「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2020年9月30日水曜日

初めて食べたキノコ、シロハツ!  Milk-white Brittlegill, the mushroom which I ate for the first time!

 昨日、見城山から下って日向山へ向かう途中のヒノキ林に白く大きなキノコが二つ見えた。10メートルくらい斜面を下って行き、先ず写真を撮る(図1と図1'')。傘が開いて少しロート状になっている。これはベニタケ科の仲間だ。上の方にある形の良い方を採る。ずっしりと重い。ヒダは茎に垂生している。少し千切って食べてみる。ん?苦みがない。傷口から汁も出ない。???、、、兎に角この一つだけはお持ち帰りだ。ナイフでできるだけ根もとの泥を落としデジ袋に容れる。

図1. シロハツRussula delica
図1''. これもシロハツ
図2. 採ったシロハツ

昨日、帰宅後、ネットや手持ちの図鑑で調べシロハツで間違いないだろうと決める。同じ仲間のツチカブリなら白い汁がでる。取り敢えず、半分だけ食べようと思い、油炒めにしようとしたら、連れ合いがバターで炒めたらと云うので、バター炒めにし胡椒を振った。酒を飲みながらのキノコは良くないと云われているが、バレンタインを少しだけだ。図鑑やネットに書かれているようにオイシイ味がする訳ではない。苦みもない。キノコを食べている触感だけだ。ナラタケやアカモミタケなどの出汁のでるキノコと一緒に汁物にすると量があるので良いかもしれない。

英名は「乳白の壊れやすい襞」であり、学名は「脆いベニタケ」の意だ。味の記載はない。

先ほど、残りの半分を短冊切りにして、大好きなピーマンとオリーブ油で炒め、塩と胡椒を振りかけて、トーストを1枚で朝食とする。これだとエリンギを食べているのと変わらない。

2020年9月29日火曜日

山はもう寒かった!  I have already felt cold in the mountain.

今日は、広沢寺温泉無料駐車場から見城山・日向山・弁天の森キャンプ場と歩いてきた。風が強くて、涼しさを通り越して寒く感じる程であった。
秋の花、ヤマトリカブト、コウヤボウキ、マンジュシャゲ、カンアオイが咲きはじめていた。図1は、帰路の二の足林道のシカ柵に絡みついていたキキョウ科ツルニンジン属のツルニンジンかな?それともバアソブ?
図1.ツルニンジンCodonopsis lanceolataの花
図1''.  こんなにたくさん咲いている


2020年9月28日月曜日

彼岸花  Red spider lily

このところ全く涼しくなった。夜など寒いくらいだ。昨日、境川沿いの土手を散歩していたら、彼岸花が咲いている。思わず手持ちのガラケイで撮った。コロコロした茶黒色の大きいコオロギやバッタも跳び出る。秋だ!

前期の試験の採点も終わった!授業は楽しいが、この採点が一番イヤだ!可能な限り60点以上を上げたい。特に今年は4月から教室での対面授業をしていないクラスは尚更だ。が、配信した動画を見てくれなかったのか?と思うような学生も少数いて、上乗せして60点以上にしたいのだがそうできない学生がいて困った。まー、仕方がない。追試だ!後期に頑張ってもらおう。幸い、10月から始まる後期の授業は教室での座学だ。学生たち一人一人の顔をしっかり見て話しをしよう。
境川の横浜側の土手に咲いていた彼岸花Lycoris radiata
ヒガンバナの鱗茎はアルカロイドのリコリン(ヒガンバナの属名のLycorisから)を含んだ有毒植物だが、澱粉が豊富なので、鱗茎を磨り潰して水に晒して毒をぬいて食べられるようだが、食べてみたいとは思わない。アフリカで食べたキャッサバは、煮て水に晒して粉にしたものをウガリとして食べた。煮たイモを水に晒す過程で発酵するので、このキャッサバのウガリは独特の発酵臭がした。
 

2020年9月26日土曜日

涼しい!  It's cool!

