「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年12月2日水曜日

ヨトウガの幼虫 The larva of Cabbage moth

29日にKさんから、ホウレン草、ミズナ、大根、蕪、里芋などまたまたたくさん根菜類を頂いた。我家はKさんからの頂き物で食べていけてるようなものだ。採りたてなので旨い。そんな訳でKさん夫婦には感謝の念が絶えない。ホウレン草やミズナを摘むのにも腰を曲げて収穫しなければいけない。簡単そうに思うが、やってみると大変だ。Kさんは僕よりもも二つも年上で、大腸癌をやり椎間板ヘルニアにやり、野菜作りに生き甲斐を感じているようで、我家を含めて5、6家族に収穫物を配って回っている。しかも、採ったままの状態ではなくて、綺麗に洗って持ってきてくれるのだ。我家とKさん宅は近いので、我家は最後になり、午後8時過ぎになることもある。一緒にKさんと畑で動き回っている奥さんの方がまだ大変だ。 ホウレン草にヨトウムシがついていた。コヤツまだ動き回ってホウレン草を食べている。またまた、鱗翅目が好きなS.Iさんに同定してもらったので、今日コヤツを学校に持っていく。S.Iさんにプレゼントだ!

図1. ヨトウガの幼虫の夜盗虫


 

2020年11月29日日曜日

伊勢沢林道・奥野林道を歩く3) Walked on Isezawa and Okuno forest road.3)

 伊勢沢林道でスポーツドリンクを飲んで十分休み、ストックをザックから外して伸ばし、もう、何年も前から下りている杉林の斜面をジグザクに進む。時々スギの太い幹を右手や左手で抱えるようにして下る。60代の頃に比べて一段とバランスが悪くなっているので、ついこの間まではヒョイヒョイ下りれた所なのに一歩一歩慎重に足を下ろす。この歳になって初めて恐る恐る足を出して足場を確かめなければ下れない人の気持ちが解かってきた感じがする。林道から降り始めてからなんと15分も掛かって伊勢沢だ。ここも岩の上をピョンピョンと渡れず、一歩一歩、岩が滑らないか確かめながら渡る。自分でもイヤになるくらいの慎重さだ!こうしなければ自分のバランス感覚と足腰のバネが不安なのだ。フー!っと沢中央の岩の上で溜息がでる。

沢を渡り、対岸の斜面をグイット両手のストックに力を込めて登る。と、目の前にキャタピラの跡だ。小型のブルがここまで下りて丸太を運んでいるブル道だ(図1)。この道を行くことにする。

図1.10:46 ブル道に出る
図1’. ブル道を登る
ブル道はドロンコ道と云っても良いほどで、登山靴の裏に泥が貼り付いて盛り上がり、まるで初春の腐れ雪を歩いているようで歩き辛い。今まで登っていたルートを行かなかったことを少し悔やむが、まー仕方がない。シカもここでは足を取られることだろう(図2)。ここは伊勢沢右岸尾根の813ピークと702ピークの間の鞍部にあたる所なのでそれぞれのピークからの水が流れてきていて泥泥状態だ。ここは真冬でも乾くことは無いだろう。
図2.10:50 シカ足跡
稜線には11時5分に出た。ここからも当然ブル道を下る。林道にはキャタピラの小型の小回りの利く丸太を運ぶ車と小型のユンボが置かれてあった(図3)。やはり、林道に下り立つとホッとする。伊勢沢林道から奥野林道まで1時間近くかかったことになる。学生なら30分かな?
図3.11:14 ユンボと奥に丸太を摘んだキャタピラ車
奥野林道は伊勢沢林道に比べて落ち葉が積もり重なっている箇所がない。伊勢沢林道は谷間にあり、風があまり強く当たらないのかもしれない。どこでお昼のインスタントラーメンを食べようかと思いながらゆっくり歩く。それでなくても歩くのが遅いので馬ノ背を過ぎ、松茸山入り口まで50分近く掛かる。ここで、駐車場に座って胡坐をかき、ガスストーブをセットし、鍋に水を容れて、生卵を落としインスタントを入れ火を点ける。ものの数分でお昼の完成だ!何故か山で食べるインスタントラーメンが美味しい。今の時季は野菜の代わりになる山菜が何も見当たらない。春から夏ならオオバコやアザミを含めてたくさんある。時にはキノコもある。
12時15分にお昼を食べ終え歩き出す。これまでは、膝が痛くなったのだが、今回は登りもゆっくりで、十分なお昼の時間をとって休んだからだろうか膝が全く痛くない。スキップをしたいくらいだ、、、、。
おー、この三出複葉は、カエデの仲間のメグスリノキだ!葉を拾ってフィールドノートに挟もうと思ったが、葉を折り畳まなけれノートに挟めないので諦めた。右側の松茸山側の斜面に3メートルくらいの細いメグスリノキがあった。
図4.紅葉したメグスリノキの葉
さらに、林道上を歩いている膜翅目のジガバチの仲間と思われる大きく黒いヤツがいた(図5)。これは誰なんだろう?
図5.12:29 ジガバチの仲間か?
専門学校の昆虫に詳しいT.KumagawaくんにTeamsで訊いたら、このハチはヒメバチ科のイヨヒメバチだと教えてくれた。
凄い!ぼくの保育社の図鑑には載ってないので、ネットで見た。

