「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、性別、年齢、故郷、風習、宗教を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年6月24日土曜日

古いテン糞の内容物 The contents of old marten's scats.

ー22日の土山峠・堤川林道・湖岸林道歩きの続きー
今回、見つけた糞は僅か2個だけであり(下図参照)、しかも2個とも3,4週間以上古い糞であった。何故、新しい糞を見つけることができなかったのか不思議に思っている。特に、土山峠から清川トンネルに向かう湖岸道路は、これまで必ずと言って良いほど幾つかある橋の上でテン糞を見つけ拾っている。今回、群れが通過したと思われるキイチゴ(多分ニガイチゴ)の種子が入っているサル糞はいくつもあったが、テン糞が何故古い2個しか見つけられなかったのか理由が判らない。
6月22日の林道歩きで見つけたテン糞①と②の位置

ミズキの花柄一つ、不明植物質
テン糞①
 キブシ種子、小哺乳類毛・骨片
テン糞②
明日は、専門学校で高校生向けの授業をやらなければいけない。「これは誰が食べたのかな?? 野生動物の歯のお話」というタイトルが与えられているので、午前中は頭骨や食痕の写真やエビフライなどのモノの用意に時間を使った。

2017年6月23日金曜日

3時間もかからない林道歩き   Forest-road's walking within three hours.

―昨日の続きー
大棚沢の駐車場から25分歩いて7時8分に土山峠のバス停についた。通勤の車が音を立てて向かってきた。大きなトラックが通り過ぎるときはその嵐に巻き込まれないように左手で帽子を押さえ、足を踏ん張って歩いた。宮ケ瀬行きのバスの時刻を確認する。毎時22分か24分のどちらかだ。帰りはトラックの竜巻に巻き込まれないようにバスに乗ろう。
バス停の側にはいくつもニガイチゴが赤い実を上に向けてつけている。ぼくは一粒、もう一粒採って口に放り込む。
辺室山登山口の所から堤川林道へ向かう。橋の下のネムノキが蕾をつけている。
ヤマグリの花が咲いている。
橋を渡って、堤川林道に入って好い匂いと思ったら、イボタノキがまだ咲いていた。
ミラーがあったところにアナグマの死骸を置いたので、ミラーを見る。サルの前足の足跡がついている。ミラーを見て、自分以外の個体がこの鏡の中にいると思い、ミラーに登り犬歯を見せて威嚇したら、鏡の中の個体も犬歯を見せて威嚇してきたので、叩いたのだ。ぼくは、それを撮る。自分が写っている。サルのようにお前は誰だ?とは思わない。
 マルミノヤマゴボウが青い実をつけていた。この実の種子は動物たちの糞の中からは一度も出てきていない。哺乳類は食べないが鳥は食べるのかな?これが色んなところに広がっている分散の方法が判らない。
ん?テン糞だ!昨夜の雨に打たれたのだ。古いがもちろんゲットする。 何が入っているかな?楽しみだ!
 クマヤナギが赤い実をつけている。この実はサルもテンも大好きだ!
堤川林道沿いにはマメガキの木が沢側にも山側にもあり、今が花盛りだ!たくさん鳥が囀っているが、判るのは相変わらずウグイスだけ!先日教わった最後にジーと伸ばす声をだすカワラヒワやセンダイムシクイも鳴いていると思うが皆同じように聞こえる。
8時10分に林道の終点に着く。9時24分のバスに乗るにはすぐ戻らなくてはいけない。ゆっくり歩いてきたので、30分あれば十分だ。清川トンネルに行く湖岸林道も歩こう。8時半には湖岸の林道を歩いている。

