「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2023年2月28日火曜日

シカとカモシカの翼状突起の違い   The differences in Processus pteygoideus between Sika deer and Japanese serow

前回サルの仲間(霊長目)の翼状突起は属や科を飛び越えて似ていた。では、鯨偶蹄目の反芻亜目のシカ科ニホンジカ(図1)とウシ科カモシカ(図2&2’)の翼状突起を見比べてみよう。
図1.シカの頭骨底面から翼状突起 
図2.カモシカの翼状突起

図2’. カモシカの翼状突起拡大
外側板と小さな内側板がある事が判る

はっきり判るように、シカでは左右の翼状突起が後鼻孔の幅のままであるが、カモシカでは翼状突起の幅が下方(舌側)に広がり、さらに後鼻孔とほぼ同じ幅の小さく鋭角な内側板がある(図2’)。
シカの翼状突起は頭骨採集の時に既に欠損していたためではないかと思った。が、拾った死骸を水に浸けて腐らして頭骨にしたものも同じ形状の単純な翼状突起であった。
Animak Diversity Webのウシ科Bovidaeの頭骨写真を見ると、ニホンジカのような翼状突起であるが、下方に広がっている。内側板の有無は不明である。https://animaldiversity.org/accounts/Bovidae/specimens/?start=195 
哺乳類頭蓋の画像データベースのウシ科でも、内側板の有無は不明だが翼状突起は下方に広がっている。ttps://dept.dokkyomed.ac.jp/dep-m/macro/mammal/jp/family/bovidae.html

エ?では、同じ偶蹄類のイノシシが気になる。

2023年2月27日月曜日

教えて下さい、この2種!  Tell me, please, these two plants!

先ほど庭に出て、足元に見慣れない葉の新芽が出ているのに気が付いた。早速撮った。撮っていると同じ葉が三か所から出ている。タネから最初に出た双葉から本葉が出ている事が判る(図1)。この本葉は二輪草やオダマキ、あるいはトリカブトなどのキンポウゲ科の芽生えではないだろうか?鳥たちの糞から芽生えたのではないだろう。っとすると風で飛んできた?しかも30センチ内外のところに三個も、、、、、、。
この芽生えは何だろうか?
図1.キンポウゲ科と思われるが、、、
もう一つ。ナデシコのプランターには毎年今頃タチツボスミレが花を咲かせてくれる。だから、このところ毎日このプランターを眺めている。ここにアブラナ科の小さくて白い花が咲いている。まるでユリワサビの花のようでもある。でもここはしばしば土が乾く場所。この花は何?

図2.アブラナ科の花

2023年2月26日日曜日

引地川親水公園まで散歩 Walking to Hikichigawa water park

今日は朝から部屋に陽が射しこんでいる。陽が射すだけで温かさを感じる。しかし、昨日は曇り空で一度も陽が射さず寒い日だった。昨日は昼過ぎに散歩に出た。寒いので、この2,3日来ていたジャンパーをやめて膝上まで覆うコートを着て出かける。ザックの中にはカメラが入っている。帽子を被り、指無しの手袋をしタオルハンカチをもって歩く。4キロくらい先の引地川親水公園までだ。小学校の門を入り、グランドに沿って下り歩道橋を渡って多摩大学の裏に沿って引地川に出る。河津桜がまだ咲いている。馬渡橋を渡って川に沿って歩く。マガモ、カワウ、コガモが川面に見える。足元を見ると踏みつぶされそうなタンポポが咲いている(図1)。車が多い山田橋を渡って再び引地川の右岸の四輪車は走れない道を行く。お寺の前を通って行くと中高校生がスケートボードをやっている。いつもは多くても4,5人なのに昨日は寒い中を12,3名の男女がいる。ぼくが通ると皆スベルのを止めて待っていてくれる。この道は舗装された農道のようなものでほとんど車は通らない。散歩者が通るくらいだ。このスケートボードは舗装されている道だから遊べるのだ。野山ではダメだ!

