「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年7月30日土曜日

ガガンボモドキだ!

早戸川沿いを歩いていた22日(金)時である。足元の岩陰で見慣れぬモノがバタバタさわいでいる。ガガンボモドキだ!ガガンボモドキはしっかりと同定したことはなかった。蚊のでかいヤツがガガンボモドキなのだろうくらいにしか思っていなかった。
ガガンボモドキは行動学の教科書では超有名?な虫でもある。動物たちが異性を選んで交尾することを性選択という。これはダーウインが最初に注目していたことである。
この性選択には、異性をめぐって同性同士が争い、勝者が異性と交尾する権利をもつ同性内選択と、異性が好みの異性を選ぶ異性間選択がある。
発情期にオスジカたちが角を突き合わしてぶつかり合い、勝ったものがメスグループに入ってメスたちと交尾できるのが、同性内選択だ。また、クジャクのオスたちが尾羽を広げてメスの前でディスプレイをして、メスが好みのオスを選ぶのが異性間選択である。

ガガンボモドキは、求愛時にオスが持っている餌となる昆虫の質と量によって、メスが交尾時間を決めるというものだ。美味しそうで量が多い餌を給餌してくれるオスとの交尾時間は長くなり、オスは、十分な精子をメスに送り込めるというものだ。
なんと、ガガンボモドキのメスはヒトのメスと似ているんだ!とは思わないで欲しい。この行動はメスにとって当たり前だ!

さて、下のガガンボモドキは3匹がなぜか争っている。これはどうしたことか?
はじめに繋がっていたもの同士の2匹になった。
じゃー、上の写真の右の個体はオスで、何か餌を持ってきてメスに求愛しようとしているようだ。
しかし、下のオスの持ってきた餌の方が良かったから、このペアになったのだ!
と考えながら撮った。 

下は、クモキリソウではないかと思うものである。 
残念ながら花が終わっていた。 
これから、スリランカにサルを見に行ってきます。
と言うよりも、連れ合いたちとの旅行である。スリランカはカオムラサキラングールやなによりもニホンザルと同じマカク属のトクモンキーがいるので楽しみである。

2011年7月29日金曜日

ハナイカダ、エビガライチゴ、ヒメコウゾなどの種子の形と大きさ

本谷林道で採取した果実のタネ
ハナイカダである。
この種皮の模様、キイチゴ類の仲間に似ているぞ!
エビガライチゴの種子だ。
キイチゴ類はどれも種皮がこのような網目模様だ! 
ヒメコウゾの種子だ。
果実を三粒採取しただけなのに小さなタネがたくさんある。
種皮の表面がイガイガしていて、クワの種子とは違う。 
ミヤマザクラの種子である。
サクランボは一個の果実に一個のタネだ。
表面のシワシワ模様が他のサクランボには見られない特徴かな? 
ヨコグラノキの種子、乾いた状態だ。
V字型に切れ込んでいる端に果柄がつく。 
なんだか、食肉目のテンやアナグマたちが何を食べているのか、彼らが残した糞から調べようと思っていたら、いつの間にか果実のタネを調べることになっている。
彼らが食べているものは果実の他に節足動物があるのだが、これは外骨格、触覚、脚などはわかっても種までは同定できない。昆虫に詳しい仲間が欲しい。


2011年7月28日木曜日

良く似たオオクマヤナギの種子

早戸川沿いで見つけたテン糞の内容物の種子と良く似たオオクマヤナギの種子を同じ方眼紙上で比べてみた。
種子の数を同じにした。違いが判りますか?
今まで画面が暗いようなので明るくした。クリックすると拡大
同じ12個の種子だ。左が一回り大きいのが判るだろう。
左は早戸川沿いで拾ったテン糞のもの、
右は本谷林道沿いで採取したオオクマヤナギの種子。
テンが食べた果実は、十分大きくなって熟していたものであるだろう。
左のオオクマヤナギは僅かに残っていた赤や黒の果実からのものだ。
左のオオクマヤナギの果実は動物たちに取り残されたものなので、
大きく育たなかった未熟な状態のものであるのかも知れない。
しかし、果実はそうだとしても、種子までこのように一様に小型になるだろうか?

