「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2021年10月29日金曜日

マスクなしの散歩  Walking without a mask

このところ雨などの天候のために山へ行くチャンスを失っている。昨日は早く起きたのに気分が乗らなかった。が、外は快晴なので珍しく午前中に散歩に出かけた。行先は引地川の南にある親水公園だ。引地川に沿った旧道を歩いて目差した。それは親水公園までの遊歩道は散歩する人たちが多いためマスクをつけなければいけないと考えたからだ。旧道は古い門構えの大きな農家や畑があり、人通りがほとんどないからだ。
青い空、降りそそぐ気持ちの良い柔らかな枯葉匂いの風、車は1台くらいぼくを追い越していっただけだ。100メートルほど離れた遊歩道が見える。やはり、散歩者が多い。こちらの方がマスクなしで歩いているので気持ちが良い。
公園に着いた。随分子供たちが多い、近くの幼稚園や保育園からやってきているのだ。先ずはトイレに入って用をたし、自動販売機で120円払ってスポーツドリンクを手に入れ、テーブルがある木でつくられた長い椅子に座り、ザックを下ろし、着ていたセータを脱いでザックにしまい、買ったドリンクをゴクゴク吞む。
農家の畑の横のスギの木に絡まっていたカラスウリ
5分くらい休んだかな?マスクをつけ遊歩道を戻る。犬を連れた散歩者、帽子をかぶった老夫婦、乳母車を押す若い二人、マスクをつけたジョッカー、ぼくはやはりマスクを外したいので遊歩道を離れて旧道を歩く。

13937歩、10592m、2時間19分、消費カロリー344、燃焼脂肪量47gと新しいガラ携は教えてくれた。
 

2021年10月23日土曜日

カネタタキの鳴く音が聞こえない!  I can't hear the sounds of small cricket

昨日の夕食後、連れ合いや娘が虫が鳴いていると部屋の中を見回す。チ、チとあるいはチン、チンと鳴いているようだ。が、ぼくには聴こえない。補聴器をつけても聴こえない。娘が鳴いている虫を見つけた。居間のドアの鴨居の上だ。スマホで写真に撮る。
昆虫図鑑で絵合わせするとカネタタキのオスのようだ。
寒くなったので、デンドロビュームを除く洋ラン類を部屋に取り入れたのだ。そのラン鉢についてきたのだろう。虫の音や鳥の声が聞こえない。悲しいが仕方がない。補聴器をつけても高い波長の音が聞こえない。
カネタタキOrnebius kanetatakiのオス
鳥の声、虫の音、自転車のチリンチリンというベルの音が聞こえないと気が付いたのは、アフリカから帰国してからだ。好きだったクラシックも高い音が聞こえなくなり、知っている曲は聞こえない部分を覚えているリズムでハモル事ができるが、、、。山歩きで鳥の声、虫の声が聞こえないのは楽しみを奪われたようで、あり、動物の接近などの第六感とは聴覚から来ていると考えられ、アフリカから帰国後全く動物に遭遇できなくなっているのも聴覚が衰えたからだと思える。

2021年10月22日金曜日

多くの哺乳類は目が悪い!1)  Most of mammals do not have good eyes!

 一昨日専門学校でモグラの解剖を行った。一人一匹の割り当てだ。合計8匹、ぼくの分も加えて9匹のモグラを使った。が、一人欠席なので8匹で間に合った。このモグラはいつも野菜を我家へ届けてくれる知人のN.Kさんの畑で捕獲されたものだ。N.Kさんがトラバサミのような捕獲機を買ってモグラのトンネルに仕掛ける。そうするとそこを通るモグラが可哀想にも胴体ごと鉄の爪のワナで抑え込まれるのだ。だから、かかった暫らくは生きている。が、1,2時間もすると出血多量で死んでしまう。可哀想なモグラたちだ。実はモグラもネズミも保護獣だ。実験や研究で使う場合は許可が必要だ。しかし、これらの獣害に困っている人は市の許可を得て捕獲しなければならないが、園芸店で捕獲器を買って自由におこなっている。

