「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年4月3日土曜日

キクザキイチゲは北に面する沢

清川村に家を借りた植物写真家のSさんのところに行こうと昨夕用意したが、
途中で気が変わり呑んでしまった。
今朝、7時頃Sさんの家の辺りを車でうろうろするがどの家か分らず。

今日の伊勢沢歩きの目的はイタチ、テン、アナグマやタヌキたちの糞を拾うことだ。
温かくなってきたので、もぞもぞ腐葉土から出てきた虫を食肉目の動物たちが食べ始めていることだろうと、春の糞の内容物を確かめたかった。
しかし、今日はスミレ科の花に目がいき、新しい糞を一個も見つけられなかった。

キクザキイチゲが咲き始めただろうと、雪の残る沢を登るとあった。
花が開いていないので、時間つぶしのために沢を詰める。
3時間くらいして戻ったらやや開いていた。
エンレイソウも開いていない。
明日アップするが、時間をつぶすために沢を詰めて上半身を食べられたノウサギの死体を見つけた。
沢で、皮を剥いて、解体していると上空にはなにやら大きな猛禽が旋回していた。
林道を下っていくと花を撮っているMさんに出会う。

2010年4月2日金曜日

もらったネコの頭骨

昨夕、友人からネコの頭骨をもらった。
棚に置いてあるネコの頭骨を取り出してながめた。
上の写真では、右の二つがヤマネコだ。
下の写真では、左右が逆になる。
右の四つがカイネコであり、右から大きさ順に並べた。
上の写真左から:
山西省産のヤマネコ:中国の留学生からプレゼントされる。
陝西省のヤマネコ:キンシコウ調査で、農民が殺したのをもらう(HPキンシコウの秦嶺山脈参照)。
カイネコのチビ:ノウサギ調査をしていた教え子がキツネの巣の近くにあったものを拾ってきた。
カイネコ:友人から昨夜もらう。
カイネコ:清里の別荘内で死んでいたものが宅急便で。
カイネコ:やまぼうしさんから譲り受ける。

見ても分かるように、ネコは成長するにつれて頬骨弓が横に張り出てきて、
目が正面を向くようになる。
子猫はヤマネコに似る。
ヤマネコはイエネコに比べてオトナになっても頬骨弓の張り出しがすくない。
さらに、いくつかのヤマネコとイエネコの違いが見られたので、HPにそのうちアップしたい。

2010年4月1日木曜日

ようやく葉を広げてきた、、、

金沢林道の続き:
シワシワに小さく丸まって寒く厳しい冬をしのいできたイワタバコが、
おそるおそるシワを伸ばしてきた。
まるで、セミが脱皮して羽根を広げていくようだ。
これからどんどん水を吸い上げて葉を伸ばしていく。
ホトトギスの幼苗も葉を伸ばし始めている。
今日から、4月。桃の節句が終わって、お釈迦様の花祭りだ。
子供の頃、この花祭りに「甘茶」を飲んだが、そのアマチャを爺さんが大事に育てていた。
そんな風習もとっくの昔に消えてしまった。

神奈川県では今日から飲食店でも受動喫煙防止条例が施行される。
それを記念して「性器の進化」を書いた友人と今夕呑むことにした。
ではなくて、友人の退職を祝ってだ。
彼は35年ちかくの学校との隷属関係から解放された。
イワタバコのように手足を広げられるかな?

2010年3月31日水曜日

ササが繁茂しているのは何故?

金沢林道の続き:
鍋嵐一帯は笹藪が少ない。皆無とも云って良いくらいの場所もある。
下を見て欲しい。4,50年まえの昔?はどこでもあったような笹薮だ。
早戸川橋から金沢橋の途中の林道沿いである。
ここは、シカもカモシカもノウサギもネズミたちも生息しているところである。

下は宮ヶ瀬尾根を南下して細尾根を通って「不思議なミズキ」を過ぎて「能の爪」の手前のところの10月の様子である。
下は塩水橋から「本間ノ頭」の途中の稜線の7月の状態である。
下の二箇所では笹薮どころか下草もほとんど生えていない。
上から、3月、10月、7月である。
下の二箇所に下草が無いのは、シカが食べつくしたからであると考えられている。
1970年代に水質汚染や大気汚染の問題が顕在化した時は、京浜工業地帯や自動車の排気による大気汚染が、丹沢のブナ枯れや下草枯れの原因であると騒がれた。

今は、シカによる食害(使いたくない言葉である)だと云う。
それなら、上の写真の笹薮をどう説明するのか?
自分が置かれている現状をヒトに説明できない動物たちに問題を転嫁させているのではないだろうか?
シカは、1970年頃に比べたら圧倒的に少なくなり、
しかも小型化していると思える。
丹沢のシカの狩猟者たちの声を聞きたい。
カモシカは猟が禁止されているために増加していることは確かだ。

2010年3月30日火曜日

寒くても春の草花が、、、咲く

金沢林道の続き
タチツボスミレだと思うが、
我が家の狭い庭に雑草のように生えてくるものとは違って
花が大きく綺麗に感じた。近くにはヤマルリソウも寒いのに花弁を開いていた。
冷たい水がかかる小沢の斜面にはハルユキノシタが咲いていた。
花は綺麗ですよ!
この葉は天麩羅にしたら柔らかくておいしそうだ。

