「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年3月3日日曜日

防災訓練 The training for a disaster prevention.

今日、朝からお昼まで近くの小学校で、町内会の合同の防災訓練があった。
花粉症が酷いので、辞めようと思ったが、町内会組長の最後のお勤めとして出てきた。
昨年秋には、応急救護訓練と、震度体験訓練、濃煙体験訓練を受けたので、
今年は、埋没トイレ設置訓練と負傷者搬送訓練に参加した。
しかし、一回くらいではその時になって、どの程度活用できるか?
まー、やらないよりはましだろうということで参加したのだ。
昨年もそうだったが、今年も多くの人たちが集まった。
自分自身の防災意識の高まりにも驚くばかりだ。
最後に、消防団の操法訓練と救助犬救出訓練のデモンストレーションがあった。
救助犬は生き埋めになっている人を見つけ出すという想定で、隠れている人を探すのだが、
それには、参加者が皆拍手を送った。
連れ合いと二人で参加したが、参加品として懐かしいドロップとゴミ袋さらにはお弁当代まで町内会費から支給された。

マヒワ Carduelis spinus

昨日、伊勢沢林道を歩きました。
ウソやカラ類の混群、マヒワをすぐ近くで撮ることができました。
動作が可愛いねぇー。これだものバードウオチャーが増える訳だ。
しかし、マニュアルでピントを合わせるのは不可能に近い。
オートフォーカスが無かった時代にどうやって撮っていたのか?
昨日、丹沢から帰ってきてから、酷い鼻水、くしゃみ、さらに頭がぼーっとしている。
夜中、鼻水で目覚め、どうしても寝られず。3時に起きる。
机に向かっている方が、鼻が詰まらない。寝ていると鼻づまりになる。
今日は、10時から町内会の集まりで防災訓練、組長なので出ない訳にはいかない。
昨日は一応、マスクを胸のポケットにしのばせていたが、使わなかった。
この症状を軽くするにはやはりマスク?

2013年3月2日土曜日

春霞み!  The haze of spring!

今朝、6時にYabeさんの車に乗って、伊勢沢林道を歩いてきた。
「春はあけぼの ようよう白くなりゆくやまぎわ、、、」という枕草子の序文そのものの
景色を見ながら山麓に近づいていった。
雪は溶け、陽の当たらない場所に汚れた雪が残っているくらいであった。
今はもう3月、これからは朝起きる度に温かい日を迎えることになる。
だが、ヤマハンノキが花穂を下げているものの、ほとんどの木々の芽は
まだまだ堅いものであった。
1060メートルある焼山方面を見上げると、沢には白い雪がまだたくさん残っている。
これからこの斜面が、新芽の膨らみで萌木色に代わり、さらにその中に、
淡いサクラのぼんぼりがところどころに灯るのは4月の半ばくらいになるだろう。
 
 


2013年3月1日金曜日

春はすぐそこ! Spring is right there!

2月26日に近くの引地川沿いの河津桜の様子をお伝えした。
あれから、寒い日が続いていた。
今日は風が強いが温かくなってきたので、様子を見に行ってきた。
それぞれに木に3個から5個くらい開花している。
伊豆の河津では満開のようだ。しかし、ここでは、温かい日が続けば今週末かな?
といった感じだ。 
全体の様子はこうだ。 
春はすぐそこにきているが、どうしようか迷っているようだ。
思い切ってドアを開けて入ってきてもらいたい。
 
カワヅザクラを撮っていると、専門学校の野生動物保護専攻の担任のNakajimaさんから
学生たちの就職の内定や合格などの情報が携帯メールに知らされた。
動物園関係、ビジターセンター、レンジャー、インタープリター、繁殖センター、
環境教育、動物病院、ペットショップ、アウトドアショップ、などなどだ。
自分の事のように嬉しいものだ。

2013年2月26日火曜日

春の気配はまだ? A hint of spring, is not yet?

