「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2016年7月30日土曜日

野遊びの場が無い。 No place where children can play in the field and the pond or swamp.  

お昼前に横浜市との境を流れる境川まで散歩した。
ザックの中にはカメラと水の入ったペットボトル。
昨日梅雨明けをしたので、青い空には白い雲が浮かび、真夏本番の暑さ!

ここは境川の水を溜めておく遊水池。
こんなに暑くても遊水池の中には入れない。
このすぐ側には野球やサッカー、テニスができるグランドが広々と作られており、
それぞれのユニホームを着た子供たちが歓声を上げて楽しんでいる。
周りにはその両親がカメラをもって子供たちの姿を狙っている。

野球やサッカーをやろうとする子供たちにとっては今は良い時代なのだ。
しかし、子供の外遊びは、野遊びが基本だろう!

池や沼、川のようなところで小魚を釣ったり、エビを掬ったり、ヤゴを捕ったりしたい、
さらには草叢を掻き分けて、昆虫を探したり、草花を愛でたり、
あるいは、水の中や草叢で遊びまわりたい子供の芽を摘んでしまっている。

「遊水池に入るな危険」という看板が目につく。それどころか遊水池の外堀のように立派な柵が張り巡らされている。事故が遭った場合に備えての行政の対策だ!
野球やサッカーよりも、野遊びが子供の健やかな身体と精神をつくりあげるだろう。
野遊びは、場や状況によってさまざまな工夫が必要になってくる。
その工夫は野球やサッカーの比ではないだろう。

「入るな危険」ということで、子供たちの芽を摘み取っている。
いつになったら、親たちの方からこのような看板を取り外して欲しいという要望が出るかな?

2016年7月29日金曜日

水田の周りを散歩  The waliking around the paddy field.

お昼過ぎに引地川沿いに散歩してきた。往復約7キロだった。
田圃への水路のコンクリートにトカゲが、、。
このトカゲいつも見るニホントカゲとは何かちょっと違う色合いだ!
帰ってきて、千石正一編「原色 両性・爬虫類」家の光協会を見ると、
成長によって色彩は大きく変わるようなので、これもいつものトカゲなのだろう。
 田圃は水が抜かれており、わずかに残った水溜まりにアメリカザリガニがひしめいていた。
ぼくはまだ水があってシュレーゲルアオガエルがいると思ったのだ。
水があると時々コブナのような魚もいることがある。
水路からの水が止められてしまったのだ、魚やカエルたちはどうしたのだろうか?
このザリガニたちは誰かに食べられるのかな?
イタチ糞があるかどうか周りをうろついたが無し。イタチがいればザリガニは手頃な餌だ!
 青々とした田圃、後1ヶ月もすると稲刈りが行われるのかな?
歩いている人はぼくだけだった。




早戸川沿いのキノコ  The mushrooms along the Hayato stream.

25日の早戸川沿いの続き

魚止橋からショートカットで林道に登って歩いていると、
お!あの苦いツチカブリかなそれともシロハツかな?
おー、たくさん出ている。
 枯れ葉を押し上げて出てこている。
一つを採って、割った。白い汁(白乳)が出る。ツチカブリだ!
一つまみ噛んで食べてみた。苦い!強烈に苦辛い!
食べられるキノコだが、手間をかけてもぼくにとっては美味しいキノコではないので、採らず。
おー、今度はイグチ
傘の表面は鞣し皮みたいだ。
イグチ特有の管孔が並んだスポンジ状だ。
アイゾメクロイグチかな?ゲットはしてこなかった。
大きく傘が開いたタマゴタケがあった。ゲットだ!
このキノコが好きな知人にあげた。

2016年7月28日木曜日

テン糞?イタチ糞?! Whoes scats is this? A marten or a weasel?

今回、見つけた糞は全て早戸川沿いであり、イタチ糞かテン糞か迷った。
でも、場所が場所だけに全てイタチの糞であろう。

糞の太さ(直径)からと形状から判断すると
①、③がオスイタチのオスの糞で、②、④がメスイタチの糞であろう。
7:38、①
大型甲虫・内翅・脚・胸部外骨格、サルナシ種子1個
何故、サルナシの種子が1個だけなのか不思議だ!
 7:48、②
膜翅目・翅・脚
  
8:33、③
サルナシ果皮果肉種子多数
この糞が尾根上にあればもう間違いなくテン糞としている。
11:50、④
昆虫・脚一部・外骨格

糞洗いをした結果
①はサルナシ種子1個で他は大型甲虫の脚や胸部や内翅がでてきた。
②は膜翅目と思われる翅が5,6枚と脚があった。
③はサルナシだけを食べた糞であった。
④は含まれている脚から昆虫を食べたことがわかった。
③はテン糞かもしれないが、ここではイタチ糞とした。

①~④の糞があった地点

2016年7月27日水曜日

すごく目に付いた巻かれたコウゾの葉 The tapa leaves that were winding.

