「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年3月19日火曜日

有袋類の口蓋骨水平板の大きい口蓋孔    Huge palatine foramen in the horizontal plate of palatine in Marsupial

 哺乳類でも有袋類Marsupialiaの口蓋骨水平板末端は平であり、しかも口蓋骨水平板と上顎骨との境目にある大口蓋孔が凄く大きい。フクロモモンガは小さいが、これでも有胎盤類のタヌキやウサギ、シカに比べると大きい。ピグーミオポッサムでは細長く伸び、バンディクートの仲間では凄く大きい(図1参照)。

図1.有袋類Marsupialiaの口蓋骨水平板
左からフクロモモンガPetaurus breviceps、ピグミーオポッサムMonodelphis domestica、PNGのバンディクートParamelidae2種

このようにアップしているが、大口蓋孔はヒトでは神経や血管が通るが、こんなに巨大な孔になると、、、不明だ。齧歯類の巨大な眼窩下孔は咬筋まで通るが、有袋類の大口蓋孔の周りの骨は薄っぺらだ。だから、不思議!ここには薄い粘膜のような皮膚が張ってあるのかな?

2024年3月18日月曜日

コブシが咲き出した!   Kobushi magnolia has begun to bloom!

今朝、9時過ぎに晴れているので、久しぶりに伊勢沢林道でも歩いてみようと思う。フロンガラスが埃で汚れているので、水を吹きかけて埃を落とす。ついでに前の方も水をかけて洗う。エンジンをかける。が、余りにも風が強いのでやめた。
昼過ぎ、強風の中散歩に出る。帽子が飛ばされそうになるので何度も抑える。引地川沿いの下土棚遊水地まで歩く。遊水地の運動場には人はいなく、駐車場に2,3台の車が停まっているだけだ。運動場には下りないでそのまま引地川沿いを下ってくる。街路樹のコブシが咲き出していた(図1)。ソメイヨシノの蕾も膨らんできていた。
図1. コブシが咲き出した

2024年3月17日日曜日

口蓋骨水平板末端の形状の違い      The differental shapes of the end of the horizontal palatine

 もう、皆さんも気が付いていると思います。口蓋骨水平板末端の形状が複数のパターンに分かれる。有袋類の水平板はまた違うので次の機会に、、。

図1.口蓋骨水平板末端の様々な形状
左から、アナグマ、ノウサギ、ヌートリア、ニホンザル、カモシカ from the left, Badger, Hare, Coypu, Japanese macaque & Japanese serrow.

アナグマ、ノウサギ、ヌートリア、ニホンザルの口蓋骨末端は後鼻孔となる。しかし、カモシカだけが左右の口蓋骨垂直板が後鼻孔の前の水平板に入り込んでいる(図2)。

図2.カモシカの口蓋骨水平板と垂直板
食肉目の口蓋骨末端は、アナグマタイプとサルタイプ、兎形目はノウサギタイプ、齧歯目はアナグマ、ヌートリア、サルタイプを持つ、霊長目はサルタイプ、鯨偶蹄目はカモシカタイプである。

何だ?この温かさは!

2024年3月16日土曜日

ニホンザルの口蓋骨水平板と最後位臼歯の位置関係 The positional relation between the end of the horizontal pate of palatine bone and the last molor in macaques.

前回ニホンザル♂とハヌマンラングール♀から、ニホンザル♂の口蓋骨水平板末端が最後位臼歯よりも後方にあるが、ハヌマンラングールでは最後位臼歯の中頃に位置することをアップした。が、その後、ニホンザルと同じMacaca属の2種タイワンザル、カニクイザルを見たが、やはりニホンザルと殆ど同じだ(図2&3)。♀よりも♂の方が口蓋骨水平板末端が最後位臼歯より後ろに伸びている。Macaca属に近いPapio属のキイロヒヒ♀の水平板末端もMacaca属の♀のように最後位臼歯の後端と並んでいる(図4)。
図1.ニホンザルMacaca fuscata♂(左)と♀(右)
図2.タイワンザルM.cyclopis♂(左)♀(右)
タイワンザル♂の写真は和田千鶴子氏から
図3.カニクイザルM.fascicularis♂(左)と♀(右)
図4.アカコロブスColobus badius♂(左)と♀(右)
しかし、同じオナガザル亜科のサバンナモンキーは♂なのに、MacacaPapioの♀と同じだ(図5)。さらにコロブス亜科のアカコロブスでは両性とも口蓋骨水平板末端と最後位臼歯後端が並んでいる(図4)。
口蓋骨水平板末端が最後位臼歯より後方にあるのはサルではMacacaの♂特徴で性差かも知れない。
図5.キイロヒヒPapio cynocephalus
図6.サバンナモンキーChlorocebus aethiops
広鼻小目(中南米に生息し、アジア・アフリカの狭鼻小目とは、真猿下目の別系統になる)のオマキザル科のリスザルを見ると、口蓋骨水平板末端は最後位臼歯の中頃にある(図7)。この広鼻小目の仲間の頭骨をネットのAnimalDiversityWebで見ると一筋縄ではいかない。それで、手持ちのリスザルと更に曲鼻亜目(霊長目は曲鼻亜目と直鼻亜目に分かれる)のスローロリス(図7)をアップしておく。
図7.リスザルSaimiri sciureus
図8.スンダスローロリスNycticebus coucang
山を歩けなくなったら、これまでに集めた骨を見ながら過ごそうと思っていたが、山を歩けなくなるのが10年早すぎた。やはり、野山を歩いて、木々の中を通る風の音や沢のせせらぎや鳥の声を聴き、森の匂いを嗅ぎ、草木の芽生えを目にしたい。