引地川沿いに植栽されている河津桜の様子を見に行った。
赤く膨らんで今にも開花しそうな蕾がいくつかあったが、どうもこのところの氷が張るような寒さにやられてて、開きかけたが、霜や寒さに痛めつけられたようであった。
開きかけた花弁を必至に閉じて耐えているように思える。 
 
これなどは、可哀想な感じさえする。 
凍るような寒さで花弁の細胞の一部が壊れてしまったのではないの!
全体としては蕾は皆膨らんでいて、温かい日が続いたら開花するだろう。
一方、ソメイヨシノはまだまだ堅い冬芽状態だ。 

土手にオオイヌノフグリの小さな花が太陽の光をたくさん受けとめていた。
ここでは春がやってきている。
 


厳冬期のタヌキ糞の内容物  The contents of laccon dog scats in the severe winter season.

ハタチガワ沢と堤川との分水嶺に当たる尾根が、宮ヶ瀬尾根・熊ノ爪を結ぶものだ。
「出合い」から「熊ノ爪」の尾根で、ぼくがここを歩くようになってから必ずあるタヌキのタメ糞地点が
出合いからの最初のウエイポイントの位置である。
その次のウェイポイントの位置もタヌキのタメ糞場所だ。
タヌキのタメ糞は尾根上にあることが多いのは、ぼくの山歩きが尾根歩きによるからだろうし、
タヌキは斜面よりも尾根上、あるいは見晴しの良い場所を彼らのトイレにするのではないだろうか?それは臭いが周囲に広がりやすい場所であり、それは即ち他個体との臭いによるコミュニケーションをする場合には適地であると云えるのではないだろうか?
このところ、動物たちの糞をする場所に興味をいだいている。
(出合いから熊ノ爪までが稜線となっていることを分りやすくするため、堤川やハタチガ沢の支流を青く書き入れた。尚、この赤いルートで8キロほどしかない)
ともかく、今回拾ってきた、タヌキ糞の内容物は、
12時37分:昆虫の翅、外骨格、環形動物(ムカデ?)の外骨格であった。
でも大半が泥であった。
(尚、10円玉の下の古い糞や左下方の毛は、シカの毛であろう)
12時50分、ここでは新しそうなものを2個ゲット。その内容物は、
一つは:1、2センチのシカ毛7本、キブシの種子6個、昆虫の外骨格、翅
他一つは:キブシの種子5個、ムカデ一匹分の外骨格と脚、昆虫の外骨格が出てきたが
これらの大半は泥であった。 
タヌキも厳冬期は相当、食べ物に困っているのだ。
林床の腐葉土の中にひそんでいる節足動物や環形動物などの土壌動物を食べているんだ。
雪の為、アナグマの糞を見つけられないが、アナグマと大同小異の食事内容なのだろう。
もっともアナグマは厳冬季は仮眠する場合もあるようだから、この時季はタヌキが
アナグマの食物を漁っていることになる。
栄養がとれなくて、さぞかし痩せたタヌキとなっているだろう。見てみたいものだ。
もっとも1月10日に土山峠付近で見つけたタヌキの轢死体は軽かったことをアップした。
この時季はタヌキに限らず野生動物たちは、秋に蓄えた脂肪も使い果たしてきているのだ。

2013年2月25日月曜日

イノシシ糞の糞粒の形状 The shape of scat pellets of a wild boar

堤川林道の雪が溶けてアスファルトが剝き出しになっているところに
イノシシ糞があった。
下の写真の塊がイノシシの糞塊である。
 
上の写真の糞塊の場所はどこにあるかわかりますか?
そう、上の方にありますね。
このイノシシは木の根の樹皮か草の根を食べたのでしょう。植物繊維質でできた固い糞塊で、こんなにも1メートル四方に散在している。
一個だけみるとシカ糞かな?カモシカ糞かな?と戸惑う人がいるかもしれない。
しかし、イノシシの糞粒は、大きさがまちまちである。 
形も大きさも一定してない。 
下は、カモシカの糞粒である。
ほぼ一定の大きさで円筒上である。これはシカの糞粒も同じだ。
このような糞の大きさや形状は直腸の 


2013年2月24日日曜日

シカ柵の網目の大きさ The mesh sizi of the deer guard fence.

