「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2014年3月29日土曜日

昨年の5月以来の鍋嵐 The Mt.Nabearasi since last May.

昨日は、家を出たのが5時50分であった。
鍋嵐に久しぶりに行こうと思って車を走らせた。宮ケ瀬湖岸の大棚沢駐車場に車を置いて歩き出したのが、7時1分であった。7時29分に土山峠に着いた。
この駐車場から土山峠までは湖岸沿いの歩道を歩く。しかし、すぐ横をトラックや乗用車がビュンビュンと追い抜き、向かってくる。この間約2.2キロはできるなら歩きたくない道だ。
堤川林道を行く。シジュウカラが4,5羽忙しげに飛び回っている。
フサザクラも満開だ。昨夕の雨粒が光っている。
雪がまだまだ残っている。
この上を歩く、1センチくらいしか沈まず。
おー、テン糞だ。まだ、新しい。
シカの食痕だ。雪で倒れた木の樹皮と冬芽を食べている。
イノシシが派手に何本もの木の根元を掘り起こしている。
木の根を食べている訳ではない。
何か目的の食物となる獲物がいたのだろう。 
また、残雪だ。斜面の雪が沢に雪崩れ込み、さらに沢から次第に林道に流れ込んでいるのだ。
雪がしまっているのでほとんど埋まらず。
8時半、林道の終点に辿り着く。お茶を飲み、スパッツを足元につける。
途中の水場にあった3本の管は折れ、散在しているので、一本だけ水がその管から流れるように設置した。カジカガエルが鳴いていたが、旨く録音できなかった。
そんな風にゆっくり歩いたので土山峠から林道終点まで1時間もかかった。
尾根に取り付く。山道を歩くことにする。
また、テン糞見っけ!
9時10分、鍋嵐が見える見晴しの良い場所にでる。
奥の中央がこれから行く鍋嵐だ。
アセビの花が香る。
鍋嵐をバックにアセビを撮る。
9時20分、宮ケ瀬尾根との交点の堤川林道とハタチガワ沢林道との最短地点でもある
場所で、清川のコンビニに買ってきたアメリカンドックをパクつく。旨い。
ここから「熊の爪」を目差して南下だ。
すぐにタヌキのタメ糞だ。これからこの日は計8個のタヌキ糞を拾うことになる。
2個目のタヌキ糞を細尾根で見つけて、沢へ降りることにする。
実は凄くクマに逢いたくなったのだ。この沢で大量のクマ糞を見つけたこともあるし、
ハタチガ沢ではクマの親子にも出会っているし、シチミさんもクマに襲われているのだ。
今のクマの餌は膨らんできたブナの新芽だが、ブナはまだまだ固い冬芽状態だ。
クマはまだ冬眠中かな?
沢は案の定雪が溜まっている。
写真の中央よりも少し下辺りに経路としての一本橋があったが雪で折れている。
この雪渓部分を恐る恐る渡る。が雪は閉まっていた。
尾根にあった経路は大雪のためところどころその跡を留めている。
カモシカの子供の糞だ。
この尾根はザリザリした状態なので持ってきたアイゼンを試してみようかなと思ったが、
一昨日の雨で湿っているので、土も閉まっている。
ア!この梯子だ。径路を歩く山仕事をする人はこの梯子を本当に歩いたのだろうか?
ぼくはとてもこの梯子を頼りにできないので、右に撒いて木の根を伝って登る。
もうこの辺りでは、セーターさえも脱いだ。帽子も暑苦しい。
10時25分、登ってきた尾根とハタチガ沢を二つに分ける尾根に辿り着く。
ここからは楽な登りだ。
10時41分、もうすぐピークだ。ここにはここには入るなと云う看板が三か所にある。
入る人は自己責任ということですね。
シカ柵に沿って登って行くと、718ピークだ。
ここから鍋嵐に行くにはちょっと東に下ってから、718ピークの南側を巻く。
11時3分、719ピークの杭の上にカメラを置いてポーズだ。
鍋嵐手前の「リスの食堂」のピークで、30日の専門学校のチャレンジキャンパスを使うエビフライを探す。が古い物ばかりだ。でも4,5個拾ってビニール袋に容れる。
鍋嵐直前の鞍部でも5個目のタヌキのタメ糞を見つける。
これから一気の登りだが、何故か尾根沿い、道沿いがイノシシによって掘り起こされている。
だから、ザリザリ滑らなくて登りやすかった。
11時49分、鍋嵐山頂着だ。山頂にはヤマレコさんが取りつけた新しい標識があった。
ここから280度の位置にまだ雪に覆われた蛭ヶ嶽山頂がみえる。
山頂で30分費やす。お茶を飲み、買ってきたサンドイッチを食べ、もってきた、酸っぱい夏ミカンを半分食べる。腿や脹脛の筋肉が攣らないようにスポーツドリンクもたっぷり補給。
下って行き、719ピークの裏でアナグマの穴だ。
奥にウンチもある。手を入れて取り出す。
ウンチはマメガキの種子を固めたような古いものだった。
13時6分、「熊の爪」ピークにだ。
ここで辺室山に行こうかちょっと迷う。が宮ケ瀬尾根を目差す。
13時16分、不思議なミズキでボーズ。
最初にここに来た時は、この木に登れたのだ。
今は、腹もでて体重73キロで、とても無理。
山歩きすると体重が1.5キロから2キロ減る。これを毎日続けることができれば、何と一週間で60キロ前後になる。え?本当にそうなるか一度試してみたいが、、、。帰路は膝が痛くなるので、膝を2、3日休めなくては歩けない。体重を減らせば膝への負担も軽くなって、膝痛もなくなるかな?
13時28分、しばらく下っていくと、617.2Pの新しい標識だ。
617.2Pとは、宮ケ瀬尾根の猿ヶ島のことだと思う。
ここは、まっすぐ下ってきて左側の尾根の方に行きやすい。でも右に行かなければならない。
帰路はエビフライやリスのクルミの食痕を探しながらあるいた。
ん?これはアカスジキンカメムシの幼虫だ。なんかメンコイね!
15時30分土山峠着。バスに乗ろうと思い、バスの時刻表を見たら、21分だった。残念、行ってしまった後だった。と思っていたら、ガチャンと車がぶつかった音。バイク同士が追突したのだ。
ツーリングしていた仲間が「大丈夫か?」と声を掛けている。
ぼくは、バイク事故以来、バイクを乗ることを諦めている。
春だ。バイクの季節だ。気を付けて走って!
歩き出して、間もなく何とバスがぼくを追い抜いていく。「それは無いよ~」とバスをニランデいた。
15時55分に駐車場に着く。戸沢橋の辺りが渋滞で、家に着いたのが5時半だった。
でも、サクラの花やコブシの花の開花が車窓から眺められた。