以下、ウイキペディアより、

「ヒメバチ科は甲虫や他のハチチョウ、クモなどを寄主として利用する捕食寄生者であり、農地を含む陸域生態系において他の昆虫を中心とした節足動物の個体数を制御する重要な役割を担っている。

昆虫の中でも特に巨大なグループであり、世界から約25,000種が知られている。しかし、この種数は分類の遅れなどの理由で実際の多様性を反映しておらず、未記載種(新種)を含めた推定種数では60,000~100,000種に達すると考えられている。」

何と厖大な種数だ。それだけ種分化できる多様な環境がある(あった)と云うことだ。

水沢橋前に堰堤があって、松茸山への階段ある場所の近くの道路が昨年の台風19号で崩壊したままだったが工事が始まっており、土砂を埋め戻しており来年3月17日には終わるようだ。
今回の林道歩きでは、二つの目的があったがテン糞は拾ったがケンポナシの種子は見つからず、ヤマユリの場所では、木の枝に縛った靴紐はあったが、ヤマユリの茎は林道側に垂れ下がり先についている筈の種子の詰まっていたであろう果実は無くなっていた。ガッカリだ!

2020年11月28日土曜日

テンは果実を食べてもほんの少ししか消化吸収しない。  Even if martens eat fruits, they can only digest and absorb very little.

今回の林道歩きで見つけ拾ってきた糞は伊勢沢林道で見つけた2個のテン糞だけであった(図1&図2)。テン糞1はサルナシとマメガキを食べたものであり、テン糞2はサルナシを食べたものであった。
図1.テン糞1
サルナシ種子3個、マメガキ種子・果肉
図1’.テン糞1の内容物
図1’と図2’のテン糞1とテン糞2を茶漉しに容れて流水で洗った残渣を白いプラスチックの鉢受けにあけたものである。
図1’では、マメガキの果肉が分解消化されずに出てきており、図2’ではサルナシの果肉つき果皮が出てきている。このようにテン糞では食べた果実の果肉や果皮が消化されずに、つまり栄養として腸で吸収されずに食べたものの相当量の果肉などがそのまま排泄されていることが解かる。

つまり、テンは甘く美味しいサルナシやマメガキの果実を食べたとしてもヒトなら、奥歯で噛んでバラバラにし、更に胃で細かにされる。そして小腸で、サルナシやマメガキの果肉の糖分が吸収されやすいようになるのだが、テンでは、歯で噛んで胃で細かにするという基本的物理的分解消化作用がほとんどなされていないことが解かる。
1個のカキの実やサルナシの実を食べても果実内の炭水化物をテンが消化・吸収するのはそのほんの僅かだろう。炭水化物は動物たちが動き回るためのエネルギー源である。こんな僅かなエネルギーしか摂取できないのに動き回るのは余程効率が良い生理的メカニズムをテンは持っているとしか考えられない。

小腸での酵素による化学的消化作用はどの程度のものなのだろうか?当然、既に明らかにされているだろう。どなたか動物たちの化学的消化作用についての知っている文献を教えて下さい。

図2.テン糞2
サルナシ種子・果肉・果皮
図2’. テン糞2の内容物
、、、とここまで書いてきて、今、ふと思った。サルナシやマメガキの今頃の果実は完熟しているので、果肉は果糖、ブドウ糖などの糖分がたっぷり含んでいるので、大雑把な物理的分解消化作用だけでもすぐに必要なエネルギー源を摂取できるので、生きていけるのかな?しかし、、、、。

2020年11月27日金曜日

伊勢沢林道・奥野林道を歩く2)  Walked on the Isezawa and the Okuno forest road 2)

