「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年1月31日月曜日

かわいそうなコザル

これは、1973年に奥湯河原のパークウエーの群れ(P群)で生まれた奇形の子ザルである。
右手・左手とも5本指ではなく、裂指・合指の奇形だ。
当時、この群れで与えられていた餌は、大豆であった。
それ以上に当時、サルたちはミカン果樹園の内外に捨てられたミカンを食べたりもした。

当時の湯河原のミカンはスッパイといわれ、売れなくなっていた。
当時は、1年間で20種類以上もの農薬がミカンの木に噴霧された。

サリドマイドによるヒトの奇形も生まれて社会問題になった。
当時、横浜港でハゼを釣ると、大半が奇形魚だった。
多摩川は泡が浮かんで流れていたドブ川だった。
日本の大地は農薬で汚染された。その結果、
牛乳なら一日10cc、メザシなら一日3分の1、リンゴは皮を厚く剥いて食べる、葉ものの野菜は洗うことが難しいのでなるべく食べない、東南アジア産のバナナの皮には触らないなどの注意書きが新聞に書かれていた。

魚屋や肉屋は困り、寿司屋はガラガラになった。
ぼくと連れ合いは子供はつくらないからとバカ安になった寿司屋に行った。

いつの間にか大地や海の汚染は忘れ去られてしまった。
目に見える川や近海は一見綺麗になった。
工場からの排水や排気は薄められて排出されている。

汚染された大地から汚染された水が川となって海に流れていく。
プランクトンは汚染された海で生きながらえている。
小魚はプランクトンを食べ、サバは小魚を食べ、ヒトはサバを食べる。
汚染物質は濃縮されてヒトに身体に蓄積されていることは明らかだ。
調査捕鯨でもクジラの肝臓に蓄積されている物質は明らかにされている筈だ。

核が怖ろしいのは、体細胞ばかりでなく生殖細胞にまで狂わせるからだ。
同じように、汚染物質が生殖細胞に取り込まれていないとは言い切れないだろう。
コンビニでスーパーで売られているインスタント食品ばかりでなく魚や肉や果物、野菜までもが心配だ。

拙著「アフリカの動物たち」の中で、日本から送られてきた自然食品と称する乾麺類にコクゾウムシが付かないばかりか、ネズミにも齧られなかったことを書いた。
アフリカのコクゾウやネズミは日本の自然食品の僅かな異物を感じて食べないのだ。
ぼくら、ヒトの舌や鼻はとても区別できない。

2011年1月30日日曜日

鴨獲り権兵衛

境川と引地川に挟まれてわが街はある。
それぞれに土手沿いの道はジョギング、散歩、サイクリングをする人たちが多い。
時々、川の鳥たちを見ている人もいる。

暮れに丹沢へ車で行った。道がアイスバーン状態でスリップし、
ガードレールにぶつかりそうになってから、丹沢行きを止めている。
今年は例年になく寒いようだが、30年前ならとても屋外で栽培できなかったようなゼラニュームが庭に植えられて花まで咲かせている。スイレン鉢の水も凍らない。やはり、温暖化が進行しているのだ。

このところようやく、図鑑を見なくても、以下の4種類がすぐ同定できるようになった。
しかし、それもオスだけだ。メスだけではまだダメである。
上からマガモ、コガモ、カルガモ、オナガガモだ。
コガモは本当に小さい。
愛嬌がある。 
こやつはクチバシが黄色っぽいのでわかる。
おいしそうなカモである。 
顔が少しコガモににているがクチバシは白いし、大きいし、、、。 
カモの仲間はまだまだいそうだ!
ぼくはカモを見ると、「鴨獲り権兵衛」の話しを思い出す。
鴨獲り権兵衛のように、かっての日本では鴨は大事な食料だったのだろう。
鴨南蛮蕎麦はぼくが好きな食べ物だ。
カモシカは鴨のように美味しいシカという意味だし、
ガンモドキは雁の味に似せて作った精進料理という説もある。
さらには「鴨が葱背負ってきた」という諺もあるくらいだ。

