昨日夕方近く、庭に出て水道栓に散水ホースをつけて睡蓮鉢や、吊るしているラン類に水をかけていると、何とアカトンボが来て柵の上にとまった。アカトンボにも水をかけてやると一瞬飛び上がったが、またすぐ舞い戻って同じ所にとまった。足元に目を移すとゴマダラカミキリが一匹歩いている。早速捕まえて、我が部屋の網戸を開けて放り入れた。
散水が終わり、部屋に戻ったがカミキリはどこへ行ったのか分からない。そのまま放置して隣のエアコンが効いた居間でウィスキーに氷を入れて飲んでいると、娘が我が家のビールが詰まっている冷蔵庫を開けようとして、ゴマダラカミキリを見つけた。驚いて、「庭に出して!」と叫んでいる。「何言ってるんだ!俺の部屋に入れているんだ!」と云うが、もうゴキブリにあったかのようにイヤがっている。写真を撮ったら外に出す!っと言って、廊下との境のドアを閉めた。これだと、我が部屋で飛び回ろうと文句を言われる筋合いがない。
図1.ゴマダラカミキリ
っと、寝ながらこのカミキリの件に関して考えた。
娘はダンゴムシは平気だし、ショウリョウバッタも平気だ。それらは庭で見られるからだ。連れ合いはカミキリムシやカナブンの仲間は平気だと云う。イナゴの佃煮を食べて育った世代だ。が、娘は虫やチョウまでも部屋にいると嫌がる。虫やチョウは屋外にいるものたちなのだ。
この事からよそ者嫌い、外国人嫌い、自分と異質な者嫌いも同じ根を持っているのではないかと思った。
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