2024年3月15日金曜日

タネツケバナを食べよう!       Let’s eat Tanezukebana/Cardamine ologosperma!

今まで1時間以上かかっていたルートを昨日は56分で歩き終えた。息の仕方もフッフと吐いて、ハッハと吸い込み、早歩きをした。30分過ぎる頃には軽く汗ばんできたのでコートを脱ぎ、手に持ってリズムをつけて歩く。
帰宅して車にエンジンをかけて、カメラを持って庭に周る。ピンクの沈丁花の花が終わり、白い花の沈丁花が咲いている(図1)。少し大きい陶器の鉢から出ているユキヤナギも花が咲き出している(図2)。ボケの赤い花は年中切れ目なく咲いている。しかも、今が一番花数が多い。
図1.白い沈丁花 Daphne odora
図2.ユキヤナギSpiraea thunbergii
プランターにタネツケバナの花が一面に咲いている(図3)。綺麗で可愛いが、昨夕の酒の摘みにした。お浸しにするかな?炒めるかな?と迷った。でも、ほんの少しだ。でも春の苦みを味わいたい。
図3.タネツケバナCardamine oligosperma
根を除いて、お浸しにした。茎が固かった。期待していた春の苦みがほとんどない。今日も天気が良いので午後から散歩にでよう。

2024年3月14日木曜日

仁王占地・ニオウシメジ     Macrocybe gigantean in Taiwan

台東にいる友人YNから自宅?の敷地内に出てきたキノコを採ったので、写真を送ってきた(図1)。ニオウシメジと云うキノコで傘の大きさが30センチを超える場合もあるようだ。熱帯性のキノコだが、関東地方でも出てくる。ちょっと粉っぽい味がするようだが、水煮してから使うと粉っぽさが無くなるようだ。コガネタケは周りが黄色い粉で被われているが、粉っぽくはないなぇー。しかし、ムラサキシメジの感触や味は好きだが、あの独特の土臭さがちょっとイヤかな?でも食べたい。しかし、キノコは飲みながらたくさん一度に食べると下痢する。
図1.YNが抱えたニオウシメジ
昨日は、引地川沿いを散歩した。そこで、カワウを改めてじっくり見た。可愛くない顔をしている。
図2.引地川のカワウ
夜、野菜を持ってきてくれるNKさんが、畑の近くにあったという夏ミカンと〇〇サクラの枝を持ってきてくれた(図3)。
図3.早咲きのサクラの花、ソメイヨシノよりも一回りくらい小さい

 今日は、穏やかな春の日差しだ。散歩に行こう!

2024年3月13日水曜日

サルの口蓋骨水平板末端と最後位臼歯の位置関係     The positional relationship between the end of horizontal plate of palatine and the last molor in monkeys.

いやー!サルの頭骨を見て思い出した。口蓋骨水平板末端と最後位臼歯との位置関係に、???と興味を持ったのがPCの横にいつも置いてあるニホンザルとハヌマンラングールの頭骨を見たのが始まりだった。

図1.ニホンザル♂
図2.ハヌマンラングール♀
雑食のニホンザルの口蓋骨水平板の後端は最後位臼歯(第三臼歯)より後ろに伸びている(図1)。しかし、葉食のハヌマンラングールは最後位臼歯の中程にある(図.2)。これが口蓋骨水平板と最後位臼歯の位置関係は食性と関係してはいないだろうか?っと思って、机の上の草食のウサギを見たらラングールよりもさらに前に入り込んでいる。で、始まってしまったのだ。

ウクライナはロシアに侵略戦争を仕掛けられている。ロシアが恐ろしくてスゥエーデンやフィンランドもNATOに加盟した。日本は北方領土を返さなければ奪還のための戦争を国後、択捉で行なうぞとロシアに脅しをかけて少しでもウクライナへの兵力を弱められないだろうか!っと思ってしまうこの頃のロシアのウクライナへの侵略戦争である。