昔の庶民にとってみれば冬に渡ってくるガン、カモ類はとても美味しく貴重な食料だったのだろう。
アヒルやガチョウに家畜化されて、ぼくらはそれを口にしている。

しかし、今、宮崎や鹿児島で起こっている鳥インフルエンザの蔓延を渡り鳥たちに問題ありとする考え方は間違っているだろう。
ニワトリやアヒルの祖先たちは本来は屋外で飛び回っていた。土をほじくって虫や種子を食べ、十分な体力と病原菌に対しての抵抗力を持っていた。
が、土に接しないブロイラーで人工餌を与えられて、ベルトコンベアーに乗せられたようなニワトリたちは、屋外を飛び回っている鳥たちに比べたら、まるで無菌室で育てられているようなものだ。しかも、病気になったものが出てもそれから離れることなどできない状態だ。

野生の鳥や動物たちには何の罪はない。彼らは病原菌を持っていてもそれに耐えられる個体を生み出している筈だ。ブタ、ウシなど生き物の飼育の仕方を考え直さなければいけないことに気がつかなければ、どのような病気がヒトに蔓延するかわからない。
何よりも彼らはぼくらと同じ脊椎動物だ。
ブロイラーのニワトリを食べて命の大切さも無いものだ。
食べるなら、彼らにもっと生の喜びを味わってもらうように育てたいものだ。
中国やアフリカなどの田舎で鶏を買って食べた味が忘れられない。
中国やアフリカではニワトリよりもハトの方が高かった。

2011年1月28日金曜日

ようやく撮れた!

昨年の秋から、オスイヌがメスの尻の臭いを嗅ぐところを写真に撮りたくて
カメラをぶら下げてイヌを散歩させている人たちの後ろから着いて歩いた。
が、不審者に思われているのでは?と思い早々に諦めていた。
それでもイヌの散歩に出合うと姿が見えなくなりそうになるまでカメラで狙った。
が、例えイヌの同士が出合って、互いに近づこうとしていると、
飼い主たちは、互いにひっぱってイヌ同士が接触しないようにする。
TCA専門学校では、家庭犬の訓練コースもあるので、トレナーのM先生に事情を話した。
今日は、1時間目のぼくの担当の試験を終え、講師控え室に戻ると、
M先生から呼び出しだ。早速、訓練室に行く。
ちょうど、発情しているメスがいるのでオスが鼻をすり寄せるのを写せると言う。
で、ようやく撮れたのが上の写真。

こういうイヌ同士の光景を見なくなった。
ましてや交尾して離れなくなってしまったイヌなどもう何十年も見ていない。
M先生いわく、イヌ同士の方が飼い主同士よりも挨拶がしっかりできる。
しかし、飼い主が見知らぬイヌと挨拶させようとしないようだ。

人々が挨拶しなくなって孤立化しているが、イヌは接触したがっている。
イヌを散歩させて、見知らぬ人とつながりをもつようになったら良いのに!と思う。

2011年1月26日水曜日

綺麗な小鳥!

今日も、お昼過ぎに散歩に出る。
引地川沿いをカモを見ながら歩く。
今日は、マガモ、コガモ、カルガモの他にオナガガモを見る。
2羽のシラサギ(コサギ)が魚をねらっているので、近くで撮ろうと川縁によると、
金属光沢の鮮やかな小鳥がやはり小魚をねらっている。
カワセミだ。この川のすぐ上流では川底の土砂をシャベルカーが入ってすくっている。
だから、水は濁っている。5,60センチのコイは見えるが、小魚は見えない。 
サギも魚を狙っているし、カワウ?も潜っていた。4、50センチの深さの川である。
多分我が家の家庭排水も流れ込んでいると思うが、見た目は綺麗である。
この数百メートル上流ではYさんがアユの友釣りを楽しんでいる。
しかし、土手がコンクリートで護岸されて流れが急なため、水草や藻の類は皆無だ。
水草や藻があれば、タモ網で雑魚掬いが子供たちの遊びになるのに残念だ。
護岸のコンクリートをどうにか動物や草木が生えるような土手に変えられないだろうか?
そうすると、ヘビやカエルやネズミやイタチも棲みつくだろうに。
昔はカワウソもいたのだ。

2011年1月25日火曜日

散歩を楽しむ!