来年のオオクマヤナギの果実もしっかり採取して種子を比べなければならない。
また、他のクロウメモドキ科の植物の種子も採取して比較しなければ、
テン糞から出てきた種子が不明のものとなる。

早戸川沿いで見つけたテン糞(内容物)のタネを求めて!

7月25日にテン糞とハクビシン糞をアップした。
ハクビシンの内容物は、やまぼうしさんとの果実探しの歩きでミヤマザクラのタネで確定した。
テン糞から出てきたタネは難しくまだ確定していない。
下がアップしたテン糞を構成していたタネだ。
6-7ミリの長径で、長径の中央に溝が走る。
同じ一ミリメッシュの方眼紙の上に三種類のクロウメモドキ科のタネを乗せた。
上中央はオオクマヤナギ
左はクマヤナギ、右はヨコグラノキの種子だ!
一見すると上中央のオオクマヤナギのものにそっくりだ。
しかし、テン糞のタネよりも一回りも細く、小さい。
上のテン糞のものはどれも短径が2ミリ以上ある。しかし、オオクマヤナギのものは1ミリちょっとだ。長径も1ミリくらい短い。 
テン糞に入っていた状態の果実。
タネが一個入っている。
もともとの形はリンゴのように丸いというよりも少し洋ナシ状に近いか? 
下は、クマヤナギの果実の状態 
ヨコグラノキの果実、種子と葉 
オオクマヤナギの果実と葉 
種子の形状や大きさからはオオクマヤナギのものが一番似ている。
しかし、テン糞の種子とは違うものだ。

今回、やまぼうしさんに教わったヨコグラノキの種子の形状や大きさを見て驚いた。
葉や実と一緒に写っているタネ、あるいは三種類の右のタネ。
小麦粒にそっくりなのだ。
丹沢の夏山で、この小麦粒の塊でできたようなサル糞を見つけることがあるのだ。
確か、写真に撮っているのだが見つけられない。
これまでは、農耕地に出て、小麦畑を荒らしたハナレザルの糞だと思っていた。
ぼくが間違っていた。サルに濡れ衣の着せていたのだ。
ヨコグラノキの果実を食べていたなんて!
もっともヨコグラノキという名前を知ったのもやまぼうしさんのお陰だ。




2011年7月27日水曜日

清川村の道祖神と男根

昨日は本谷林道を歩き、伊勢沢まで足を伸ばした。
ミヤマザクラの果実とオオクマヤナギやクマヤナギの
果実を見つけて、種子を観察する目的であった。
案内役の先生はやまぼうしさん。
ヨコグラノキの果実や種子まで観察・採集でき、これまで疑問に思っていたサル糞や他の動物たちの糞の不明な内容物が一気に解決した。これらのことに関しては資料整理と水洗いがまだなので次回にアップしたい。

朝、6時に出たら清川には7時に着いてしまった。
1時間も早くついたので、八幡神社の周りを散策した。
鳥居の階段の横にひっそりと鎮座していた。道祖神、、、。
その中に男根がある(右端)。クリックすると拡大します。
裏からみるとリアルに彫られている。 
ぼくは、勃起した男根は威嚇・防衛のシンボルであると考えている。
道祖神たちの前に鎮座しているのは、清川村の守りとして、さらには旅人たちの
安全を祈願してのものであると考えられる。
常々ぼくは勃起した男根は子宝を求めたり、夫婦円満を願うものではないと、サルの行動観察から考えていたので、このように道端に道祖神と一緒に祀られているは、ぼくの考えを裏付けてくれるものであると思い、凄く嬉しい発見であった。

この神社周辺はいろいろ見るべきものがあり、1時間があっという間に過ぎてしまった。

2011年7月26日火曜日

早戸川沿いで

早戸川沿いを歩いたが、雷平まで行けなかった時の続き
伝道の登山口にあるツノハシバミ
この果実、ハシバミの実と同じように炒って食べられるようだが、、、
まだ、食べたことがない。
それにしても何故このような形になったのか?
ケンポナシ同様奇妙な実だ。
さて、今日はこれからやまぼうしさんたちと丹沢で木の実採集だ。
お昼はインスタントラーメンにしよう。