伊勢沢林道を歩こうと思ったのは二つの理由からだ。一つはケンポナシの種子をテン糞の中に見つけたいことと、他は奥野林道で靴紐を木の枝に縛って印を付けていたところのヤマユリの種子を採ることであった。
ゲート脇をすり抜けて朝露で湿った枯葉が敷き詰められた林道を歩き、桃ノ木林道への道を過ぎ、橋の上から堰堤下の滝壺の中に5、6匹の10センチ前後のイワナ?ヤマメ?あるいはニジマスが泳いでいるのを見て、足を進める。軍手をしていないと手がカジカミそうだ。
テン糞だ! やったね!色からしてもしかしたらケンポナシの種子が入っているかも?財布の中に500円玉1枚しかない。500円コインを糞の大きさ比較の為において、ササ(ササの名前不明)の葉を撮った糞の目印としておく(図1)。どうもこの頃はテン糞を見つけると嬉しい。それは持ち帰って洗って内容物を調べる楽しみがあるためなのかもしれない。
図1.8:46 テン糞

アオツヅラフジの房状になった実が林道上に落ちていた。上を見上げたがツヅラフジの蔓は見当たらなかった。アンモナイトのような独特の形をした種子を見ようと思って潰したが、、、、。
図2.アオツヅラフジの実が落ちていた!

図3.9:07 晴れているがちょっとガスっている歩いてきた方を振り返る

図3’.9:07 林道は落ち葉で埋まる

道路際に大きなスズメバチが翅を震わせながら歩いている。こんな大きなスズメバチは今まで見たことがない。寒さで活動が鈍っているようだ。しかし、飛んでいった!あのスズメバチは越冬し忘れたのか?少し、温かいので出てきたのかな?
図4.9:09 随分大きなスズメバチだ!

シカ糞が林道上に散らばっていた。新しいようだが、朝露に濡れたようだ。
図5.9:20 朝露に濡れたシカ糞

図6. 9:21 やや紅葉だ!
っと、林道上の石の上にテン糞だ!サルナシを食べたので、果皮が消化されないでそのまま排泄されている。これがサル糞だとサルナシの果皮は消化されて、種子と果皮や果肉が分解・消化された細かな繊維状のモノが大半だ!
図7.9:25 明らかにサルナシを食べたテン糞だ!
音見沢橋に辿り着く。ここで休もうと思って歩いてきたが、日陰なのでそのまま進む。焼小屋沢橋も通過。
図8.9:43 焼小屋沢橋からみた沢の流れ
焼小屋沢橋を過ぎて緩やかな登りのヘアーピンカーブの手前で黍殻山方面を振り返る。こんど正確に地図とコンパスでここから見えている稜線の山はどこなのか確かめよう。
図9.9:47 焼山・黍殻山の稜線を仰ぎ見る
日向に出たので、一休みだ。スポーツドリンクを飲み、ストックをザックから外して伸ばす。地図やコンパスは持っているが、地図は見ずにこれから伊勢沢へ降りるルートを頭の中に浮かべ、久しぶりの記念写真だ!セーターを脱ぎ、ヤッケを着る。このヤッケは卒業生のKuribayashiさんから貰ったもので専門学校のネームがついている。これを重宝している。
図10.10:06 一休み
奥野隧道の鳥屋側に車を置いて歩き始めたのが8時6分、ここまで2時間も掛かっている。60代の時なら1時間くらいだろう。これだも学生との実習は息が上がる訳だ。自分のペースでゆっくりだ。これから伊勢沢右岸を走る尾根の813と702の間の鞍部を目差して沢を下る。準備はOKだ!

2020年11月26日木曜日

伊勢沢林道・奥野林道を歩く。  Walked on the Isezawa and the Okuno forest road

6時半頃家を出る。このところ日の出が6時過ぎなのでなんとなく出遅れてしまう。6時を過ぎていたので清川村への道は、もう渋滞気味だ。やはり、暗い内に家を出れば良かったと思う。
久しぶりに丹沢行きを前夜に決め、家族に宣言した。このところ、火・水の学校があると疲れ果ててしまって、とても山へ行こうという気モチすら起きなかった。これではダメだと思い。水曜日はウィスキーを鱈腹(ダブルで3杯か!)飲み、8時にベットに入る。1時、3時、4時と起きてトイレに行くが、5時に再び目覚め起きる。
メールをチェックした後、朝食を食べ、明るくなるまでパソコンに向かう。
車を奥野隧道の手前の所に置く。
車からでるとヒンヤリとしている。セーターを着る。
水沢橋の手前の所から焼山を撮る(図.1&2)。
図1. 正面に焼山が見える

図2. 図1の場所でカメラをズームアップ
工事が始まっていた。来年3月中旬には終わるようだ。ここが終わっても、伊勢沢林道は一ヶ所崩壊しており、さらに林道が土石流で土砂や木で埋まっている箇所がある。水沢橋まで車を早く乗り入れたいものだ。
図3. 水沢橋前の道路の崩壊場所が工事中だ!

