「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年3月31日月曜日

真紅のミニカトレア  Pure red mini Cattleya.

真紅のミニカトレアが咲いている。残念なことにこれは匂わない。
三鉢あるがいずれも植え替えが必要だ
花が終わったら植え替えしよう。
今週中に素焼き鉢を10個くらい買おう。水苔は高いので、バークだけで試してみるかな?
南米では木に着生しているのだし、日本の着生ランはスギの枝や葉にも着いてるから
一度試してみる価値がありそうだ。

タヌキ糞とテン糞の内容物 The contents in the scats of racoon dogs and martens.

 3月28日、土山峠から鍋嵐までのルートで見つけ持ち帰った、タヌキ糞8個とテン糞2個を水洗いした。タヌキ糞はテン糞と違って食べた果実の種子が糞塊(粒)の表面に浮き上がってこない。
 
 タヌキ糞1
マメガキ種子4個、鳥の羽根軸、羽毛、サルナシ種子、土壌動物外骨格脚
 
タヌキ糞2
マメガキ種子、ケンポナシ種子、キブシ種子、土壌動物外骨格
 
タヌキ糞3
マメガキ種子、キブシ種子、羽毛、土壌動物脚外骨格

 
タヌキ糞4
土壌動物の脚、外骨格、内外翅
 
タヌキ糞5
土壌動物の外骨格、内外翅
 
タヌキ糞6
マメガキ種子1、昆虫脚、土壌動物外骨格、シカ毛
 
タヌキ糞7
マメガキ種子3、ケンポナシ種子1、キブシ種子、土壌動物外骨格脚
 
タヌキ糞8
ケンポナシ種子13個果柄、キブシ種子、土壌動物外骨格
 
テン糞1
マメガキ種子果肉果皮
 
テン糞2
マメガキ種子果肉果皮
で、上の10個の糞の内容物を表にしてまとめてみた。 
図表というのは判りやすい表示方法だが、どうだろうか?
このルートで拾ったテンは専らマメガキだけを食べているんだ。
堤川沿いにはマメガキが多いのだ。
タヌキも林床に落ちているマメガキの実やキブシやケンポナシやサルナシを見つけて
漁ってるんだ。さらにタヌキはクンクン鼻を動かしながら腐葉土などにいる土壌動物はもう欠かさず漁っているんだ。鳥やシカも食べているが、これらはたいがい狩猟で撃たれたが猟犬に見つからずに死んでしまった鳥や解体されて骨や皮が捨てられたシカを食べたのだろう。
 
 
 
 
 
 
 

ぼくの可愛いヤマアカガエル  My lovery montane brown flog.

3月25日に庭の小さな水鉢の中にヤマアカガエルがいることをアップした。
29に浮き草を静かにどかして見るとヤツがじっとそこに居る。
でも、異様に大きくなっている。腹が膨れているようなので、メスのようだ。
でも、オスとはここでは出会えないのだ。

今朝、浮き草をどかせてみると、卵塊がある。卵塊をどかせたがカエルはいない。
卵を産んであのカエルはどこかえ行ったんだ!
卵はどうも未受精卵のようだ。胚の部分が白い。でも、このままにしておこう。
お昼前に、一昨日鍋嵐行きで拾ってきたテン糞2個とタヌキ糞8個を水洗いした。
白いプラスチックの鉢受皿10個に、それぞれ水洗いして茶漉しに残ったものをあけ、それぞれの内容物を調べたたので、鉢受け皿の残渣をトイレに捨てて、受け皿を洗ったので部屋の前の濡れ縁の上に干そうと思って、ガラス戸をあけようとしたら、ヤツが水鉢にいる。
慌てて、だが静かにガラス戸を開けてパチリだ。
すると、ヤツは水の中に入り込んだ。


やはりというか、どうもカエルは定住性をもつようだ。
この水鉢から出たら、飛び込むのは並大抵のことではない。
ヤツは今、卵を産んだし、何も食べていないだろうから、腹や足に力がはいらないだろう。
15時15分、今、見たら水面から顔を出している。
虫も飛んでいるので何か食べてくれれば良いが。
ぼくとしては子供頃の夢のようなものが実現したようで嬉しい。
コヤツがいない時を見はからって、この水鉢を庭に埋めてやるかな?
でも、ヤマアカガエルは何年生きるのだ?