早戸川林道沿い、ゲート入り口から、魚止橋までにあるコウゾの木の葉のがどれも
下の写真のように丸められている。
 これは、上の写真の上方から撮った。
左側の葉は全て巻かれていて垂れ下がるが、右側の葉は途中までしか巻かれていない。
始めはオトシブミの一歩手前?っと思ったがそうではない。
落ちてオトシブミになっているものは見当たらない。
この葉が巻かれたままで木に付いている。
左側の一番手前の葉を葉柄部分から切り離して、巻き戻していくと一匹の幼虫が出てきた。
コヤツはもうかなり成長している。卵が中に入っていると思ったが、
そうではなくもうこんなに大きくなった幼虫だ。
 拡大だ!
頭部が黒褐色で、腹部は半透明だ!で、ネットで調べた。が、分らない。
そんな筈はない、大半のコウゾの木の葉が巻かれていたんだ。
コウゾハマキモドキと云う名の蛾がいることが分った。しかし、この蛾の幼虫が葉をどのように巻くのかどうかの記載にブツカラナイ。
とうとう、不明だ。この幼虫は誰の幼虫なのだろう?

2016年7月26日火曜日

スリル満点の朽ちた木道 Some decayed wooden bridge with full of thrills.

昨日、造林小屋の前にいたアナグマの親子を見た後、先ずは雷平を目差した。
小屋は、いつ崩壊してもおかしくない状態だ。
ぼくは一度、この小屋の中で2時間くらい雨宿りさせてもらったことがあった。
今は、テーブルが作られて4、5人快適に過ごせそうだ。
9:30、タテヤマギクだ!
10:09、ヌスビトハギだ!こいつは豆ができるとその鞘がズボンにくっ付く。
幾つかの危険な朽ちた丸木橋を渡り、
9:44、最後はこのスリルに満ちた橋を渡る。
横に張られているトラロープが前後左右に大きく揺れる。
9:48、これから渡渉する予定の流れを見る。ここで、一息つくために座る。
丸木橋はもちろん無い。水量が多い。
雷平まで2度渡渉しなければならない。何故か、気力が急速に失われ戻ることにする。
立ち上がったらツルウメモドキの実に気が付いた。
すぐ、あのスリル満点の丸木橋を渡り、
10:00、この表面にベニヤ板を打ち付けた橋を渡り、 
 10:02、さらにこの朽ちた橋をわたり、
10:12、造林小屋に戻る。
ここで、小沢のところから尾根にとりつく道があることに気が付く。行ってみることにする。
綺麗に踏み分け道がついている。山仕事の人たちの道ではない。間もなく、尾根に着き、尾根沿いに道が続く。山を走りるトレイルランが行われたコースだ。
榛ノ木丸まで続くことが分ったので、30分くらい登って引き返す。
昨日、歩いたGPS上のルート往復16.9キロの大半が舗装された林道歩きである。

アナグマの動画 The animation of the badgers.

アナグマの動画だ!これもピンボケだが様子が判る。
やはり、これからは重くてもニコンの一眼レフを持ち歩いた方が良いだろう。

2016年7月25日月曜日

アナグマの親子に出逢う。   I met juvenile and adult of badger.

今、丹沢山麓歩きから戻ってきた。
今日は、早戸川林道から伝導に行き、早戸川沿いにビランジを探し求める予定であった。
ビランジはの季節には1ヶ月早いが、先ずはその草姿を見つけたいと思ったのだ。
と云うよりも涼しい早戸川沿いを歩いて早戸大滝に行こうと思った。
ゲート手前で車を置き、歩く。
約30分で三日月橋に到着だ。
ここから2、3分で工事現場だ。
7時半なので、まだ工事人たちは来ていない。
5月には道路上に高さ1メートルくらい積もっていた土砂は既に取り除かれている。
今は法面の工事のようで、9月14日までには終わるようだ。
早く終わって欲しい。魚止橋くらいまでは車で行きたい。
8:13、本間橋着だ!
8:22、魚止橋だ!水量が多い。
魚止橋のところからショートカットで林道に登る。
8:47、伝導着。
ここの堰堤の上に座って、流れ落ちる水を見ながら、
清川のコンビニで買ってきたメロンパンを食べ、スポーツ飲料で喉を潤す。

9:15、造林小屋の裏からの道を登ってきて、小屋前に通じる平坦な道にでる。
ん?造林小屋の前に何かいる。
静かに腰を下ろし、ゆっくりカメラを取り出してスイッチを入れる。が、ダメだ!
スイッチが入らない。電池の取り出し、再装填する。今度はやはりダメ。
再度、電池を入れ直す。今度はOKだ!
このソニーCybershotはこれで2度目だ。肝心な時にスイッチが入らない。
座って、落ち着いて撮っている筈なのに、画面が揺れる。
なかなかピントが合わない。1頭だけでない。大小含めて3頭はいる。
始めは、ハクビシン?タヌキ?アナグマ?とドギマギしたが、アナグマだ!
それにしても、顔から背・腹にかけて真っ白だ!
下のピンボケの写真に3頭いるの判りますか?
どうしても上手くピントを合わせられないので動画にする。

ムカデとヤスデの違い!  The difference between centipede and galleyworm or diplopod.