図4. 来年3月17日には終わるようだ
今日は、伊勢沢林道を行き、音見橋、焼小屋沢橋を過ぎてから伊勢沢を下りて奥野林道に出た。
 

2020年11月23日月曜日

昆虫の不思議  The mysteries of insects

11月7日にサツマイモ掘りをした時に見つけたイモムシを11日にアップした。そのイモムシはナカジロシタバの幼虫であった。幼虫をプラ容器に容れていたら2日ほど動き回っているので、サツマイモの薄切りを中に置いた。が、葉ではないので食べてはくれず、どこか居場所を探し回るように動いている。先週はその動きも鈍くなりサツマイモと容器の間で動かなくなった。死んだか!っと思ったが、もしかしたらと思いそのままにしておいた。昨日見たら、サナギになっていた(図1)。
幼虫だった外皮の背にサナギになっている。このサナギを同定してくれた鱗翅目が好きなS.Iさんに譲り渡そう!
図1.ナカジロシタバAedia leucomelasの蛹
チョウやガの仲間の鱗翅目は、卵・幼虫・蛹・成虫と完全変態する。幼虫から蛹になるのは、環境が悪化した(エサが無くなった)ための防衛システムなのだろうか?蛹ならエサを食べなくても長く生きていける。

実は、サツマイモ掘りの時にトノサマバッタも持ち帰った。コヤツ、カーテンにつかまっていたが、今日はパフィオペディラムの葉の上でガラス越しの陽に当たっている。11月7日から今日まで16日間も飲まず食わずで生きている(図2)。どこにそんなエネルギーがあるのだろう?こやつ、このまま成虫で越冬するのかな?ぼくらヒトは飲み食いせずに16日間も生きていけるだろうか?しかし、越冬するヤマネは2ヶ月も3ヶ月も生きていける。ヤマネの冬越しの生理をヒトに応用できないだろうか?

図2.トノサマバッタLocusta migratoria

2020年11月22日日曜日

仏果山の今の時季の野生動物はサルナシを食べている  The wild animals in this season ate the fruits of taravine in Mt.Bukka

20日(金)の土山峠・仏果山・宮ヶ瀬越・仏果山登山口のルート(図6参照)で5ヵ所でテン糞を見つけた。全5個のテン糞にサルナシの種子や果肉付き果皮さらに昆虫の脚が入っていた。テン糞2には直翅目の産卵管が4本もあった。この時季に直翅目のメスが固まって越冬しようとしていたのであろう。表1にテン糞5個の内容物をまとめた。
図1.10:54 テン糞1Marten scat
サルナシActinidia arguta種子・果肉・果皮、バッタAcrididae脚・外皮

図2. 11:32 テン糞2
サルナシ種子・果皮・果肉、ヒサカキEurya japonica種子・果皮・果肉、バッタ脚・産卵管・外皮

図3. 11:49 テン糞3
サルナシ種子・果肉・果皮、昆虫脚・外皮

図4. 12:14 テン糞4
サルナシ種子・果肉・果皮、マメガキDiospyros lotus種子、

図5. 13:24 テン糞5
マメガキ種子、サルナシ種子・種皮・果肉、バッタ脚

表1.テン糞1~5の内容物


さらに、11時52分に学生から手渡しされた親指位の大きさの硬い白っぽくなった糞(タヌキ糞だと思っていた)、水に浸けて洗ったら水が黄土色に変わり、サルナシの種子がたくさんあった。つまり、サルがサルナシを食べた糞だった。サルナシを食べたサル糞の大半がサルナシの果肉や果皮が分解消化されて細かくなった繊維であり、20%くらいが種子であった。
テンはサルナシの果皮や果肉を分解できずに果肉付き果皮がそのままの状態で排泄するが、サルはテンに比べるとサルナシの果皮や果肉を随分細かく分解・消化していると云える。
      
図6. ルート図とテン糞位置~