 良かった!台風は何事もなく過ぎてくれた!随分涼しくなった。

庭にタイワンホトトギスが咲いている。山でもホトトギスやリンドウ、センブリが咲いている事だろう。発情し始めたサルもいる事だろう。

タイワンホトトギスTrichyrtis formosana
タイワンホトトギスだから小種名をformosanaと云うんだ。タイワンザルの英名がFormosan macaqueと云うからformosaは台湾を意味すると思っていた。が、formosaを調べるとポルトガル語で「美しい」の意のようだ。台湾は富士山より高い3952メートルの玉山があり、台湾全体がどっしりした大きな山のようで美しい。最初に台湾にやってきたポルトガルの宣教師?は台湾を海上から眺めて美しいと思ったのかもしれない。

2020年9月25日金曜日

コムラサキの果実は鮮やかな紫色になって鳥に食べられる  The fruits of Japanese beautyberry became to beautiful purple and can be eaten by birds

 今回の台風は東の海上に逸れていった。風を警戒して庭木の枝にぶら下げているラン類を取り入れていた。が、それを昨日ど外に出した。だいぶコムラサキの実が色付いてきたを見て、先ほど庭に下りた。

このところ庭に出るのに躊躇する。ヤブ蚊が多く、しかも刺されたた凄く痒いのだ。庭に面する窓を開け、網戸を開けようものなら蚊がすーと入ってくる。コムラサキを撮っていたら、手の甲を刺されてしまった。今、キンカンを塗りながらタイプしている。

コムラサキの果実Callicarpa dichotoma

このコムラサキはヒヨドリか他の鳥が我家の庭に種子散布したものだ。鳥はこの実を食べるが、まだ、丹沢の哺乳類の糞からこの種子が出てきたころがない。コムラサキはシソ科であるが、同じシソ科のクサギの実は熟すと青黒くなるが、この種子も哺乳類糞から出てきたことがない。テンやタヌキは臭いで果実を探している筈だ。コムラサキもクサギの実も熟すと色を紫や青黒く変えて訴えている。これが判るのは鳥だけだ。哺乳類は色の変化では解らない。匂いだ。サルナシは未熟の固く緑色の実が熟しても色は大して変わらないが甘い発酵臭を出す。これで哺乳類は判るのだ。
しかし、サルは視覚の動物だ。サルは鳥のようにムラサキシキブやクサギの実を食べるかな?覚えていない。

2020年9月22日火曜日

またモグラを貰う! I got a mole again!

 昨日はNさんから貰ったモグラを解体した。連れ合いには黙って冷凍庫に入れていたモグラを取り出した。が、凍っていて皮を剥きづらいので、お昼過ぎまで自分専用の冷蔵庫(缶ビールやジュースなどの飲み物専用)に容れといた。が、カチカチの状態は変らない。机の上に置いたままにした。

ぼくは、哺乳類や鳥の解剖・解体はイヤだ。気味が悪いのだ。しかし、魚や烏賊を捌くのは大好きだ!得意だ!何が違うのだろう。魚や烏賊を捌くのは子供の頃から毎週の如く目にしていた。だから、腹を開いて内臓を取り出すのも物心着く頃から見ていた。が、哺乳類や鳥は年に一度だけしか目にしない。家で飼っていたウサギやニワトリを父親が正月向けに潰して皮を剥き、毛を毟る。そこまでは特に気味が悪い訳ではない。毎年の年末の恒例の行事だった。しかし、腹を裂き、内臓を取り出す時に息を潜めるのだ。前足や手羽を肩から、足を股関節から身体から離すのは何でもない。しかし、内臓になると気味が悪く思うのだ。

モグラは10分くらいで剝皮し、腹を裂き、内臓をピンセットで取り出し、少しだけ徐肉し、洗ってそのまま100円ショップで買ったガラス瓶に容れて水に浸し、動物蛋白分解酵素を入れて机の下に置いた。

昨夕、Nさんがモグラがまた獲れたと持ってきてくれた。これは、明日学校に持って行って野生動物専攻の学生たちに見せて上げよう(図1)。それとも解剖するかな? モグラを始めて見ると前足の手の大きさに驚くだろう。取り敢えず、こっそり冷凍庫だ!