2011年7月25日月曜日

早戸川沿いで見つけたテンやハクビシンの糞内容物

16日の早戸川沿い歩きで2箇所で新しい糞を見つけ、ゲットしてきた。
昨日、それらを水洗いした。
下は、岩の上にこれ見よがしにあったテン糞である。
見たところ、ウワミズザクラかマメザクラの果実を食べた糞だと思った。
水洗いして出てきたのは、果皮と種子であり、種子だけを取り出したのが下の写真だ。
長径6、7ミリの大きさで、縦に割れ目がはいってる。
これ、サル糞の中にも以前入っていた果実の種子だ。 
果実と種子の様子。生乾き状態だ。
テンは何の果実を食べたのだ?
今、熟している果実は?教えて欲しい! 
ハクビシン(多分)の糞だ。
これこそヤマザクラの果実を食べたものだと思った。
念のため採集し、水洗いした。が、見事なほど特徴ある表面の種子である。
これもテン糞の果実と同じように一つの果実に一つの種子だ。
この模様、見たことがある。が、思い出せない。
ソメイヨシノの種子よりも一回り小さい。
ハクビシンは木に登ってこの果実を食べたのだ。
まったく土砂が混入していない。
テンやハクビシンがそれぞれ食べた果実は違っていた。
糞の色、見た目は黒紫色だ。
今の時季に生る木の実で黒っぽいのは何だろう?
当てずっぽうで良いから、今の時季の木の実を教えてほしい。
(クリックすると拡大します)

2011年7月24日日曜日

増水の早戸川

(Dellノートパソコンでアップ)
最初の橋が流されていた。
ここを右から左へ渡渉する。
セミ、これってヒグラシでしょう?がぼくが動く度に追いかけるように鳴く。
8月に入ったら、テントを持って雷平かその周辺で一泊したい。
生の鹿肉(高宕山実習の残り)があるので、スキ焼で食べたい。
isa隊員いかがですか?クモキリソウ(多分)を見つけました。
テントは二人用、三、四人用があります。
ナデシコの仲間が咲く時季が良いかな?

2011年7月23日土曜日

凄い水量の早戸川

今朝、6時に家を出た時は、雷平から蛭ヶ岳へ行くつもりだった。
松茸山登山口付近は早くも車がいっぱい。
早戸川沿いは各所で土砂崩れの跡、すでに土砂や岩、木は車が通れるように取り除かれている。丹沢観光センター付近で大勢の子供たちと付き添い。どうもセンターに泊まっているようだ。横浜の外遊びが中心の幼稚園かもしれない。
魚止め橋を過ぎて砂利道に入り、ヘアピンカーブで駐車する。
早戸川の流れの音がうるさいくらいだ。

(下の場所はいつも土砂が崩れている)
 涼しいくらいだ!
伝道の雷滝・大滝までの看板が新しいものになっている。
各所で標が新しくなっている。
造林小屋である。誰かが泊まっているようだ。

ここからの腐った木の橋は、そのままで修理されていなかった。

ぼくが歩くと、ヒグラシが叫ぶように鳴く。
丸太橋が流されているので、渡渉する。冷たい!
流れが速く、足を川底から離すとそのまま流されてしまいそうだ。
もう一箇所、ここは川幅が狭いだけ、深く流れも急なので、諦める。
帰路、最初の渡渉したところで靴を脱いでいると、若者がやってくる。
どこを渡ったか?と聞いてくるのでストックで指し示す。
彼、そのまま流れに入る。下流を背にしながら、ゆっくり一歩一歩のカニ歩きだ。
礼を言って、歩いていく。沢歩きのスタイルなので彼ならぼくが渡れなかった箇所を渡れるだろう。
渡り終えて足を拭き、腐った橋を渡っていると30代の単独行がまた一人、登ってきた。雷平から丹沢山でも登りそうな大きなザックだ。
丸木橋のことを聞かれた。気を付けてと言う。
伝道で、ゆっくり林道を下っていると、今度は30代のペア登山者。
恐らく二人とも最初の渡渉も無理だろう。