これは、ネズミの骨ではないの? Are not these bones of mice?

昨日は、鍋嵐を歩いてきた。17キロの久しぶりの歩きなので、帰宅後すぐ風呂を浴び、
ビールとなり、眠くなり、今朝まで寝てしまった。
 
これは、3月25日にYabeさんと歩いたハタチガ沢林道で見つけたテン糞 9個の内の2個の糞からでてきた骨が哺乳類のものではないので、アップする。
テン糞3
テン糞3を水洗いして、
クマシデ果片1、ネズミ毛上腕骨頭、上腕骨滑車、肩甲骨関節窩部分、他不明骨片
が出てきた。骨片を取り出して乾かした。
 
aは上腕骨の橈骨や尺骨を接する肘の部分の上腕骨滑車だ。
bは肩甲骨の上腕骨と接する部分だ。
cは????で、dは尾骨だ。 
上腕骨頭部分が下の写真ではどこにあるのかちょっと見当たらない。
 cを取り出して拡大した。ん?何だ?これは?
 
 テン糞8
 水洗いすると、
マメガキ種子5個、キブシ種子3個、小型哺乳類毛、大腿骨頭、腸骨、尾骨、骨片
これにも???不明な歯と思われるものが含まれていた
aの部分の上部は腸骨で、下部は大腿骨頭である。
bで囲った部分尾骨である。
cが何だこれは?というものである。
 cを拡大した。ん?どこかで見たような、、、、、?
テン糞3とテン糞8からはネズミの毛を思われるものが多く含まれていた。
しかし、二つのcの部分は哺乳類の骨では見たこともない物だ。
しかし、爬虫類のヤモリの歯に似ていないこともない。
昨年、ヤモリ、マムシの歯をアップして、歯状の不明な物を
両生類の歯でないかとアップした。
どうだろうか?
テン糞3や8のcの部分は両生類の歯ではないだろうか?
そうすると、テンは、ネズミ科の動物の他にカエル、おそらくヤマアカガエルを食べたのではないだろうか?


2014年3月27日木曜日

ハタチガ沢の春 Spring in the Hatachiga valley.

昨日から雨模様のはっきりしない天気が続いている。
雨模様の天気でも、家に閉じこもって本を読むことができない。
でも今日は、仕方がないかな?
 