彼の藤沢市の北部にある畑は、周りは農耕地といった感じで、家は見えない。もちろん、500メートルも歩けばたくさん住宅がある。そこの畑にはモグラばかりでなく、ノウサギ、ハクビシン、アライグマも野荒しにやってくる。が、日本固有の動物であるテンやタヌキ、アナグマは少なくてもその食痕や糞や足跡の状態から来ていないようだ。

ハクビシンやアライグマに日本固有の食肉目の動物たちは負けている。つまり、移入種たちよりも劣位なんだ。それは、我家の狭い庭にシジュカラのヒナを狙う動物はハクビシンやアライグマ、そしてネコがいるものの、テンやタヌキ、アナグマはいない。

さて、そのモグラ(アズマモグラ)だが、生涯地中生活なので、目は退化してしまっている。つまり、目がほとんど無い。脊椎動物の目の奥に網膜があり、そこに水晶体から入った像が投影され、明暗を感じる桿体細胞と色を識別する錐体細胞がある。モグラはこの目が退化して小さな点状になっているが、明暗は退化した目でも感じているでしょう。

2021年10月18日月曜日

高畑山で拾ったタヌキ糞とアナグマ糞  Two faces of raccoon dog and badger on the way to the Mt.Takahata

 先日の高畑山実習で拾ってきた糞はアナグマとタヌキ糞の二つだけであった。一昨日、数日前に近くの戦没者慰霊碑の所で拾ってきたギンナンを果肉から種子を取り除き、庭の水道栓で種子を洗った、ついでに拾ってきた糞2個も洗った。

9:27 アナグマ糞
ヤマボウシ種子、サルナシ種子、カマドウマ脚・産卵管、甲虫外骨格、腐葉砕片、砂泥

10:11 タヌキ糞
マメガキ種子、サルナシ種子、昆虫脚・外骨格、腐葉砕片、

ヤマボウシ、サルナシ、マメガキの実はこの時季にはすでに林床に落ちている。アナグマやタヌキではなんのことなく探し出して食べているのだ。しかし、ほぼ同じ果実を食べてもタヌキとアナグマでは糞の形状・状態が大きく異なる。両者とも落ちている果実の他に腐葉層にいる土壌動物である昆虫たちもたべている。アナグマ糞では円筒状の糞粒をほとんど見たことがない。が、タヌキのタメ糞ではアナグマ糞のような泥状の糞があることがある。しかし多くの場合、同じ物を食べているにもかかわらず両者の糞の形状・状態が異なる。これはかれらの腸内細菌の種類や分解・消化の違いに因るのだろうか?詳しい方から教えてもらいたいものだ。

すっかり寒くなった。北海道では雪だ!昨日、チャレンジキャンパスで専門学校へ行ったが、ジーパンにシャツに半袖セーター、さらに半コートを羽織った。二人の男子高校生がきた。今朝も寒いので、庭木に吊り下げているカトレア類を部屋に取り込もう。

2021年10月16日土曜日

三叉路から高畑山へ   To Mt.Takahata from the Sansaro 2)

 御殿森ノ頭で休んだ後、ぼくはキノコを探しながら歩く。が、お目当てのアカモミタケはもう一本も見つからず。歩き始めて30分くらい経ってから学生たちが先頭を歩いていたぼくを呼ぶ。糞があるようだ。イノシシの糞だ。イノシシは今の時季は林床に落ちたドングリを主に食べ、腐葉層の土壌動物をも食べている。タヌキ糞のように大きな円筒状の塊りの糞もあるが、今は草食獣のような塊りを積み重ねたような糞をする。

イノシシ糞だ!
間もなく、高畑山への道標がある場所に来る、ほぼ直登だ。これまであった木製の見晴台のような休憩場が取り払われたので、高畑山山頂に来ても見晴らしは良くないし、学生たちにとってはつまらないようだ。休み台が二つあり、それに腰掛ける。辺りはシカが食べないトリカブトとシソ科のテンニンソウに覆われている。ぼくは一人お湯を沸かし、採ってきたアカモミタケを入れ煮立ってから、前もって椀に入れておいた味噌と具にお湯を注ぎ、アカモミタケも注ぎ入れて椀の味噌を掻き混ぜる。熱い味噌汁を口にする。アカモミタケの出汁が出ていて汁が旨い。アカモミタケの茎の部分を食べる。作ってきたお握りを食べる。熱い味噌汁を飲む。旨い!アカモミタケの傘も食べる。旨い。学生たちに見せびらかすが、彼らはキノコを本当に食べているっと云ったような顔をしている。
食後、辺りをうろつく。赤い花のヤマシャクヤクがあった場所にいく。本数が増えている。
さらに、うろついてキノコを探していると、なんとヤマシャクヤクの群落のような場所に出た。驚きだ!来春が愉しみだ!

