「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年2月4日月曜日

小鳥を撮った   Took photos of small birds.

風のない穏やかな日差しの中、堤川沿いの経路を下っていると、
突然、つむじ風が起こったのかと思うように、小鳥たちが堤川の沢沿いの木々に
停まって、何かをつまんではすぐ飛び立っていく。落ち着かない。
take隊員に伝授されたように、iso800, f/5.6にして狙った。
動きが早くてピントを合わすことができない。仕方なく、マニュアルではなくオートにした。
2、30メートルも離れているので、オートで合ったとしてもダメだ。 
調べたら、これがウソという鳥なんだ!
やまぼうしさんのブログから考えると、
このウソたちは、冬芽や蕾を啄ばんでいたことになる。 
立ってカメラを構えてこのウソを狙うと自分の呼吸でも、レンズが動き、ピンを合わせられない。
息を止めて、狙う。
大変だ。皆さんはこうやって小鳥の写真を撮っているんだ。

道がある!   The path can be seen clearly when the slope covered with snow

1月28日、土山峠に動物たちの足跡を観察しにいった。
 雪の積もった堤川林道を歩きながら、東側の辺室山方面の斜面をみた。
斜面の雪の中に道がくっきり浮き出ている。
以前、空木岳から木曽駒までのサル調査をしたことがある。
冬になり雪が積もると、山の中に歩いたことがない道が浮き出た。
木曽古道や昔の杣道などだ。
近くにいくと、草木が生い茂っていて判然としない。
しかし、7,80メートル離れて斜面をみると一本の道が雪の斜面に浮き上がってみえるのだ。
今日は、堤川林道を歩いていて、突然上の道を歩いてみようと思う。
もちろん、上の道は水源林の見回りの経路である。
林道から堤川に下り、斜面にとりつく。
立派な経路であるが、維持管理をしないと2、3年経ったら、使えなくなるだろう。
このように立派だ、ハイキングコースのようでもある。 
辺室山方面に向かおうと思ったが、突然、車をロックし忘れたのではとの不安に駆られ
下るコースをとる。これが結構長かった。
GPSの軌跡が大きくブレテいるのは、そこだけが崖となっておりロープを頼りに歩く。
車のキーはやはりロックしてなかった。
そのまま湖岸林道を歩き、清川トンネルへの経路を歩く。
すっかり、手入れされて新しくなり、まるで登山道のようだ。
しかし、ここからは道は水の中なので、山側斜面をトラバースしなければならない。
今日も、春のような天気で、雪もかなり融けた。
今回、堤川林道では見つけられなかったが、
トンネルへの経路で新しいテン糞をようやく見つけた。

2013年2月3日日曜日

白梅咲きそうだ! The plum is likely to bloom!

昨日の温かさで、梅のつぼみが急速に膨らんだ。
明日には咲きそうだ。
昨日の温かさは、びっくりだ。
が、嬉しい。
こうやって温かい日、寒い日と交互にやってきて春が来るんだ。
今日は、久しぶりの専門学校の高校生向けのチャレンジキャンパス。
どんな生徒がくるかな?
ぼくが受け持つのは「野生動物保護専攻」を希望するひとたちだ。
屋外で野生動物を見たことがあるかな?
それよりも、野生動物専攻を目指してやってくる若者たちの多くが、
子供の頃に野山を駆け巡って遊んだことがないことだ。
日本の野生動物は山にいる。
平地は人が住んでいて、動物たちは野山に追い上げられている。
その野山を歩くのを好きになってもらいたい。
 
それにしても故郷の釧路でまた大きな地震だ。

テン糞ではない! Not marten's scats!

30日の土山峠で:
湖岸沿いの林道でを歩いていて、ようやく動物の糞を見つけた。
雪が降る前のものだろうか?日当たりの良い舗装道路上にあった。
雪の水分を含み異様に柔らかく、この見えている形のまま拾うことができなかった。
この時は連れ合いにテンの糞だと説明したものの、ちょっとおかしい糞だ。
雪に埋もれていたからかな?っと思ったのだ。
何はともあれ、茶漉しで水洗いだ。 
洗えば、洗うだけ茶漉しのメッシュの網から流れ出ていくので、適当なところでやめた。
すべて植物質のものだ。が、果実を食べたものではない。
このまま乾かして、今日までおいていたが、何をたべたか分らない。
で、拾ってきた糞はテン糞ではないのではないだろうかと考えなおした。
上の写真でも見てもわかるように、一様な円筒形である。
む、むむぅー、これは?
昨年、箱根・白銀山で行われた「小田原山守りの会」で知り合った郡淳子さんから質問があった糞で、同じ集まりで知り合った伊豆川哲也さんがヒドリガモの糞ではないかと云っていたものではないだろうか?
他のカモ類の糞もこのような円筒状をしているようだ("Animal tracks and signs" Oxford univ.press)。
 
いずれにしても、節足動物の脚や外骨格の欠片も出てこないのは、水辺の草などを啄ばむ
カモ類の糞であって、哺乳類の糞ではないようだ。

2013年2月2日土曜日

小鳥を撮るのは難しい  It's difficult to take a picture of small birds.

