イヌ型亜目の頬骨は側面から見ると海鳥が翼を広げて飛んでいるような形だった。では、ネコ型亜目ではどうなのだろう。
ネコ型亜目ではネコ科、ジャコウネコ科、マングース科の頭骨を持っているので、それらを先ずアップしたい。ジャコウネコ科のハクビシンを除いて眼窩輪が形成されそうで、マングースでは形成されている。頬骨はイヌ亜目では海鳥が飛んでいるような形状だったが、ネコ亜目では海鳥が海面に向かっているように見える。
図1.イエネコの頭骨左側面からの頬骨(青色)
図2.ハクビシンの頭骨左側面からの頬骨(青色)
図3.マングースの頭骨左側面からの頬骨(青色)
イヌ亜目の動物たちよりネコ亜目の動物の方がより視覚に頼って食物を得ていることが判る。しかし、ハクビシンは眼窩から判断するとイヌ亜目のイヌ科と同じ位の視覚のようだが、、。実際はどうなのだろうか?
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