図1.タンポポの黄色が眩しい
図2.歩いてきた農道を振り返る。正面の道でスケートボードをしている。
中高生がスケートボードをしていた場所から30分くらい歩いて引地川親水公園に着いた(図3)。カワズザクラが植栽されて満開なので、曇り空で寒い日なのに人が多い。普段はここに小学生や保育園、幼稚園の団体が来て楽しんでいる。
図3.引地川親水公園 左側に大きなトイレがある。
図4.来た方を振り返る 右前方に湿性植物園のビオトープがある
トイレに寄って、戻る。公園内の引地川にはどこからでも川に近づける。が、流石に寒いので川辺で遊んでいる子がいない(図5)。否、いる。しかも半袖だ(図6)。さらに、釣り?をしている否、川面を眺めている親子連れがいる(図7)。ぼくにも男の子か孫でもいてくれたら川遊びの楽しさ恐ろしさを教えたい。
図5.川に沿って遊歩道がある
図6.半袖の男の子がいた
図7.川面を眺める親子
アオサギが寒そうに立ちつくし、後ろをオオバンが行く(図8)。カワウもいる(図9)。
図8.オオバンとアオサギ
図9.カワウの顔 後ろはオオバン
遊歩道に目を移すと、コブシの蕾が膨らんでいる(図10)。今日は晴れて温かくなりそうなので開いているかな? ん?ネコだ!どうした?何している?ノネコかな(図11)?
図10. コブシが開きそう
図11. 寒そうなノネコ?
15時を回ったので、急いで帰ることにする。川面には2羽のカルガモ(図12)、そして何とたくさんのオオバンが(図13)!
図12. 2羽のカルガモ
図13. 多くのオオバン
引地川の堰のところで、先日川に入っていた少年たちがいた。彼らからコンニチワ!と元気な声を掛けられた。もちろん大きな声でコンニチハ!と返す。で、先日、川に入ってウナギを獲っていたのか?訊いたら、小さいコイを獲っていたようだ。川に入ると身体が暑くなると云っていた。そうだよね。何だか中学生に声を掛けられて元気が出て帰りの道はすいすいだ。

霊長目の翼状突起は外側板と内側板よりなるが、食肉目は?   Processus pterygoideus of Primates consist of Lamina medialis and Lamina lateralis, while those of Carnivora?

いつも目の前のPCの上の棚にあるニホンザル♂やタヌキ、アカゲザルなどの頭骨を見ている。ニホンザルの翼状突起はヒトと同じように外側板と内側板よりなる。手持ちの同じマカク属のタイワンザルやカニクイザル、アカゲザルの翼状突起はほぼ同じだ、ヒヒ属のキイロヒヒ、オナガザル属のサバンナモンキー、コロブス属のアカコロブス、ハヌマンラングールも翼状突起は大きく広がった外側板と後鼻孔に沿ってある内側板が図1のニホンザルと同じようにある。さらに広鼻小目のリスザルにもある。
図1.ニホンザルMacaca fuscata♂の頭骨底面から見た翼状突起(内側板と外側板)
上記のサルたちは直鼻亜目のサルたちである。それなら以前は原猿と呼ばれた曲鼻亜目のスローロリスを見た。やはり、ニホンザルやヒトのように翼状突起には外側板と内側板がある(図2)。

図2.スローロリスNycticebus coucang♂の頭骨底面から見た翼状突起(内側板と外側板)

食肉目の翼状突起は外側板or内側板と思われる一つだけだ。しかし、霊長目の翼状突起は属、科が違ってもどれも似ているが、食肉目はビーグル(イヌ科)とアライグマ(アライグマ科)では大きな違いがみられる。この違いは科の違いなのか?新たな興味が湧いてきた。さらに、他の目ではどうなのかな?
図3.ビーグル(イヌ)Canis familiarisの頭骨底面から見たた翼状突起
図4.アライグマProcyon lotor♂の頭骨底面から見た翼状突起

2023年2月25日土曜日

フレイル  Frailty syndrome

 ぼくは歩くのが遅くなった。それは70歳を過ぎた頃から解るようになった。丹沢実習で学生と山を登ると、学生たちの歩く速さに、と云うよりも自分の歩きが遅くなったのが気が付き始めた。年齢による足腰の衰えとは思わなかった。それは学生たちよりもより頻繁に山歩きをしていたので自分の衰えではなく頑張りが足りないと思っていた。一人で山歩きをしているので、次第に年齢相応のゆっくりしたペースになっていたのだ。以前は登山マップに載っているコースタイムは誰を基準としたものなのだと疑問を持っていた。半分くらいのタイムで歩いていた。それが今ではコースタイムの倍くらい掛かってしまう。