この寒いのにタカサゴユリが花を咲かせている。
歩道の敷石の境目だ。朝日が当たるが午後からは陽が陰る場所。
このユリは我が家の狭い庭にも鉢にもタネが飛んできて雑草のごとく生える。
根茎を茶碗蒸しに容れて楽しんでいる。
これは、ぼくが知っている数少ない鳥のツグミだ。
学生の頃は屋台や赤提灯の焼き鳥と言えば、値が高いのがこのツグミだった。
たいていはスズメだった。
頭からバリバリと骨ごと食べたものだ。
いつの頃からだろう焼き鳥がニワトリになっていったのは?
全く覚えていないものだ。 
引地川沿いを歩き、ようやくマガモ、コガモ、カルガモをすぐ見分けられるようになった。
なんだか、凄く嬉しいものだ。
鳥は難しいものだと思っていたが、やればできる。
デジカメで撮って、その場で図鑑と照らし合わせられる。
すぐ近くで撮れる鳥なら植物よりもずーと簡単かな?

2011年1月23日日曜日

散歩で!

昨日、引地川に沿って歩いてみた。
始めは川沿いに歩道があったのだが、自動車道路と交差して暗渠になったり、
遊水地にするための工事がなされていたり、結局、川沿いに沿って古い街並みの道を歩く。
こんなところに道祖神。
みると、何だか三猿のような浮き彫りがある。
さらに歩くと、竹薮から殺気が、ノネコではないよね!
この場所に合っている。野鼠でも獲って食べているかな? 
GPSを持って1時間半あるいたが、わずか6キロだった。
これからも近所を少し歩いて見なければいけない。
本当は、川沿いの道を歩けば、イタチの糞でも見つからないかな?
とフィールドサインを探しながら歩いたのですが、イヌ糞ばかりでがっかり。
でも、まだイタチがいるかもしれない。

2011年1月21日金曜日

ん?この香り!

先日のカワズザクラが開いたかどうか、連れ合いと散歩を兼ねて行ってきた。
住宅街の道を歩いていて、ん?この香り!
通りすがりに良い匂い。少し戻ってきょろきょろする。
道路沿いの家の庭にロウバイが咲いている。
近くに寄って匂いを嗅ぐ。良い香りだ!気持が落ち着く。
しかし、ロウバイはこんな寒い厳冬期に虫も越冬しているのに、
何故香りを放つ花を咲かせるの?
どうも植物の開花の機能がわからない。

先日ノカワズザクラ、一輪だけ咲いていた。
他は、蕾が膨らんできている。あと二週間は必要だ。
ソメイヨシノはまだ小さく固い蕾だ。 
我が家の白梅は満開だ。
ジンチョウゲの花芽を大きくなってきている。
エビネの花芽も顔を出している。

2011年1月20日木曜日

仔ハクビシンの歩き方は蹠行性!

この頭の白毛の部分の前頭骨部分が皮下出血していた。
脳を挫傷していたのだろう。
K氏に抱っこされて連れてこられたり、ぼくに絡みついたのも母親と間違えたのかもしれない。
前足の裏:
左が右手で右が左手になります。
爪が出ていますね。この時、まだ死後硬直状態でした。
持っているのは娘の手 
後足の裏:
左が右足で右が左足です。 
ハクビシンはイヌ、ネコ、タヌキとは違って、爪先からカガトまでを地面につけて歩くことがわかります。これは、イタチやテン、アナグマもそうですね。
今日は、机の上でお昼から足や頭の筋肉のつき方を観るつもりです。

しかし、昨日は庭で剥皮し、解剖していたら、ネコが来ておこぼれに預かろうと目を光らせて狙っていました。動物って良いねぇー!でも、あげませんでした。

2011年1月19日水曜日

17日のハクビシンの仔死ぬ!

