「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2025年7月4日金曜日

ギボウシの花が咲き始めた                   The flowers of plantain lily began to bloom

この自分の部屋の南側は庭に面しているので、庭の草花をすぐ見ることができる。特に、今の時季はガラス戸は開いて雨戸だけにして庭からの風を部屋に通している。オオバギボウシの花が咲いている。これが咲き始めると毎年花も蕾も白い綿のようなアブラムシに覆われる。が、今年はまだアブラムシがいない。花弁は白くて派手ではない。が、ギボウシは風情をもつ花茎に花や蕾をつける。
図1.オオバギボウシの2本の花茎と咲いた花

 

有袋類の脛骨と腓骨                    Tibia and fibula in marsupial

パプアニューギニアで熱帯病の調査研究をしていたTTから有袋類の仲間のバンディクートを、専門学校同僚のKNからペットとして飼われていたハイイロジネズミオポッサムを、さらに学生からフクロモモンガの死体を譲り受けた。
これらは有袋類であるが、バンディクートはバンディクート形目 - Wikipediaで、ハイイロジネズミオポッサムはオポッサム形目 - Wikipediaであり、フクロモモンガは双前歯目 - Wikipediaであり、これらは有袋類であるが、目の段階で異なっている。つまり、齧歯目、兎形目、霊長目のような大きな違いだ。
図1.バンディクート科Peramelidaeの左脛骨と腓骨
図2.ハイイロジネズミオポッサムMonodelphis domesticaの脛骨と腓骨

図3.フクロモモンガPetaurus brevicepの脛骨と腓骨
これら3目の有袋類の脛骨と腓骨はいずれも別々の骨になっている。バンディクートはウサギとネズミを合わせたような動物で後足が長いが、脛骨と腓骨はバラバラだ。オポッサムはネズミのような動物だが、脛骨と腓骨は別々だし、フクロモモンガはリス科のモモンガのようで、脛骨腓骨がバラバラなのは疑問を感じない。が、双前歯目のカンガルーは跳ねる動物だが、やはり脛骨腓骨は別々だ。後獣類の有袋類の仲間は適応放散して、真獣類の有胎盤類の世界中に分布する動物たちと平行進化をしているようだが、ネズミやシカで見られた脛骨と腓骨が癒合・合体する動物はいないようだ。
どうも脛骨と腓骨で疑問に思う事が出てきた。それは脛骨と腓骨の癒合・合体である。跳びはねる、動物たちの脛骨と腓骨は少なくても脛骨の遠位部分で癒合合体するのは、それは有袋類では当てはまらない事だ。有袋類は、手や歯も有胎盤類とは違う。

2025年7月3日木曜日

庭の新たなユリ!           New lily in our back yard!

庭の余り陽が当たらない所にあるユリ、カサブランカかな?でも少し黄色っぽい花弁だ!蕾の時の周りは白かったのに、、、、、。カサブランカは球根を買って植え付けたことがあるが、それはもっともっと白かった。でも、ユリの仲間は好きなのでOKだ。夕方になれば香りを放つかな?楽しみだ!
図1.ユリの花の右の草丈はタメトモユリ
それにしても、トランプ米国の考えは支持できない。まるで商業取引するかのようにイランを空爆し、批判するマスコミをゴミ呼ばわりする。関税を引き上げると米国民も高い物を買わなくてはいけないのだ。学生の頃、洋酒や洋モクは高くて手が出なかった。それで、1967年3月に沖縄を経由して台湾に船で行った時に、那覇の国際通りでジョニウォーカーの黒ラベルやマールボロを買い、わざとテーブルにジョニ黒を零し、それに火を点けて、その火をマールボロに点けて吸って粋がった。当時の沖縄はまだアメリカ領だったので、通貨ビザを取り、円をドルに換えて沖縄に立ち寄ったのだ。それが、今ではジョニ黒もサントリー角を買うくらいの値段だ。でも、これから昔のように高くなるのかな?でもジョニ黒は英国からなのでno problemだ!

