コロブス亜科や広鼻小目(中南米のサル)の眼窩下孔は?
図1.アカコロブスPiliocolobus badius頭骨正面からの眼窩下孔
図2.ハヌマンラングールSemnopithecus entellus頭骨正面からの眼窩下孔
図3.キンシコウRhinopithecus roxellana頭骨正面からの眼窩下孔
図4.リスザルSaimiri sciureus頭骨正面からの眼窩下孔
図5.クロクモザルAteles paniscus
独協大医哺乳類頭蓋の画像データベースから
狭鼻下目オナガザル科コロブス亜科のサルたちや、中南米棲息の広鼻下目オマキザル科のサルたちも複数の眼窩下孔を持つようだ。図4のリスザルの眼窩下孔は一つの大きな孔となっているが、独協大医哺乳類頭蓋の画像データベースのリスザルの正面からの頭骨を見ると眼窩下孔は複数の個体もいる。しかし、不思議だ!ネコやイヌの食肉目の眼窩下孔は、アライグマを除いてどれも一つで大きい孔なのに、サルの仲間になると小さな複数(多いのでは5個の孔まで数えられた)になるのはどうしてだろうか?
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