図1. 2匹目のアズマモグラMogera imaizumii
Nさんはモグラのトンネルは不思議だ!と云う。穴を掘った時に出た土はどこへやるのだろうか?と云うのだ。モグラ塚で作られる土の量はトンネルの長さに比べると少なすぎると云うのだ。うーん、そうだが、、、。

2020年9月21日月曜日

引地道を歩く   Walking on the Hikichi road

先日、17日に引地川親水公園まで歩いた時に見たものをアップします。
図1. ミヤギノハギLespedeza thunbergii
「萩、尾花、葛、撫子、女郎花、桔梗、藤袴」の秋の七草の最初に出てくるハギだが、夏に咲くミヤギノハギというのがある。でも、このところ涼しくなった。
図2. ヤブミョウガPollia japonica
ヤブミョウガと云う名だが、根元に出てくる花芽を食べるショウガ科のミョウガとは違ってツユクサ科だ。花は似てもいないが、茎や葉の様子はミョウガに似ている。このヤブミョウガが出るところは如何にも湿った藪で、マムシが出てきそうな場所だ。
図3. アオサギArdea cinerea
引地川ではコサギはしばしば見るのだが、アオサギは珍しい。

2020年9月20日日曜日

モグラをゲット   Got the Japanese mole!

昨日11時過ぎに知人のNさんから電話が入る。モグラが獲れたけれど要るかと云うものだ。もちろん、欲しいと応える。今、畑に居ると云うので貰いに行くことにする。直ぐに出掛ける。図1、1'のモグラだ。今朝、トラップに掛かっていたようだ。胸からお腹にかけて潰れている。
図1. アズマモグラMogera imaizumii お腹から
図1'. モグラ 背から
このモグラを捕まえたトラップが図2のようなバタンキュー式のもので、強烈だ。これで仕掛けが作動してモグラのお腹を締め付けて殺したようだ。一瞬で死んだだろう。
図2. モグラのトラップ
このトラップを図3のようにモグラのトンネルに仕掛けるのだ。そして前後のトンネルを踏み固める。モグラはトンネルを修復しようとするので、前後を踏み固めると事によって、モグラはトンネルを掘ることだけに集中してしまい、トラップに気が付かないで掛かってしまう。気の毒だ!
図3.今仕掛けているトラップ
この畑には今、ナス、トマト、サツマイモ、カボチャ、里芋、落花生、ショウガなどの根菜とネギや空心菜などの葉物が植えられている。モグラは地中にトンネルを掘るので、そこに根が伸びていた野菜は水分が吸えず、枯れてしまう。またトンネルはアカネズミ(多分)が利用してイモ類を食べる。この畑はさらにハクビシン、ノウサギもやってくる。ハクビシンが折角実ってきた落花生を狙いにやってきていた。網を破って入っている。また、カボチャはネズミに派手にいくつもヤラレテいた(図4)。
図4. ネズミ歯型がついているカボチャ
家庭菜園ではモグラやネズミは害獣扱いだ。しかし、両者とも作物に害を及ぼす昆虫などの節足動物を食べるので、短絡的に害獣扱いするのは拙いだろう。家庭菜園では油粕や堆肥などの有機物を肥料として土に梳き込むのでどうしてもミミズやヤスデ、ダニなどの土壌動物が多くなり、モグラを呼び寄せることになる。ミミズなどの土壌動物は土を改良し、植物が育成・成長しやすいようにしている。有機肥料・ミミズなどの土壌動物・モグラの3者の関係があってこそ畑の土壌は改良されていくものだと思われる。しかし、実際の耕作者は、モグラの被害に出遭うと腹が立つ!