30日の続き
この日は始めっから普通のカメラには100-300のレンズを付け、足跡や食痕などはもっぱらチビカメラで撮っていた。
小鳥たちが突風に流されたかのように飛ぶ。
そんな小鳥たちの姿をしっかり目に焼き付けることができない。
そんな中で、このスズメくらいの大きさの鳥が10メートルくらい先のブッシュの中を飛び回っている。風がなく温かなので飛び回っている小さな虫を食べているようだ。
連れ合いが聞いてくるが、ぼくは鳥痴なのでもちろん名前はわからない。
枝に停まったので、全てオートでパシャパチャパシャと3枚連続で撮った。
偶然にピントが少し合っているようだ。
 
帰宅して、「山野の鳥」(日本野鳥の会)の図鑑を見て、スズメくらいの大きさで見ていくとヒタキ科のジョウビタキのオスだと分かった。
忙しく飛び回る鳥を撮るのは大変だ。
 
子供の頃は小鳥の巣を見つけるのが得意だった。
卵からヒナが孵るのを観察したり、
少し大きくなったヒナを持ち帰って育てることだった。
でも育てられなくて殺してしまったものだ。
 
当時の春の遊びというと、
山菜やスズラン狩り、
川や沼での釣り、
ヒバリやアオジなどの小鳥取りだった。

2013年2月1日金曜日

枝を齧った二つの食痕 Two feeding signs on the branch.

 30日の土山峠で、堤川林道の斜面から林道上に木が倒れていた。
28日には気が付かず。
この木、幹の樹皮から枝の樹皮まで食べられている。
A
 横に張り出た枝は横から剥ぎ取られている。
しかし、太い枝は縦に剥ぎ取られている。????どうして?樹皮を齧り取ったのは誰だ?
B
 枝が真横から齧ったのはシカだ!幅広の歯型がある。
C
これは、幅広と細いのが混在している。
D

となると、主幹を縦に齧ったのは、10円玉の直径に4、5条の歯型がついている。
カモシカなのだ。
今朝、シカとカモシカの下顎の切歯部分を10円玉を置いて比較してみた。
左:カモシカ              右:シカ
カモシカが正面を向いて樹皮に下顎の切歯を当てたら、左右の第一、第二切歯の跡が付き、その幅は23ミリ前後、シカならば幅広の第一切歯の跡が付き左右で20ミリ前後となる。
これが、左右のどちらか片側だけ歯を当てたとしたら、
カモシカは同じ幅の歯型が4条つき、シカなら同じ4条でも一条だけが幅広になる可能性がある。
サルなら、正面で噛んだり、右だけで噛んだりとさまざまだ。
上のDでは、幅広の間に細い跡もある。
これは、シカが斜めに噛んだことを示しているのだろう。
Bはの幹に並行に細い筋が何本もあるのはカモシカが齧ったものだろう。
この木はネムノキです。

サルの冬場の主食は、越後湯沢でisa隊員が撮っているように沢沿いに生えているヤマグワの冬芽や樹皮、さらにはコウゾ、カジノキやニセアカシアやネムノキの冬芽や樹皮であり、これらの小枝はそのまま食べられてしまう。シカやカモシカもネムノキが好きなんだ。きっと彼らにとって美味しい匂いがするのだろう。

いずれにしても、シカやカモシカが実際に樹皮を剥ぎ取って食べているところを見たいものだ。


2013年1月31日木曜日

雪面上の毛 Fur on the snow

昨日、連れ合いと林道を歩いた時、堤川林道の雪面上や湖岸沿いの林道の雪面上にも動物の毛があった。それぞれ一カ所だけであった。
ここで、この毛の持ち主は横たわったようだ。
シカの毛と考えられる。
シカは、この林道の雪上に横たわって休養したのだ。
雪に埋もれた風が吹きさらしの林道は、快適とは云えないだろう。でも、今は野良犬(ノイヌ)もいないし、猟師の格好さえ覚えていれば外敵となるものはいない。だから、見つけられやすい林道でも横たわって休息することができるんだ。
 
女子柔道選手の監督からのパワハラや体罰がテレビで取り上げられている。
さらに、大阪の高校の顧問教員による体育科の体罰が問題となっている。
その前にも大相撲のある部屋での体罰が問題となった。
どうも、体罰やパワハラは日本のスポーツ界ばかりでなくあらゆる社会にあるように思われる。
テレビ界の局と下請けの会社との関係、あるいは芸能界に当たり前のようにある苛めやパワーハラスメント、これらは狭い社会の中ならどこにでも見られることである。
受験生が鉢巻を締めて頑張る姿、運動とは関係なくグランドを走らせれたりする罰などにみられるような気合を入れるという指導。それを日本の社会全体が容認しているのだ。典型的なのが、アントニオ猪木によって喜んでビンタをもらう人たちがいることであり、「気合だ!気合だ!」と鼓舞する女子レスレスリングのお父さんがマスコミで持て囃されていることなのだ。
何故か、指導する立場の人たちは精神力で解決できることがあると思っているようだ。
適切な指導のもとにスポーツでも会社の仕事でも、勉強でも行われていたら、精神力など持ち出さなくとも良いはずである。
この気合や精神力の鼓舞が体罰やパワハラという形で表われてきている。

2013年1月30日水曜日

シカも滑る  A sika deer also sliped.

