「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年10月31日水曜日

丹沢実習 The Tanzawa outdoor excercise!

今日は、専門学校の丹沢実習だった。
Chen君が休みだったが、教務のMさんが参加した。
本厚木駅前から7:40発宮ケ瀬行きのバスに乗って、土山峠で降り、堤川林道に入る。
歩き始めて間もなく、堤川林道沿いの斜面に取り付き尾根を目指して登る。
尾根に出てから、宮ケ瀬尾根との出合いまで南西を目指して登る。これで汗をかいた。シカ柵を巻いたり、潜ったり、乗り越えたりをしながらさらにもちろんメインの自然観察をしながら宮ケ瀬尾根との出合の岩のピークまでバスを降りて歩き始めてから2時間20分かかった。
11:07宮ケ瀬尾根との出合の岩のピークで
この岩のピークから、宮ケ瀬尾根を南下して、堤川林道とハタチガ沢林道との出合の場所でお昼にした。ここで、この年の丹沢実習では初めてMSRでお湯を沸かして、インスタントラーメン、インスタント味噌汁、ウィンナーを食べ、最後に甘いカフエオレを皆で飲む。
13:05堤川林道とハタチガワ沢林道との出合で
上の集合写真後、堤川林道に下りて、土山峠14:56発のバスに乗って戻る。歩いた距離はGPS上では約8キロであったが、フィールドサインと秋の景色で心地良い疲れで自分としては充実した実習であった。

2018年10月30日火曜日

懐かしい人々との再会  Reunion with nostalgic people!

先週末から忙しい日々が続いた。
土曜日が、新橋で釧路湖陵高校の東京同期会、日曜日が専門学校で高校生向けの授業、月曜日の昼が横浜東口のそごう10階の「イルピノーロ スカイテラス」でタンザニアで23,4年前に知り合った青年協力隊の人たちとの昼食、その日の夕方6時から池袋で釧路市立鳥取小学校の松組の会があった。いずれも懐かしい人たちとの再会だ。
あまり飲まないようにしたが、そうも行かなかった。

下は、月曜日の昼食の後、マクドナルド横浜ベイクォーター店でコーヒーを飲みながら海面を見つめお喋りをする。
ボラの子供の集団が海面を飛び出て水面がすごく泡立っていた。

そうそう、「イルピノーロ スカイテラス」の昼食は、一人1980円で乾杯スパークリング付き、オマール海老のパスタや前菜3種、豚のグリエなど全4品だった。海老と銘柄豚が旨かった。また、パスタのスパも旨かった。
たまーにはこんなお昼も良いものだ。ぼくは、夜もあったので飲んだのはスパークリングワインだけ!ネット予約した。

2018年10月26日金曜日

日本の秋の風景  The landscape of autumn in Japan

お昼を食べて、境川沿いを散歩してきた。ほぼ8キロを1時間半かけて歩いた。
境川の両側には川に沿って遊水地がつくられており、ビオトープのような池があるのはほんの一部であり、大半が野球、テニス、サッカーなどの運動競技場となっている。今日のような平日は定年退職者と思われる人たちがユニホームを着てソフトボールの試合を行っていた。
散歩している人を除いて、自転車に乗っている人、ジョッギングしている人は頭から足の先までそのスタイルであり、特に自転車乗りはヘルメット、サングラス、グローブ、シャツ、パンツ、靴下、靴にお金を掛けており、それよりも自転車にお金を掛けている。ママチャリなどでは走っていない。
そんな、舗装されたサイクリング道路は避けてぼくは砂利道や少し離れて農道を歩く。
小学校の国語や社会の教科書で見たような農村の秋の風景だった。
稲わらを燃やす匂いが懐かしい

カラスかヒヨドリかに食べられた柿の実

赤い実が目立つので近づいて見るとシロダモだった。

2018年10月24日水曜日

貰った大きな柿と梨  Big Nashi pear & Big fruits of Kaki persimmon that were gotten.