ノウサギの足跡が至るところにあったが、ここでは不思議なミズキがあるところにあったノウサギの行動から少し考えた。 
このウサギこうやって飛び跳ねながら新しくできたシカ柵の網をくぐり抜けて、柵の向こう側にも足跡が続いていた。 
このシカ柵の網目をくぐり抜けられない動物は、シカ、カモシカ、イノシシだろう。
性成熟を過ぎたキツネ、アナグマ、タヌキなどもちょっと厳しいだろう。
もう2センチ網目の辺を長くしてやればシカ、カモシカ、イノシシ以外は自由に行き来きできるだろう。このシカ柵は新しいタイプのもので、古いタイプのものは地面から60センチくらいの高さまでネズミくらいしか通り抜けられないような細かな網目であった。
恐らく、このシカ柵を作成する担当者もシカやカモシカ、イノシシがくぐり抜けられなく、他の小動物たちが通り抜けられある大きさの網目を考えているのだろう。それなら、もう1、2センチ大きい方が他の動物たちが自由に行き来できると考えられる。

2013年2月23日土曜日

氷の中のカエルの卵   Frog's eggs in the ice.

昨日、久しぶりに土山峠から堤川林道の終点までいき、そこから宮ヶ瀬尾根に
登り、不思議なミズキ・熊ノ爪・祠の峠・辺室山・土山峠と歩いてきた。
始めの目的は鍋嵐だった。
が、久しぶりの丹沢なので、出かける準備に整わず出かけるのを止めようかなと思ったが、
9時に家を出ることができた。
案の定の朝の渋滞で、裏通りのショートカットの道を選んで清川村に向かった。
土山峠には10時半に着いた。1時間半で着いたのだから裏道を通ったのが正解だ。
 
土山峠に車を置いて、柵を乗り越えると、もう雪だ。
が、そんな氷雪の中にカエルが卵を産んでいる。ということではなくて、今年ももしかしたらヤマアカガエルがわずかな水溜まりに卵を産んでいないかな?っと注意して側溝を見ながら歩いたのだ。
寒い中、交尾してメスは卵塊を産み出し、また穴の中にでも潜ったのだろうか?
卵は凍っても大丈夫ということなのだろう。
変温動物だからできる芸当だ!
堤川林道は日蔭は凍った雪が残り、陽が当たるところは雪無しだ。
この日は、歩き出しから膝の調子が悪いのでゆっくりゆっくり歩く。
途中の見晴しの良いところで鍋嵐をみる。真ん中の尖ったピークが鍋嵐。
宮ヶ瀬尾根に辿り着いた時は、既に12時を回っている。土山峠から1時間半もかかっている。
 今回は、前夜に「丹沢サル観察し隊」の二人を誘ったが、二人とも来られなかったので良かった。
ぼくのノロイ歩きにはイライラしたことだろう。
宮ヶ瀬尾根の堤川林道とハタチガサワ林道の出合となる場所で、
休憩を兼ねてアイゼンと尻皮をつける。
バスの中に学生が置き忘れたこの尻皮は、バス会社(伊勢原営業所)に頼んで着払いで送ってもらったのだ。親切に応対してくれた係りの上原様に感謝!
ここから、「不思議なミズキ」を通過したのが、13時半あった。アイゼンを付けた出合いの場所から1時間半も掛かっている。もう、完全に鍋嵐は諦めた。
腐ったような雪であり、3、40センチ積もったところもあれば、林床が出ているところもある。
13時半、「熊ノ爪」のピークにはそれから15分もかかる。
 アイゼンの裏に腐れ雪が固まって付き歩き辛い。
鍋嵐の方へ下りてみる。鍋嵐に向かう北側の斜面は全て雪で覆われている。
14時4分辺室山・物見峠の登山路がある「祠の峠」にでる。ここは雪無しだ。
まだ、お昼用に持ってきたインスタントラーメンを食べてないので、ここでお湯を沸かして食べようかなとも思ったが、もう14時を回っているので、コンビニで買った餡ドウナツだけを食べ、写真を撮って出発だ。
さすが、登山道だ。登山靴の足跡がたくさんある。
登山道を歩いていたら、登山者の足跡に消されて動物たちの足跡や他の痕跡は見つけるのが難しいのだ。
辺室山山頂には14時50分に着く。
下りは膝痛との戦いのようでもあり、一歩一歩ゆっくり足を下ろして進む。
土山峠の登山口に辿り着いたのは17時丁度であった。
日が長くなってきているので助かった。
アイゼンやスパッツ、尻皮をはずし、車に乗り込む。
この日のGPS上のルートである。
先日の学生との大山登山の帰路ですっかり膝を痛めたようだ。
痛みが治まるまでしばらく丹沢はお休みにしよう。

