「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、性別、年齢、故郷、風習、宗教を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2018年9月21日金曜日

イチョウの木が山にはないのは? The reason why ginkgo and/or maidenhair-tree does not live in the forest?

昨朝、横浜の称名寺の近くに住んでいる大学の後輩がザックにギンナンを背負って持ってきてくれた。
全部で1000個はあるのではないかと思うほどだ。さらに彼の敷地で採れたリンゴほどもありそうな大きなプラムも持ってきてくれた。
彼からはフキノトウ、フキ、シイタケ、ビワなどを貰っている。いずれもぼくは大好きなので喜んでいる。
今回のギンナンは果実のままなので、さぞかし重かっただろう。
彼は、素手でギンナンの果実を拾うようだ。子供の頃から素手で拾っているので被れないようだ。ぼくが、初めて地面に落ちているギンナンを見つけて、拾ったのは東大構内だ。素手で拾ったので大変な目にあった。小便をしたのでペニスは腫れてかぶれて異様に痒く、手で触った首筋や目元まで被れた。
以来、地面に落ちているギンナンを見つけても物欲しそうに見るだけで拾うことはしていない。一度、上野動物園に学生たちを連れて行った時に、植え込みや周りにたくさんギンナンが落ちていて、地面に落ちているのは踏みつぶされていたのので、デジ袋を手袋代わりにして拾ったことがあった。もちろん、拾った後はすぐ手を洗った。
昨日はもらったギンナンの果実の内、ギンナンの種子が見えているものがあったので、庭用のピンセットと小さな園芸用のスコップで取り出して、水洗いした。それだけでも50個以上ある(下図)。
貰ったスモモと洗ったギンナンginkgo nuts
山歩きで、ギンナンだけでなるタヌキのタメ糞を見つけたら、それだけで嬉しくなる。ギンナンの果皮や果肉はタヌキのお腹で消化・吸収、処理されているので、綺麗な?ギンナンを拾うことができる。
山にはタヌキやハクビシンがイチョウの果実を食べた糞としてギンナンが残されているが、イチョウの木は山中には生えていない。鳥糞として排泄されて育った思われるキューイフルーツやビワの木はあるが、イチョウの木は見たことがない。
糞として排泄されても、乾いたり、霜に当たったりして死んでしまうのかもしれない。

2018年9月20日木曜日

ミョウガ  Myouga

庭のミョウガの花が咲きだしていた。花は1日で萎んでしまうが、ミョウガの花穂というか蕾から次々に花が咲きだす。
このミョウガは連れ合いの実家の庭にあったのを一株もらってきて植えてから35年以上経つ。
狭い庭のどこから出てくるか分からないくらい蔓延っている。地下茎が伸びるのだ。しかし、地下茎は地面からせいぜい2センチくらいの深さを這うが、5センチ以上深くは伸びていくことができない。だから、蔓延らないように屋根瓦のような物を地中に埋めて柵を作ろうと思っている。だが、そのような庭仕事の時間をなかなか取れない。
このミョウガ、ネギやショウガなどとともに冷たい素麵や冷奴を食べる時には欠かせない薬味の一つだ。
この天婦羅も旨いし、キュウリ、ナス、キャベツなどの一夜漬けに一緒にシソの葉などと漬け込むと美味しい一夜漬けができる。
もう少し、我家の庭のミョウガを可愛がってやろう。
庭のミョウガZingiber miogaの花
先日、内科で血液や尿を調べてもらった。分っていることだが、コレステロールが多いので、夕食時のご飯を控え、食後の果物は止めるように言われた。アルコールと同じくらい果物大好きなぼくにとっては大ショックだ。でも、ウィスキーについては一言も云われず。果物は朝や昼に食べるように云われたので、今朝も一人で朝食代わりにグレープフルーツ半分、キューイフルーツ1個、ブドウ半房を食べた。これにトースト一枚と目玉焼き、ピーマンとトマトを軽く炒めたもので、満腹だ!今、コーヒーを飲みながらパソコンに向かっている。

2018年9月19日水曜日

快速ラビット! The Express Rabbit!

