「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2010年10月25日月曜日

ハタチガ沢・Jピーク・北尾根の軌跡

昨日のGPSの軌跡である。
ハタチガ沢にかかる橋の右岸の林道を出発基点にしている。
発情したオスジカのピー、ピーという灰色の寒空を突き破るような声が
山々に響いていた。
そうそう、ヒルには一度も会わなかった。もう、ヒルの季節は終わったのだ。
このアカモミタケは昨夜味噌汁にいれて食べてしまった。
ハタチガ沢からの尾根上でみつけた。
いよいよアカモミタケがでる季節だ。
帰路もオスジカのメスに呼びかける声が谷間に響いていた。
サルはオスもメスも顔も尻もまっかになったことだろう。
テンやアナグマは相変わらず木の実を食べて動き回っているようだ。
ハタチガ沢のクマさんの母子はどこを歩いているのか?
寒くて洞穴にでも入ってしまったかな?
稜線上で受ける風は冷たく、風を避けて休んだ。防寒防風の用意が必要となってきた。

2010年10月24日日曜日

ハタチガ沢・Jピーク・北尾根

今朝、思い立って丹沢へ向かう。
土山峠のところは既に車が置かれているので、三叉路から吹風トンネル方面に向かう。
橋を渡っていると、工事関係者からゲートは通行止めだという。
ゲートからは入ってこない別のところから入ってきた。橋を渡ることはできないのかと云いながら、橋を渡り、ハタチガ沢林道を歩き。途中からハタチガ沢へ降りる。
沢沿いを歩いていくと、経路にでる。ゴジラ尾根に向かう尾根を登る。
右に登る経路をとる。
道は歩きやすい。が、途中から急勾配の尾根道になり、木につかまりながら登る。 
このような細尾根の箇所もあり、尾根上の木が間伐されている。
つる性の木はことごとく切られている。
このまま登ってJピークにでる。
北尾根に向かって来た尾根を下る。
今年も、またキントキシロヨメナの小さな容姿に出会う。
ここで、持ってきたガスストーブをつけ、カップ蕎麦を食べる。旨い!
帰路は、工事関係者に何も云われず。
アカモミタケを採ってきたので、今夜はそれの味噌汁だ!

2010年10月22日金曜日

奄美大島と!

奄美大島の大和村にある環境省奄美野生生物保護センターに
勤めている教え子とようやく連絡がとれた。
一昨日、昨日と携帯での連絡がつかなかった。

下は2002年5月24日の丹沢実習で!
教え子のお母さんの実家が奄美大島であり、
奄美におばあさんが一人で生活しているというので、4年くらい前に奄美大島に行き、
奄美大島野生生物保護センターの奄美自然体験活動推進協議会の事務局をやっている。
彼女がいたからジャワマングースの死体を送ってもらえたのだ。

大雨以来、今日も職場から家へは帰れないようだ。
職場には今日の午後4時過ぎあたりに電気が通じたようで、職場のパソコンでやり取りできた。
彼女の同級生だった者からも職場へ電話したら通じたと連絡がきた。
元気そうなので安心した。
先日の新宿の同窓会もこのクラスであり、まとまりが良い。

2010年10月21日木曜日

オオタバコガの幼虫

台所から、連れ合いの叫び声!
何か? と思って行ってみる。
ピーマンを切ったら中に虫が入っているようだ。
つまみ出し、ネットで、「ピーマン 幼虫」で検索した。
便利だネェー。すぐ同じ模様のイモムシが見つかった。
方眼紙に乗せていたら、ピーマンの汁のウンチ(右端のもの)をした。
オオタバコガという蛾の幼虫のようだ。
トマトやピーマンなどのナス科やキャベツやレタスなどアブラナ科やキク科など広範な野菜類の害虫のようだ。
虫たちも農薬を避けて必死に生きているのだろう。
鳥たちはこのような幼虫や虫たちを食物にする。ニホンザルも目についたら摘んで食べる。ニホンザルはバッタやセミやカメムシやカミキリムシも食べる。それはチンパンジーも同じだ。
ぼくらヒトも、イナゴや鉄砲虫などさまざまな虫類を食べ、食べていた。
タンザニアにいる時は、シロアリの羽蟻の羽を取って食べた。旨かった。
この頃のぼくらの食物の材料が、野菜ではアブラナ科やナス科など限られた科の限られた属のものしか食物としていない。もっともっと多様な食物を摂取するようにしなければ、恐ろしい時がやってくるかも知れない。

2010年10月20日水曜日

シュウメイギク(キンポウゲ科)

  庭のシュメイギクが今が盛りだ。
日当たりが悪いのでちょっと気の毒だ。

シュウメイギクを最初に知ったのは臥牛山のサル調査に行ったときであった。備中松山城の石垣の割れ目から咲いていたので、お城をガイドする人に教えてもらった。タンザニアのマハレ山塊国立公園でもこの仲間を見つけた時は嬉しさがこみ上げた。
切って花瓶に挿して部屋に飾ろうかなと思ったが、あまりにも数が少ない。
先日、葛西の専門学校付近のお家の庭の綺麗な花・ピンクノーゼンカズラを写真に撮ってたら、その家の奥さんから花つきの枝を頂いたことをアップした。急に寒くなったせいだろう。発根しないうちに葉が落ちてしまった。残念!