握力は子供の頃から弱かった。が、ペットボトルの蓋は自分で開けられた。しかし、丹沢実習で学生に蓋を開けてもらうようになった。それが老化によって生じる筋力の低下とは思わなかった。

フレイルという言葉を見聞きするようになった。フレイルFrailtyとは加齢にともなう心身の衰えのことだ。ぼくは①歩くスピードが遅い ②ペットボトルの蓋が開けられない ③脚立に上がるのが怖い(バランスが悪い)が気になる。このところは急ぎ足で歩いて足腰の筋力をつけようとしている。また、握力を鍛えるために若い時に買ったハンドグリップを毎日握るようになった。バランス感覚は足腰の筋力の問題かなっと思っている。

パソコンの上の台の沈丁花と頭骨
フレイルの症状として、体重の減少もあるが、幸い?今でもダイエットに気を使わなければすぐ体重が増える。正月に増えた体重を落とせない。先日の葬儀で喪服を着たが、あんなにがふがふだった上着がきつくなっている。少し痩せたい。
ぼくは5月で77歳となる。3年後は80歳だ。まだまだウィスキーやビールを飲みたいと思っている。ぼくの子供の頃のじいさんは痩せていた。そういう枯れたようなじいさんに憧れる。

2023年2月23日木曜日

ツクシが出ている  Fertile shoots, Tshukushi in Japanese, of Horsetail are out of the earth

昼過ぎに引地川沿いをちょっと散歩した。土手に出ている植物を見に行ったのだ。ツクシが出ている(図1)。採って行きたいがまた今度にしよう。カンゾウの仲間も芽生えている(図2)。我が家の庭にもあるので、後で見てみよう。ここのノビルはもう1ヶ月以上前から出ている(図3)。しかし、ここは地面が硬いので十能が無ければ引っこ抜くのは難しいだろう。
図1.ツクシが出ている 
図2.カンゾウの仲間の芽生えだ!
図3.ノビルはもう1ヶ月前から出ている
我が家のは葉が30センチくらいも伸びていた。ツクシ、カンゾウの新芽、ノビルの根茎は春の山菜の一つだ。ノビルの根茎は美味しいが玉が小さい。カンゾウの新芽は酢味噌和えが旨いかな?ツクシはいつもキンピラだ。

2023年2月21日火曜日

三つの散歩コース   Three walking courses

昨日は境川遊水地公園の外周の散歩であった(図1)。今日は引地川の我が家から上流に当たる下土棚遊水地を回ってきた。ここは年内には出来上がるのだろう。今はまだ仕上げの工事中だ(図2)。これから、人工的な池や流れを作り水草を植えてビオトープとするのだろう。小学生が水遊びし、魚やヤゴを捕れるような景観だけでないビオトープを作ってもらいたいものだ。
図1.境川今田遊水地公園
図2.引地川下土棚遊水地
①引地川沿いを下っていくと引地川親水地公園に辿り着く。ここまでは往復約10キロ近くある。②境川遊水地を回る散歩は6キロくらいで、③図2の下土棚遊水地を回ると3キロだ。境川遊水地の外周には4か所の綺麗なトイレ(二つの管理棟を除く)がある。が、引地川親水公園には約5キロ引地川沿いを歩いていかなければトイレがない。が、下土棚遊水地には管理棟ができているので、ここにトイレがあるだろう。

図3.境川俣野遊水地公園 
図3.境川今田遊水地のコガモの群れ
図3.境川今田遊水地のアオサギ
引地川の下土棚遊水地に水が引かれるのはいつになるだろう。立派な管理棟も作られたので、引地川に生息する魚たちも展示されることだろう。

2023年2月20日月曜日

コロナの後遺症 Sequelae of COVID

Scientic Americaの記事(翻訳ソフトで読む)によると、コロナに罹ってから、ずーと疲れやすい、頭がボーッとする、気力が湧かない、怠いなどの神経疾患の患者が増えているようだ。コロナは肺疾患をもたらす病気だが、後に神経系の障害に苦しむ人たちが多いようだ。

そういう意味では、日本ではこのコロナが治った後の続く症状をもっと取り上げて欲しい。コロナはインフルエンザと同じ第2類の分類に入れられるようで、マスクの使用も病院、公共施設などの密閉された空間や人込みの場合はマスク使用を求められている。が、他では任意だ。