トランプのネタニヤフのイスラエル支援、ネタニヤフのガザへのgenocide、それとプーチンロシアの絶え間ないウクライナへの侵略攻撃。これらはとても許されるものではない。彼らに罰を与えて欲しい!


 

シカの腓骨は脛骨と一体化、イノシシの脛骨と腓骨は離れる              The fibula of Sika deer merge with tibia, but in wild boar, they are separete.

シカやカモシカの腓骨は脛骨の上位端と下位端に本少しその痕跡を残すだけだ。それだけ、走るのに特化した動物は前後の動きだけが重要視され腓骨が消失しかかっている。
図1.ニホンジカCervus nipponの右の脛骨と残存腓骨

遠位端に外顆〇と云う形で腓骨の遠位端が残り(図2)、近位端にもトゲ状の骨として残っている(図3)。外顆は骨にすると脛骨から離れるが、近位端の退化関節腓骨は脛骨と合体している。

図2.ニホンジカの脛骨遠位端の残存腓骨〇(外顆)と内顆↑
図3.ニホンジカの脛骨近位端の残存腓骨↑

同じ偶蹄類でもイノシシの脛骨と腓骨はバラバラだ(図4)!猪突猛進なんて言葉があるから、イノシシの足も走るのに特化している訳ではなかった。シカやカモシカは叢に横になって休息するくらいだが、イノシシは前足で木や草の根を掘ったり(図5)、木の枝やスゲなどの長い草丈のイネ科の植物で、寝床を作る(図6)。これらの採食行動や営巣行動に後足の脛骨と腓骨が離れていることと結びついていると考えられる。

図4.ウリボウSus scrofaの脛骨と腓骨
腓骨の端の軟骨部分と脛骨の軟骨部分が欠如
図5.イノシシの掘り起こし 土山峠で20170622
図6.イノシシの寝床 奥湯河原で20170511

夕方になるとフウランの香りが強く漂う。部屋の中に二鉢ぶら下げているので、庭からの柔らかな風に乗って部屋中に広がっている。
久し振りにブランデーを飲んでいる。うん、なかなかオイシイ。

2025年7月2日水曜日

ウサギの腓骨は脛骨と一部癒合            Fibula of rabbit is fused to the lower half of tibia

 マウスやラット、アカネズミの脛骨と腓骨は脛骨の半分くらいから遠位端にかけて腓骨が癒合・合体していた。が、リスになるとサルやタヌキのように脛骨と腓骨は分離していた。ウサギでもネズミと同じように腓骨が癒合・合体している(図1,2,3)。

ウサギもネズミも蹠行性の踵を地面に着けて歩く。サルのも蹠行性だ。地面に踵を着けて歩くかどうかは、全く脛骨と腓骨の癒合・合体とは関係がない。ウサギの後肢の踵から指先までは、左右に回すことが出来ないのだ。ただ、上下に可動するだけだ。

図1.カイウサギOryctolagus cuniculusの前からの左右の脛骨・腓骨
図2.アマミのクロウサギPentalagus frurnessiの後ろ斜め上方からの下肢骨の脛骨・腓骨
from A.Yoshida


図3.アマミノクロウサギ左斜め前方からの左の脛骨・腓骨
from A.Yoshida
しかし、ピョンピョン跳ねるのはこのように腓骨が脛骨の遠位端の方で癒合・合体すると飛び跳ねる威力が増すのだろう。走る、跳ねる動物と云えばシカやウマがいる。彼らの脛骨と腓骨はどうなっているのか?

リスの脛骨と腓骨は離れている                      Tibia and fibula of squirrels are separated

 アカネズミは齧歯目ネズミ科である。齧歯目の全ての動物たちの腓骨が脛骨の途中からアカネズミ(図1)のように出ているようになっているわけではない。ニホンリス、シマリスは齧歯目リス科であり、脛骨と腓骨はしっかり分離している(図2)。ハムスターはキヌゲネズミ科、ラット、アカネズミ、カヤネズミはネズミ科である。

図1.アカネズミの下肢骨 
左:右大腿骨と脛骨・腓骨 右:左脛骨と腓骨
図2.齧歯目の前からの左の脛骨と腓骨
    ①:ニホンリスSciurus lis  ②:シマリスTamias sibricus ③:ラットRuttus norvegics ④ハムスターMesocricetus auratus ⑤:アカネズミApodemus speciosus ⑥カヤネズミMicromys ninutus