2010年10月19日火曜日

アエラの記事

築地書館を通してアエラの取材を受けたのは一ヶ月前:
記者やカメラマンによってキャラクターが作られていく。
昨日発行されたアエラ(’10.10.25)のp51にぼくの記事が載った。
ぼくは頭骨コレクターになっている。
載っている写真もできれば、持っているサルと同じように口を開けて欲しかったようだ。
拙著「頭骨コレクション」(築地書館)の宣伝になるかと思って、取材を受けた。
アエラの編集長や記者はぼくが頭骨マニアで頭骨フェチだと思っていたようです。
本屋さんで立ち読みしてみて下さい。

2010年10月18日月曜日

キノコがいっぱい!

がっかり、ホウキタケでもコガネホウキタケ!
おいしそうだが! 
これは? 
あ!ノウタケの仲間!採取。
持ち帰って表面の皮を剥こうとすると、きれいにはがれて丸いマシュマロになる。
採ってきた他のキノコたちと一緒に煮て、翌朝はピーマンと炒める。 
カラカサダケの開いたもの。ゲット! 
まだ、傘が開いていないカラカサダケ! 
これ、いけそうなので採取してきて、調べようとしたが、粉々、ネトネトになってしまった。 
カラカサダケをもって! 
御殿森の頭から高畑山への杉林に毎年、大量に出てくるこのキノコ
今年も、持ち帰らず! 
チャワンタケの仲間だろう。 
このキノコ、味噌汁に入れて食べたら美味しそう! 
ぼくが知っているキノコはほんの少数だ。
5つもあるどの図鑑をみても同定ができないのが残念だ。
キノコ検索図鑑で素人でも解かりやすいものがないだろうか?

2010年10月17日日曜日

フィールド・サイン!

登山口から歩きはじめて、もうすぐ御殿森の頭に着く付近で、
「ん! この臭い!」 前を歩くKageさんを止めて、「ケモノの臭いがするだろう!」
どこかで嗅いだことがあるような動物の臭いだ!
鼻をたよりに臭い源を捜す。登山道から10メートルも離れていないところにあった。
この臭いの記憶を思い出した。ブタ小屋の臭いだ。
はだけた地面は少し濡れており、強烈な臭いがする。
イノシシは発情すると、自分の尿を身体に擦りつけるのだろうか?動物園の飼育係の人たちに聞くか、調べなくてはいけない。
この場所は、そのようにイノシシが行動したように思える。

御殿森の頭から高畑山までの道沿いに一箇所だけ、休み台がある。
この休み台では一度も休んだことがないが、台の端に新しいテン糞があった。
アケビの黒いタネとサルナシの果皮が見える。
ゲットしてきたので、学生たちに調べさせよう。
御殿森の頭から舗装道路へ出る尾根を下ると、タヌキのタメ糞だ。
写真を撮り、ゲットしようとこの大きな果実を見たら、カヤの実である。
堅い果皮ごと丸呑みしたようだ。大きなアーモンドのような種子が中に入っている。
カヤの実は熟すと果肉がトロケて甘くなるが、タヌキは地面に落ちた実を拾い食いしたのだ。丸ごと呑み込まずに少し噛むともう少し果肉部分が消化できそうなもんだが、、、、。
ギンナンが山盛りになっているタメ糞を見つけたことがある。
もちろん、たくさんレジ袋に採って、沢で洗い、ザックにつめて家に持ち帰った。
もう、5年も前の奥湯河原での野外実習のことだ。

2010年10月16日土曜日

高畑山は異様な、、、、

今日の高畑山までの最大の目的は、学生たちにサルナシを食べてもらうことである。
登山道を入って、すぐセリ科の花が咲いている。
学生たちが備え付けのヒル避けスプレーをスパッツに噴霧。
キク科のカシワバハグマだ、何故か葉が汚れている。
まるで、枯れ葉剤が掛かったようだ!
テンニンソウの群落のような斜面。
ここから林道へ向かって尾根を辿ると長者屋敷キャンプ場の前に出る。
高畑山への階段を登っていくと、異様な光景が目に飛び込む。
この山頂付近のヤマトリカブトだけが枯れている。
やまぼうしさんはこれを気にかけていたの?
まるで、トリカブトだけを枯らす薬剤が空から撒かれたのか?
葉が枯れているが、花を1、2個つけているのもあった。
でも、どうして?
大気汚染?
ヤマシャクヤクが真っ黒の種子をつけていた。
ちいさな株も含めて5株だったかな?
写真の黒い種子を一個採って、展望台への階段の左側の草むらに放った。
学生たちと展望台の上で恒例の記念写真!
まだまだヒルが元気だったが、たくさんの種類のキノコがあり、カラカサダケが2本もあったのでゲットしてきた。今日はお昼に食べることにする。
懸案のサルナシもとうとう見つけ一人一個づつ食べることができた。
しかし、少し固めだったので、本物の甘さ、旨さがない。
帰路は御殿森の頭からの尾根を下って道路に出た。

トリカブトの群落が枯れたのは、最近の雨による影響ではないのか、カシワバハグマの葉も農薬が撒かれたように葉が汚れていたのも気になる。

2010年10月15日金曜日

丹沢実習:三叉路で!

いつ降ってもおかしくないような空模様。
予報では降らない。
今日は丹沢実習の日、3名が本厚木にやって来た。
バスに乗り、三叉路で下車。
学生たちがスパッツをつけたり、ヒル避けを噴霧している間に、
バス停付近の柿の実にひきつけられる。
美味しそう!サラダに和えたら丁度良さそうだ。
柿の木の近くにコムラサキシキブの実が目立っていた。
高畑山へ向かって歩く。
まだまだヒルが多い。登山道をユラユラとヒルがぼくらを招いている。

御殿森の頭で
登山道を覆っていたマテバシイ(だった?それともタブノキ?)の倒木も電動ノコで切られていた。