ぼくは、山歩きはもちろんの事、散歩の時もマスクさえ持って行かない。もちろん、コンビニなどに立ち寄る時や酒屋に行く時は入る時にマスクを着用する。湘南台の駅は横浜市営地下鉄、相鉄線、小田急線が乗り入れており、地下街を通じて改札口を入ることになる。ぼくは、電車に前もって乗る時には地下街に降りる時にマスクを着けるが、地下街を通り抜けるだけの時は人と擦れ違う時にだけタオルハンカチで口元を覆う。

昨年12月に東京国立博物館の国宝展を見に行って、コロナに罹った。その時は入場を制限する程混んでいた。もちろん、自分も含め皆皆マスクを着用していた。それでもコロナになった。密閉されたような空間の密状態ではマスクはあまり意味が無かったのだ。幸い、家族たちにも後遺症は出ていない。

我が家の近くで咲いているミツマタ
身体が怠いとか気力が湧かない、頭がボーッとするなんて言うのは辛いことだ。そんな事にならないためにもコロナに罹らない方が良いのだ。コロナに罹った時はいつも出ている咳よりも激しくなったが、幸い、熱が37度を少し超えるだけで軽く済んだ。障害というと味覚が2,3日おかしかった。豆を挽いたコーヒーの味は判ったが、インスタントは全く味がしなかったくらいだった。烏龍茶がダメで、紅茶が美味しく感じた。ぼくはこんな程度で済んだが、それが頭がボーッとするなんてなったら、イヤだ。


2023年2月19日日曜日

春の陽気の中の散歩  Walking in the spring sunshine

 昨日の昼過ぎに連れ合いが河津桜を見たいと云うので二人で散歩したカワズザクラはほぼ満開であった。鳥たちが花蜜を吸ってはいたが我々が近づいたの皆慌てるように一斉に飛び立った。オナガの10羽くらいの集団がピラカンサスの実を啄ばんでいたが。彼らの大半も飛び立った。残ってヤツを撮る(図1)。連れ合いは何かを探しているようなので訊いたら、土筆だと云う。流石にまだ早い。でもナズナはぺんぺん草となっているからそろそろ出てくるかな?

図1.オナガがピラカンサスの実を食べていた
カワズザクラを見て、馬渡橋を渡って戻る。引地川沿いのソメイヨシノはまだまだ堅い冬芽だ。川面には10数羽の小さなカモがいた。コガモだ(図2)。セキレイが尾を振りながら土手を歩き、スズメが道路沿いに四角に刈られたツツジの植え込みの中にいた。
図2.引地川のコガモたち
今度は柳橋を渡って円行公園に入り、満開のウメの木の下では4グループの家族?女子と子供たちがシートを敷いて談笑していた。帰宅して、我が家のボケがまた一段と赤く染まって咲いていた(図3)。このクサボケは20年も30年も地面から10センチ内外の大きさであったが、この5,6年である。1メートル以上も伸びて花を咲かせるようになった。しかもこの花は季節に関わらず咲いている。四季咲きクサボケなんてあるのかな?このような開花の仕方だからボケという名が付いたのかな?っと思ってググったら、木瓜からモッケ、モケ、ボケとなったようだ。
図3.ボケの花
今日も温かい。先ほど新聞を取りに外へ出たら生暖かい風だ。今日は昨日以上に温かくなりそうだ。

2023年2月18日土曜日

少年たちの魚獲り   Catching fish of young boys

 昨日は散歩に引地川沿いを歩いた。河津桜がもう6,7分咲きだ(図1)。メジロやヒヨドリ、シジュウカラがカワズザクラの花の蜜を吸い、花弁を飛ばしていた。ピラカンサスの実に停まったメジロ(図)。