12時10分に皆、食事が終わったので、戻ることにする。帰路は春ノ木丸経由で行くと地図を休み台の上に置いて説明する。M.T君がぼくのズボンに毛虫が付いていると取ってくれる。その毛虫は下のものだ、早速これから卒業生のS.Aさんに送ってみてもらおう。
ズボンについていた毛虫
帰路、春ノ木丸(487m)に登らずにその南側斜面を巻いて、間違った尾根を下る。これでこの尾根を下ったのは3度目だ。最初は下って沢に出た。沢沿いを下って車の音が聞こえるので、道路に出られた時があった。15年前の5月だった。
R.Mくんが春ノ木丸のピークに登り、降りてくる。尾根(間違っている)を下る、何かオカシイ。先週登ったところなのにオカシイと思いながら下る。立ち止まる。担任のHさんが、「先生、間違っている!」と教えてくれる。春ノ木丸を巻いたところで、地図とコンパス、あるいはスマホのGPSを見ればこんな間違いなどすぐ気付くはずなのに、先週歩いているからという思いで、しかもオカシイと思いながら下る。何故、オカシイと思った時にすぐコンパスを見なかったか!大反省だ!
戻る、降りてきたところまで登る!っと皆に声を掛ける。すぐ、学生たちは登っていき姿は消え、声だけになる。R.Mくんが待っていて、先生のザックを持ちますと云う。断ると、バックだけでも持ちましょう!っと云ってくれる。有り難い。もちろん持ってもらいたいが、まだ、自分の荷物くらいは自分で持って歩けるので、礼を言って断る。彼はぼくを心配してから5,6メートル先を着かず離れずゆっくり歩いている。
ぼくは相当バテタ感じで歩いているんだ。そうだろう。自分が間違った尾根を下り、その尾根を引き返して皆で登っているんだ。コンパスやGPSを何故見なかったのか悔やみながら登る姿にR.Mくんは見ていられなかったんだ!サンキュウ、気持ちだけ感謝だ!左足の脹脛が攣る。
バス停の方へ下るシカ柵の扉のところで、小休憩。バスの時間までは1時間ちかくある。「ここからは1本道で迷うところがない。もう一つシカ柵扉を開けて下るとすぐだ。ぼくは30分くらいここで休む!」っと皆を先に行かせる。座り込んでスポーツドリンクを飲む。ヒルがやってくるが無視。
15:21 春ノ木丸への登り口着
15時50分発のバスに乗る。出て間もなく仏果山登山口を過ぎる頃には、皆、座席では眠り込んでいる。学生も朝は早いし疲れたんだ!

2021年10月15日金曜日

三叉路から高畑山へ To the Mt.Takahata from the Sansaro 1)

 昨日、1日延期しての専門学校の丹沢実習があった。本厚木駅前7時40分発の宮ヶ瀬行きのバスに乗る。三叉路でバスを降りる。曇りだが、午後からは晴れ間も出る予報だ。マスクを外して歩き出す。マスク無しの外歩きは気持ちが良い。雨上がりの湿った草木の匂いがたちこめている。丹沢山への登山道口の所で、ヒルの注意をする。皆、足元に市販のヒル除けのスプレーを足下に噴霧する。ぼくは、前夜に靴下とスパッツの内側に飽和食塩水を噴霧している。すでにヒルが這い寄ってきていて学生たちは声を上げる。

登山道を登り始める。ヒルの襲来で皆声を上げる。先週は雨中だったので酷かったが、今週もまだまだヒルは元気に地表で活動している。ベニタケ科のキノコが一本づつ顔を出す。ぼくが写真を撮ると学生たちはヒル取りだ。カラハツ、カワリハツタケ、ドクベニタケ、チシオハツタケなどが入り混じる。折ると白い乳が出たり、少し食べると苦かったりする。