サル糞だ!たくさん落ちている。拾ってみる。キイチゴの種子でできている。もう一つ拾ってみる。これも同じだ。群れが通過したのだ。サルの群れは同じ場所でほぼ同じ時間帯に同じ食物を採食する。社員食堂の給食のように同じ場で同じ時刻に同じ物を食べることによって、仲間意識が強くなる。先ほどのカーブミラーに手形を残した個体はこの群れに着いて歩いている個体だ。群れに入るためにきっと同じキイチゴを食べただろう。 
何故か、新しい車の轍がある。清川村森林組合と右のドアに書かれた軽のボックスタイプの車が止まっている。車を置いて、山に入ったんだ。ぼくはせめてもう一つテン糞を見つけようと歩く。
林道終点の橋のところでテン糞を見つける。今回は二つだけだ。
今までは、土山峠からこの林道の終点まできてから山に入ったのだ。経路の山道を登ってから尾根道に入るとタヌキの溜め糞がある場所があったのだ。今回も林道歩きだけと決めていたので、終点にある道標を撮って戻ることにする。
9時15分から24分発をバスを待つ。上煤ケ谷から土山峠に登ってくるにはジグザクの急勾配の車道が続く。そのため、下る車からは対向車が見えない。土山峠の車道の上に架かる電光掲示板にはドライバーに対して登ってくる「対向車がある」とか「大型対向車がある」とか出る。ぼくは、バスが登って来る時は何と表示がでるのだろうと思っていた。もちろん、、、、、○〇だ!
乗ってすぐ、「次は仏果山登山口です」とテープに吹き込まれた女性のアナウンスがあり、ぼくは近くのボタンを押す。次のバス停までの料金は170円とでる。乗っている人はぼくよりも遥かに年上の帽子を被った女性一人だった。3分くらいでバス停に着き、パスモの入った財布をかざして下りる。
車から離れてから車に戻るまで3時間もかからない林道歩きだった。

2017年6月22日木曜日

アナグマの死骸は持ち去られた! The badger's carcass was carried away.

今朝は5時半に家をでて、懸案の堤川林道に行ってきた。4月21日の丹沢実習で堤川林道でアナグマの死骸を見つけ、もうかなり白骨化が進んでいるので、その死骸をビニール袋に容れて林道の山側の上のところに置いていた。
が、ビニール袋は何か所も噛み破られて、毛も骨のひとかけらも見つからなかった。例え、翌週でも持ち去られていただろう。ぼくは、動物たちに持ち去られることを望んでいたのかも知れない。動物たちに持ち去られないようにするには、漬け物石よりもかなり大きめの大きな石を何個も乗せていなければならなかったのだ。
イノシシの足跡や掘り起こしが数か所にあった。
それにしてももう白骨化しているようなアナグマの死骸をよくも持ち去ったものだ。犯人はアナグマか?あるいはタヌキか?

今回は、大棚沢の駐車場に車を置き、そこから歩いて、堤川林道と清川トンネルに行く湖岸林道のそれぞれ終点まであるいた。帰宅して、パソコンに向かっていて、右足を見たらヒルに吸われた血が靴下を赤く染めている。アナグマの死骸を探していてヤラレタのだ。雨後の為、林道で立ち止まっただけでもヒルがサワサワと頭をふらつかせながら寄ってくる。今日は、ヒル対策はまったくしなかった。これからは必要だ。
土山峠付近のクマノミズキは白い花を咲かせ始め。バス道路沿いのホタルブクロがたくさん咲いていた。堤川林道はまだ寒いのかクマノミズキは蕾だった。
 林道沿いのマメガキはどれも花を咲かせ、たくさんの黄色の小さな花が林道上に落ちていた。

2017年6月20日火曜日

テンはモグラやジネズミも食べている。 Japanese marten eats moles and shrews,too.