1年前のタヌキ糞の位置との比較。 The comparison with the location of racoon dog's toilets in this time and the last year.

今回の土山峠からの鍋嵐行きは、1年前の5月16日と同じコースであった。
途中から沢に下りて斜面にとりついて尾根に登るのも全く同じであり、
帰路も同じであった。
GPSの軌跡ルートをカシミール3Dに落とした地図に示す。
 
今回は8か所(下の地図の〇地点)でタヌキのタメ糞があった。
 
昨年の5月16日には黒く塗りつぶした●地点でタヌキのタメ糞を見つけた。
同じ場所は2ヶ所である。
前回と今回のタヌキのタメ糞の数の違いはどうしたことだろうか?
土山峠から堤川林道と林道から宮ケ瀬尾根までのルート及び「熊の爪」から「不思議なミズキ」までのルートはほぼ幅1メートル以内の細尾根上を歩いている。
これまで鍋嵐山頂の直前の尾根上や「熊の爪」でタヌキ糞を見たことがない。
と云うよりも見落とす筈がない。
今回これほど多く見つけたのはどういうことだろうか?
単純にタヌキが増えたということか?
僅か1年くらいでこれほどタメ糞場が増えたのは別の意味がありそうだが、、、、。
尾根は雪が少ないので、尾根に集中したということだろうか?
そうなるとこれから雪が融けると前回のように鍋嵐直下や「熊の爪」ではタヌキのタメ糞が無くなるかな?

なお、まだタヌキ糞は水洗いしていない。昨日は専門学校で高校生向けのキャンパスだった。
なんと、練馬区のS君がこれで3回もぼくの話しを聞きにきてくれた。
生物部に入っているようで、昆虫や骨についても詳しい。
ぼくが高校生の頃は生き物の名前はほとんど知らなかった。

2014年3月30日日曜日

お花見だ! The cherry blossom viewing!

昨日、お昼を食べてから連れ合いと近くの引地川沿いのサクラを見に行った。
4、5分咲きというところかな?
肌寒くなく、コートを脱ぎたいような温かさだった。
ベンチに座って缶ビールで乾杯しているグループや
何かを飲みながら、あるいはスナック菓子を食べながら
そぞろ歩きを楽しんでいる老夫婦や乳母車を押している家族連れがいた。
皆、ようやく訪れた春の日を楽しんでいる。
 湘南台駅西口からの西に行くバス道路をそのまま下っていくと6、7分で引地川に辿り着く。
円行公園を含みわずか5、600メートルの川沿いの距離であるが楽しめる。
 サクラはこのように幹からちょっとでた枝に花が咲く。
満開ではないが、空気が桃色だ。 
 木や枝によって満開場合や、まだ蕾の場合もある。
 コブシではなくオオシマザクラ。
帰路、円行公園から駅に向かう道を登り、道路の右側にある和菓子店で
道明寺を買おうと寄ったが売り切れていた。
で、さらに駅の方に歩き
洋菓子店でオーストリア菓子のザッハトルテなどを買う。
花見には何故か甘いお菓子が食べたくなる。

2014年3月29日土曜日

昨年の5月以来の鍋嵐 The Mt.Nabearasi since last May.

