「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年5月18日土曜日

良い匂い! Fragrant smell!

昨日、ウメの選定をした時にスイカズラの花の着いた枝を3本切り取ってパソコンの横に置いていた。
今朝、顔を洗って部屋に入ると、うーん、良い匂い!
部屋中がスイカズラの匂いで埋まっている。
カメラを持って外に出て、隣家との境のテイカカズラと庭のナツツバキに絡まっているスイカズラを撮る。
今、庭に面したガラス戸を開け放した。
スイカズラのむせるような香りが漂ってくる。
テイカカズラはスイカズラに比べて匂いは弱いが、これも良い匂いだ!
地面にはスズランが咲いているが、生まれ故郷の釧路の野原に咲くスズランに比べると香が弱い。
連れ合いが一昨年通販で買ったバイカウツギの苗が今年は二つ蕾をつけている。バイカウツギの花の匂いも楽しみだ!
フェンスに絡ませたテイカカズラ
スイカズラもテイカカズラも花が終わった後、込み合った枝を切り払っても、翌年の新しく伸びる枝に花が咲くので、伸び放題は今だけだ!
ナツツバキの木を覆うスイカズラ 
あー、それにしてもこの匂いが好きだ!

2019年5月17日金曜日

子供の頃の思い出の幼虫だ! The larvae of happy remembrance of my childhood

今日は、散歩がてらに6時半に駅地下に行き、証明用写真ボックスで写真を撮り1000円も払う。800円で済むところを機械がお釣りが無いので1000円の高品質を選ぶことになる。帰路、家の近くのダイソウの前にある証明写真ボックスの横には500円と大きな字で書いてあった。もう、次回からはダイソウだ!
8時半に警察署に行き免許更新の手続きをする。

帰宅して、コーヒーを飲みラン鉢二つの植え替えを行い、ウメの木が凄いアブラムシなので、大選定を行う。アブラムシが酷く発生した時に毎年ウメの選定をしている。アブラムシの付いた枝ごと切り落とす。
暑く、2時間近く掛かる。大変なのは切り落とした枝をさらに細かく切ってビニールの大きなゴミ袋に容れることだ。
お昼だ!と連れ合いに呼ばれ、先ず、冷たい缶ビールだ!
昼に飲む冷たいビールは幸せを感じる。
午後、パソコンに向かってメールの返信を打っていると、庭仕事を始めた連れ合いは、「この幼虫は判る?」
おー、懐かしい幼虫だ!
プランターの土を掘り返したら、出てきたようだ。
ぼくが子供の頃はアメマス釣りに行く時は先ず、土手を掘り起こしてこの幼虫を探したものだ。釧路ではネッキリムシと云っていた。
コガネムシの幼虫である。
懐かしい、何十年振りか! 65年振りに見て触った!
連れ合いはもう一匹いたと見せてくれた。「これどうする?」っと訊いてきたので、そのまま土に戻してやったらと云う。
しかし、オイシソウに見えてしまう。
油と塩で炒ったら旨いだろう!

テン糞からヒミズの下顎骨や臼歯が、、Mandibles and molars of shrew mole were found out from the marten's scats.

テン糞から小動物の短く細い毛が出てくることが多いが、歯が一緒に出てくれば齧歯目の仲間かトガリネズミ目の仲間か容易に同定できる。しかし、毛だけだと小哺乳類を食べたと記録され、骨が出てくると大腿骨や脛骨・腓骨、上腕骨・尺骨の骨端部分だとトガリネズミ目か齧歯目かが分かり、さらにトガリネズミ目のトガリネズミ科かモグラ科が同定でき、齧歯目だと骨のサイズでかなりところまで同定できる。
いつも、獣毛が入っていると骨や歯を探し出す時間が一つの糞に半時間も掛かることがある。それは、小さな歯さえ見つければ、テンが何を食べたのかほぼ同定できるからだ。

塩見橋からのヤマシャクヤクを見るための尾根歩きでは2個しかテン糞を見つけられなかった。しかし、一つは久しぶりにヒミズだと判る下顎骨が入っていた。
昨日は、凄く嬉しいので祝いとして午後4時なのに早くもウィスキーを飲みたくなった。TVで相撲を見ながら5時半には飲む!
7:56  テン糞1
毛・大腿骨・上腕骨遠端部x2・脛骨近端部・脛骨・腓骨・
図1.テン糞1の内容物のヒメネズミの骨(でも、まだ骨端の軟骨が骨化していない)
ヒメヒミズとしたのは、丹沢山塊の7,800mには、ネズミ亜科のアカネズミ、ヒメネズミ、カヤネズミとハタネズミ亜科のスミスネズミ、ハタネズミが生息するが、ハタネズミ亜科の2種の骨はネズミ亜科のネズミより大きいので、除外した。さらに3種の骨の大きさを比べてヒメネズミとした。