今回の林道歩きは、Maruさんから鳴いている鳥の名を教わり、帰ってきてからネットでその鳴き声を聞いて確かめた。でも、まだ、まだ鳥音痴には変わりはない。
拾ってきたテン糞の中から明らかにモグラやジネズミを食べたと思われる骨や歯が出てきた。これは、非常に珍しいことだっと思ったので、過去の1200データーを調べた。モグラは丹沢では2件しかなく、ジネズミは4件あっただけだ。ヒミズは22件あるので、トガリネズミ目の動物たちもテンに食べられていると云える。

ー6月16日宮ケ瀬湖岸林道で見つけたテン糞①~⑭の位置ー

ヤマザクラ種子・果皮
テン糞①
ヤマザクラ種子・果皮・果実
テン糞②
ヤマグワ種子・集合果
テン糞③
ヤマグワ種子・集合果
テン糞④
ヤマグワ種子・果皮・房果16個・果柄19本、ヤマザクラ果実3個
テン糞⑤
ムカデ5センチと8センチ1匹・脚
テン糞⑥
小哺乳類毛・骨片、甲虫外羽・脚・外骨格
テン糞⑦
双翅目頭部・胸部・翅、モグラ毛・前肢爪・骨片
テン糞⑧
下はモグの前足爪(赤線で囲む)と骨片

甲虫外骨格・外羽・脚、ニガイチゴ・果皮・果実
テン糞⑨
ヤマグワ種子・房果・果柄
テン糞⑩
ヤマグワ種子3個、トガリネズミ科トガリネズミ×、カワネズミ×、ジネズミ、毛・臼歯・頭骨片・下顎片、双翅目頭部・脚
テン糞⑪
下はジネズミの下顎骨Mand、上顎骨Max、歯T、肩甲骨S、頭骨の一部Skull

モグラ毛・骨片、直翅目脚・翅
テン糞⑫
下はテン糞⑫に入っていたモグラの骨片
A,Bはモグラの橈骨でAは手首の方で、Bは肘関節の部分、Cは脛骨である。


ムカデ一匹外皮脚7センチ
テン糞⑬
ニガイチゴ果実・種子、ムカデ7-9センチ3匹外皮・脚、トカゲ足・骨片多数・鱗多数
テン糞⑭

テン糞①から⑭までの内容物をまとめて表にした。
12日の伊勢沢林道沿いでは、ヤマグワの実食いよりもヤマザクラの実食いが多かったが、ここでは、ヤマグワの実食いに移行してきている。さらに、ニガイチゴの実食いも入ってきている。ムカデ食いは相変わらずだが、今回、5個の糞で脊椎動物が食べられていた。鳥は無かった。モグラやジネズミが14個の糞中3個も入っていた。今まで小哺乳類として同定できなかったものが51件あるが、これらの多くはこれらのトガリネズミ目の動物ではなかったと疑いを持っている。

2017年6月19日月曜日

不思議なテン糞 Curious marten's droppings

16日(金)に宮ケ瀬湖岸の林道を歩いていて、たくさんテン糞をみつけた。果実を食べた通常のテン糞は次のようなものだ。糞塊は幼稚園児の小指の太さくらいの円筒形のものである。下のは10個目に見つけたテン糞で、ヤマグワの種子が浮き出ていて、緑色の果柄も出ている。
下は、林道面に4メートルくらいの広さに散らばっている物があった。
このように黒いかたまりが点々の散らばっている。
何が落ちているのかな?っと顔を近づけてみるとヤマグワの集合果の塊だ。下の塊は10個以上のヤマグワの集合果が固まっている。テンの糞だ!しかし、どうしてこうなるの?上を見た!林道をヤマグワの枝が覆いかぶさっている。枝にはまだ黒く熟していない実が残っている。きっとヤマグワの実を食べながら排泄したのだ。まるで、シカやカモシカのようだ。ウシやウマ、ヤギなどの草食動物は採食しながら排泄する。それはサルもそうだ。しかし、食肉目のテンが食べながらウンチするとは!どう考えたら良いのだろうか?
 テン、アナグマ、タヌキなどは固有の行動域を持ち、その中に巣穴を持っている。テン糞やアナグマ糞、タヌキの溜め糞は行動域の自分の場を主張する匂い付けとして機能していて、シカやサルのように巣穴を持たない動物たちのようにどこでもトイレという訳ではないと考えていた。
しかし、今回、見たこの糞はどうしてだ?
クマなんかでも木の上で採食する時は、その場で排泄するのだろうか?