2020年9月19日土曜日

ブドウ属ではないノブドウ  Nobudou which is not included in Vitis genus

 昨日、引地川親水公園まで歩いた時に、川沿いにある大学の土手にノブドウがあった。ノブドウの実は白くて青や紫色になるものは寄生された実のようだ。堀田満著「野山の木」Ⅱ(保育社)によると、茎は無毛or褐色のちじれ毛があり、葉の表は無毛で光沢があり、裏はうすく毛がある。と書かれている。近縁のエビヅルには、若枝にはくも毛があり、葉の表面は無毛、裏面は赤褐色のくも毛を密生する。っと書かれている。現場では、虫メガネも持っていないので、今日、再び行って枝を30センチと果実を5個取ってきた。もってきた標本の若枝には毛があり、葉の表も裏も脈にそって毛がある。どうも、決めてに欠くが、消去法でノブドウとした。それは、白い果実が殆んどだからだ。

図1.白い実のノブドウAmpelopsis glandulosa
図1'. 青い実もある。
持ってきた果実から種子を取り出して洗った。果実から種子は1個から3個入っていた。ノブドウはブドウ科であるがノブドウ属であるので、ブドウ属Vitisのエビヅルやサンカクヅル、ヤマブドウや大好きな甘酸っぱいキャンベルや甘いデラウエアなどとは種子の形が違う。
図2. ノブドウの種子

2020年9月18日金曜日

美味しそうなカラスウリ  The Karasu-uri, kind of melons which looks delicious!

昨日は目覚めたのが5時半だったので、山行きを諦めた。連れ合いは7時頃起きてきて部屋にいるぼくに「山へ行かなかったの?」と訊いてきた。朝、3時半に目覚めたのだがまだ30分早いと思って眠ってしまたのだ。で、10時頃散歩に出た。この頃は散歩に出るにも用意に時間が掛かる。髭を剃り、サブザックの中にカメラ、携帯、GPS、ビニール袋、味海苔が入っていた円筒状のプラのふた付き容器、タオル、小銭の入ったがま口だ。カメラ、携帯、タオル、小銭はいいだろう。GPSは歩いた距離を知るためだ。ビニール袋は何か興味深い不明の植物の葉や茎を入れるため、プラ容器は昆虫かカエルかカナヘビ、小魚などを捕まえた時に使うのだ。
散歩ルートは引地川沿いに歩いて、親水公園までだ、往復10キロだった。決められた散歩コースではなくて、引地川沿いにポツンポツンと立ち並ぶ古い農家や新しい家の前の道を歩いた。厚木から南下する道が藤沢道と引地道に分かれる聖ヶ谷(図1)を過ぎてそのまま南下して引地道を歩く。この穏やかな道が江戸以前からある引地道であることを知る。
図1. 聖ヶ谷(ひじりがやと)
引地道と親水公園との間は農地であり、梅林にカラスウリTrichosanthes cucumeroidesが絡みついていた(図2、2'、2'')。子供の頃、釧路ではアジウリというものがあり夏のスイカと並ぶ大好きな果物であった。そのアジウリに形状や紋様が良く似ている。食べると甘いのかも?っと思わせる(図2')。サルが食べるのは今頃だ!カラスウリやキカラスウリも食べる。カラスウリとキカラスウリの種子の形が明らかに違うのでの千葉県高宕山のサル調査で、サル糞の中からカラスウリやキカラスウリの種子を見つけてこれはカラスウリ(図3)、これはキカラスウリの種子と言い当てて誇らしく思ったことがあった。もう、40年も前の事である。
図2. カラスウリKarasu-uriの実だ!
図2'.  美味しそうな瓜に見える
図2''.  少し色付いている
図3. カラスウリのお腹に帯を巻いたような種子(20200130仏果山のサル糞)
キカラスウリの種子はスイカのタネ状で凄く大きい

