ニホンザル、スローロリスやタヌキ、ハクビシン、シカやウサギの腰椎は7個、テンやイタチは6個、ヒトは5個とどのような事で腰椎の数が違っているのか見えてこない。手許にある標本で有袋類のハイイロジネズミオポッサムとフクロモモンガ腰椎を数えた。これら2種は5個の腰椎だ。いよいよ腰椎の数が動物によって異なる理由が分らなくなった。霊長目のヒトは5個、ニホンザルやスローロリスは7個、食肉目のタヌキやハクビシンも7個なのに、テンやイタチは6個と同じ目の中でも違いがある。ハイイロジネズミオポッサムとフクロモモンガの腰椎が5個だが、同じ有袋目のカンガルーやコアラの腰椎も5個とは云えないが、どうだろうか?今度上野の科博に行ったらカンガルーorワラビの骨格標本を見てこよう。
図1.ハイイロジネズミオポッサムMonodelphis domesticaの腰椎
図2.フクロモモンガPetaurus brevicepsの腰椎
試みにGoogle検索してヒトの腰椎を数を訊いてみた。するとヒトの腰椎の数 - Google 検索と出た。へー個人差があって4個のヒトも6個のヒトもいるんだ。
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