「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2014年5月4日日曜日

2種類の脊椎動物を食べたテン  A marten that had eaten two kinds of vertebrates.

5月1日の続き。

9:06、二の足林道の山神隧道付近でテン糞
このテン糞の大半はネズミの毛とキブシの種子であった。
動物毛があるときは水洗いした後、茶漉しに残った物を白いプラスチックの鉢受けに空けて、
水を少し加えて、全体を揺らしながら先ず毛や糞の表面に付着していた枯れ葉や小石などをピンセットで摘み取りだす。その時見つかった大きな骨や歯も取り出し、ティシュペーパーの上に丁寧に並べる。そうやって、毛や果実の果柄や大きな果肉を摘み出す。
最後に、鉢受け表面に浮いている毛や細かな浮遊物を捨てる。
この細かな毛や浮遊物を捨て去る作業は鉢受けに水を加えては全体を揺らして軽いものは浮かせて洗い流すようにすてる。
そうすると、今回はキブシの黄色っぽい種子と細かな骨片や歯などの
水に浮かない物が残ることになる。
最後に残った物を乾燥させて、ティッシュに取り出していた物と一緒にした物が
方眼紙上に並べた下の写真だ。もちろん、毛やキブシの種子などは取り除いている。
上顎切歯、臼歯2本、上顎骨臼歯2個、肋骨、頸椎骨、脊椎骨、骨片
カエル歯、骨片がある。橙色の線の上部がカエルの骨片であろう。
下部がネズミ亜科の動物の骨片であると考える。が、カエルのものも混じるだろう。
カエルの歯であろう。カエルの種類が同定できない。
この歯が見つかったのでカエルを食べたと特定できたのだ。
もうすこし他の骨片でも判断できるようになりたい。
哺乳類の骨でないことは解るのだが、カエル、トカゲなどを判断できない。
ネズミ亜科の動物のaが左右の上顎骨と臼歯である。bが尺骨である。
aとbの間に左の上顎の切歯と左の下顎の切歯がある。
この切歯はアカネズミのものに比べ物にならない程小さく薄い。
ヒメネズミかカヤネズミの可能性が高い。
ネズミ亜科の動物の頸椎骨、脊椎骨や肋骨である。
左右の上顎骨に埋まっている臼歯は第二臼歯m2である。
上部が前方である。
この動物の上顎骨のm1の歯根は4本であることがわかる。
散らばっている右の臼歯は歯根が二本なので下顎のm2だろう。
また、横倒しになっている臼歯の歯根も2本だが、写真の上顎のm3に当たるかもしれない。
昨日、専門学校の高校生向けのチャレンジキャンパスを終えて、帰宅するとポストにアマゾンに注文していた「ネズミの分類学」金子之史著が入っていた。
見ると、今西錦司、森下正明、徳田御稔、可児藤吉などの懐かしい人々の写真があった。
ぼくにとっては初めて見る写真だ。日本の生態学勃興の時代の人々だ。
金子之文さんの先生徳田御稔はネズミの動物地理学の大家であり、
可児藤吉がいたからこそ今西の「棲み分け理論」が生まれたと云われている。
森下正明は土壌中のミミズの数が分ればイノシシの数が分るとまで云った理論生態学の大家だ。
酒を呑みながら議論し、歩くことで考えた。
つまり、机上の学問ではなく自分の足でフィールドを歩きデーターを取り、考えた。
「ネズミんの分類学」はぼくが期待した内容のものではなかったが、
これから電車の往復の間に読む本としてしばらく楽しむことになりそうだ。


2 件のコメント:

take隊員 さんのコメント...

だんだんデータが増えてきますね。どこにも資料が無いので、隊長がたよりです。

ただ、せっかくの資料なので、写真をもう少し丁寧に撮ってください。よろしくお願いいたします。

fukuda, fumio さんのコメント...

え?写真雑ですか!
最後の写真は歯根が入る穴の数がはっきり見えるように、take隊員に云われたことを思い出してF8にして撮ったんですよ。
カエルの歯や全体のは、雑だったかな?
全オートで撮りましたし、写してから方眼紙の縦横と写真の上下を合わせた方が良かったな!と思いました。
注意を促してくれてありがとう。
これからこのような小さな歯や骨の写真を撮るときは、より一層、絞り、シャタースピードに注意して丁寧に写真を撮りますね。