2020年9月17日木曜日

小さなハエトリグモ  The little jumping spider

我が家にはロボロフスキーハムスターがコンパニオンアニマルとしている。これは連れ合いと娘が家族のように世話をしている。しかし、もう、毛が薄くて疎らで動きも悪い。以前のように廻しゴマで遊ぶこともなくなった。娘が貰ってきて3年は過ぎたので、ぼくはもうハムスターはいつ死んでもおかしくないからな!と云っている。
さらに、グッピーと金魚のコメットと朱文金がいる。グーッピーはいつも水槽がいっぱいになるほど泳ぎ回っている。次々に生まれ死んでいっている。グッピーはコンパニオンアニマルという範疇には入らない感じがする。それは一個体一個体に注意を注ぎ込まないからだ。
我家にはもう一種の動物がいる。コヤツはぼくの部屋のパソコン画面の上を歩いてカーソルを追ったり、居間にいてピョンピョンと跳びまわっている。不思議なことに虫嫌いの連れ合いも娘もこのハエトリグモに対しては追い払ったりしない。手に乗せ遊んでもいる。
我家に何匹のハエトリグモがいるの?判らない。家の中に入って来る小さな虫を獲ってくれているのだろう。
日本の家の中ではアダンソンハエトリとチャスジハエトリが居るようだが、我家のコヤツはどちらかな?いずれにしも地味な色をしているのでメスと思われる。
ウィスキーのビンの上のハエトリグモ

 

2020年9月15日火曜日

ヤマボウシやサルナシの実が食べられ始めている。秋だ!   The fruits of kousa dogwood & hardy kiwi have begun to be eaten. It's autumn!

先週11日に奥野林道からガタクリ峰に登った時、尾根上でアナグマ糞を2ヶ所で拾い、帰路、水沢橋を過ぎてからテン糞1個を拾った。それぞれの糞には、秋を象徴するような果実のサルナシ、ヤマボウシ、エビヅルの種子が入っていた。更にアナグマ糞ではカマドウマと他の昆虫の摂食の痕跡としての翅があった。
図1. 11:48 アナグマタメ糞
サルナシ果皮・種子(図1)、土砂、カマドウマ脚・腹部外皮・卵
図1. サルナシActinidia arguta種子

図2. 11:52 アナグマ糞
ヤマボウシ種子(図2')、カマドウマ脚・外皮・卵、昆虫翅(図2'')・肢
図2'. ヤマボウシBenthamidia japonica種子
図2''. 昆虫の翅(誰の?)
この翅を持つ昆虫はどんな昆虫だろうか?糞の中には甲虫の硬いキチン質の外骨格は無かったので、甲虫の内翅ではないと考える。しかし、普段は折り畳んでいるようにも思われる。大きな翅だ!
図3.16:44 テン糞
ブドウ科エビヅル種子(図3')・青黒い果皮
図3'. エビヅルVitis ficifoliaの種子
丹沢山麓にはブドウ科のエビヅル、サンカクヅル、ヤマブドウ、ノブドウ、ヤブガラシが生育するが、ヤブガラシを除いて、ブドウ科の種子はどれも似ている。標本を比べてみてもなかなか区別がつかない。鈴木庸夫、他著「草木の種子と果実」(成文堂新光社)で上記のブドウ科の種子を見てもはっきりした違いを見極めるのは難しい。図3'の種子をエビヅルとしたのは、ノブドウなら果皮の中に淡い青色があるだろう。ぼくが登った尾根付近にはヤマブドウが無い、サンカクヅルは花季が5,6月なので実はとっくに無くなっているだろう。それと、手持ちのエビヅル標本を照らし合わせてエビヅルとした。どうだろう?

