昨日、土山峠から堤川林道、宮ケ瀬尾根と歩いたコース(GPSの軌跡):
堤川林道終点とハタチガ沢林道終点との出会い(○地点)の宮ケ瀬尾根から
一度、南下して不思議なミズキ、熊ノ爪を目差したが
途中の鞍部で引き返す。
「岩のピーク」でお昼を食べていると単独行の登山者がやってきて、
若者たちが大勢いるので写真を撮って行った。
猿ケ島で集合写真を撮った後、先頭を行く、Sa君とOo君らは北西に行くべきところを誤って北東尾根に行ってしまったので、「ホォ、ホォー」と呼ぶと下から「ホォー」と声がして
登ってくる。尾根歩きは簡単だが、踏み間違えるとトンデモナイ方へ行くことになる。
初めての道は絶えず地図と磁石で確かめないといけない。
清川隧道・土山峠の分岐の手前の細尾根で奇妙な下の写真のものをSa君が見つける。
何だ、これは?
糞なのかそれとも、口の中で咬んで水分を吸って吐き出したものか?
で、誰の仕業なのか?
ぼくはハクビシンの糞だとSa君に云った。
彼はどうしてそんな風に断定できるのか疑問のようであった。
先ほど、静かに水洗いし、残渣をプラスティックの鉢受けに空けた。
上の状態の時には、よく判らなかったツブツブ状のものが何であるか解った。
鉢受けの中央左下につぶつぶ正体が解るものを取り出した。
上の写真でつぶつぶに見える緑色の物は花の蕾だったのだ。
下の写真である。
これだと、take隊員から丁寧に写真を撮れ!と怒られる。
接写レンズをつけて絞り9であとは自動で撮った。
もちろん水分はティッシュで吸い取った。
ガクが4枚あり、雄蕊が4本で、先に大きな二つに分かれた花粉塊が付いている。
さらに、下の3個の蕾の様子から判るように、どうも三個や4個の花がまとまってつく
集合花のようになっているようだ。
今の時季に一つ一つの花が1センチくらいで集合花となってのは?
今、蕾か咲いている花で、この花は何だろうか?
大きさからしてウワミズザクラだ!と確信して図鑑を開いたら違う。
え?もうわからない。
教えて下さい。
それにしてもハクビシンは蕾をまとめて口に含んで食べたは良いが、
ほとんど消化していないようだ。