「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年3月11日月曜日

雪上に虫がいっぱい Many bugs on the snow.

これは、1558mの大源太山だ。なんだかすごい山容だ。
これは、最初の日と三日目の午前中に歩いた雪で覆われたキャンプ場やゴルフ場
から見上げたものだ。
 日差しが強く、暑いくらいであり、雪上面にはこの虫がたくさん歩き回っている。
何をしているのか、忙しそうに歩き回っているのだ。
この虫、Google検索で「雪面 虫」、画像をクリックしたら、すぐ出てきた。
セッケイカワゲラ属の仲間のようだ。
歩きながら、雪の中の小さな有機物やプランクトンを採食しているようだ。
しかし、すごくせわしげに歩きまわっている。
沢は氷ついていないから沢から上がってきたのか?
何故、跳ばないのか?
歩き回って、異性を探しているのではないだろうか?っと思って
交尾しているような絡まった二匹を捜したがいない。
まったくデタラメのぼくの考えでは、異性と交尾し、メスはすぐ卵を雪の中に産み
雪解けとともにその卵は沢に流れて孵化して沢の石にくっついて大きくなる。
以下のサイトに生態が載っている。
寒くないと生きていけないようだ。
 


2013年3月10日日曜日

カモシカに出逢う。

越後湯沢、帰る日に出逢ったカモシカの動画を見ていただこう。
動かない、こちらを気にしているが、逃げる気配がない。
もう一本、動くが頭を左右後方に動かしてこちらを見るだけ。
この個体がようやく歩き出した。
前後足の蹄を開いて、できるだけ雪面への接地面を広げている。
それでも、ズボット埋まる。
動かなかったのは足が雪の中に埋まってしまうことも原因かな?
カモシカが行ってしまってから、カモシカがいたところまで下りて足跡、食痕、糞の写真を撮る。


2013年3月9日土曜日

カモシカに会う Met serrow!

今日は、カモシカに会えたのだ。
楽しすぎて、疲れ、眠くなった。
今は帰路の高速バスの中。

これは誰の仕業かな? Some animals have eaten the barks!

これは誰の仕業かな?
何本かの木の幹がこのように樹皮がかじりとられている。
木の種類はミズキやサワグルミだ。
わかるかな?

2013年3月8日金曜日

越後湯沢は雪の世界

昨日、お昼前に湯沢に着いた。
お昼を食べ、早速スノーシューをつけ沢沿いの道を歩く。
もちろん道は一メートル近くの雪に埋もれている。
スノーシューでも埋まることがあるが、野うさぎが大きな後足で歩くような感じで雪原を移動する。
サルが笹の葉を食べた痕、フジの樹皮や冬芽を食べた痕、ウサギがミズキの樹皮をかじった痕、ウサギのウンチなどのフィールドサインがたくさんある。

帰路、温泉に入って、食堂で飲んで帰って飲んで大満足で寝る。
熟睡のため4時頃目覚め、携帯でこれをうっている。

2013年3月7日木曜日

高速バスに乗って!

新潟行きの高速バスに乗るため朝一番の戸塚発の湘南新宿ラインに乗る。最後尾の車両の壁を占めることができた。
池袋駅発が9時だが、通勤ラッシュに巻き込まれるので小田急をやめて池袋まで戸塚だけの乗り換えで済む行き方を選んだのだ。
今、まだ8時まだ一時間ある。
仕方がない。荷物が3つもあるのだ。トランク、スノーシュー、それに僕の山行きには欠かせない大きなサブザック。これらを持ってラッシュの電車には乗れない。
越後湯沢の植物写真家の鈴木庸夫さんのところに行くのだ。

スノーシューを履いて植物を見ながらサルを観察するのだ。まー、これは僕の願望だ。夜は温泉に入り、お酒も飲みたい。これも願望だ!
まだ後40分以上もある。僕の前を大勢の通勤者が靴音をかつかつ鳴らしながら通って行く。

2013年3月6日水曜日

卒業式

今日は専門学校の卒業式があった。
写真を撮ったが容量が大きすぎたのだ。
だから、この梅の花を添付する。
謝恩会があり、ビールを飲む。学生たちの二次会が19時半からある。あまりにも遅い。まー、若者としては着替えもあるし遅い時間ではないのだ。
こちらにとっては帰る時間だ。

今の時代は、若者にとっても大変な時代だ。革命が起こってもおかしくないのだ。
若者の優しさに便乗して経済会は自分たちの利益しか考えていない。
働き手を粗末にする労働形態は間違っている。

2013年3月5日火曜日

沈丁花も開花始まる。  The beginnig of Daphne sp. 's bloom.

