だ!老年的超越の世界に踏み込んでいるかな?
図6.11:24 仰向けになって見上げた青空
11:30になったので、起きて、食器やストーブを片付け、テン糞を拾う。テン糞を食後に拾ったのは、このコロナ禍になってから、マスク・手洗いの生活になり、何とトイレに入った後でも手洗いをするようになり、食前にテン糞を素手で拾う気にはならなかったのだ。凄いねー。コロナ禍はぼくに日常生活の変化をモタラシタのだ!でも、もう散歩や駅やスーパーに入る時以外はマスクはしない。でも帰宅したら手洗いは絶対だ。
ぼくはコロナを恐れているのだ。コロナは肺炎状態になると云う。2度急性肺炎になっているので、肺炎の痛さ、苦しさはもう経験したくないからだ。
出発だ!大山方面を撮る。が、大山山頂のアンテナなどが見えない(図7)。ん?どうして?
図7.11:40 大山が見えない。もっと右か?
来た道を戻ろうとすると、大山方面の道から半袖半ズボンタイツの単独行者が降りてきた、ぼくは今日はと云いトラバース道を行く。が、後ろで音がする。振り返ると先ほどの登山者がやってくる。どうぞと道をあける。が、彼は無言だ。ぼくくらいの年齢と見たが、痩せていて軽やかな歩きだ。始めの30分くらいは彼を追いかけた。が、登山道に入ってからは膝が痛くなり、もうそろりそろりと降りるようになる。
Geographicaで見ると登山口まで300メートルも無い筈なのに、すでに沢の音が聞こえるのになかなか登山口に着かない。膝が久しぶりに痛く、下りたくないのだ。
ぼくは街歩きの時も手にはタオルハンカチを持つ。山歩きでは腰にタオルをぶら下げる。その持ち歩いているタオルハンカチを登山口の石段の上に置き忘れてきた。実は登山口の道標を撮っている時に気が付いたのだが、僅かな距離を戻るのが面倒でそのままにしていたのだ。やはり、あった。が、どなたかが風で飛ばないように石を乗せてくれている(図8)。
図8.12:21 登山口の石段に忘れたハンカチ
先ほどの登山者が石を乗せてくれたのだろうか?
何と、セセリチョウの仲間が止まった!イチモンジセセリだ!可愛いねぇー!
図9.12:22 イチモンジセセリ
足を引きずるようにしてゆっくりゆっくり舗装された道を行く。下りがきついところはジグザクに歩く。山神隧道に入ると出口を出た近くの左側に白いズボンを履き、白い帽子を被った人が椅子に座っている。その人に知らせるように大きな咳払いをする。トンネル内に響く。が、その人は動かない。トンネルの半分を過ぎると、それは人ではなくススキである事が判る。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」だ! トイレの広場に軽トラが停まっていた。やはり、工事の人でもいたのだろうか?っと思ってしまった。
短パンの若者が息も切らさずに登ってきた。互いに挨拶をする。すぐゲートだ。ゲートの前に黒い大きな車が停まっている。あの若者の車だろう。何故、膝が痛くなったのかを考えながら歩く。「体重増加とヒルを避けるために焦って登ったせいだろう」っと結論付けた。いつも電気柵にツルニンジンがたくさん咲いていたが、今年は根本からツルが切られている。そうだ。伊勢沢林道にツルニンジンを見に行こう!

2022年10月2日日曜日

キンモクセイの香り!  Scent of Fragrant orange-colored olive!

今朝、ぼくの部屋の庭に面するガラス戸を開けたら、「ん?この匂い!」キンモクセイの匂いだ!庭の隅にあるキンモクセイを見たらあの橙色の小さな花が枝に連なっている。花の状態からすると昨日か一昨日には咲いていたようだ。昨日は朝から山行きなので、恐らく一昨日には咲いたのだろう。来週には木の下はこの小さなだいだい色の花で覆われることだろう。今日一日中、戸を開け放しておこう。今、隣の屋根の上でキジバトがあのデデェ・ポッポッーと鳴いている。
キンモクセイが咲いている

2022年10月1日土曜日

ヒルを恐れて気持ちだけ急ぎ唐沢峠へ  To Karasawa Pass with fearful leeches and feeling of haste

 昨日は、広沢寺温泉無料駐車場の日中も日陰になる木の下に車を置き、トイレに行こうとしたら、停まっていた一台からぼくくらいの年齢の登山者が、赤くて大きな荷物を背負ってストックを突きながら出て行った。駐車場のすぐ横のお宮さんの階段を登り大山に登るのかな?でも、大きなザックだった。車に戻って買ってきたオニギリやパンなどの袋をザックに容れ、GPSをセットし、ストックはザックの横に付けて出発だ。時計を見ると7時だ。何となく爽やかな朝だ!