昨日は、家を出たのが5時50分であった。
鍋嵐に久しぶりに行こうと思って車を走らせた。宮ケ瀬湖岸の大棚沢駐車場に車を置いて歩き出したのが、7時1分であった。7時29分に土山峠に着いた。
この駐車場から土山峠までは湖岸沿いの歩道を歩く。しかし、すぐ横をトラックや乗用車がビュンビュンと追い抜き、向かってくる。この間約2.2キロはできるなら歩きたくない道だ。
堤川林道を行く。シジュウカラが4,5羽忙しげに飛び回っている。
フサザクラも満開だ。昨夕の雨粒が光っている。
雪がまだまだ残っている。
この上を歩く、1センチくらいしか沈まず。
おー、テン糞だ。まだ、新しい。
シカの食痕だ。雪で倒れた木の樹皮と冬芽を食べている。
イノシシが派手に何本もの木の根元を掘り起こしている。
木の根を食べている訳ではない。
何か目的の食物となる獲物がいたのだろう。 
また、残雪だ。斜面の雪が沢に雪崩れ込み、さらに沢から次第に林道に流れ込んでいるのだ。
雪がしまっているのでほとんど埋まらず。
8時半、林道の終点に辿り着く。お茶を飲み、スパッツを足元につける。
途中の水場にあった3本の管は折れ、散在しているので、一本だけ水がその管から流れるように設置した。カジカガエルが鳴いていたが、旨く録音できなかった。
そんな風にゆっくり歩いたので土山峠から林道終点まで1時間もかかった。
尾根に取り付く。山道を歩くことにする。
また、テン糞見っけ!
9時10分、鍋嵐が見える見晴しの良い場所にでる。
奥の中央がこれから行く鍋嵐だ。
アセビの花が香る。
鍋嵐をバックにアセビを撮る。
9時20分、宮ケ瀬尾根との交点の堤川林道とハタチガワ沢林道との最短地点でもある
場所で、清川のコンビニに買ってきたアメリカンドックをパクつく。旨い。
ここから「熊の爪」を目差して南下だ。
すぐにタヌキのタメ糞だ。これからこの日は計8個のタヌキ糞を拾うことになる。
2個目のタヌキ糞を細尾根で見つけて、沢へ降りることにする。
実は凄くクマに逢いたくなったのだ。この沢で大量のクマ糞を見つけたこともあるし、
ハタチガ沢ではクマの親子にも出会っているし、シチミさんもクマに襲われているのだ。
今のクマの餌は膨らんできたブナの新芽だが、ブナはまだまだ固い冬芽状態だ。
クマはまだ冬眠中かな?
沢は案の定雪が溜まっている。
写真の中央よりも少し下辺りに経路としての一本橋があったが雪で折れている。
この雪渓部分を恐る恐る渡る。が雪は閉まっていた。
尾根にあった経路は大雪のためところどころその跡を留めている。
カモシカの子供の糞だ。
この尾根はザリザリした状態なので持ってきたアイゼンを試してみようかなと思ったが、
一昨日の雨で湿っているので、土も閉まっている。
ア!この梯子だ。径路を歩く山仕事をする人はこの梯子を本当に歩いたのだろうか?
ぼくはとてもこの梯子を頼りにできないので、右に撒いて木の根を伝って登る。
もうこの辺りでは、セーターさえも脱いだ。帽子も暑苦しい。
10時25分、登ってきた尾根とハタチガ沢を二つに分ける尾根に辿り着く。
ここからは楽な登りだ。
10時41分、もうすぐピークだ。ここにはここには入るなと云う看板が三か所にある。
入る人は自己責任ということですね。
シカ柵に沿って登って行くと、718ピークだ。
ここから鍋嵐に行くにはちょっと東に下ってから、718ピークの南側を巻く。
11時3分、719ピークの杭の上にカメラを置いてポーズだ。
鍋嵐手前の「リスの食堂」のピークで、30日の専門学校のチャレンジキャンパスを使うエビフライを探す。が古い物ばかりだ。でも4,5個拾ってビニール袋に容れる。
鍋嵐直前の鞍部でも5個目のタヌキのタメ糞を見つける。
これから一気の登りだが、何故か尾根沿い、道沿いがイノシシによって掘り起こされている。
だから、ザリザリ滑らなくて登りやすかった。
11時49分、鍋嵐山頂着だ。山頂にはヤマレコさんが取りつけた新しい標識があった。
ここから280度の位置にまだ雪に覆われた蛭ヶ嶽山頂がみえる。
山頂で30分費やす。お茶を飲み、買ってきたサンドイッチを食べ、もってきた、酸っぱい夏ミカンを半分食べる。腿や脹脛の筋肉が攣らないようにスポーツドリンクもたっぷり補給。
下って行き、719ピークの裏でアナグマの穴だ。
奥にウンチもある。手を入れて取り出す。
ウンチはマメガキの種子を固めたような古いものだった。
13時6分、「熊の爪」ピークにだ。
ここで辺室山に行こうかちょっと迷う。が宮ケ瀬尾根を目差す。
13時16分、不思議なミズキでボーズ。
最初にここに来た時は、この木に登れたのだ。
今は、腹もでて体重73キロで、とても無理。
山歩きすると体重が1.5キロから2キロ減る。これを毎日続けることができれば、何と一週間で60キロ前後になる。え?本当にそうなるか一度試してみたいが、、、。帰路は膝が痛くなるので、膝を2、3日休めなくては歩けない。体重を減らせば膝への負担も軽くなって、膝痛もなくなるかな?
13時28分、しばらく下っていくと、617.2Pの新しい標識だ。
617.2Pとは、宮ケ瀬尾根の猿ヶ島のことだと思う。
ここは、まっすぐ下ってきて左側の尾根の方に行きやすい。でも右に行かなければならない。
帰路はエビフライやリスのクルミの食痕を探しながらあるいた。
ん?これはアカスジキンカメムシの幼虫だ。なんかメンコイね!
15時30分土山峠着。バスに乗ろうと思い、バスの時刻表を見たら、21分だった。残念、行ってしまった後だった。と思っていたら、ガチャンと車がぶつかった音。バイク同士が追突したのだ。
ツーリングしていた仲間が「大丈夫か?」と声を掛けている。
ぼくは、バイク事故以来、バイクを乗ることを諦めている。
春だ。バイクの季節だ。気を付けて走って!
歩き出して、間もなく何とバスがぼくを追い抜いていく。「それは無いよ~」とバスをニランデいた。
15時55分に駐車場に着く。戸沢橋の辺りが渋滞で、家に着いたのが5時半だった。
でも、サクラの花やコブシの花の開花が車窓から眺められた。