リスの仲間の脛骨と腓骨が分離しているのは、木に登り下りするために、両足を左右に開き、さらに足首も左右に開いて登り下りするためだろう。カヤネズミもカヤの茎を上り下りしている、、、、、。詳しくは20240604の「齧歯目の脛骨と腓骨」を見て下さい。

昨日は新宿でタンザニア時代の人たちとの飲み会だった。6時からの時間だったが、脹脛が痛いので西口界隈の散歩も兼ねて30分も早く行き、一人でビールを飲み、皆が集まる頃は2杯目を飲んでいた。8時過ぎには場所を変えての2次会でハイボールを飲んだ。帰路は立ちっぱなしだったが、短編小説を一編読むことができた。帰宅は11時を回っていた。先週の木曜も新宿で飲み会だった。これは丹沢で知り合った植物写真家夫婦とであり、楽しい昼飲みだった。新宿駅構内は工事中で様子が変わり、案内板が無ければ駅から出ることもできないような有様だった。

2025年7月1日火曜日

穏やかな朝だ!            It’s a calm morning!

もう、何年前からだろう。10年?15年?ウメの木の根元からコムラサキの枝が空に向かって四方に伸びている。隣家にも伸びていくので、連れ合いが剪定をしている。残した枝が伸び花をつける。このコムラサキはヒヨドリが落とした糞の中にあった種子が発芽して大きくなったのだろう。
今庭を見たら、キジバトがスイレン鉢の縁に停まっている。水浴びするのだ。鉢の水面には5,6ミリのグーピーの幼魚が3,4匹動き回っている。
今日は、11時から整形でリハビリ、18時から新宿で飲み会だ。電車が通過した音が聞こえる。今の温かく穏やかな静けさをもうしばらく楽しみたい。
図1.コムラサキの花

 

接する脛骨と腓骨                      Tibia and fibura contact with each other

サルの仲間の霊長目もタヌキの仲間の食肉目の動物たちも全て脛骨と腓骨はバラバラであり、只、足首の遠位端と膝の近位端で腓骨が脛骨に接する。図1の右の清川村のは老タヌキで左右の寛骨が癒合している。このタヌキの腓骨も遠位端で脛骨に接している。決して接合している訳ではないが、脛骨と腓骨が接する部分は互いに擦れたような接していた跡がある。腓骨のその部分は薄くなっている。図1の右の清川村の個体はその部分を木工ボンドで付けたのだ。
左の奥多摩湖個体も老個体で左右の寛骨はしっかり癒合している。白骨化した死骸の骨を学生からもらったものだ。右の脛骨と腓骨は離れているが、左の腓骨は脛骨に付着したままで、その先の近位端から折れて欠如している。これは偶然の賜物だ。水に浸けると繊維が柔らかくなり剥がれるだろう。
図1.前方からのタヌキNyctereutes procyonoidesの左右の脛骨と腓骨
左:奥多摩湖付近のタヌキ、左の腓骨は付着している 右:清川村のタヌキの左右の腓骨は木工ボンドで付けた

図1の例から判るように食肉目イヌ科のタヌキでさえ脛骨と腓骨が脛骨の遠位部分3分の1が腓骨と接していることだ。

次は脛骨と腓骨が脛骨の真ん中辺りから遠位端までしっかり癒合し腓骨の近位端は宙ぶらりんになっている(図2)。

図2.アカネズミApodemus speciosusの右脛骨と脛骨の途中から出ているような腓骨
折角別々の骨だった脛骨と腓骨が、脛骨の遠位端で癒合・合体してしまった。こうなると、アカネズミはピョンピョン跳び跳ねることはできるが、足首を左右に回す事が難しい。タヌキの腓骨が脛骨にアカネズミのように接合しかかっているのは、タヌキは前足は餌を押さえたりして、歩行以外に使うが、後足はただ歩行に使うだけなので、つまり前後運動しかしないので、老タヌキになるとそれが顕著に表れくっつき始めているのだろう。それはぼくの第五腰椎と第四腰椎間の一部が骨化したことと関係しているだろう。

2025年6月30日月曜日

ニジュウヤホシテントウがジャガイモの葉に!             One species of ladybug on the leaf of potato!