いつも野菜を貰う知人から大きな柿の実と梨を貰った。余りに大きいのでしばらく食べずに玄関の靴箱に上に置いておくことにした。
下のパソコンのキーボードからその大きさが判るだろう。
先ほど、専門学校から帰ってきて、この柿を剥いて食べた。タネ無しだ!穏やかな甘さだ!食べやすい。
大きなタネ無しの柿の実

今日水曜日は火曜日に引き続き専門学校だ!専門学校へは、JR東海道線に乗って行く。戸塚から乗ることもあれば、横浜から乗ることもある。
朝、6時半に家を出て、その日の気分によって横浜市営地下鉄か相鉄線に乗る。地下鉄や相鉄線はぼくの家からの最寄り駅が始発なので、必ず座れるが、戸塚や横浜は満員電車となる。
戸塚や横浜でJR東海道線に乗ると、イヤな思いをすることが多い。そのイヤな東海道線で、自分だけのささやかな喜びというか安堵感を持つことがある。それは、吊革をつかまえ、前後左右というか回りの人からもとくに押されず。しかも回りの人もぼくを気にかけず、ぼくも回りの人を気にかけないで済む時である。この駅から駅までの10分くらいのささやかな喜びの時間があると、その日は気持ち良く授業を始めることができる。
しかし、通勤電車でイヤな思いをすること多く、多くの通勤者は月曜日から土曜日までの6日間の毎朝、疲れた身体でさらにイヤな思いをしているのだ。その点、ぼくは週に2度だけだ!もっともっと我慢しなければいけないと思う毎日である。

2018年10月22日月曜日

今の時季にテンが食べているものの大半がサルナシ The most food which the marten eats is arguta fruit in this season.

今回の大山北尾根実習で、見つけ拾った糞はテン糞で、タヌキのタメ糞跡は何か所かであったが、形のある糞塊は無かったので、拾わなかったが、タメ糞跡にはたくさんのヤマボウシの種子が散らばっていた。タヌキは落下したヤマボウシの実を食べたのだ。恐らく落下したサルナシの実も食べていただろう。
以下に、見つけたテン糞1~5の写真と水洗いした時の内容物を示す。
テン糞1
サルナシ種子・果皮、直翅目メス産卵管3個・外骨格・翅

テン糞2
サルナシ種子・果皮

テン糞3
サルナシ種子・果皮、ヤマボウシ種子、直翅目産卵管・肢

テン糞4
サルナシ種子・果皮、直翅目産卵管・肢

テン糞5
ヤマボウシ種子、キブシ種子
これら5個のテン糞の内容物を表1にまとめた。5個中4個のテン糞にサルナシが含まれ、今の時季はサルナシがテンたちの主要な食べ物であると言える。ヤマボウシの種子も2個の糞に入っていたが、テン糞3では
1個だけであり、テン糞5では3個だけであった。木の枝についているヤマボウシの果実を見なかったので、落ちている物を拾ったのかもしれない。テン糞5ではヤマボウシの種子の他にキブシの種子がたくさんあった。早くもキブシの実食いになっているのが驚きだ。
テン糞5はネクタイ尾根の張り出し部分の標高1150m付近にあった。
表1 テン糞5個の内容物
植物質はそれぞれの果実の種子や果皮が糞に混入し、直翅目では産卵管や肢が含まれていた。