16日の夜、道路で交通事故にあったと思われるハクビシンの仔、
18日の朝に死んでいたとのことだ。
放す時は立ち会う約束をしていたのに至極残念だ。
18日の夜、死体を取りに行く。
8分の1に切って与えたリンゴが全く齧られた様子がない。
まだ、乳飲み子で、離乳前の個体だったのか?

連れ合いや娘までも可愛いと思うようだ。
家に持ち帰り見ても、やはり、全身どこにも外傷は見当たらない。
口や鼻からも出血などない。
死因は何だったのか?
オスである。 
この後、解剖用ナイフとハサミで全身の皮を剥きました。
死因が分かりました。
やはり、交通事故でした。前頭骨部分の皮下に出血がありました。
内臓は綺麗でした。
頭が痛いので母親を求めて泣いていたのでしょう。
痛くて、リンゴなどとても食べられなかったのかもしれません。
泣き声がぼくらヒトの同情を誘いました。
この子が可哀想に思います。

2011年1月18日火曜日

ハツカネズミ=マウス

これは専門学校で飼育されているマウスだ。
ハツカネズミ Mus musculus を実験動物用に改良したものである。
だから、咬みつかない。おとなしい。
改良されても体臭?は変わらない。
独特の臭いを身体から発する。
子供の頃、ハツカネズミは茶箪笥などに潜んでいた。
ぼくはその臭いで存在を見つけた。
カーテンの隙間に隠れても臭いでわかった。
その臭いがマウスに改良されても変わっていない。

「仔殺し」のことで「ブルース効果」を自分で実験してみたくてマウスの飼育部屋にやってきた。
ブルース効果とは:
マウスのメスが妊娠、オスを取り除き他のオスの臭いのついた敷き藁を入れるとメスは流産か、胎児を再吸収してしまう。
あるいは、赤ちゃんが生まれる。オスを取り除いて他のオスの臭いのついた敷き藁を入れるとメスは赤ちゃんを食い殺す。
しかし、
ペアのマウスの中に他のペアが生んだアカンボウを入れると、そのアカンボウを育てる。

ぼくにとっては非常に興味深い。

2011年1月17日月曜日

鼻筋が真っ白い動物が道路に!

昨夜、パジャマを着てベットに入った途端、連れ合いが電話を持って入ってくる。
近くに住む彼女の友人Kさんからの電話のようだ。
近くの道路でネコのような鼻筋が真っ白い動物が啼きながらもだえているとのこと。
ハクビシンだ!
交通事故にあったようだが、血は出てないようだ。
パジャマの上からズボンとジャバーを来て、連れ合いと出掛ける準備をする。
大きなビニール袋を二枚持つ。
また、電話がある。家に連れてきたとのこと。
その家はこんもりした木立の中にある。
2、3年前はサンルームにある飼い猫の小屋に皮膚病に侵されたタヌキが入っていた時も呼ばれたのだ。
玄関先まで車を乗り入れる。と旦那さんがニコニコしながら出てくる。
彼が抱いて連れてきたようだ。
子犬のように母恋しさに泣いている声が玄関の中の小さなバスケットの中からする。
ぼくは、本当にハクビシンかどうか恐る恐る蓋を開けてみる。
頭が見えないので、引っ張り出すと。ぼくに絡みついて泣く。
ようやく撮れた写真が上のものだ!
どこも外傷は見当たらない。
しかし、肋骨か脚の骨が折れているのかもしれない。
泣くのは母親を求めているようだ。
大丈夫そうなので、明日までこのまま様子を見てもらう。
切ったリンゴを口元に持っていったが、ちょっと舐めただけ。
元気になったら、回りは森のようなところが多いし大きな庭があるので放してもらうことにする。