2017年6月18日日曜日

ムササビの食痕の面白さ! Interesting feeding sign which a giant flying squirrel ate the leaves.

ー6月16日の湖岸林道歩きの続きー
下はミズキCornus nontroversaを食べたムササビPetaurista leucogenysの食痕だ。果実を食べるのではなくて葉を食べている。始めは林道の落ちているミズキの果実がついている小枝を見て、、、だれが落としたんだ?果実は一つも食べていない。
 しかし、葉が奇妙な形で食べられている。葉を主脈で折り曲げて畳んで、葉の先の方を噛み取っている。こんな食べ方をするのはムササビだ。
何故、ムササビがこのような食べ方をするのか、葉の糖度とフェノール濃度で首都大学生態学研究室の方々が発表しております。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11284-016-1371-x
この論文で、ムササビはentirely arboreal folivore(完全な樹上性葉食者)と書かれていた。
となると、2008年4月23日に奥湯河原から天昭山神社への道沿いで見つけたアオキAucuba japonicaの赤い果実を食べたのはムササビではなくリスSciurus lisということになる。
木の下には、果実の回りを齧り取られたアオキの実が散乱していた。まるで、リンゴを芯だけ残して食べたようだ。
ムササビが葉食者なら、ムササビは葉の糖分を消化吸収するために、どこに葉の主成分であるセルロースを分解発酵してくれるバクテリアを持っているのだろうか?ウサギと同じように盲腸?あるいは直腸?
哺乳類は、自前でセルロースを分解する消化酵素を作り出すことができないので、反芻するシカたちは胃にいるバクテリアに分解発酵させてもらってセルロースという炭水化物を糖に代えて吸収している。ムササビはどこにバクテリアがいるの?
ネットで調べたら、判った。盲腸だ!  宮崎大学の研究者たちの報告だ!
環動昆、第26(1):29-35,(2015)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjeez/26/1/26_29/_pdf

2017年6月17日土曜日

甘い香りのマタタビの花 The Sweet scented flower of silvervine

昨日は、鳥のMaruさんと一緒にぼくの足のリハビリを兼ねて林道歩きを楽しんだ。宮ケ瀬バス停の側の駐車場に車を置き、湖岸に沿った林道を歩いた(下図)。GPS状の歩いた距離は往復で13.5キロだった。晴れて陽射しが強く、ゆっくり歩いたのに暑いくらいでった。
鳥の鳴き声を聞いて教わったのは、サンコウチョウ、センダイムシクイ、カワラヒワ、キビタキ、イカル、ガビチョウ、ヤブサメ、ウグイス、ヒヨドリ、メジロ、ホオジロ、ハイタカ。
見たのは、アオサギ、キジバト、ヤブサメ(小さな鳥だった)、カラス、トビ。
しかし、もう一度鳴き声を聞いて判るのはサンコウチョウ、センダイムシクイ、???だ。まだ、これからだ。
金沢林道は大きな土砂崩れで通行止めになっおり、これでは横も通させてはもらえないと思い、引き返した。いつこんな大崩壊が生じたのだろう。それにしても凄い量の土砂!土砂を全部取り除くことはしないだろう。どうだろうか?
歩いていて甘い香りがする。秋の落葉時季のカツラの葉の甘さよりも薄いがほのかに甘い香りが。それが、マタタビの花が発している匂いだと判った。匂いでもってマタタビを見つけることさえできるほどだ。先週の伊勢沢林道沿いではまだ、蕾だったが、ここでは花が開いている。この湖岸沿いの林道にはマタタビが多い。ここに来てマタタビの種子を取ることにしよう。