20日の松茸山・奥野林道・伊勢沢林道の続き、

甲虫(鞘翅)目カミキリムシ科ノコギリカミキリが林道を走っていた。
何回かシャッターを押した内のこれがややピントが合っていた。

 テンたちが大好きなムカデだ!っと思ったが違う。ヤスデだ!
ヤスデはムカデと頭部や尾部の形状が違うし、
何よりもヤスデの脚は体節から2対出ているが、ムカデは1対だけだ。
ヤスデの殻はムカデのものより堅そうだ。
テンはヤスデは食べないのかも知れない。
テンがムカデを食べた糞には、
ムカデの一対の長い尾角がついた尾部の体節や大きな頭部が含まれる。

尚、ヤスデとムカデは節足動物門・多足亜門・ヤスデ上綱とムカデ上綱の段階で分かれる。
上綱の段階で違うのだから、脊椎動物門で例えるなら哺乳類と円口類ほど違うことになる。
なお、ゲジはムカデの仲間のようだ。

2016年7月24日日曜日

テンの食物は一気に夏に!  The foods of Japanese marten became right away the summer ones.

下は7月20日のGPSの軌跡だ!
計12.3キロ歩いたことになる。大半が舗装された林道だ!
これは、ぼくの好きなルートでもある。暑いので5時間かけてゆっくり歩いた。
8:59、テン糞①
水沢口から登りかけて間もなく。あった。
ちょっと不思議な感じの糞で昆虫と何かを食べたと思った。
ムカデの脚・殻、サルナシ果肉果皮・種子10個

今回も15日の丹沢実習時にもサルナシのまだ硬い果実が林道に転がっていたが、
テンはそのように林床に落ちたサルナシの果実を食べたのかあるいは木に登って、生っている果実を採食したのだろうか?ぼくは落ちて少し熟してきたものを食べたと思っている。
 12:31、テン糞②
音見沢橋を過ぎて間もなく見つけた。
見た目は節足動物を食べた糞のようだ。
昆虫の足とムカデの殻のようなものが出てきた。セミの地上に出てきた幼虫であった。
翅になる部分の殻もあった。脚の数からして2匹食べたようだ。
7月19日にアップしたテン糞の内容物もセミの幼虫であることが判った。
伊勢沢林道ではいつも、たくさん糞を見つけるのだが、今回はテン糞②の一個だけだった。
今回は、セミの幼虫やサルナシが食べられており、テンの食物は一気に夏に突入したかのようだ。

イグチ目とハラタケ目のキノコ  Two kinds of mushrooms' orders,Boletales & Agaricale,

松茸山に水沢口から登った。一歩足を踏み出すごとに汗がでる。
ヤマビルもサワサワ蠢いている。

イグチ目イグチ科のアメリカウラベニイロガワリだ!ゲットしてきた。
根本の石づき部分を折り取らずに小さなジプロックの小袋に包んだら、4日たった今も元気だ!
これもイグチ科だ! コウジタケかな?
タマゴタケだ!ゲットする。美味しいキノコで、これが目的の一つでもあった。
タマゴタケはハラタケ目テングタケ科のキノコだ。
ハラタケ目テングタケ科の猛毒のテングタケだ!
もちろん、舐めたことも少し齧ったこともない!
これもテングタケ科のシロタマゴテングタケか?それともドクツルタケ?
茎がササクレているから、ドクツルタケだ!
いずれにしても食べたら、死ぬことができる。
激しい下痢と嶇吐をともない死ぬという、アーイヤダ嫌だ!
クサウラベニタケの下痢と嘔吐以上のようだ。
マツが混生する森なので、ハラタケ目べニタケ科のチシオハツかドクベニタケかは同定できず。
いずれも食べられる。が、撮っただけ!ちょっと噛んで苦かったらドクベニタケだ。
アメリカウラベニイロガワリの大きな傘のもの!
 
採って、裏を見たら、虫が管孔部分を食べていた。
この管孔部分を全部剥して、お持ち帰りだ!
あの苦かったシロハツorツチカブリand/or?を賽の目に切って、水に晒し、
それを油で炒めて食べてみた。
マズイ!苦みは薄れたが、ボソボソした舌触りも良くない。
結局このキノコはベニタケ科ベニタケ属のものだと思うが、同定でず。
結局、庭に捨て、土をかぶせた。

ハラタケ目のキノコには猛毒のキノコがたくさんあるが、
シイタケやナラタケのような美味しいキノコもたくさんある。
キノコの分類は、最近のDNA分析によって見直されてきているようだ。
これからはキノコの見分け方のもっともっとすぐれた図鑑が作られてくることを願う。