2011年1月16日日曜日

早くも膨らんでいる

 正月太りという訳ではないが、体重が自己最高の71.5キロとなっている。
それだも、先日の大山の登りではバテ気味になった訳である。
双眼鏡やカメラなど山歩きの持ち物はなるべく軽い物にしていたが、
自分の体重には気をつかっていなかった。

そんな訳で昨夕、引地川沿いを散歩。
多摩大学校舎裏に植栽されているカワズザクラの花芽が膨らんでいる。
河川敷にブルが入って工事をしていたが、マガモのオスが寒げにいた。 
これはコサギなのかな?
じっと魚を狙っているようだった。 
今朝も30分急ぎ足で散歩してきた。
家に居てパソコンに向かっていると身体を動かさないので体重は増える。
これからはもっと歩こう。


2011年1月13日木曜日

花芽と果実が同時に、、、

10日の祠の分岐から辺室山・土山峠で:
ミヤマシキミの赤い実。
この赤い実を真冬につけているのがミヤマシキミだが、、、、、。
辺室山を過ぎてから登山道の両サイド15メートルくらいにこのミヤマシキミがある。
実をつけているのはほんの少しで、他は花芽をつけていて果実が見当たらない。
これは、一体どういうこと?
ミヤマシキミの赤い実は雪の白さとマッチしていたのに、花芽=蕾をつけているのは
果実を落としたということか、それとも動物に食べられた?
しまった。ミヤマシキミの種子を採取してこなかった。
ミヤマシキミの葉や小枝はカモシカに随分食べられている。

下の写真は辺室山山頂にあった〇である。 
幹を見ても分からなく、枝を双眼鏡でみて同定した。
これは、サルが2月頃、ポリポリと食べていた。
辺りにはこの匂いが漂っていた。
そう、カラスザンショウでした。

2011年1月12日水曜日

タヌキのタメ糞の内容物の違い

10日の土山峠・猿ヶ島・熊の爪・祠の峠・辺室山・土山峠での
タヌキの新鮮な2箇所のタメ糞の位置と内容物を調べた。
この土山峠・熊の爪間では、タヌキのタメ糞は古いものを含めると他に3箇所ある。
が、今回は1月のタメ糞の内容物を知りたくて新鮮なものだけを採集してきた。
下は黒丸の位置のタメ糞
水洗いして調べると、3割くらいが節足動物の足や外骨格や翅の一部であり、
ほんの少し1センチ以下の短く白っぽい哺乳類の毛あった。
他は、植物質のものだ。
タネが3種類でマメガキとサルナシ、大部分がキブシだった。
下の写真は緑丸の位置の新しいタメ糞。
これは植物質だけであった。
タネは、ほんの少しキブシとマメガキがあり、大半がサルナシであった。
黒丸のところが標高が460m、緑丸が480mでほぼ同じだ。
黒丸はスギの植林が多く、尾根はモミや松が生える。
緑丸は尾根も周囲の斜面も二次林である。
この二つのタメ糞の内容物と質の違いとタネ量の比に大きな違いがあったので、
この二箇所のタメ糞は別々のタヌキたちによって排泄されたと云える。

いずれも3種類の種子が出てきたが、いずれもすぐ同定できたのですごく嬉しい。
これも、昨年の湯河原でのキブシの種子をisa隊員がしっかり調べたことによるだろう。
感謝!

2011年1月11日火曜日

アセビの花が咲き始めていた!