先程、カメラをザックに容れ、280mlの小さいペットボトルの麦茶をザックのサイドのポッケに容れて出た。ん?何かオカシイ、200歩くらい歩いた所で引き返す事になる。昨日の散歩で左足の脹脛が攣ったが、それがまだ完治していないのだ。以前なら歩いていたら治まるだろうと歩いたものだが、今は無理しない。ゆっくり何事もないかのように歩いて戻るが、庭に直行する。アゲハがユズの樹幹をフワフワ飛んでいる。停まったら撮ろうと思ったが、そのままフワフワ行ってしまった。
っと、鉢植えしたジャガイモの葉がちょっとオカシイ(図1)。葉が擦られたのか虫に食われたような跡がある。葉にテントウムシの仲間がいる(図2)。今は、図鑑を調べなくても撮った写真をGoogleの写真検索で名を教えてくれる。ニジュウヤホシテントウで、トマトやジャガイモなどのナス科の葉を食い荒らす虫のようだ。
図1.ニジュウヤホシテントウと食われた跡がある葉
図2.ニジュウヤホシテントウHenosepilachna vigintioctopuncata
コヤツを捕まえて、手に持って撮ろうしたら、ファーッと飛んでいってしまった。葉の裏を食べるようだ。コヤツは葉の表にいたので、これから裏に回ろうとしていた個体かな?今、庭に出て他にいないか葉を裏返してみたら、2匹いた。捕まえたが踏み潰すのは可哀そうなので、他に放り投げた。

何と、コヤツの英名がTwentyeight-spotted potato ladybirdと云うようだ。そのほぼ直訳が和名だ。

癒合合体する脛骨と腓骨                     The tibia and fibura that they fuse

今年の4月から近くの整形外科で腰部脊柱管狭窄症のリハビリを受けている。腰椎の骨密度は1.534g/㎠で、これは若者と比較して135%、大腿骨は1.072g/㎠で若者との比は102%のようだ。正常値は若者の80%以上となる。この異様に高い骨密度のせいか、レントゲン写真を見ると ぼくの第四腰椎と第五腰椎の一部が癒合している。ヒトの腰椎は5個あり、ニホンザルやタヌキの7個と異なる。第五腰椎は仙椎に接しており、そのすぐ上の第四腰椎と癒合しているのだ。ぼくが、コドモの頃から前屈で両手の指先がぎりぎり床に着いただけなのは、身体の筋肉の硬さと共に腰椎と腰椎との間が癒合しかかっていたのではないかとさえ思ってしまう。

ぼくの骨密度の高さはこの20年近くイヤもっと前から、Ca剤を毎日1錠服用しているせいかなと思っているがどうかな?

この骨密度の高さが第五腰椎と第四腰椎の一部が骨で繋がったのではないだろうか?っと疑っているが、それ以上に腰部を動かさなかったからだろう。

で、動物の骨格で本来なら別々に離れているべき骨が接合・癒合している骨を持つ動物がいる。つまり、ぼくの第五腰椎と第四腰椎のように動かさないためにくっついてしまったのだ。それは後足の脛骨と腓骨だ。

先ず、後足をぼくらヒトと同じように足首を左右前後に動かす事ができるサルから始めよう。図1は二ホンザルの老個体から1歳個体の前から見た脛骨と腓骨である。腓骨は脛骨の外側になるので、各個体の左の腓骨と脛骨が右側である。

図1.ニホンザルMacaca fuscataの前からの脛骨tと腓骨f
A:老個体  B:オトナ  C:4歳 D:1歳(軟骨部分の遠位端が欠如)
↑:内顆
図1から明らかなように、ニホンザルの脛骨と腓骨は遠位端と近位端で接するが縫合・癒合はしていない。つまり、サルもヒトも足首から前後左右に回す事ができるのだ。