花が咲く、花弁が開くって不思議だ!
マメザクラの花も寒いのに早朝から開いている。
気温、日照時間や明暗、他が絡み合って開く。

2010年3月29日月曜日

冷たい雪の金沢林道

今朝5時に起きる。5時20分、もう外は明るい。
6時55分に松茸山の早戸川口付近に車を置いて歩き出す。
手袋を持ってきて良かった寒い。小雪が舞っている。
今日は、マメザクラとキャンプ予定地の下見が目的である。
金沢林道沿いには大小の十数本のマメザクラがある。
牡丹雪のようになってきた。
丁度満開のようだ。
マメザクラは下を向いて咲くので、雪は花弁から滑り落ちる。
どういうわけかまだ蕾状態の木もあった。

カモシカに遭遇する。
彼はぼくの10メートルくらい前をのそりのそり走り、
林道沢側のガードレールを飛び越えようと2度試みるが、ダメ。
ガードレールに足をぶつける音が谷間に響く。
3度目にようやく飛び越えて、ブッシュで自分が隠れたと思い?
こちらをじっと見ている。
カメラで撮ろうとしたが、何故かシャターが下りない。
3度目くらいでようやくシャターが下りる。
寒いために電池の力が弱まったのだろう。
彼は、この当りを行動域にしているようで、
前の斜面の沢側には糞があり、獣道が走っていた。

今の時季の野生動物はもっとも体力が無い。餓死するのも今頃である。
新芽が芽生えても新芽を食べる力が出ないのだ。
このカモシカ君、無事に生き延びて欲しい。

今日のGPSの軌跡は乱れている。
1メートルから50メートルくらいの誤差がある。
雪雲があると衛星からの電波は乱反射するのかな?

2010年3月27日土曜日

まだ冷たい風だが、、、

今日は久しぶりに晴れたので、GPSを持って外にでた。
まだまだ風が冷たいので、ジャンバーを羽織った。
境川沿いのサクラの花の状態を見にいくことにした。
この界隈には500坪以上もの敷地をもつ農家がある。
庭木のヒサカキがまるでカイガラムシがついているかのような花を咲かせていた。
グミも花を開こうとしてしている。このグミはナツグミかな?
花の咲き終わったフキノトウの横にショカツサイが咲いていた。
この紫色が好きである。
サクラの蕾が膨らみ遠くからみるとピンク色のボンボリのようだ。
こうやって、もう開花しているのもある。
来週、早々には満開になるだろう。
帰路、花屋を見たらミヤコワスレを売っていたので購入。
我が家では、3、4年毎にミヤコワスレを買っている。庭に植えるが、陽が十分に当らないため消えていく。
今度は鉢植えのままで陽の当る場所に置いておこう。
2月までは何度も庭に来ていた、メジロやシジュウカラも3月に入ったらまったく姿を見なくなった。
春の訪れとともに山に戻ったようだ。
彼らの食物となるものも山で採れるようになったのだろう。

2010年3月26日金曜日

ハムスタの死因

2ヶ月前に専門学校の卒業が決まった学生からハムスタのペアーを譲り受けた。
水槽を二つ買って別々に飼い始めた。
が、メスがなんと2日目で死んでしまった。
学生にはお詫びの言いようもなかった。
寒さで死んだものとは思われなかった。
解剖してみたが、病理学的知識がないので内臓を視ても死因は不明であった。
メスが死んでから数日してから今度はオスが死んだように動かなくなっていた。
手の上に乗せるとわずかに口を動かしたので、水を欲しがっていると思いスポイトで水をやった。
スポイトの水を飲んでくれたので、そっと敷き藁に戻してやった。
夕方、恐る恐る敷き藁を取り除いていくと、いきなり噛み付かれた。
元気になっている。
メスの死因は水分不足だと結論した。
尿の臭いがするので、キャベツなどの野菜類を控えていたのだ。
以来、毎日野菜のクズや庭のハコベを容れている。

ハムスタは野菜やナッツなどの餌を入れるとすぐ、敷き藁のどこかに隠してしまう。
ウンチやオシッコをする場所も決まっているので、毎日手際良く捨て去ることができれば臭いも気にならなくなると思う。
ハムスタを飼ったのは始めてなので、机の横に水槽を置いて見守っている。が、日中は敷き藁から出てくることは全くない。夜になると出てきて動き回る。ぼくとは生活パターンが逆である。
オス一匹だけで可哀想だが、このオスの大往生まで面倒みたい。

死んだメスを解剖した時に解体して、骨にした。この頭骨に関してはそのうちアップします。

2010年3月25日木曜日

レリアが咲き始めた!

深紅のカトレアに次いで黄色のレリアLaeriaが咲き始めた。
カトレア、レリア、オンシジュームは中南米のラン科の花である。
これは一昨年の秋に捨てるようにして花屋の戸外の隅に置かれていたものだ。
名札もついていたなかったのでカトレア属だと思っていたがレリアのようだが、どうだろうか?
名札までなくなった花の終わったラン類は、100円ショップで売られるかのような値がついて売られる。
それらを育てると翌々年には花が咲いてくれる。
草花はその葉の色艶で、水を飲みたい、日光が眩しい、食物が欲しいと語りかけてくれる。

2010年3月24日水曜日

沢沿いは春は遅れているが、、、

林道を歩いていると日当たりの斜面には、
タチツボスミレ、キランソウ、ヤマルリソウが、、、、。
上:キランソウ、下:ヤマルリソウ
しかし、谷間には
残雪がある。
ミソサザイの春だ!春だ!と鳴き叫ぶ声がにぎやかだ。
沢を歩くのはやはり大変なので、巻いて遡上する。
最後の岩場の水場でも、ウワバミソウやホトトギスの芽生えもまだだった。
帰ってきて、GPSで軌跡を見ようとしたら、何故かWayPointだけしか記録されていない。
最後の岩場のWayPointは黍殻山避難小屋から500mくらい離れたところであった。