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2024年12月11日水曜日

イタチ科の動物の上顎の下顎窩の構造                    The structure of Fossa mandibularis in Mustelidae's maxilla

 アナグマはイタチ科なので、イタチ、テンの頭骨底面の下顎窩を見た。アナグマより小さいが下顎頭を前後・上下で支える構造になっている(図1)。下顎頭はしっかりと上顎骨の下顎窩に収まっている(図2の赤線で囲まれた枠内を参照)。アナグマのモノと殆ど変わりがない。

図1.イタチとテンの頭骨底面からの顎関節の構造
図2.テンの頭骨左側面からの下顎頭と上顎の下顎窩
赤線で囲った部分

図3は独協大医の「哺乳類頭蓋画像のデーターベース」からのカワウソの下顎窩部分を赤線で囲んで示した。図2のテンの下顎窩と同じようにカワウソの下顎頭は下顎窩の前後の突起に囲まれる構造になっている。

図3.カワウソの頭骨左側面からの下顎窩部分
つまり、イタチ、テン、アナグマ、カワウソのイタチ科の動物は全て上顎骨の下顎窩の前後に突起があり、しかも後突起が下顎頭を囲むように伸びている。下顎骨が前後に移動しないのだ。このことは食物を上下にシッカリ嚙み潰せる事を物語っている。

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