図1.河津桜
図2.カワズザクラ
図3.ピラカンサスの実とメジロ
歩いているぼくをぼくを追い越してタモ網を持った少年が自転車で通り過ぎた。行くともう一人が居て彼は胴付き長靴を履こうとしている。合流した一人はすぐズボンを脱ぎ、上着も脱いだ、エー!この寒いのに!っと思ったが、、、。ぼくの子供の頃のようで見ていることにした。ぼくを自転車で追い抜いた少年はゴム製短靴を履き、二人ともタモ網を持って、コンクリートの土手の手摺りをするする下りて川に入った(図4)。
図4.二人の少年
堰は魚が登れるようになっている。かなり滑るようだ。慎重に歩いている。いつもはここでコサギなどがじっと立って獲物を狙っている。二人とも半袖で、一人は半ズボンだ。水温は何度位だろうか?ぼくが子供の頃は鼻水を袖で拭いながら雪が溶けた川に入ったものだ。下はパンツ一枚だった。少年たちは中学1,2年かな?小学校の横を通ってきたが、14時だ!もちろんまだ学校は終わってない。中学の月末試験、期末試験の準備のために早く学校が終わったのかな?でも、彼らにとっては、試験勉強よりも少し温んできた川での魚獲りなのだ。
図5.二人離れて堰を下る。滑るようだ。
鉄管を持ち上げて中の物を網に空ける。鉄管のようなものが2本持ち上げた。彼らが仕掛けて置いたのかな?すると狙いはウナギ?
図6.鉄管を持ち上げて中の物を網に空ける
ぼくが見ている橋の下を潜って川下側に魚がいそうな処を突いて下っていく。半ズボンの少年はさぞかし寒いことだろう。が、今は逆に身体が熱っている時かな、これからだ寒くなるのは、、、、。この二人にとっては大人になったら素晴らしき思い出になるだろう。この写真を二人にあげたいくらいだ。
図7.仲の良い二人
戻り始めると堰を超えたところでマガモのペアがいた(図8)。さらに川沿いに歩いて、往きに見たカワズザクラを対岸から見た。カワズザクラが咲いているところだけが明るくなっているようだ(図9)。
図8.マガモのペア
図9.対岸から見たカワズザクラ

2023年2月17日金曜日

境川遊水地公園までの散歩  Waliking to Sakai river anti-flood pond park

昨日は久しぶりに境川遊水地公園まで散歩した。このコースは途中に日大の農場がある。そこには牧草が植えられているのかイネ科植物の芽生えがあった。春だ!図1の奥の林はタイワンリスの巣があってタイワンリスを見かけたところだ。立ち入り禁止の看板があったが、林の中を探索した。が、以前は7,8個もの巣を木の又にあったのに今回は一つも見当たらなかった。が、離れた場所に一見するとタイワンリスの巣を思わせるような木の葉の塊があった(図2)。しかし、以前見たタイワンリスの巣は小枝を集めて作られていたので、これは何だ?カラスの巣とも思えない。
図1.日大資源生物学部の飛び地の農場
図2.これは何だ?
境川沿いの遊水地外縁の横浜市側の道を歩く。俣野遊水地、下飯田遊水地から藤沢市側の今田遊水地に入るが、ぼくはずーと境川左岸の横浜市側を歩いた。最後は相鉄線や横浜市営地下鉄線の高架下を通り、白鷺橋を渡って藤沢側に入って湘南台公園の中を横切って戻ってきた。9183歩、6979m、1時間半の散歩だった。
図3.今田遊水地近くの境川でオオバンがいた
図4.オオイヌノフグリが陽の光を浴びていた
ロシアのウクライナへの攻撃が激しさを増しているようだ。ロシアは西側からの戦車や爆撃機がウクライナに入る前に決着をつけるつもりかな?それにしても絶え間ない空襲警報にウクライナの人々はこの寒さの中で大変だ。プーチンが一刻も早く侵略戦争を止めることを願うばかりだ。

2023年2月16日木曜日

ピンクの沈丁花が咲きだした!   Pink winter daphne flowers have started blooming!