昨日、今日と専門学校だ。その日の気分で、戸塚か、横浜で東海道線に乗り、東京まで行く。朝、東海道の満員電車に乗って、新橋を過ぎると、「この車は上野から宇都宮行きの快速ラビットになります」と社内放送が流れる。ぼくは、毎回、この放送に違和感を覚える。

これまで、JRの電車ではハクチョウ、ハヤブサ、ヒバリなどの鳥の名前があった。哺乳類の名前と云えば、白馬や白兎などがあるが、これらの鳥も、哺乳類も日本に生息する鳥や日本の地名や伝説が由来だ。

何故、「快速ラビット」に違和感を覚えるかと云うと、関東地方にはラビットは生息してないからだ。

ウサギの英名はラビットRabbitだ!ビアトリクス・ポターの児童書のピータラビットはほとんど誰もが知っている。しかし、このRabbitという英名は地面に穴を掘って巣を作って子育てをするアナウサギのことであり、巣など持たないウサギ=ノウサギは英語でHareと名付けられている。
図1 カイウサギ Rabbit  釧路ふたば幼稚園で
日本には、ウサギの仲間は、北海道の大雪山系に生息するハツカネズミくらいの大きさのナキウサギOchotona hypervorea、奄美大島と徳之島にいるアマミノクロウサギPentalagus furnessi、さらに北海道の野原にいるウサギのユキウサギLepus timidus、本州、四国、九州までに生息するノウサギLepus brachyurusの4種類が生息し、さらにカイウサギのヨーロッパアナウサギOrictolagus cuniculusが各地の島などで野生化している。

ヨーロッパアナウサギを除いて、日本に生息する4種の中で、ナキウサギやアマミノクロウサギは巣穴の中で育児を行う。しかし、ユキウサギやノウサギは巣穴を持たないウサギでHareである。
図2 ノウサギ Hare 丹沢実習で松島侑一郎さん撮る
関東地方に生息するウサギはノウサギでHareである。Rabbitは野外にはいない。だから、東海道線が上野から宇都宮まで「快速ラビット」となりますという社内放送に違和感を持つのだ。北関東にも生息していないヨーロッパアナウサギのRabbitの名を止めて、「快速ノウサギ」とした方がぼくは納得する。
と書いてみて、宅急便にはクロネコもあるし、カンガルーもあるから、いいか!

2018年9月18日火曜日

クマやタヌキとテンの果実の消化率の違い The different digestion ratio of froots for black bear, racoon dog, and marten.

13日の水沢橋ー平戸・焼山登山道ー焼山・姫次登山道ー大平分岐・大平ー奥野林道 を歩いて、見つけた食肉目の糞はクマ糞、タヌキ糞、テン糞の僅か3個であった。それぞれ見つけた場所を下の図1に示す。
テン糞を除いて、他は登山道上であった。
図1 赤線は13日に歩いたGPSの軌跡
B:ツキノワグマの糞位置、R:タヌキの糞位置、M:テンの糞位置
9:38 平戸・焼山の登山道上で見つけたクマ糞。 ちょっと目には柔らかいので、アナグマ糞のようだが、糞塊の量、大きさが違う。
図2 右の方にもう一つ糞塊があった。
図2’ ヤマボウシの種子が見える 枝を箸にして摘む
13:57 大平への下りで、タヌキのタメ糞だ。2、3匹の糞虫の外羽の輝きが見える。
図3 タヌキのタメ糞 ヤマボウシの種子が見える、一塊を採集
15:14 奥野林道の舗装道路に入って間もなくテン糞だ!
図4 テン糞 大きな果皮があるが何だろう?全て採集
これらを、昨朝(17日)洗った。庭に出る前に、長袖シャツを着込み、ズボンの裾は靴下の中に入れ、手や首や耳に虫除けを噴霧し、ぼくが座る水道栓の回りに虫除けスプレーを撒き、椅子に座って行う。

内容物は何か? 結果は以下のようであった。
ツキノワグマ糞:ヤマボウシの種子と果皮、大半がサルナシの種子と果皮だった。
タヌキ糞:ヤマボウシの種子と果皮、アケビの仲間の種子、サルナシの種子
テン糞:サルナシの1個分の果皮と種子

全ての糞にサルナシが入っていた。特に、クマ糞は内容物の多くがサルナシの種子であった。また、クマとタヌキ糞ではヤマボウシの種子や果皮も入っていた。

テン糞を拾って、いつも気になっていたのがテンが果実から栄養として消化吸収する割合が気になっていた。というのは、テン糞ではほとんど消化分解されていな果実が多いからである。
今回、クマ、タヌキ、テン、同じサルナシを食べていた。クマもタヌキもサルナシの種子の回りには果肉が全く着いていなく、クマでは果皮も薄い表皮しか残っていない。タヌキではサルナシの表皮は不明で、テンは果肉はまったく未消化の状態である。
ヤマボウシでは、クマの方がタヌキよりも果皮がかなり薄くなるまで消化されていた。今回はテンがヤマボウシを食べた糞を拾ってないが、テンはヤマボウシを食べたとしてもただ果実を潰したような感じだ。

食肉目でもサルナシを食べた場合、タヌキ、クマ、テンの順に消化率が悪くなっていると思える。
一方、ヤマボウシを食べた場合、クマ、タヌキ、テンの順に消化率が悪い。
いずれの場合もテンの果実の消化率はかなり悪い。
テンは果実を食べるようになったのはクマやタヌキに比べるとずーと後になってからのことかもしれない。

2018年9月17日月曜日

続々)山は肌寒かった! contin.2)It was chilly in the moutain area!