ジンチョウゲのアカバナの開花が始まった。
この写真は昨日撮ったものだ。先ほど庭を見たら、一つの花房で二つ三つ咲き始めている。
毎年のように思うが、紅梅は白梅よりも先に開き、おなじように沈丁花もピンクの花の方が白いものよりも先に咲く。これは赤い方が白い方よりも熱を吸収しやすいことにも関係しているのかな?
 
今日の温かさで、サクラも例年どおり3月下旬から4月上旬に咲くのだろう。
それで、ベルギー人のBurtonさんに、例年通り開花するので、
来日予定が決まったら知らせてとメールする。
彼とは、1974年から数年間、奥湯河原のサルを追った。
当時のサル仲間にも集まってもらい、わいわいやることになりそうだ。
3年前にベルギーに行った時に、彼は是非もう一度日本に行きたいと云ってたのだ。
 


テン糞見っけ!  Finding a marten's scats!

3月2日スギ花粉が舞う伊勢沢林道で真新しいテン糞を見つけた。
表面に骨片が浮き出ている。
水で洗うと、ほとんど毛だけかと思うほどの毛の量であった。
花鉢の受け皿に洗った内容物を空けると、大半が1センチ前後の細く柔らかい毛であった。
①水を注いでは浮いた毛を慎重に、②水をこぼしながら取り除く。また、水を少し注ぐ。
①、②を10回以上繰り返す。これが一番気をつかう。
底に溜まったのは骨片や歯や砂利だけとなる。
大きな砂利を取り除いて、水分を蒸発させたものがこれだ。
白いプラスチックの鉢の受け皿に入ったままだ。
さらに、これらから大きな骨片やどの部分か分かるものを取り出したのが次の写真である。
これは、拡大鏡を当ててやらなければ小さな歯を見落とす。
洗って、自然乾燥も含めて半日かかる。
 
下が、どの部分の骨か、歯か分かる骨片である。
ネズミ亜科のネズミの歯であるので、大きさからアカネズミかヒメネズミと思われる。
それは、左の赤線で囲った切歯の厚さと臼歯の形状でわかる。
クリックして拡大して見て!
左の赤線で囲った歯の、L,Rは左と右の上下の切歯だ。
上顎の切歯は半円状になっている。
臼歯と囲んだ赤線内の左上の臼歯2本は第三臼歯である。
切歯は手持ちのアカネズミものよりさらに薄く、第三臼歯がさらに小さいので
ヒメネズミの可能性が高い。
歯を含む頭骨、頚堆、腰椎、仙椎、尾椎があるので、アカネズミかヒメネズミ一頭分の骨が混入していたと思われる。
 
他の残りの骨はかなり細かく砕かれている。 
上の写真の茶や黒の小さな物は砂である。まったく果実の種子は混じっていない。
テンにとってはネズミ一匹でも満足すべき食事だったのだろう。
 

2013年3月4日月曜日

シカの変形した角  Antler deformity of a sika deer.

 先日の伊勢沢林道を歩いていてシカの脱落した角を見つけた。
これは根元から5センチくらいのところで押しつぶされたように細くなって、
欠け、しかも広がっているのが分かる。
中がえぐれている。
 拾って、ガードレールのポールの上に上げて裏から撮った。
裏にはまるで肉食動物が齧ったようだ横線がある。
しかし、横線やえぐられた跡は死後齧られてできたものではない。
時々、オスジカには、奇形とも思えるようなイビツな角を持った個体がいる。
それは左右両方の角がおかしいというよりもどちらかの角が変形している。
右の角が変形している場合には、左の後脚が悪く、左の角がおかしいシカは、右の後脚が悪いようだ。
このYouTubeのシカは右角が変形して、左後足が悪い。
論文もいくつか散見されるが、
どれも後足の怪我が角の発達に影響を及ぼしていると結論している。