鞍部に出て、ホッとする。イノシシが掘り越した後にアナグマがさらに鼻と前足を使って掘り返した跡が続く。
イノシシの掘り起しの後にアナグマが漁った跡
コウヤボウキが出てきたが、名前が出てこない。また、同じくキク科のカシワバハグマが咲いていたが、これもすぐ名前が出てこない。図鑑ではコウヤボウキの隣くらいに出てくると云い話す。
カシワバハグマ
おー、久しぶりだ!アナグマ糞だ!ねっとりした黒い泥状のアナグマ糞特有の臭いと形状だ。これがちょっとした深さ3,4センチの穴を掘ったところにあれば典型的なアナグマ糞だと説明する。ぼくはスプーン一杯くらいもらう。っと、お目当てのベニタケ科のアカモミタケだ!一個しか出てない。
アナグマ糞
写真を撮り、そぉっと引き抜いて茎の石鎚のところを折り、朱色の汁が出て来るので、皆にそれを見てもらう。お昼の汁用に大きな袋に容れる。もっとあるかなと探しながら歩いたが高畑山まではこれ一本限りだった。2,3本採れたら皆に食べさせたかった。
ベニタケ科の美味しいアカモミタケ
春の木丸へ行く壊れたシカ柵の扉のところを過ぎて少し平になったところで、タヌキのタメ糞だ。
タヌキのタメ糞
10時20分、御殿森の頭の道標の前で、休憩とする。ここでも落ち葉が溜まったところにはヒルはいた。そのため、学生たちは落ち葉がないところで休む。出発前に集合写真だ!
御殿森の頭の道標の前で!



2021年10月10日日曜日

ギンナン拾いは恐ろしい!   The gathering of ginkgo nuts is fearful for me!

 歩いて5、6分のところに小学校があり、その表門の横にこの地域の戦没者の慰霊碑がある。そこにメスのイチョウの木があり、毎年たくさんギンナンを落としており、散歩する道路上にも落ちている。毎年、踏まれて種子がはみ出た3,4個拾うだけだ。今年は10個くらい拾ったが、さらに昨日は竹でできた庭仕事用のつまみバサミを持ち、厚手のビニール袋を持って散歩も兼ねてギンナンを拾いに行った。

毎年、テン糞やタヌキ糞からギンナンを拾っては、お正月用の茶碗蒸しの具としていた。7個しか集まらなければ3人家族なので、2,2,3と分けぼくがもちろん3個を食べる。このところは友人のT.M氏がたくさん持ってきてくれた。ぼくもはギンナンは大好きなのだ。しかし、昨年今年とコロナ禍である。

もう半世紀くらい前に東大農学部のイチョウ並木でギンナンを広い、酷い目にあった。その時がギンナンを初めて拾った時だ。素手で拾ったにも関わらず、首や顔を触り、農学部のトイレで小便したものだからペニスを含む身体中がかぶれた。以来、ギンナンを見ても拾ったことはなかった。

が、タヌキ糞やテン糞などの食肉目の糞を拾っていて、今の季節にギンナンの種子だけの糞があり、それを取ってきてギンナンを洗って食べるようになった。これは、第一タヌキやテンがイチョウの果実を食べると種子のギンナンそのものだけが糞として排泄されるので、イチョウの果実の臭いニオイもなく、素手で拾っても手はかぶれないからだ。

タヌキのタメ糞のギンナン 2017年11月8日榛の木丸で
昨日は、落ちているギンナンをそのままつまみ鋏で拾い上げてビニール袋に容れたり、ギンナンの実を潰して種子だけを拾ったりしていた。すると、目がチカチカと痛くなり、両手の手首あたりが痛痒くなり、辺り一面に瘴気が漂い始めたように感じた。
このままでは身体全体がおかしくなると思い、すぐ、竹製のつまみ鋏をビニール袋に容れ、拾ったギンナンを容れた袋を閉じてウエストバックに容れてその場を離れた。目の痛みは歩いている内に無くなったが、両腕は赤くなったままであった。帰宅し、先ず水だけで手・腕を洗い、次に石鹸をつけて2度洗った。両手首の辺りが赤いままでしかも5,6ミリのピンク色の円状の腫れができていた。この腫れも腕の赤味も1時間くらいするとなくなった。靴でギンナンの実を潰したので、手元にはその汁は飛び散らない筈である。
取って来たギンナンはまだ袋に容れたまま庭に置いている。もう少し腐ってからだとかぶれないかな?