寒い日が続いているが、ピンクの沈丁花が咲きだした。ここは北が我が家の壁に接して南に向いていて、日溜まりのようなところだ。白梅は満開で、水仙は咲いた花は切り花にするので、庭にはちょっとしか咲いていない。オオアラセイトウ(諸葛菜)も大分大きくなってきた。でも、エ?っと思うところにタチツボスミレが咲くんだ。タネを植えて3,4年のナデシコは株が大きくなってきている。1年草かと思っていたが宿根草だ。タネを植えたキキョウもそうだ。キキョウは立派な太い根になる。
家の南側にへばり付いている沈丁花
このコロナ禍の3年間、友人・知人とも年に1回くらい会うが、2時間以内の飲食だ。Zoomでのオンラインの呑み会は全く味気ない。オンラインで会議をやった事がないが、これも味気ないようだ。やはり、友人・知人とは直に会ってその息遣いや雰囲気に接してこそだ!今日、午前中は境川の遊水地公園まで足を伸ばした少し長めの散歩をしてきた。帰ってくると、昼過ぎにK夫婦が来てお昼を一緒に食べると云う。え?K夫婦の家は境川の近くなので、疲れたのでお茶でも飲みに寄って来ようかな?っと思ったのだ。彼らが蕎麦屋で買ってきた掻き揚げを食べながらビールを飲み、ソバを食べ終えた後はバーボンだ。彼らが帰った後、パソコンの前に座ったがそのまま1時間くらい寝てしまった。このK夫婦とはぼくが学校を辞めてから2ヶ月くらいに1回、飲食をともにしている。





 

2023年2月14日火曜日

死を少しだけ考えた  I thought about death a little.

先日、友人の母親が亡くなったので葬儀に参列してきた。自分の両親が逝った時は葬儀が終わったらもう葬儀の事や死の事など考えなかった。しかし、昨年2度、今年早くも1度目の葬儀に参列して、死の事を考えるようになった。それは自分が歳をとったせいもあるだろう。
サル調査で、見知らぬ土地の里山の藪の中を歩き回っていて藪に埋もれた古いお墓にぶつかると妙に不安な気持ちがして一瞬でも早くその場から立ち去りたかった。お墓の下には死んだ人が埋められているという事を知っていたからだ。海外のサル調査でも身体が竦み歩けなくなるような時があり、その場から早く立ち去りたいと思うことが度々あった。特にスラベシ島では背筋がゾッとするようなが場所があった。しかし、アフリカでは以前村が存在した場所を歩き回ってもゾッとするような場所はどこにもなかった。アフリカでも土葬だが、村々では特に墓地を決めているわけではなかったので、土葬の場に小さな石が一つ置かれたり、木を植えられたりするだけであり、それらが自然に消えてしまっていたせいかも知れない。
キンシコウの調査で秦嶺山脈の麓にある玉皇廟村をベースにして山に入っていた。村から離れた処に土葬のお墓があった(図1)。ここまで遺体を棺桶に入れて運んできたのだ。でも、こんなものだとイノシシなどが掘り起こさないか心配であるが、重い石を置いているので、大丈夫なのだろう。お墓に大きな石を乗せるのは野生動物に掘り起こされるのを防ぐためなんだっとこの時思った。
図1.玉皇廟村の里山にあるお墓
クロアチアの首都のザクレブで公園のようになったお墓を歩いた。どのお墓も大きな石が置かれていた。しかし、ぼくにはどうにもこの石の下には棺桶がありその中に死んだ人が横たわっているっとしか思えなかった。
図1.ザクレブのお墓
インドのベナレスに行く前は、ぼくもインドの人たちと同じようにガンジス川で口を漱ぎ、沐浴をしようと思っていた。が、岸辺で死人を焼き、翌朝になってもまだ燻っている異様な臭いと、うろつく野良犬とそれらの半焼けの骨などをガンジスに捨てる光景を見て、とても沐浴する気など失せてしまった。それは水葬で若い男がまるで水草に乗っているかのように流れて行くのを見たせいかもしれない。
図2.ガンジス川の水葬
父親が2001年3月に亡くなってから、その遺灰を、メコン川、モルダウ川、黄河、ナイル川、スリランカのマハ・オヤ川、ガンジス川に撒いた。何故か自分がその土地の水とともに海に流れて行くように感じ、さらに撒いた灰を魚たちが寄ってきてバシャバシャ食べる様子を見て、仏教の輪廻思想が生まれるのも判ったような気がした。
図3.ガンジスで両親遺灰を撒く
ぼくは骨はほとんど気味悪いとも恐ろしいとも思ない。枕元に置いて眺めている。しかし、干からびた状態でも肉が付いたものは嫌だ。ぼくは死んだら火葬してもらってできる限り骨は細かくして草花や野菜の骨粉として利用してもらいたいと思っている。90歳くらいで火葬した骨は崩して粉々にするとマグカップ一杯くらいもないだろう。