5月10日に焼小屋沢右岸の尾根を登って、焼山・姫次間の登山道に出て、大平分岐から奥野林道に出て下ってきた。
ここでは、尾根で見つけ拾ってきたタヌキ糞の内容物についてアップする。
下の表1で示したように内容物は全く変わらないと云っても過言ではない。タヌキは落ち葉が堆積した腐葉層に、キブシやサルナシ、マメガキの果実を見つけて漁っていて、ついでに腐葉層に潜む土壌動物と云われる昆虫を含む節足動物を食べている。
このような食物内容は、タヌキの食事はまだ冬の状態が続いている云える。
回りは春がきて木の葉が展開し、花が咲き、両性・爬虫類や鳥たちも繁殖し始めているが、タヌキはちょっと気の毒だ。
これら4個のタヌキ糞は尾根上で300mも離れてないので同じ家族集団の糞だと考えられる(図1参照)。
8:56 タヌキ糞1
9:00 タヌキ糞2
9:10 タヌキ糞3
9:39 タヌキ糞4
表1.タヌキ糞1~4の内容物
キブシ、サルナシ、マメガキは種子である
図1.タヌキ糞①~④の尾根上の位置
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