昨夜も雨が降っていた。すっかり秋らしい涼しい気温になってきた。庭に出て、吊り下げている洋ラン鉢に絡まっているヘクソカズラの固いツルを取り外していると、地面にミョウガの花が咲き始めているのに気が付いた。おー、かなりの数の花芽が出ている。早速に部屋に戻りカメラを持ってきて撮る(図1)。っとヤブカが顔や手に寄ってきた。早々に庭から退散だ。
耳をカに刺されたようだ。痒い。ミョウガはこの蕾の部分を食べる。北海道では珍しいものだったので、一夏に一回くらい食べたかどうかはっきり覚えていない。でも子供の頃から大好きであった。細かく刻んで納豆に絡めたり、味噌汁に散らしたり、冷やっこの上に乗せたり、一個まんまを一人で食べたいと思っていた。それが、ここ内地では自分の家の庭に出てくるのだ。子供の頃には食べたことがない天婦羅で一個まんまを食べることができるし、塩漬けにしても美味しい。庭で育つ物が食べられるのは凄く裕福な気持ちになるものだ。庭からは青じそ、三つ葉、山芋のムカゴは一度植えたら雑草のように出てくるから嬉しい。
図1.ミョウガの花
もう、10月に入った。あんなに暑かった長い夏も終わり、秋を迎えたようだ。朝夕は肌寒い。昨夜は、今までは横に置いたままであった薄手の掛布団を身体に巻くようにして寝た。今夜からはパジャマも長袖のものにしよう。涼しくて嬉しい!
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