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原発不要・核廃絶


2025年7月23日水曜日

偶蹄類の下顎骨と臼歯列              Molar line and mandibula in Artiodactyla

前回は霊長目の下顎骨と臼歯列を見てきた。今回は偶蹄類の下顎骨と臼歯をアップする。
カモシカやシカ、キョンの下顎骨は齧歯目や食肉目の下顎骨より、さらに鋭いV字状になっている(図1&2)。それは、ブッシュバックも同じだ(図3)。臼歯列は下顎骨の真上に乗っている。

図1.左カモシカと右シカの下顎骨と臼歯列

図2.シカ科キョンMuntiacus reevesiの下顎骨と臼歯列
この若いキョンはキンシコウ調査地の楊家の番犬が食べていた。
図3.ウシ科ポンゴ・ブッシュバックTragelaphus scriptusの下顎骨と臼歯列
この若いポンゴはタンザニア・マハレNPで殺された。

イノシシでは臼歯列が内側に少し入り込んでいる(図3)。下顎骨は下から見れば臼歯層が下顎体の内側に出ていることが判る(図4)。

図3.イノシシの下顎骨と臼歯列
図4.イノシシの下顎骨を下から見る
歯槽が下顎体の内側に入っているのが判る
この臼歯槽が下顎体の内側に入っているのはネズミやサルの仲間もそうであった。臼歯槽が下顎体の内側に入ることによって、どのような機能が付加されるのか????、、、、?この問題はpendig にしておく。

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