11:52 テン糞2
ヒミズ、下顎骨x2・切歯・臼歯・頭蓋骨部分
上顎骨の第一切歯はヒミズ(先が尖る)とヒメヒミズ(平)では著しく違うので、第一切歯を探した。が、ダメだった!
図2.テン糞2の内容物のヒミズ*の左右mp下顎骨を臼歯
*:下顎骨の歯の数はヒミズ8本で、ヒメヒミズ9本なので、左右の下顎骨が出てきたのでその穴を見比べながら歯の本数を数えた。
さらに、阿部永著「日本産哺乳類頭骨図説」北大出版にはヒミズとヒメヒミズの下顎骨の図の第一切歯の形からもヒミズだと判断した。

2019年5月16日木曜日

熊剥ぎとシカの樹皮剥がしの痕から! From the signs of bear and deer barking!

13日にヤマシャクヤクを見た帰路、尾根を下ってスギの植林帯に入って間もなく、下の方にスギの皮が剝かれているのが見えた。その大きさがすぐクマ剥ぎだ!と解かった。
降りて、クマ剥ぎにあったスギに近づく。クマがスギなど樹皮を剥ぐ場合は、必ずスギの木が生える斜面の上側の根元付近から1以上の高さまで剥いでいる。
ストック(この時の長さは115cmくらい)を立て

ストックを立てている部分は以前も剥がれた痕がある。

このような歯型が付いている

さらに、10分くらい下ってブナorイヌブナの芽生えの写真を撮った近くで、ここにもクマ剥ぎが?、、、、やはり、この木も以前に剥がされた痕が残っている。しかし、樹皮が剥がされているのは1m以下であり、それに、クマは一度にベリベリと大きく剥ぐのに、大きく剥がれた樹皮は下に落ちてなく、細切れになった樹皮が落ちている。

歯型は縦に付いている。しかも幅が広い。これは、シカの仕業だ!
シカは下顎の切歯で根本の方から樹皮を剥ぎ、そして切歯をスプーンのように使って樹液を梳くい取ったのだろう。
シカの下顎切歯の痕が付いている

昆虫たちの揺り籠  The cradles of insects.

10日と14日の山歩きで昆虫たちが卵を産みつけた物を見つけた。
10日に奥野林道を歩いていると、ミズナラの木に大きな果実ような物を見つけた。
ミズナラに不思議な虫こぶが、、、
 ネット検索してこれはナラメリンゴフシと云うものでナラメリンゴタマバチと云うハチの仲間が卵を産みつけたものだと解かった。
昨年?の物もある

14日に塩水橋から本間の頭までの尾根を歩いていると、下のような葉を一枚つけたオトシブミが数か所に落ちている。一枚の葉を巻くのではなく、2枚の葉を巻き、さらに巻かない葉を一枚つけている。巻き方がちょっと粗雑でもある。
この葉は何の葉かな?
解かった!チドリノキにこのオトシブミがついていた!
チドリノキだった!
チドリノキ オトシブミでネット検索したら、シリブトチョッキリが作ったものらしいが、どうだろう?

2019年5月15日水曜日

テンはミズキの蕾を食べ始めた! The marten began to eat the flower buds of cornel,

10日に焼小屋沢の右岸の尾根を登って登山道に出て大平分岐から奥野林道を下ってきた時に見つけたテン糞の内容物にミズキの蕾が混じり始めた。また、久しぶりのキツネ糞は全てネズミ亜科の毛と骨よりなっていた。
テンはヤブツバキの花芯食いに始まり、さらに春が深まり山々の緑がひろがり木々の花が咲きだすとミズキの蕾を食べ始めてきている。
テンにとっては嬉しい季節がきたようだ!
7:14  テン糞1
ハチ頭部・翅x2、幼虫3(ハチの子?)、ムカデ5~8センチ5匹、アカネズミ毛・上腕骨・大腿骨遠端部、ミズキ蕾・果柄、砂泥

10:49 テン糞2
 腐葉、腐葉砕片、不明植物質、カヤネズミ毛・下顎切歯・下顎臼歯7本、砂泥

14:45 テン糞3
ミズキの蕾だけ

14:48 テン糞4
ミズキの蕾、小哺乳類毛

15:07 テン糞5
キブシ種子、ムカデ8cm1匹、羽毛、ヒメネズミ毛・左右上顎切歯、第三臼歯2本、頭蓋骨片、骨片

15:12 テン糞6
キブシ種子、腐葉砕片、ムカデ5センチ1匹、ハチ頭部・肢、砂泥

15:21 テン糞7
キブシ種子・果実、ミズキ蕾、昆虫腹部、アカネズミ毛・下顎切歯・頭蓋骨辺・臼歯2本・環椎・大腿骨遠端部・脛骨近端部・尾椎5個

14:58 キツネ糞
ネズミ亜科毛・脛骨腓骨x2・橈骨・大腿骨・切歯先端x2・尾骨

表1.テンとキツネの糞内容物
ミズキ:蕾 キブシ:種子(詳細は上部を見よ)
ネズミの詳細は各糞の記載を参照

2019年5月14日火曜日

この植物は何?  What is this plant?