随分涼しくなった。ようやくあの蒸し暑さが通り過ぎた。でも、まだ、扇風機はそのままだ。専門学校の前期の試験週が始まっている。今回は動画の授業やらで、学生たちは勉強はできたのだろうか?画面に集中するのは学校で授業に出るよりも大変だ。成績のつけ方は配慮しなければいけないだろう。
大坂なおみ選手が全米オープンテニスで2度目の優勝をした。彼女は毎試合、理不尽に殺された黒人の名前をマスクに書いて黒人差別に抗議した。彼女は自分のテニスの場で差別に抗議したのだ。
スポーツの場であろうとなかろうと、自分の考えを明確に示すことを多くの人たちは躊躇し、黙っていることが多い。黙っていることは黙認である。自民党の新しい総裁として菅がなり、野党の立憲民主党の党首に枝野がなった。与野党も代わり映えしない。が、ぼくら国民は来るべき選挙で自分の意志を明確にしなくてはならない。

2020年9月14日月曜日

マタタビの果実の大半が虫瘤  Most of silvervine fruits are galls

11日に奥野林道からガタクリ峰に登った帰路、水沢橋を過ぎてからは5月下旬に見たマタタビを探した。その時は蕾をたくさんつけていた(図1)ので、実がついているかどうか確かめたかったのだ。実があれば種子を取ろうと思う。
図1. 5月29日の白い蕾のついたマタタビActinidia polygama
(クリック拡大)
何と、マタタビのあの薬莢のような実などなく、親指の爪ほどの小さなカボチャ状の虫瘤しか見当たらない(図2&2')。どうもマタタビの果実の全てに虫が卵を産んだようだ。アブラムシの仲間?何の虫だ?
図2. マタタビの果実の虫瘤
図2'. マタタビの虫瘤
虫瘤になっていない正常な果実はないか探す。あった!5,6個が固まってある(図3)。ここだけは無事だったんだ!
図3. マタタビの薬莢状の果実
虫瘤と正常な実を一個ずつ採ってきて、ナイフで縦に切った。正常な実には種子がちゃんとできている(図4.の左)。しかし、虫瘤には種子が見当たらない。
この虫瘤はマタタビミタマバエが卵を産み、中に幼虫の部屋があるようだ。Wikipediaによると、タマバエと云うが、ハエよりもカに近い仲間タマバエ科Cecidomyiidaeで、成虫の体長が1-3ミリ程度のようだ。
図4. 果実と虫瘤を縦に切る
尚、このマタタビの虫瘤は木天寥(もくてんりょう)と云って薬効があり、干してマタタビ酒を造るようだ。また、この虫瘤は通信販売される程人気?があるようだ。

2020年9月12日土曜日

ガタクリ峰に登る  Clibmed the Mt.Ggakuri-hou

 車を奥野隧道口(鳥屋側)のスペースに置く。水沢橋方面には車両通行禁止になっているが、ロープを外して車を入れている人がいる。今日は!と声掛けられる。「通行止めがここになったので車を止めるスペースがありませんネ!」と話しかけると、ニコニコしてそうですね!と応えて車はぼくを追い越して行ってしまった。アノ車は林道ゲート前の水沢橋の前の駐車場に置くのだ!何と要領が良い人だ!通行止めになっているのは県が水沢橋の前の道が崩壊しているので、危険だからという案内であって、その案内を無視して車を乗り入れた場合には自己責任ですよ!っと言うことだ。そうは判っているが、なかなか通行止めを無視して車を乗り入れることはできない。それを彼はやったのだ!っと思いながらゲート前に着いたが車は無い。ん?彼は工事関係者だったんだ。

伊勢沢林道を工事し始めているのかな?あるいは奥野林道の土砂崩れ取り除く工事かな?っと思いながら歩く。松茸山口だ(図1)。ここまで舗装された林道を喘ぐようにして登ってきた。7時半に車から離れてから、何と1時間半もかかっている。頭の帽子をとりさりヘアバンドだ。これだと汗がオデコから鼻を伝って滴り落ちない。

        