これは、ネズミの骨ではないの? Are not these bones of mice?

昨日は、鍋嵐を歩いてきた。17キロの久しぶりの歩きなので、帰宅後すぐ風呂を浴び、
ビールとなり、眠くなり、今朝まで寝てしまった。
 
これは、3月25日にYabeさんと歩いたハタチガ沢林道で見つけたテン糞 9個の内の2個の糞からでてきた骨が哺乳類のものではないので、アップする。
テン糞3
テン糞3を水洗いして、
クマシデ果片1、ネズミ毛上腕骨頭、上腕骨滑車、肩甲骨関節窩部分、他不明骨片
が出てきた。骨片を取り出して乾かした。
 
aは上腕骨の橈骨や尺骨を接する肘の部分の上腕骨滑車だ。
bは肩甲骨の上腕骨と接する部分だ。
cは????で、dは尾骨だ。 
上腕骨頭部分が下の写真ではどこにあるのかちょっと見当たらない。
 cを取り出して拡大した。ん?何だ?これは?
 
 テン糞8
 水洗いすると、
マメガキ種子5個、キブシ種子3個、小型哺乳類毛、大腿骨頭、腸骨、尾骨、骨片
これにも???不明な歯と思われるものが含まれていた
aの部分の上部は腸骨で、下部は大腿骨頭である。
bで囲った部分尾骨である。
cが何だこれは?というものである。
 cを拡大した。ん?どこかで見たような、、、、、?
テン糞3とテン糞8からはネズミの毛を思われるものが多く含まれていた。
しかし、二つのcの部分は哺乳類の骨では見たこともない物だ。
しかし、爬虫類のヤモリの歯に似ていないこともない。
昨年、ヤモリ、マムシの歯をアップして、歯状の不明な物を
両生類の歯でないかとアップした。
どうだろうか?
テン糞3や8のcの部分は両生類の歯ではないだろうか?
そうすると、テンは、ネズミ科の動物の他にカエル、おそらくヤマアカガエルを食べたのではないだろうか?