ハタチガサワ林道の続き:日向の春の様子である。
キブシの花芽がたくさんぶら下がっていた。
 
ハタチガサワ林道沿いの山側斜面で唯一あったタチツボスミレ。
 
シキミの薄黄色の花がたくさん咲いていた。
 
この日はテングチョウが日向を求めて?飛び回っていた。
 
キリ(桐)の木の花の蕾が膨らんでいる。

ヤママユガの仲間のウスタビガが成虫として出た後の抜け殻だ。


2014年3月26日水曜日

テン糞から出てきたカエルの卵  The frog eggs were included in a marten scats.

昨日、25日はテン糞を9個拾ってきた。
下の写真は、ハタチガサワ林道ゲート前で見つけたテン糞だ。
帰宅後すぐ水に浸けた。
今日はお昼頃から雨が降るというので、雨が降る前に庭の水道栓で糞を洗った。
寒天状の物がある。カエル(ヤマアカガエルか?)の卵だ。
他に、マメガキ種子5個、キブシ種子果肉、小哺乳類の毛と骨片(分析中)
拡大した。左クリックするとさらに拡大。
どうも、まだ生きていそうな卵割が進んだ胚もいそうなので、庭のカエルがいる水鉢に入れた。
上手くオタマジャクシになってくれれば面白いが、、、。
テンのお腹の中を通って排泄されたので死んでいるかな?

ハタチガサワ林道 The Hatachigasawa forest road.

昨日は、車を駐車した場所からハタチガサワ林道を往復した。赤いGPSの軌跡がついているが、
7.7キロの行程を3時間ちょっとを掛けて歩いた。
テン糞は7個も拾った。①はカーブミラーにあったサルの足跡である。
 
水溜りにあったヤマアカガエルの卵塊は、すでに発生が進んでいた。
 
下の写真の場所で以前クマの親子に逢った。
それにしてもひどい山の斜面だ。木は生えているが、草がない。
まるで街中の公園に植栽されている木のようだ。
 
下草がないので、痛々しい。径路が見える。
 
本間ノ頭?はまだ雪に覆われている。
 
 カーブミラーにサルの足跡があった。クリックして拡大すると手形が判るよ。
 
 ゴジラ尾根の沢には残雪がある。
 
宮ケ瀬尾根からハタチガワサワ林道への沢にも雪渓が見られた。
草が生えてないから雨や雪で表層土が流れて木の根が剥き出しだ。
 
林道の終点である。Yabeさんが残雪の右の方に居る。
今の時季にこれだけ残雪があるので、この辺りの木の芽吹きも遅れている。
でもクマはこの温かさで目覚め、餌となる木の芽を探し求めているだろう。

2014年3月25日火曜日

エ?ヤマアカガエルだ! E? It's a montane brown flog!

このところ外に出るとクシャミ鼻水が酷いので、窓も開けないでいたが、
昨日お昼過ぎに庭に出た。
スイレン鉢の中をのぞいたら、となりに並んで置いている小さな水鉢の浮き草が
不自然に動く、昨春はこの水鉢にヤマアカガエルの卵塊があったのだ。
今年は卵塊がないが、浮き草をそっと避けて見ると、、、
ヤマアカガエルだ。そうだとすると、コヤツは昨年の暮れもこの水槽にいたので
一年中、ここにいたことになる。
それよりもコヤツは恐らく、ぼくが一昨年やその前の年に土山峠から持ってきた10数個の卵から
生まれた個体の一匹だろう。
分散したくても分散できずに、ここに居ついてしまったのかな?
横浜の友人の家の庭にはガマガエルが数匹いるが、それは小さな池があるから
なのだろう。
 ということは、カエルは定住性を持っているということか?
 
今日は、これからYabeさんと丹沢歩きだ。どこに行くかな?

2014年3月24日月曜日

二つのビーグル犬の頭骨   Two skulls of beagle.

先日、教え子のMarikoさんから貰ったビーグル犬の頭骨だ。
実験用に繁殖・飼育されていたビーグルなので頭骨の形状や大きさなどの差異は
ほんの僅かだ。
でも、これらのビーグルも生きている時は、それぞれ個性をもった顔をしていたんだろうネ。

ピーナッツ村に出てくるチャーリー・ブラウンが飼っているスヌーピーは
世界中で一番有名なビーグルだが、兄貴や弟、妹がいて顔はもちろんのこと身体全体も違う。

スヌーピーたちは分裂や出芽のように無性的に生まれてきたのではなく、オスとメスの両親がいて有性生殖で生まれてきたのだから、スヌーピーと兄貴のスパイクや弟のオアフはまったく異なる。
しかし、実験動物として何代にも渡って繁殖・飼育されているビーグルは
その個性でさえも似たような個体に作り出されているのだろう。
でも、だんだん、この二つのビーグルの頭骨の違いが見えてきた。
 
部屋の中のもう一つのファレノプシスが咲きだした。
庭では春の朝の光を浴びて春の花が咲いている。