2013年2月22日金曜日

モグラの前腕骨 The humerus of a mole.

哺乳類の骨格の形状はどの動物のものであってもほとんど同じであり、
一種類の動物の骨の形を覚えてその骨がどの部分の骨かが分れば、他のほぼ全ての動物に当てはめることができる。つまり、大腿骨はどんな哺乳類の大腿骨でもほぼ同じ形状をしているし、寛骨や他の骨でもほとんどの動物たちに共通した形状をしているのだ。
 
下は、モグラ(トガリネズミ目モグラ科モグラ属)の前肢の部分の骨格である。
Dは肩甲骨で、Eは前腕骨、Fは尺骨と橈骨である。
Eの前腕骨は他の哺乳類のもの著しく異なっている。
モグラは前肢を内から外側へ向けて動かすのに適した骨の形態・構造になっているのだろう。
それが、Eの前腕骨の特別な形状となっているのだ。
 
これは、ハタネズミの前肢と後肢の骨格である。
Dは肩甲骨で、Eは前腕骨、Fは尺骨と橈骨である。
ハタネズミの前腕骨の形状はイヌ、サル、シカなどの他の動物のものとも似ている。
つまり、彼らの前肢は前後に動かしやすいものとなっているのだ。
 
これは、ヒミズ(トガリネズミ目モグラ科ヒミズ属)の骨格の一部である。
Dは肩甲骨で、Eは前腕骨、Fは尺骨と橈骨だ。
前腕骨はモグラのものと同じであり、ハタネズミを含む多くの動物たちのものとは異なる。
 
次はトガリネズミ(トガリネズミ目トガリネズミ科トガリネズミ属)の骨格の一部である。
トガリネズミのEの前腕骨もモグラやヒミズとほぼ同じ形状をしており、
ハタネズミとは大きく異なる。
 
次はジネズミ(トガリネズミ目トガリネズミ科ジネズミ属)である。
Eは前腕骨である。クリックして拡大して見てほしい。
この前腕骨はハタネズミのものと似ていて、トガリネズミやヒミズ、モグラのものとは異なる。
ジネズミは他のトガリネズミ目の動物たちとは前肢の使い方、動かしかたが異なり、ハタネズミやイヌやシカのように前後に動かすようになっていると考えられる。
 
このことは、トガリネズミ目の動物でもジネズミだけが地中、地表面の腐植土の中に
トンネルを作って動き回っているわけではないことが解る。
但し、ジネズミの骨格標本がこれ一つなので、ちょっと心配だ。
 
テンやタヌキなどの動物の糞の内容物として、小型哺乳類の骨が出てきた場合、
歯が入っていれば、属くらいまでは同定できうる。が、他の骨だとネズミかモグラなどと大雑把な推定しかできなかった。これからは、頭骨ばかりでなく全身の骨格をも集めていきたいものだ。
全ての写真はクリックすると拡大します。
HPの自然・動植物・哺乳類の頭骨と骨・骨格に「ハタネズミ、ヒミズ、トガリネズミ、ジネズミの骨格」として、A,B,C,D,E,Fのそれぞれの動物の骨についもアップしました。ご覧ください。