パソコン、昨日1日かかって初期化したのに、やはりオカシイ。
画像をアップできない。
新鮮なテン糞とハクビシン糞を見つける。
どちらもヤマザクラの果皮と種子からなっていた。

2011年7月22日金曜日

袋角のオスジカ-野生動物とダニ-

高宕山実習の続き:
お隣のSさんからはシカの頭や脚ももらう。
角に皮が被っている。いわゆる袋角の状態である。
春過ぎになるとオスジカたちは角が伸び始める。
このオス、一本だけであるが、これから更に枝分かれしていくのだろう。
このシカ、翌朝もものすごい数のダニがくっついている。
おそらく、この頭の部分だけでもコップ半杯くらいの数のダニが血を吸っていたのだろう。
シカ一頭にはどのくらいの数のダニやヒルがついているものなのだろう。
以前、丹沢の道路で、轢かれて間もないアナグマの死体を見つけたが、
アナグマの身体からまるでアメーバーが触手を伸ばすかのように放射状にダニが道路に拡がっていた。
野生動物たちは、ダニやヒルに血を吸われても元気に生きている。
実習中も昨日のテストの採点及び評価付けまでたいして気にならなかったが、昨夜は気が抜けたのか身体中のあらゆる部分が痒く、掻きながら寝ていた。さらに、今頃になって山歩きでぶつけたところが痛く感じる。
野生動物たちは、痒いとか痛いなんて感じる余裕の時間は少ないのだろう。
身体を地面や木や岩に擦り付けたところで、痒さは一時凌ぎだろう。
ぼくらは、痒み止めをつけたりすることができるから痒さを凌げるが、緊張の連続だと痒みや痛さも忘れてしまうのだ。
(写真はグロテスクなので、少し離れて撮った)
これは、解体されたイノシシの頭骨と四足のヒズメである。
オスイノシシであるが、犬歯の発達が悪いので、まだ、二歳くらいと見た。 
これらの頭は専門学校に持ち帰ってもらった。
Ame君とMatさんとで、剥被し、除肉し水に浸けたようだ。
足は乾燥標本にするために冷凍庫に容れてもらった。

2011年7月21日木曜日

二泊三日の高宕山(続々)

3日目、イノシシの解体を見た後、高宕川の沢へ
沢で、橋桁の跡の穴に飛び込む学生たち

パソコンの調子が良くない。いよいよかな?と思っている。
今、ちょっと前、昨日の慶應日吉の授業の試験、約500名分を採点し終える。
で、またまた腰が痛くなった感じだ。
でも、これで夏休みなので、大丈夫!

2011年7月20日水曜日

二泊三日の高宕山(続)

二日目の夕食はバーベキュだった。何と突然、お隣のSさんから
シカを半分頂いた。皆、大歓声だ!
シカの肋骨部分をバラスY君とK君 
塩・胡椒で焚き火で焼いたスペアリブは旨かった!
皆、満足したことだろう。
こちら、一人でハーパーを飲み、テントを開けたままで寝たため、
体中が虫に刺されてまだ痒い。
三日目の朝、学生たちがサルを見つける。
高宕山へ行く予定が、またまた予定外の吉報が届けられる。
イノシシが捕まったので、解体するので見に来ないかというものだ。
野生動物保護専攻の学生たちに、何故イノシシを捕獲し、殺さなければいけないか話す。また、豚肉や牛肉は家畜を殺して解体して、ぼくらは食べているのだ。
美味しいところだけを食べ、嫌な部分に目を覆うな!しっかり見ること!
お昼を持って石原種豚場へ行く。途中の道で新しいサル糞が落ちている。
イノシシは既に屠殺され、吊り下げられていた。 
先ず、肛門部分を輪切りにして、そこから腹を胸の方に裂く。
腸があふれるように落ちる。
巨大な肝臓が取り出される。学生たちは息を詰めて真剣な表情で見ている。
皆、野生動物保護専攻の学生だけあって目を逸らす者はいないことが嬉しい。 
前脚と後脚と頭をもらう。
頭や足を持って!
暑い中、皆、しっかり見ていてくれた。
昨日いただいたシカもここでバラシタもので、石原さんに感謝!
After that, we went to the river in order to play and get cool.