昨日、土山峠・猿ヶ島・宮ヶ瀬尾根・熊の爪・祠の分岐・辺室山・土山峠のGPSの軌跡である。
実は、土山峠から車で早戸川林道を行ったのだが、通行止めになっていた。
鍋嵐にいくつもりだったが、時間的余裕がないので、
急遽戻って、このようなコースになった。
宮ヶ瀬尾根でアセビの花が咲いていた。
が、どうしたことか皆ピンボケだ!
祠の分岐:左は物見峠、右は辺室山方面。
どの道標も新しく変えられている。
ここで昼を食べたのだが、寒かった。
これは辺室山山頂の新たに作られた休み台である。
回りは切り払われ、見通しが良くなっている。
祠の分岐から土山峠までの道が整備されていた。

2011年1月10日月曜日

寒い朝

今、土山峠で学生を待っている。
これから早戸大滝に行く予定だ。
丹沢の上部は真っ白、路面は凍っている。
早戸川林道はスリップしそうで怖い。

ん?何だこの実は?

先日の伊勢沢林道で、
見上げたら、????
野球のボールくらいの果実である。
斜面をどうにか登って、木に辿り着くと、根元から2メートルくらいの高さのところにもあった。
2個もぎ取る。カラカラと中で種子が遊んでいる。
この木になっているのではなく、蔓が絡まっていた。
かなり太い蔓でぼくの親指以上太い。
しかし、木ではない。これでも草本かと思ってしまう。
もう、解かりましたか?
キカラスウリであった。
キカラスウリやカラスウリの種子はテンやタヌキなどの食肉目の動物の糞には出てこないが、真夏のサル糞には混じる。
サルは早稲食いで、稲もサルナシもウリ類も真夏から食べる。

2011年1月9日日曜日

伊勢沢林道のテン糞の内容物

5日の伊勢沢林道で6個テン糞を拾ってきたので、水洗して内容物を調べた。
似たような内容物なので、まとめて水洗した。
ミミズ、甲虫などの土壌昆虫の脚・外骨格が各糞に少しずつ混入していた。
ここでは果実の種子(タネ)だけを取り出す。
 
上の三個とさらに別の三個の糞から4種類の種子がでてきた。
大半がサルナシの種子であり、他にマメガキの種子が同定できたが、
下のものが不明だ! 
6個の糞の中からこの7個が出てきた。
さらに、もう一つが同定できない。
リンゴの種子に似ているような、6個の糞の中からこの2個だけ見つかった。
サルナシだ。ほんの一部を撮った。
でてきたマメガキの種子の約1/3くらいを撮った。
サルナシやマメガキは干からびたものを採って食べたのだろう。
他の2種類の種子は6個のテン糞の中から出てきた全てなので、あまり利用していないものか、これから利用されるものか解からないが、何の種子なのか悔しいが解からない。

2011年1月8日土曜日

大山登山 -日向薬師・大山・不動尻-

昨日のGPSの軌跡である。
GPSの記録では約17キロの行程だった。
霜に何度もあったのだろうナツボウズの葉が萎れかけている。
それでも蕾がたくさんつきあと2週間もすると開花するだろう。
見晴らし台の尾根で!
左へ行くと不動尻、右が見晴台方向。
この手前辺りからバテル。腿が息切れしたようで上がらない。
学生たちより、15分くらい遅れて山頂に到達。トイレ裏へ回ると丹沢山塊一帯と富士山や南アルプスが綺麗に見える。日本酒を飲みながら。でも、寒かった。
山頂から5分くらい下ったところで記念撮影、バックは新宿のビルが見えている。
分かれ道を過ぎていくとツルウメモドキの果実が随分目立った。
10月頃はきっと綺麗だろう。
不動尻を過ぎて、、、、。バス停までずーと下り気味の舗装道路で足がガクガク!
1時間近く歩く。
いつも歩いているコースとは違って、見晴台から大山山頂までは多くの登山者に会う。
山頂には2,30人の人。絶えず、登山者がやってくる。
動物痕跡は全く無くく、シカ糞さえ見つけられなかった。
それでもクマ避けの鈴を鳴らしながら歩いている登山者がいる。
登山者が増えるのは歓迎だが、動物が見られなくなるのは困る。
わいわい話しながらラジオを聞きながらの登山も楽しいかもしれないが、
せっかくの野鳥や樹木に親しんでもらいたいものだ!