登山道に出てからは、一層肌寒さを感じるので、ピーナッツをチョコで固めたものを頬張る。
12:41 道志川沿いの平丸からの登山道の道標が見える。大平分岐までもう少しだ!
図1 平丸へ降りる道標
12:44 ホトトギスだが、泥で汚れている。
図2 ホトトギス
12:45 ネズミが掘ったと思われる穴が登山道の脇にあった。ヒメネズミ?アカネズミ?穴を掘って、ドングリなどを貯蓄した?それなら、塞ぐねぇー。それとも巣穴?
図3 ネズミの穴だろう
12:58 ヤマトリカブトが
図4 ヤマトリカブトが綺麗
13:06 テンニンソウの花の中の道を進む。気持ちが良い筈だが、疲れて休みたい。が、ガスってきている。黍殻山避難小屋で休みたい!
図5 テンニンソウの道
13:06 何だか、ガスってきた。避難小屋に行きたい。
図6 ガスってきた
図6' ガスってきた
13:11 キク科の黄色の花が眩しい。このキク科の名は?帰宅してから図鑑を捲ったが調べきれなかった。
図7 キク科
13:13 大平分岐だ!避難小屋はすぐだ!寝て行きたいが、ぼくの足では水沢橋までこれから3時間は掛かる。携帯を持って来なかったことが悔やまれる。「眠いので黍殻山避難小屋で1時間寝てから帰るので、帰宅は6時過ぎになる」と連絡したかった。いつも、「帰らなければ山に泊まったと思ってくれ!翌日の昼までに連絡する!」と云い伝えているが、、、、。今日は、携帯を忘れてしまった。無理してでも帰らざるを得ない。
図8 大平分岐 黍殻山避難小屋は500メートルこの道を進む
13:22 イグチ科のチチアワタケかな? 腰を屈めて採るのも面倒なので写真を撮っただけ。
図9 チチアワタケ
しばらく、下っていると休み台がある。もう、ダメだ!台の上は濡れているが、ザックを枕にして仰向けになる。靄ってはいるが、雨にはなっていない。気持ちが良い。このまま眠ってしまいたいが、目を閉じ続けることができない。10分くらいウツラウツラしていただろうか?遅くなると行けないのでスポーツドリンクを飲み、レモンの輪切りを食べ、下ることにする。
13:52 膝や足首の屈伸運動をし、靴の紐を締め直し、ストックを長くして出発だ!
13:57 おー、タヌキのタメ糞だ!ヤマボウシの種子が見える!
図10 タヌキのタメ糞
14:04 この道標から西側にトラバースしている道があり、沢を越えていくと、黍殻山避難小屋の直下になる。登ると30分もしないで小屋の広場に出られた。小屋から、雨降りの時に学生を連れて降りたこともあった。
図11 道標

14:22 ヤマホトトギスかヤマジノホトトギスだ!
図12 ホトトギスの仲間
14:45 大平着いた。軽トラックが1台停まっている。さぁー、もう奥野林道の舗装道路を歩くだけだ!ゆっくり歩いても1時間半あれば水沢橋だ!
図13 大平
14:56 勢いよく流れ出る溢れんばかりの冷たい水で、手と顔を洗い、ペットボトルの水を捨ててこの水を容れる。
図14 水場
15:14 テン糞だ!奥野林道は酷く荒れ果てている。大平にあった軽トラックが良く登ってきたものだ。落石や倒木が至るところにあり、まるで道に暖簾でも掛けているようにアケビの蔓がぶら下る。
大平に停まっていた軽トラに追い抜かされる。この軽トラは松茸山入り口の駐車場で停まって、二人が座って作業していた。元気を出して「こんにちは!」と叫ぶ。
ここからの下りが嫌になる。再びあの軽トラに抜かれる。車の二人は会釈をする。こちらも軽く頭を下げる。ピシピシと道路上に転がっているドングリを踏み潰しながら車はゆっくり遠ざかる。
図15 テン糞
16:30 林道ゲート前の駐車場の車に着く。GPS上では17.5キロの道程を、7時から16時半までの9時間半も掛かって歩いた。下のGPSの軌跡には今回アップした主な場所を示す。
図16 3回にわたってアップした地点
黒〇は1回目、緑〇は2回目、赤〇は3回目の図の番号

2018年9月16日日曜日

続)山は肌寒かった! cnotinue1) It was chilly in the mountain area.

