翼手目の下顎骨はV字形と云うよりも放物線状である(図1,2&3)。臼歯列も下顎骨の上に乗っている。ただ、小翼手亜目のヤマコウモリやユビナガコウモリの下顎骨は左右離れているが、大翼手亜目のオオコウモリの左右の下顎骨はサルやイノシシのように癒合・合体している。
図1.ヤマコウモリの下顎骨と臼歯列
図2.ユビナガコウモリの下顎骨と臼歯列
図3.PNG産のオオコウモリの下顎骨と臼歯列
どうもコウモリの仲間の左右の下顎骨はADW: Chiroptera: SPECIMENSによると癒合・合体しているものが多い。このことが、ぼくが骨に関心を持った頃、切歯が2対で下顎骨が合体していることからコウモリの仲間はサルに近いと思った事さえあったのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