図1.8:32 松茸山口
ん?カヤの実の食痕だ!誰が食べた?(図2&2')。現場ではリスの食痕だ!っと思っていた。しかし、帰宅して図2と図2’と持ち帰った図2’の実を見ていてリスではないと考えた。リスなら食べ方食べる部位が決まっている。この食痕は果皮・果肉が種子から剥がされていたり(図2.右上と左下)、果肉の一部が齧られていたり(図2.左上&図2')、さらには果皮が一部縦に引きちぎられている(図2.右下)。このような好い加減な食べ方、齧り方をするのはサルだ。
図2.8:45 カヤの実or種子を食べたのは?
図2'. だれが齧った?
8:50 ぼくを追い越していった車が止まっていた。奥野林道と早戸川林道との斜面の伐採をしているのだ。重機が通る広い道ができている。っと、林道を地下足袋に軽やかな山仕事用の服装をしたスタイルの良い40代くらいの人がやって来た。こんにちは!っと声を掛け合う。
9:10 これから尾根に入ろうとする場所にキャタピラをつけた重機が停まっており、伐り出された杉の丸太が積まれている。丸太に座って、スポーツ飲料を飲み、スパッツを着けていると、先ほどの地下足袋の男性がやって来て、重機に乗り、これから何処へ?っと訊く。ここから尾根を登って姫次ぐまで行きます!っと云うと、そうですよね、舗装された林道を歩くと飽きますよね!っと云って重機にエンジンをかけ山をジグザグに登っていく。凄いものだ。左右のキャタピラを逆回転させて方向転換し、ジグザクに走れるのだ。通常の4輪車では考えられない。
9:16 さぁー、ぼくも登るとする(図3)。重機の道を歩く。6月3日に伊勢沢側から登ってきた時はヒルにやられたし、クマ糞があったのだ。
図3. 尾根への登り口
稜線に着くと、重機の道は伊勢沢側へ、ぼくは尾根を求めて歩く。急な登りなのでイッキに汗が吹き出す。シャツを脱ぐかな?っとも思うがそのままで登る。
9:28 下を見ると青い先ほどとは違う重機が停まっている(図4)。だいぶ登ったつもりだが20mも登っていない。伊勢沢側ではチェンソーの音と重機の音が聞こえる。植林地を登る。下は柔らかいので足の踏ん張りが効かない。ようやく、植林地から二次林地に抜け出す。時折の下からの涼風が気持ち良い。まるで、その涼しい風を求めて登っているよう。ヒルが2,3匹頭をもたげていたがやり過ごす。ヒル除け用の飽和食塩水は靴下に噴霧はしてないが大丈夫だろう。が、やはりヤラレテいた。
9:59 登山者が付けたと思われるテープがある(図5)。もう、この辺りでは尾根と云うよりも奥野林道と伊勢沢の間の稜線を歩いているという気持ちになる。
図4. 9:28 下を見る
図5.中央の太い木の右の細い木に赤テープ
10:48 カモシカ糞だ(図6)!813のピークだ。ここで小休憩しているとカモシカのらしき枯れ枝を折る音が聞こえ、ぼくに気が付いたのか慌てて逃げた音が聞こえた。その場に行くと新しいしたばかりの糞があった。
図6.カモシカ糞
11:01 鞍部に非常に奇妙なカエデ科の木の枝がある。どうぞここに腰掛けて下さいと感じた。少し腰掛けたが高すぎる(図7)。
図7. 不思議な横枝のカエデ(イロハモミジかな?)
「カエデの腰掛け」から60mくらい上がたPeakにカモシカの角砥ぎの痕がある(図8)。さっきのカモシカが角砥ぎしたのだ!カモシカは♂にも♀にも角があり、両性とも同性とは別の行動域を持ち、眼窩線から出る匂を木の枝に擦り付けたり、同性の他個体と争うために角を鋭くするために細い木を角砥ぎに使う。シカの角砥ぎは角がある♂だが、カモシカの角砥ぎは両性ということでOKかな?しかし、どうもぼくには角砥ぎは♂で、♀はあまりやらないのではという偏見を持っている。