2011年7月19日火曜日

二泊三日の高宕山(千葉)

東京コミュニケーションアート専門学校の高宕山実習があった。
16日は、約一時間の富津市宇藤原のアスファルトの道を宿舎まで歩いた。
始めて参加の1年生が一人暑さでバテたので、車に乗ってもらう。
宿舎周辺も暑いので、沢に行く。が、房総半島は高い山が無いので、
沢の水は温い。
帰路再びお昼前に登った道を宿舎まで、うだるような暑さであった。
ただ、ヤマユリの香りを運んでくれる風が唯一の救いだ。 
最初の夕食がハヤシカレーだったので、アジを30匹買い
タタキやなめろうにするこれが旨かった。
翌朝、宿舎の前の竹林で学生がサルを見つけ、斜面に入る。
逃げられたが、タケの食痕があった。 
宇藤原・231ピーク・谷田往復・東海自然歩道に出て・大崖・石射太郎・台倉を
回って宇藤原の宿舎に戻る。
谷田の水田跡にあったキョンのコドモの糞
下は、大崖で休む一年生。 
かってニホンザルの餌付け場所であった石射太郎も、
日向で暑いので素通りだ。
着いて来られない学生が出るので、休む。
二日目の夕食はバーベキュだった。
お隣りさんからシカ肉を半身分いただく。
スペアリブが旨かった。
腰痛を治すために、二週間パソコンにもあまり向わず、駅の階段もエスカレーターを利用する。
実習の前日まで貼り薬に頼っていたが、山歩きは問題ナシだった。
これからはストレッチをしようと思っている。

2011年7月12日火曜日

朝日の中のフウランの香り

二鉢のフウランは開き、風雅な香りを漂わせている。
この香りといい、ジンチョウゲ、スズラン、クチナシ、ライラック、キンモクセイ、
何よりも、スイカズラやバイカウツギ
そして濃厚なヤマユリ!
このような香りに包まれると気分が落ち着くから不思議。
あと、もう少し、がんばらなければ。

2011年7月10日日曜日

肉体と精神がアンバランスだ!

昨年暮れから屋内に取りこまずに庭のナツツバキの枝にぶら下げている
フウランの花が咲きそうだ。
明日には開いて素晴らしい香りを漂わせてくれるだろう。
フウランの下にはオオバキボウシも咲き始めている。
梅雨が明けたら、清々しい空模様である。 
ナツツバキの果実も膨らんでいる。 
今週末までに、この腰痛をなんとかしなくてはと、先週水曜日に
整形外科で診てもらう。予想通りの診察内容と結果であった。
治すには、安静が一番ということで、歩き回ることで快復を遅らせていたようだ。
飲み薬と貼り薬が処方されたが、
飲み薬は2回飲んだだけでもう胃がムカつくようになった。
胃薬も出ているが、繊細なぼくの胃壁にはダメなようだ。
要は、筋肉を使わないことなので、パソコンに向わないを実行している。
今朝は、ん?腰の重苦しさが無くなったと思い、パソコンに向ったら
案の定重苦しくなり、すぐギブアップ。

週末から千葉の高宕山での1、2年生合同の実習である。
それまでに治って欲しい、幸い今週の日吉は計画停電で授業は無し。
しばらくは駅の階段もエスカレーターを使おう。
それにしても歳だ!軽いぎっくり腰が長引いている。
自分の気持ちと身体がバラバラだ。まだ、身体に合った精神になっていない。

2011年7月6日水曜日

こんなヤツが政治を?

松本龍元復興相は政治家を即刻辞めた方が良い!