息を整えながらスースー、ハーハーで歩く。が、何となく身体が重い。橋を過ぎて石切り場付近のところで、見慣れない花が咲いている(図1)。終わった花から細長い豆鞘のようなものが伸びている。葉は対生で7枚の掌状複葉だ。

図1.この花の名を教えてください!
ここの廃屋はもう9割方潰れてしまった。どんな家族が住んでいたのだろうか?それとも石切り職人の飯場だったのだろうか?ここの駐車スペースは砂利が敷かれ10台くらいは車をおけそうだ。次はここに停めよう。
石切り場跡から20分くらいで山神隧道だ。トイレのドアが開いている。仕方がない締めよう。もう一つのトイレのドアも開いていた。終わったら、ちゃんとドアくらい締めろ!と云いたい。ここのトイレが酷く壊されていたことがあった!厚木市の職員が掃除・点検している。
図2.7:37 隧道口とトイレ
トンネルを出ると前方には青空だ(図3)!
図3.7:48 トンネルから出て撮った青空
尾根は三峰に続く
トンネルを出て、左の山側斜面にはシラヤマギクが咲き誇る(図4)。
図4. 7:50 シラヤマギク
図4’. 7:53 シラヤマギク
何だか、身体が重たい。どこかで休もう。休もうと思いながら歩く。左足首にヒルが入ったのか?妙に痛い。まー、ヒルを潰すようにして歩こう。二の足林道終点の看板があり、橋を渡ると煤ケ谷からの道と合流する(図5)。ここを不動尻と云うのだろう。
図5.8:03 不動尻の道標
8:15 登山口に着き、一休みだ!もう、ここで止めようかな?っとさえ思う。左の登山靴を見る。やはりヒルだ(図6)!ヒルを摘んで捨て、靴を脱ぐと血で染まっている(図6’)これだも痛かった訳だ!帰宅して靴を脱いだら血が拡がっていた。靴下の中にもヒルが入っていて潰れていた。
図6.8:16 石段に座ってズボンをたくし上げ左足を見る
図6’. 血だ!
ここでヒルのこともあり辞めようかな?っと思ったが、、、のそりのそりと歩く出す。登り口の道標(図7)で、三峰か大山・唐沢峠のどちらにしようか一瞬迷ったが、ヒルの少ない大山方面を登る。登り始めて下を見るとヒルが鎌首をもたげてフラフラこちらに向かっている。エ?と思ったが、700メートルを超えればヒルはいなくなるだろうとなんとなく気持ちが急ぐ。が、足がついてこない。カモシカ糞(図8)があったが、シャッターを1度押しただけで早々にその場から離れる。
図7.8:40 登山口の道標
図8. 9:01 カモシカ糞だろう!
道標(不動尻まで1キロ)の道標(図9)を過ぎ、不動尻まで1.3キロの道標(図10)まで来る。もう、ヒルは大丈夫だろう。ここで、また、一休みしたいが、まー、トロトロ歩こう。身体が重い。体重が2キロ増えたのがこんなにも辛いのか!夏には毎年体重が増える。それは、大好きな果物のスイカ、モモ、スモモ、ブドウに加えて、トウモロコシを毎日のように食べるからだ。そう、ぼくはご飯よりも果物や根菜類やトウモロコシが好きで、学生の時はリンゴとジャガイモで生活したこともあった。
図9.9:26 道標不動尻1キロ
図10. 9:46 不動尻1.3キロ
シカの角砥ぎの痕がある(図11)。ここで、一休みし、水を飲み、スマホのGeographicaを見る。まっすぐ登らないで、左にそれて唐沢峠に行こうと楽なルートを選ぶ。
図11. 10:02 シカの角砥ぎ痕だ!