図8. 11:21 カモシカ角砥ぎの痕
カモシカの角砥ぎがあったPeakは860以上で870以下だ。実は、ぼくはここがガタクリ峰だと思っていた。が、次の860ジャストがガタクリ峰になっている。それは兎も角、ぼくはもう姫次ぐどころか登山道まで行くことを諦めてた。暑い中無理して登ることもあるまい。もう、休むようなペースで歩いている。
11:48 アナグマのタメ糞だ。
図8~9. アナグマのタメ糞 
写真上に古いタメ糞があり、糞虫に運ばれて穴だけ開いていた
アナグマのタメ糞場から10mくらい上にハエの集るアナグマ糞
12:10 ガタクリ峰に着いた。立派な標識がある(図9)。そして、ポーズ(図10)。ここで40分近く休む。コンビニで買ってきた唐揚げ棒を食べるが4個中2個しか入らない。食べなきゃ力が出ないと思い、オニギリではなくクリームパンを食べる。地図を見てコンパスを合わせ、スマホのGeographicaで現在地を見る。で、決める。次の鞍部を少し過ぎたところで、南に走る小尾根があり、それを辿ると旨く奥野林道に下りられそうだ。もう、このルートしか無い。
図9. 12:10 ガタクリ峰着
図10. 12:26 暑苦しい上下と手袋にスパッツだ
どうも、今風の短パンに半袖というスタイルにはなれない。
でも、それだと涼しいだろうねぇー!
タイワンザル調査でもチンパンジーでも長袖長ズボンだった。
12:50 奥野林道に下る尾根に着く。地図を見、磁石で方向を決める。Geographicaで現在地が間違いないことを確認する(図11)。始めは、なだらかだがすぐ急直下のような岩場がある尾根になり、ん?間違った?Geographicaで現在地を確かめる。地図には岩場は無い。尾根をそのまま下るのは急過ぎて無理なので、沢沿いの方に行き、尾根と沢沿いをジグザグに歩き、岩場を越す。立ち木を捉まりながら下り両腕が疲れるので、小休憩を何度も繰り返す。最後は、上手い具合にイノシシ?シカ?獣道があり、そこを伝って林道に下り立つ(図12&12')。
何と、この尾根(150mの高低差、直線距離約250m)を下るのに1時間以上も掛かっている。急だったので、立木に捉まりながらそれだけ慎重に下ったのだ。
図11. 12:54 この尾根を下る
図12. 13:55 林道に下り立つ
図12'. 降りた林道の場所 左側から下りた
下りる尾根から沢砂防堰堤に水が溜まっているのが見えたので、沢の水で手拭を浸し、身体を拭く、チョー気持ちイイー!手を10秒以上浸けていられない程冷たい。ペットボトルの水を入れ代える。ヘアバンドも何度も洗い絞り、頭につける。シャツも水洗いし絞って着る。
スパッツを外す。外しただけで気持ち良い。左足首にヒルが2匹もいて干乾びて死んでいる。しかし、靴下が血で汚れている。ヒル除け用に飽和食塩水を噴霧して来なかった。が、2匹だけでおさまった。尾根は全国各地で雨被害をもたらしているのに、ここ東丹沢では雨が少ないようだ。山は乾いている。長ズボンの裾をまくり上げる。
図13.ここで手拭を絞って身体を拭く
帰路は膝が痛くならないように、ゆっくりゆっくり歩いて、奥野林道を下った。もう、伐採の人の車は無かった。自転車でもあればすーっと下れるだろうに、小さくて軽くて持ち運び易い自転車のようなブレーキの利く乗り物があればどんなに楽だろう。
車に辿り着いたのは16:36であった。歩いた距離は15.5キロで、9時間も歩いていたことになる。この頃はもの凄く歩くのが遅い。それは学校へ行く時に東京駅から大手町まで歩くとサラリーマンの歩く速さに驚かされる。以前はぼくも歩くのが早かったのに!
図14. 歩いたルートの一部 ②~⑬は図の番号