気が弱く力の無い人間が、虚勢を張って自分の力を誇示しようとする典型が
この松本龍だ。
防災大臣であった時もさぞかし省庁の役人に対して威張り腐っていたのだろう。
日本の政治というものは、そのようなニラミの効く人物を大物と見ている節がある。
そのような強面の目つきをしてニラミを効かした政治家は随分多い。

この男、記者会見でサングラスをかけてくる。
震災復興はオールジャパンでやろうとしている矢先に
民主も自民も公明も嫌いだ!
おかしなパーフォーマンスをするヤツだ、大丈夫?と思っていた矢先のことだ。

知事たちは立派だ!ぼくなら、その場で「アナタハ 何様ですか?」
「そのような言葉を吐く大臣はとっとと帰れ!」と言っただろう。

どうも、国と地方ということで主従関係があると考えているのは
この男だけではない。
国の機関から派遣されてやってくる大学院出たての若い役人まで踏ん反り返っている。
また、そのように大事にもてなす地方行政の役人たちにも問題がある。
松本龍のような男を政治家として選出する国民がまだまだ日本の民度となっている。

2011年7月4日月曜日

典型的なアナグマのトイレ

1日(金)の実習の続き
タヌキは尾根道上の平らな部分に半径40~50センチにわたってトイレとする。
そこには1年以上前の糞から新しいものまで、さらには、さまざまな個体の
ものが混じる。これらをタヌキのタメ糞と言われている。
トイレの剥き出しの地面には直径1センチ未満の穴がぽつぽつ開いている。
これは、糞中たちが地面の中に糞を運んだ穴である。

アナグマのトイレは下の写真のように少し穴を掘ってそこにすることが多い。
尾根道から少し外れた斜面に作られる。
タヌキのトイレのように何回も何ヶ月にも渡って使用されることはない。
大抵は、一回だけで、家族と思われる数個体がほとんど同時にしたと思われる。
タヌキのトイレもアナグマのそれも自分たちの存在を誇示している
マーキングの一つだろう。
上の糞は採集してきたがまだ分析していない。
もう、昆虫が大半で、キイチゴ類の種子が入っているだろうと考えている。

2011年7月2日土曜日

雨とヒルの襲来で勇気ある撤退!

本厚木駅前を7時40分の宮ヶ瀬行きのバスは
ほとんど専門学校の貸切バス状態だった。
土山峠には8時25分頃ついた。空は晴れて気持ちが良かった。
堤川林道に入るとすぐ、大きなホタルブクロが斜面に咲いている。
コクワガタオスを見つける。指先の上だ。小さい。 
メスジカの頭骨を見つける。良かったね! 
頭骨を持っている右のMさんがイノシシが林道から沢側に下りるのを
ぼくに静かな声で教えてくれる。
下りた林道から沢を見る。中型だが太っているイノシシが歩いている。
写真を5、6枚撮る。
イノシシを撮ろうとガードレールを越えると、イノシシは驚いたのか
ひっくり返って足をバタバタさせる。
もちろん写真を撮る。
しかし、全てにわたってイノシシの影さえも映っていなかった。
イノシシが沢側に下りた林道の舗装面にはイノシシの糞とたくさんの短い毛、
臭い程臭う。血もある。
ここでヒルなどの寄生虫を落とそうと舗装面で身体を擦っていたのだ。
(クリックすると毛が分かります)
堤川林道終点から宮ヶ瀬尾根の稜線を目差す。
稜線からはハタチガ沢林道へ、途中で学生たちはリスを見つける。
ハタチガ沢へ下り、冷たい水を鱈腹飲む。
どうも、これが体力を消耗させた原因のようだ。 
ハタチガ沢を詰めていると、雲行きがおかしくなってくる。
ときどき小雨がばらつく。
宮ヶ瀬尾根へのジグザクの経路を登って小休憩し、「勇気ある撤退をする!」
と叫ぶ。尾根を登り、堤川林道の終点に出るが、小雨模様だ。
皆、ヒル取りに夢中である。ぼくも腕や太腿が血だらけとなる。
昼食を林道の水場で雨に打たれながら食べる。
衣類はもちろんのこと気持ちまで濡れ雑巾のようであった。

雨が止んだので、前日にみたツチアケビを見に行く。
ツチアケビの写真を撮るMさん。 
水を飲み、雨に打たれ、ヒルにやられたせいか僅か9キロであったが、
疲れた実習であった。
でも、これからはアクエリヤスを持って歩こう。