9月12日に歩いたルートは、水沢橋ー平戸・焼山登山道ー姫次・焼山登山道ー大平分岐ー大平ー奥野林道である(図1)。
図1 歩いたルート(GPSの軌跡)
9:45 簡単な朝食を取り、写真を撮った休み台のところを出発。
9:52 ピークの北側を巻く道を歩いていくと、また、朽ちてつぶれそうな休み台だ。周りのスギの木のために日陰で湿っぽい場所だから、朽ちるのが早い。夏なら日陰の場所で良さそうだが、、、。
図2 朽ちた休み台
上の休み台は尾根上にあり、巻いたピークに登ってみると、下からこの尾根を利用する登山者、山の人、動物たちがいるようだ。トレースが付いている。今、今回のGPSの軌跡を見ると、電子国土では伊勢沢林道から二つ目の橋を渡ってすぐ、正面の尾根に取り付くとこの場所への古い道がある。さらに、この尾根は焼山から下りてきている。よーし、秋になったら下からこの朽ちた休み台まで歩いてみよう。
10:25 沢沿いの道をトラバースして再び尾根状に出る。ここを東南に下ると852のピークに出る。以前行ったことがある。
図3 852ピークへの尾根。トレースが付いている。
上の尾根上の場所から斜面を登り、滑りそうな場所にはトラロープが下がっていたのでそれを利用し、さらに険しい岩場でアドレナリンがドッサリでる。
岩場を巻く道が付いているにも関わらず、ボルダリングではこんな所は簡単な場所だろうっと思ったのが間違っていた。僅か1メートルくらいの岩場を越えるのに10分以上を費やしたかな?
ストックが邪魔、カメラが邪魔、足を乗せるホールドが滑る。右手を岩の割れ目に入れて力を入れたため、肩鎖関節脱臼している右肩の筋肉がきしんで悲鳴を上げている。痛くても、我慢!
ストックやカメラを左手で上方の滑らないところに置き、僅かなの岩の盛り上がりを抑え、身体を持ち上げ左膝を木屑があるところに持ち上げて置いて、体重を左膝に掛けて確かめる。さらに、ストックとカメラを30センチくらい移動させて、左手の手掛かりになる場所を下がす。
右手を岩の盛り上がりに乗せ、右足を岩に滑らせて上げてとっかかりを探す。引っかかりがあったので、右足に力を入れ左膝を浮かせてみる。大丈夫だ!両手と右足に均等に力を入れて身体を持ち上げて左足を膝をついていた場所に着く。
やった!ホットする。ようやく、僅か1メートル足らずの岩場を乗り越えるのにヘトヘトで、喉がカラカラだ。もう、こんなバカげた登りはせずに楽な道を通ろう。
ここを通ってから、再び崩壊した沢のザレ場を渡る。尾根上の道標が見える。
11:35 あの尾根上の道標と休み場だ!休憩だ!10:25の尾根からこの尾根まで約1キロを50分も掛かったのだ。
図4 懐かしい道標と休み台
11:37  この場で恒例の自撮り。この場に来てもう何回、自分を含む同行者の写真を撮ったろう。この休み台でひと眠りしたい程疲れた。しかし、我慢して歩きだす。ここから、姫次・焼山の登山道はすぐだ!
が、目を瞑ったようにして歩きだす、フラフラした歩き方だ。そのため、メガネのピントが合わず、何度もメガネを上にあげる。
図5 ポーズをつける
12:03 登山道直下の扇状地状の平坦地にでる。テンニンソウが繁茂し、花を咲かせているものがある。テンニンソウに隠れるようにしてトリカブトの花もある。ここは雨が降ったら水が表層水となるので、シカなどの偶蹄類の足跡が沢山あり、ヌタ場を多い。
図6 テンニンソウ

図7 トリカブトの仲間
12:05 おー、これは大きなヌタ場だ。長い毛があった。シカかカモシカかどちらかの毛だ。5本持ち帰って、手持ちの標本と比べたら、シカ毛だった。ここから登山道にもっとも近いと思われる斜め右の方向に進み登山道に出る。
図8 ヌタ場
図8' ヌタ場に長い毛がたくさんあった。
12:15 登山道を少し歩いて、もう何年もそのまま立っている神奈川県自然保護センターの通行止めの看板などを眺める。「登山者の皆さまへ」と登山道崩壊のため通行できませんと書いているが、このように書くと恐らく初めてこの道を下って平戸・鳥屋方面に行く登山者はいなくなるだろう。せめて、「崩壊しているが、慎重に歩くとガレ場をトラバースすることができる。自己責任でお願いします。」っと書くとこの登山道はもっともっと使われるだろう。