友人のT.Mは素手でギンナンの実を拾って我家に届けてくれるが、彼はかぶれることはないようだ。アレルギー反応は個人によって違うが、ギンナンの実にかぶれるのは残念だ!
タヌキやテンはギンナンの実を食べてもかぶれない。それはT.Mのような個体であって、ぼくのようにかぶれる個体もいるのかな?

2021年10月8日金曜日

まだ、ヒルが、、、  Still, leeches are, , , ,

 予報は曇りだった筈なのに、246号に入り東海大病院前を通る頃には霧雨状態、清川村の尾崎の交差点辺りから小雨状態。まー晴れるだろうと車を走らす。が、フロントガラスの雨粒が多くなり間欠のワイパーを動かす。来週の丹沢実習が高畑山なので、吹風トンネル前の駐車場に車を置いて登山路を登ろうと思っていた。が、駐車場は閉鎖されている。戻って三叉路を左折し宮ヶ瀬の駐車場に車を置く。

車から出ると小雨だ。傘は持って来なかった。連れ合いに電話して今日の天気予報を聞く。処によって小雨のようだ。止みそうもないので、ザックカバーをつけ、上半身に雨具を羽織り、スパッツをつけ、バス停の裏の方から春の木丸に向かう。シカ柵の扉を閉めた時は、汗だくだ!ヒルも凄い!春の木丸でヒルを取り去ろうと思ったが、最初の道標の前でスパッツを剥がし、ヒルを剥がす。飽和食塩水を噴霧すると面白いように伸びているヒルが丸まってポロポロ落ちる。

7:39 シカ柵の扉
扉の道標
2年前の丹沢実習の時、春の木丸の帰路、この道標に気づかないで素通りし宮ヶ瀬バス停方面に向かわないで、湖畔のピクニック広場まで下りてしまった。その為、バスに乗るために皆で走ったことがあった。
ホコリタケとヒイロチャワンタケを見つけた。両方とも食用になるキノコなのに、採らなかった。このヒイロチャワンタケは図鑑で見て知っており時々山でも見ているのだがこれまでも採ったことはない。これからは採って味見しよう!
ホコリタケ
コマツナギの花も咲いていたが、もう終わりのようだ。この花だけがまだ活き活きしている。
コマツナギ
ヒイロチャワンタケ
この標識から春の木丸に登るとすぐだ。標識の左側の方にトラロープで入らないようにしているが、ここから春の木丸を巻いた道があり、登って尾根に辿り着き、そのまま南方に進むと登山路に合流する。
8:16 榛の木丸への道標
春の木丸に着く。が、再びヒル剥がしだ。まさかと思ったが飽和食塩水を容れた噴霧器を持ってきて良かった。ヒルを剥がしたので、濡れた休み台にマットを敷き、ガスストーブでお湯を沸かし半分のインスタントラーメンとビスケットを2枚食べる。あー、このラーメンにホコリタケやヒイロチャワンタケの一つでも入っていれば味が良かっただろうと思う。
榛の木丸の濡れた休み台 上からも大粒の雨だれが落ちる
30分くらい春の木丸がいたが、雨は止みそうもないので、日和ってこのまま同じ道を戻ることにする。
車の中で、再びヒル落としだ。家にヒルを連れ帰るとワイワイ云われ煩いので飽和食塩水を噴霧して落とす。落ちたヤツは車外へ!
こんなにヒルがいるなんて予想外だ。今年は10月になっても温かい日が続くからヒルは活動しているんだ。来週はどうかな?
GPS上では往復3.5キロ2時間の山歩きだった。