2018年10月21日日曜日

久しぶりの大山北尾根 16号鉄塔ー大山山頂・バス停

16号鉄塔下で休み、13:15までの30分をランチタイムとした。休むと冷えるので皆に防寒のためにレインギアの上着を着てもらった。
集合写真を撮って出発だ!
16号鉄塔から少し下って再び登り始める。カマツカの木が何本もあり赤い実をたくさんつけている。直ぐ小ピークに達し、再び少し下る。
写真2 カマツカの実
稜線の西側は崩落している。その際に尾根道がついている。
写真3 小ピークの4人、元気だ! 
写真4 アカモミタケを持ち帰る
ミズヒの頭を過ぎ緩やかな尾根を下っていくと鞍部にヌタ場だ。イノシシの毛があり、カモシカの糞があり、シカの足跡があった。偶蹄類が皆ドロ浴びをして外部寄生虫を落とすのに使っている。
学生たちは、毛を一本一本泥から採取したのをチャック付きのビニールの小袋に入れる。
写真5 鞍部のヌタ場
写真6 これは、大きなシカの足跡だ!
写真7 カモシカ糞だ!
Yamoto君とChen君がシカの角を見つける。ぼくは気が付かなかった。
写真8 シカの角を持つChen君
西沢ノ頭への登りでタヌキのタメ糞跡があり、周りに無数のヤマボウシの白っぽく見える種子が散らばっている。糞虫が糞を運んだ穴も見える。
写真9 タヌキのタメ糞跡だ!
Chen君が再び先に行く。しかし、どうもおかしいので、「ホッホッーホー」と声を張り上げると、何と右手の方から「ホー」と返事がする。獣道を行ってしまったのだ。西沢ノ頭で落ち合う。
写真10 膝が痛いMikuさんをアテンドするH担任とYamamoto君
また、タヌキのタメ糞だ!しかし、しっかりした糞塊?糞粒?がないので、拾わなかった。やはり、ヤマボウシの種子が散らばっている。
写真11 タヌキのタメ糞 
こんどは、サルナシの種子と果皮ばかりのような少し太めのテン糞だ!
写真12 テン糞だ!大きいのでメスのかな?
写真13 テン糞と思って拾うが、カモシカ糞を誰かが踏んづけたものかもしれない。洗ったらテン糞だった。
今日のChen君は足が軽いようだ。体重を10キロ減量したせいだろう。ぼくは、なかなか減量できない。このような山行で2キロは減るのだが、、、。
写真14 絶好調のChen君
写真15 また、トリカブトだ!
木の根元からナラタケっと思ったが、茎にツバがついていない。ナラタケモドキだ!半分を残してゲットだ!
これとアカモミタケを翌日連れ合いと二人で味噌汁にして食べようとした。味噌汁を作っている連れ合いが叫ぶので、何事かと行って、キノコを煮ている鍋を除くと汁が墨汁のように真っ黒だ!え?どうして?マイタケなら判るが、アカモミタケとナラタケモドキを一緒に煮たら汁が黒くなる?連れ合いは、気味が悪いと云って味噌や大根下ろしを入れるのを止める。
ぼくは、アカモミタケとナラタケモドキのカサ2枚を皿に取って醤油をかけて食べてみる。ん?ナラタケモドキで、ナラタケと同じだ。さらに、2枚取って食べる。連れ合いは食べないと云う。ぼくも残りはさらに黒くなったので、後ろ髪を引かれるが捨てることにする。
どうして、墨汁を流したような汁になったのだ!
写真16 ツバがないのでナラタケではなくモドキだ!
晴れていれば、富士山が見える場所に来ても富士山は灰色の雲に隠れている。リンドウがあった。
写真17 リンドウ
写真18 曇り空で富士山が見えず、残念!
写真19 最後の登りを頑張る!
写真19 脚立を乗り越える
山頂には、太った男性の登山者が一人いた。ガスストーブでお湯を沸かしていた。ぼくらは集合写真を撮って、登山者にお先に!っとロープウェー駅を目指して下る。
写真20 山頂で集合写真
何と、途中で、山頂にいた登山者に追い抜かれる。もう、ロープウェーの最終便に乗ることを諦める。Mikuさんの膝が痛そうなので、Chen君とYamamoto君が彼女の荷物を代わるがわる持って下る。
それでも、彼女の膝は大山の下り道には酷過ぎる。見かねたChen君が背負おうと申し出るが、急坂だし、大きな岩がごろごろの道なので、辞める。秦野駅からヤビツ峠までのバスでは、彼女はぼくに席を譲ってくれた。50分くらいもザックを背負って立ってバスに揺られていたのだ。
17:15に阿夫利神社下社への急な階段に辿り着く。
写真21 下社への急な階段で
参道(女坂)に沿って、要所要所に街灯の明かりがついているので、ヘッドランプの明かりは必要ない。この参道の街路灯には助かった。
夜、暗くなってからでも下社までのお宮参りをする人がいるということなのだろう。
写真22 伊勢原の街の灯りが、、、
写真23 ウマオイのメスがいた。
4日たった今日もまだ両足の腿の筋肉痛で、椅子に座るのも立ち上がるのも辛い。