今日、連れ合いと堤川林道と湖岸林道を歩いてきた。
連れ合いと一緒なのは、一昨日歩いた時に紛失した携帯を探すためである。
結果、何故か、携帯が見つからず、帰宅後新たな形態を買った。
 
まず、堤川林道を歩いた。不思議なことに一昨日歩いた時よりも格段に動物たちの足跡が増えていた。堤川林道では、一昨日カモシカを見つけたところで一人の「おじさん」がカモシカを撮ろうと狙っていた。
先日、帰路、滑って転んだはずみで落としたと思われる辺りにも携帯はなかった。
タヌキ、アナグマ、シカ、カモシカ、リスの足跡が分かった。
 
この向こうからこちらに向かっている足跡は誰のだろう?
まるで、ハの字状の跡がついている。 
横からみるとこうだ。 
さぁー、もうお分かりでしょう。
蹄がわかりますね。 
今度は、進行方向に向かって足跡をみたものです。
ハの字状に雪を少し蹴ってorひきづるようにしてあるいた、シカの足跡なんです。 
このシカさんは、氷りの上に積もった雪の上ではこのように滑っております。 
こんなにも滑っていますよ。ここでは転ばなかったようですネ。
このシカは昨年の春生まれたシカのようです。
足跡が少し小さいですね。
 
スマートフォンなら1万円ちょっとらしいが、これまで通りの携帯だと3万ちょっとも掛かるのは、auの方針なのでしょう。でも、ぼくは迷うことなくこれまで通りの携帯にしました。
 


2013年1月29日火曜日

カモシカ急斜面を登る  A Japanese serow climbed up the steep slope.

昨日は、大失敗だった。
Lumixの一眼レフカメラをチビと2台持っていった。湖岸道路を歩き始めた時は、ここはテン糞が多いところなのでテンに逢えるかもしれないから、GH1に300ミリの望遠を装着しようと思っていた。が、そうはしないまま堤川林道に向かった。リスやシカの足跡を見ながら歩いていて、正面の斜面にカモシカを見つけたのだ。まず、GH1で撮った。
この時すぐに、レンズ交換をすべきだった。
が、バカなことにGH1の標準レンズで同じ姿を撮りつづけたのだ。
もちろん、気持ちはレンズを300ミリに! 
で、そうだこの標準レンズでもデジタル4倍になるんだと、f/5.6にして撮った。
f/5.6にしたのは逆光なので顔の表情が写るようにと思ったからだ。
そのカメラの設定をしている間に動いた。
この急斜面を登り始めた。
デジタル4倍を止めて撮った。 
裏へ回ってみたら、ブッシュの中でじっとしていた。
ここでもレンズ交換をしなかったのはバカだった。
いつも望遠にして、いつでもOKの状態にしてないとダメなのだ。


2013年1月28日月曜日

新雪に残されたリスの足跡 The squirrel footprints on the fresh snow.

今日は、雪が降るという予報だったので、電車とバスを乗り継いで土山峠に行くつもりであった。
しかし、やまぼうしさんから紹介された清川村役場の宮ヶ瀬湖ライブカメラを見ると
車が走っているのが判った。
車で行くことにした。土山峠にはすでに車が置いてあった。
その前に割り込むようにして停める。
スパッツを着けて先ずは、湖岸道路を行く。4、5センチの新雪だ。
何年かぶりにファフファな新雪の上を歩く。
ぼくの足跡が残される。何故か嬉しいねぇー。
何と、この湖岸林道では、野生動物の足跡はこのネズミのものと思われるものだけであった。
山側の路肩から道路を横切っているが、また戻ったようだ。
ぼくの足と比べる。 
これは山側斜面へ 
真ん中に尻尾がついた跡がある。 
これは、跳んだ時の後ろ足の跡だろう。こ

どうも、この叢の中に入り込んだようだ。
しかし、寒いのに何故出てきたのだろう。
清川トンネルへの山道を少しだけ登ったが、以前のタヌキのタメ糞場所は
もう、まったく使用していない。
で、戻って、今度は堤川林道を歩く。
リスがピョンと跳んだ足跡だ。
これって、どういう訳だろう?
右足の小指が外向きにでているよ。
リスの後足の小指はこうなのかな? 
この堤川林道で、他にシカorカモシカ足跡、再度のリスの足跡
さらには、カモシカそのものに逢った。