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原発不要・核廃絶


2025年7月24日木曜日

シカとカモシカの下顎第一切歯の違いは日本だけに通用                    The differences of 1st-teeth in mandible between deer and serow are useful only in Japan

丹沢には鯨偶蹄目反芻類のシカ科Cervidaeのシカとウシ科Bovidaeのカモシカが生息している。シカもカモシカも上顎の切歯が無く、シカでは申し訳程度の役立たない犬歯がある。が、カモシカでは犬歯が無い。さらに大きな違いは下顎骨の第一切歯がシカとカモシカでは違っているのだ。シカの第一切歯は幅広いが、カモシカでは他の切歯の変わらない幅だ(図1)。
図1.シカ左とカモシカ右の下顎の第一切歯比較

 今、房総半島で嫌われ者になっているシカ科のキョンの下顎の第一切歯も幅広い(図2)。そのため、この下顎切歯の違いはシカ科とウシ科の違いかなっと思っていた。
図2.キョンの下顎の切歯
しかし、手持ち標本のアフリカからもってきたブッシュ・バックや中国のキンシコウの調査地からもってきたカモシカの仲間の下顎骨と臼歯列を見ていて、日本のウシ科のカモシカと同じウシ科のブッシュバックや中国のカモシカの切歯の違いに気がついた。ブッシュバックも中国産カモシカの下顎の切歯は日本のシカ科のように幅広いのだ(図3)。

図3.左中国産カモシカと右ブッシュバックの下顎の幅広の第一切歯

ADW: Bovidae: SPECIMENSを見るとウシ科の下顎の幅広の第一切歯を持った仲間が多い。下顎骨の第一切歯のシカとカモシカの違いは日本生息の動物だけに通用するものだ。

釧路の妹からLINEで暑く、寝苦しく汗疹ができていると云う。娘たちが汗疹になっている時に釧路に行ったら汗疹が無くなったものだ。もう、昔の釧路の寒いような夏の気温ではないようだ。温暖化が急速に進んでいる!

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