2018年10月20日土曜日

久しぶりの大山北尾根 地獄沢橋ー16号鉄塔下

地獄沢の右岸の尾根に県道から登るトレースがついている。ほぼ11:00になだらかな勾配の広い尾根を登り始める。
写真1 ホコリダケの幼菌かと思ったが、成長して、、
写真2 ホコリダケを割ると胞子になりかけていた
写真3 ツチグリの胞子が飛び去った物
もう、この辺りからChen君はぼくらの遅い歩きに嫌気がさしたのか先に行く。北尾根の稜線と出会ったピークで待っているように言う。
写真4 リスかムササビの巣材だ!スギ皮の形成層ふきんを細くしたもの
写真5 センブリだ!
 登る途中からセンブリが至る所にあり、こんなにあるのだから葉を少しもらって皆で葉を齧る。目が覚めるくらい、凄く苦い!センブリ茶だ!
写真6 センブリがたくさん
センブリが出てこなくなったら、こんどはウラジロノキの実が落ちている。学生たちに噛んで味わってみるように勧める。リンゴのようだ。タヌキはさぞかしこれらのウラジロノキの実を喜んで食べているだろう。もっとも今の時季はこの実よりもヤマボウシの実の美味しさにはかなわないかな?
写真7 ウラジロノキの果実
写真8 ホトトギス果実をつけている
テン糞だ!が、ぼくは気が付かないで登ってしまった。Yamamoto君に教えてもらう。サルナシの種子と果皮が見える。他に何か食べているかな?ウラジロノキの実はこの糞のマークとして置く。
写真9 テン糞1
おー、またテン糞だ!これもサルナシを食べたものだ!
写真10 テン糞2
「ホッホッホー」と声を出してもChen君の反応が聴こえないので、Yamamoto君に先に行ってもらう。合流したら稜線との出合いのピークで休んでいるように伝える。
またまた、テン糞だ!16号鉄塔への補修整備のためのプラスチック製の階段がついている。その上にしている。これもサルナシ食のものだ!
写真11 テン糞3 2ヶ所にあるのを拾う。
この階段を登っているChen君とYamamoto君の姿を見つける。彼らはぼくらを待っていてくれる。
タヌキのタメ糞跡だ。新しい糞の塊が見つからないので写真を撮っただけ。
写真12 タヌキのタメ糞跡
12:40に16番鉄塔の足を支えるコンクリートの台に座る。遅れてきたMikuさんとH担任は下の場所で大きなイノシシが突然逃げ去ったので、驚いたと声を上げる。下の写真だ!ぼくはそこを通ったのにイノシシは反応しなかった。結局、ぼくは今回哺乳類は何も見つけられなかったが、H担任は、イノシシ、シカ、ムササビを見ている。
写真13 16番鉄塔に到着
ここで、お昼とする。30分のランチタイムだ!Chen君が大きな塩羊羹を持ってきて、ナイフで切って巾5センチ位を皆に渡す。とても今は食べられない。彼は、大きなハンバーグ、太巻き1本、唐揚げ、その他を食べる。ぼくは持ってきたミカンを手渡す。Mikuさんからまるでミートボール大のタコ入りオニギリが皆に手渡される。
晴れていたが、登ってくる途中で曇り空になった。休んでいると寒くなってくるので、防寒のためレインギアの上を着る。このクラスは学生数は4人だけで、一人は長野のNPOの団体に研修に出掛けていてこの実習には参加できず。仲良しの4人なので一人が欠けてちょっと寂しい。
写真14 3人の学生
13:15になったので、「行くぞ!」と声を掛け、先ず、ここで集合写真を撮る。
写真15 集合写真