2021年10月6日水曜日

ノーベル賞 ー研究ー Nobel prize -Study/Research-

今年のノーベル賞の発表が続いている。アメリカ在住の愛媛県生まれの真鍋淑朗さんが物理学賞を受けた。日本人として誇らしい気持ちがする。

 20年ちょっと前から、中国の秦嶺山脈で西安の西北大学の研究者と一緒に金絲猴(キンシコウ)の調査・研究を行った。春休みの年一回か夏休みも兼ねて年2回くらい西北大学に行き、そこから周至という街を通って秦嶺山脈の中腹にある玉皇廟という山村の楊さん宅を基地にして調査が行われた。当時西北大学の大学院生だったC君は京都大学霊長類研究所にも留学し、現在は中国南部の大都市にある有名大学の教授になっていて、2012年に彼のガイドで中国南西部の街を観光し、森・自然・サルを見せてもらった。

2012年8月のキンシコウ調査で

そのC君はキンシコウの調査をしている大学院生の時に、「何故、福田はドクター(博士号)を持っているのに中国の山まで来ているのか?」っとぼくの生き方に疑問を投げた。「ぼくら研究者はドクターであろうとキンシコウの事は何も知らない、キンシコウの事が知りたいから君らと一緒に山の中を這いずり回るのだよ!」と応えたことがあった。

当時のC君にとってはドクターであるなら給料の良い社会的地位を目差すべきだと云うのだ。恐らく、中国の人たちの多くは今でもそうかもしれない。しかし、研究者が社会的優位な位置を求めたら、それはもう研究者ではない。研究者とは自分がやりたい研究ができる場さえあれば良いのだ。

2021年10月3日日曜日

秋の空とセイタカアワダチソウ  Autumnal sky and one toll goldenrod

昨日の午後、温かくなったので半袖で散歩に出た。抜けるような青空だ。引地川沿いに南下し、好きな田んぼがあるところまできた。畦道を歩くとバッタやツユムシが跳びだした。もうアマガエルはいなかった。台風の風のため稲穂がなぎ倒されていた。土手のセイタカアワダチソウが1本、温かいお日様の光を受けようとたくさんの手を広げていた。
セイタカアワダチソウSolidago altissima

2021年10月2日土曜日

我家にキクラゲが、、 There are black tree fungus in our house , , ,

我家の玄関前に枯れたベンジャミンゴムの切り株を鉢ごと春からだしていた。今まで居間に置いていて、毎年春になると庭に出していたのだが、根回りが大きくなり、上部を剪定して切り詰めたのだが、鉢が重くて昨夏は部屋の中に置いたままだった。日光不足なのか今春には枯れてしまった。
それで、6月には根本の30センチくらい上から切り落とし、根回りが腐ったら引き抜こうと思っていた。
そのベンジャミンゴムの根回りに9月上旬頃、干乾びた黒い苔のような物がついていた。ぼくはいよいよ木が腐り始めたから処理しやすくなったと思っていた。その苔のような物がキクラゲだと思ったのはつい一週間前である。黒く固い皮状になっていたので、剪定鋏で少し切り通って水に浸けていた。半日もしないで水を吸って膨らみキクラゲそのものだと確信した。そして、一昨日、昨日の台風の雨ですっかりキクラゲ状と姿を変えた。
キノコ好きのぼくにとっては嬉しい限りだ。大きいものだけを根本を残すようにして慎重に採ろう。お昼の焼きそばの具としよう。
我家に食べられるキクラゲが出てくるなんて、部屋の中にヤモリやトカゲやヘビやネズミがうろちょろしていたタンガニーカ湖畔のビレンゲの家を思いだす。ぼくにとっては部屋の中には虫や動物たち、庭には野菜や果物がなる木がある生活は子供の頃からの憧れだ。

今日は台風一過の素晴らしく良い天気!部屋に取り込んだラン鉢をまた外に吊り下げた。キクラゲは2つ切り取った。お昼を食べたら散歩に行こう。



 

2021年10月1日金曜日

ヒガンバナの仲間? Is this a kind of the red spider lily?

 前回、ジョロウグモをアップしたが、そのお宅の近くにユリのようなヘメロカリスのような黄色の花弁をもった花があった。雄蕊がずいぶん長くとび出ている。この花の葉と思われるような単子葉の葉は見当たらない。これはヒガンバナの仲間なのか?園芸品種か?

この花はショウキズイセンと云うヒガンバナの仲間であることを北関東の山歩きさんよりコメントで教えてもらいました。

ショウキズイセンLycoris traubii

台風が太平洋を北上している。9時45分、まだ風雨は弱い。これから風雨が激しくなるのだろう。