ぼくが学生の頃は道標などはもちろんなく、石や岩に塗られた赤ペンキや太い木のナタメ(ナタで切りつけた痕)が目印だった。皆、自己責任で歩いていて、南アの荒沢岳の帰路の時は雨にやられ椹島手前で林道工事の人たちの小屋にに泊めてもらった事を今突然思い出した。1966年5月だった。ぼくにとっての初めての山歩きで、静岡出身の故M先輩がガイドしてくれ、トラバースやグリセードという山用語を知った。
図9 通行止めの看板
看板を見ていたら、ここで休みたい。昼寝をしたい。黍殻山避難小屋に行って寝たいと思う気持ちが強くなった。が、携帯を家に忘れてきたので連れ合いに連絡が取れない。いつも、昼前か、遅くても15時くらいまでには帰宅しているので、昼寝して休憩を取っていきたいが、困った。30分でも寝たい。

2018年9月15日土曜日

イルカショーの批判 The criticism of Dolphin Show!

2020年の東京オリンピックのセーリングの会場予定地は江ノ島である。そこで、9月9日からワールド・セーリング大会が行われており、初日に江ノ島水族館で各国から参加した出場者たちにイルカショーを見せた。
このイルカショーの驚いた海外の選手たちはSNSで、イルカショーを批判した。10日には国際セーリング連盟もイルカショーを批判した。これを受けて日本セーリング連盟も謝罪した。

この問題についてはイルカショーが何故いけないの?っと疑問を持っている日本人もたくさんいるようだ。海外では、闘牛、馬術、ドックレースなどがあるのに!っと思っているようだ。

日本では、この30年くらい前から陸上生の野生哺乳動物や鳥類については、野生動物が生息している自然状態に近い工夫をして飼うこと、こうすることで、飼育動物の異常行動を減らし、動物の福祉を図ることが目的とされる。これを環境エン・リッチメントEnvironmental enrichmentと云う。

上野動物園も横浜ズーラシアも環境エンリッチメントを取り入れ、餌の取り方、隠れ場、休み場、ヒトとの関係や単独生活者なら他個体との距離・関係など多くの配慮がなされてエンリッチメントに努力している。それでも飼育管理者がその飼育動物の野生(自然)状態での生活を知らなければ動物福祉には程遠くなる。
ぼくが秦嶺山脈のキンシコウを調査していたので、横浜ズーラシアの飼育担当者から、キンシコウの生息地の状況や食物などや行動・生態を聞かれたものだ。また、日本の野生動物であるキツネ、タヌキ、テン、ツキノワグマの生息地を知るため丹沢山麓を一緒に歩いたこともある。

陸生の野生哺乳類・鳥類の飼育に関しては各動物園で環境エンリッチメントの考え・思想が浸透している。しかし、同じ野生哺乳類でもイルカやクジラの仲間やアザラシ、オットセイなどの海獣類を飼育しているところでは、エンリッチメントの思想が皆無である。
狭いプールで飼い、餌は手渡しで与え、芸をさせるのが当たり前だ。
隠れる所もない透明の円筒状の水槽で泳ぐシロイルカ 
八景シーパラダイスで

芸をした後お辞儀をさせられているセイウチ
八景シーパラダイスで

広い海で泳ぎまわっていたイルカをオットセイをまるで芸をさせることで飼育しているのだ。
彼らはぼくらと同じ哺乳類であり、彼らは捕獲されて持ち込まれた野生動物なのだ。イヌ、ウシ、ウマなどの家畜化された動物と違うのだ。

ぼくは、子供の頃からサーカスで芸をするクマやライオン、猿回しのサルを見るのが嫌だった。サーカスのクマやライオン、猿回しのサルたちは悲しみに溢れた生気を失っている目をしている。鞭によって抑えつけられていることで芸をしているのだ。彼らの芸で観客が笑うのは身内の誰かが物笑いにされているようでイヤだった。
海を泳いでいるイルカの目を見たことがないが、江ノ島水族館のイルカたちもきっと悲しみに溢れた目をしていることだろう。

2020年の東京オリンピックまでに、水族館の海獣類をエンリッチメントを考えた飼育をお願いしたい。