昨日はヤマシャクヤクを鑑賞し、凄く早いお昼を食べた後、下りのシカ柵越えのところで、不思議な芽生えの植物を見つけた。ここにはこの種子が飛んできたようで、5、6か所にこのような不思議な双葉のような中心から新枝が伸びてその先に葉が2枚つけている芽生えがある。
この植物は何なんだろう?
何だか、ニレの仲間の芽生えかな?なーんて思ったりした。

3)立ち木に捉まりながら登る  I climbed the ridge grasping at the trees.

シジュウカラの雛たちがネコに殺されてしまった。庭の飛び石の上に血の跡があった。何だか、気が抜けたような感じだ。
昨日、屋根蓋を再び元通りに巣箱の上に乗せていたが、今朝5時に見ると再び地面に落ちている。ネコは夜にまたやってきたんだ。
今日は学校だ!気持ちを切り替えよう!

さて、尾根を登って登山道に辿り着いてからの続きだ!
11:35  ここに降り立つ
11:39 ケマルバスミレが幾株か咲いていた。
11:41 モグラトンネルだ!
直ぐだと思っていた水場のところの休み台になかなか辿り着かない。足は重くなる。徐々にではあるが登りなる登山道が気にいらない。道志の方へ降りる平丸分岐を素通りし、黍殻山への登り口も無視し、黍殻山から下ってくる道を過ぎて水場の休み台が陽に当たっていた。
ホットする。ここで、お湯をわかしてインスタントラーメンだ!この日は暑くなりそうなので500ccのスポーツ飲料2本と水を1ℓ持ってきた。この頃はできるだけ水を飲むように心がけている。そうすると何故か足が攣らないのだ。ラーメンにモチを入れて食べた後、甘夏を1個食べる。
12:07 休み台のところから水場降り口を見る
12:47 昼食を終え、出発のポーズ!
大平分岐・大平・奥野林道と歩いて車に着いたのは16時を回っていた。
この山歩きでは、タヌキ糞やテン糞の他に久しぶりにキツネ糞を見つけた。キツネ糞を見つけた場所は以前、餓死寸前のキツネがフラフラ歩いていて翌週に死体を見つけた場所のそばだ!
14:58 キツネ糞 奥野林道で

2019年5月13日月曜日

残念なお知らせ!  Bad information!

今日は鳥の専門家のMaru氏と塩尻橋から本間ノ頭の尾根を登った。
ヤマシャクヤクを見て、下山した。
帰路、胸の携帯にメールが入った。助手席にいるMaru氏に渡して読んでもらう。
連れ合いからで、シジュカラの巣箱がネコに襲われ、2個の剣山は地面に落ち、さらに屋根蓋までも下に落ちており、巣箱を覗いてみたが雛たちは一羽もいないという。ショックだ!がっかりだ!
家に着いて、すぐシャワーを浴び、庭に出る。
連れ合いが状況を説明してくれる。脚立を立てて中を覗く、いない!
家中でシジュウカラの雛の事を話題にしていたので、ショック!
自分の可愛い孫たちを失ったような気持ち!

2019年5月12日日曜日

タヌキはまだ冬の食物だ!  The racoon-dog is still eating the winter foods

5月10日に焼小屋沢右岸の尾根を登って、焼山・姫次間の登山道に出て、大平分岐から奥野林道に出て下ってきた。
ここでは、尾根で見つけ拾ってきたタヌキ糞の内容物についてアップする。
下の表1で示したように内容物は全く変わらないと云っても過言ではない。タヌキは落ち葉が堆積した腐葉層に、キブシやサルナシ、マメガキの果実を見つけて漁っていて、ついでに腐葉層に潜む土壌動物と云われる昆虫を含む節足動物を食べている。
このような食物内容は、タヌキの食事はまだ冬の状態が続いている云える。
回りは春がきて木の葉が展開し、花が咲き、両性・爬虫類や鳥たちも繁殖し始めているが、タヌキはちょっと気の毒だ。
これら4個のタヌキ糞は尾根上で300mも離れてないので同じ家族集団の糞だと考えられる(図1参照)。
8:56 タヌキ糞1

9:00 タヌキ糞2

9:10 タヌキ糞3

9:39 タヌキ糞4

表1.タヌキ糞1~4の内容物
キブシ、サルナシ、マメガキは種子である

図1.タヌキ糞①~④の尾根上の位置