予報通り雪が降っている。
野生動物の足跡を観察する絶好の機会!
さて、見つけられるかな?
「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2013年1月28日月曜日
2013年1月27日日曜日
2013年1月26日土曜日
タンザニアでの危機管理 Crisis Management for me in Tanzania
アルジェリアの人質事件で思い出した。
1994年から1997年の3年間、ぼくはタンザニアのマハレ山塊国立公園にJICAの専門家として滞在していた。
ここマハレは、タンガニーカ湖の中央に東岸からデベソのように突き出たところである。
ぼくの家はタンガニーカ湖畔にあり、そこは、国立公園基地のビレンゲ(写真右の↓)の外れにあり、公園外カリラーニの村(写真左の↓)との間くらいにあった。
1994年から1997年の3年間、ぼくはタンザニアのマハレ山塊国立公園にJICAの専門家として滞在していた。
ここマハレは、タンガニーカ湖の中央に東岸からデベソのように突き出たところである。
ぼくの家はタンガニーカ湖畔にあり、そこは、国立公園基地のビレンゲ(写真右の↓)の外れにあり、公園外カリラーニの村(写真左の↓)との間くらいにあった。
夕日が沈んで行くときには、対岸のザイールの山並みが湖面に浮かんで見えた。
当時、ルワンダの内乱で難民となったくさんのフツ系の人々がザイール側に流れ込んでいた。そ
のことによって、さらにザイールも内乱が勃発していた。
ぼくは、火曜から土曜までの4泊5日を山で過ごし、土曜から火曜の朝までを湖畔の家(真ん中の↓)で過ごしていた。
ぼくは、火曜から土曜までの4泊5日を山で過ごし、土曜から火曜の朝までを湖畔の家(真ん中の↓)で過ごしていた。
ぼくと一緒に山で過ごしていた人たちはトングエ族であった。
彼らはマハレが国立公園になる前はここに住んでいた人たちである。
ザイールの内乱の様子は対岸にいても判るようになった。
国立公園のボートには、海賊(湖族)に襲われたら反撃できるようにライフル銃をもつレインジヤーが乗るようになった。
ぼくと一緒に山で過ごしている、カティンキラ(写真右)やシャバニ(写真右から二人目)たちからは、ぼくが湖畔の家に居る時に、彼らや他の者が夜にやってきて、ドアを叩いて呼びかけても決してドアを開けてはいけないと言われていた。
当時は、大使館からも危険だからダルエスサラームに戻ってくるように無線が入っていた。
ぼくは、万一の時に備えて、夜、裏口から逃げる時の装備を整えたザックを用意していた。
ぼくは、万一の時に備えて、夜、裏口から逃げる時の装備を整えたザックを用意していた。
裏口からはすぐ山になっていた。
山の中ならぼくが知っている。
1995年のクリスマスの夜であった。
ぼくは公園管理官のワキバラやウィリアムとマリサに招かれて彼らとイブの夜を過ごし、湖畔の家に戻ってベッドに入って寝ていた。
ぼくは公園管理官のワキバラやウィリアムとマリサに招かれて彼らとイブの夜を過ごし、湖畔の家に戻ってベッドに入って寝ていた。
しばらくうとうと寝ていたら、ボートのエンジン音が近づいてきた。
ぼくの家の前の湖岸で停まったことが判った。
男たちの声が聞こえる。
懐中電灯の明かりが寝ている部屋の窓の板戸の間や、壁と天井の隙間から入り込んできた。
ぼくは、急いで着替えて登山靴を履き、ザックを担ぎ、裏口のドアの鍵穴に鍵を差し込みすぐ開けられるようにした。
2、3人の男がぼくの家のベランダに上がり、何か話しをしている。
突然、「フクダー!フクダー!」「ミミ、トム! ミミ、ファーク」とこちらに向かって呼びかけている声。え?ファーク? ファークはロンドン大学の学生で、入学前にぼくの仕事を手伝ってくれたドイツ人だ。赤ん坊の時からタンザニアに住んでいるので、スワヒリ語はペラペラだ。
ぼくは音を潜めていると、何人かの男たちは、湖岸に戻っていった。
一人がべランダに残ったようだ。
エンジンを始動させる音がして、エンジンがかかりボートが遠ざかっていったのがわかった。
ベランダを歩く音やガサゴソと音がしていたのが止んだ。
ベランダを歩く音やガサゴソと音がしていたのが止んだ。
どうも、寝袋に潜り込んで寝たようだ。
静かにドアを開け、様子を伺った。
静かにドアを開け、様子を伺った。
月明かりがベランダの奥までは届かないが、大きなザックの陰に一人が寝袋に入っているの分かった。
ファークのザックだ!
ファークのザックだ!
その夜は、二人で、ぼくにとっては2度目のクリスマスイブのお酒を楽しんだ。
彼は、今、アメリカのWildlife Conservation Societyのエコロジストしてスーダンで活動している。
つい10日前に何年か振りにメールをもらった。3月には女の子が産まれるようだ。今年1年はPh Dを取るためにフィールドには出られないようだ。
2013年1月24日木曜日
足のこむら返り・二つの大山までのコース The charley horse of legs:Two route to Mt.Ooyama from Hinatayakushi
昨年12月15日には「日向薬師から梅の木尾根」を歩いて、大山からヤビツ峠と下った。
この時は冷たい雨の日であった。
こんかい、1月20日は「日向薬師から雷ノ峰尾根」を登って大山から下社と下ってきた。
この日は積雪はあったものの天気がよく気持ちの良い日であった。
いずれの場合も下りで太腿が攣った。
15日は、両足の太腿が何度も攣った。
シカが見ている辺りでもう一歩も歩けなくなったのだ。
この時は、ほとんど水分を補給しなかったことがその原因と考えられた。
20日は15日の反省の上から、登山口からスポーツドリンクを飲んだ。
シカに遭遇してから左足の太腿が攣った。
2度攣ったのだが、攣った時点でスポーツドリンクを飲み、歩きだしたらすぐ攣った。
が、2度目の時は軽い攣りであった。
2度目の攣りの時も、スポーツドリンクを飲み、もうそのまま下社まで下ってきた。
ここからロープウエーに乗ったのだが、乗らいでそのまま下ってももう攣らなかったかもしれない。
ぼくは、あまり水を飲まない方である。山歩きでも500ccのペットボトルが一本あれば、1日十分間に合う。20日の時は、登り口から飲んだにも関わらず攣った。
もっと飲むべきだったのか?
太腿の攣りは、中学の時、グランドでの長距離走の時、3週目でスピードを加速しようとしたときに攣って、痛くて走れなくなった苦い思い出がある。
これからの山歩きはどうすると良いのだろうか?思案に暮れている。
2013年1月23日水曜日
ヤモリの歯 The teeth of a gecko
take隊員の絞りを8以上にしてというコメントに沿ってやってみた。
これらはf/16、露出時間0.77秒で撮った。
上顎の歯と思われる。
下は下顎の歯であると思う。
ぼくの手持ちの哺乳類の中では、スナメリの同歯性の歯に似ていないこともない。
しかし、スナメリの歯根は1本だが、ヤモリの歯の歯根は2本以上のように見える。
この歯はピンセットで抜こうとしても抜けない。歯骨と一体化しているようだ。
構造的にスナメリの抜ける歯とは異なる。
歯の骨からの出かた(植立様式と云うようだ)は、4つのタイプがあり、
どうも、ヤモリの歯は側生性(歯の片側が歯槽壁に付着)であり、多くの爬虫類は多生歯性で、歯は次々に代わるようだが、
この側生性の歯は抜けて変わることがないようだ。
これも歯なのだろうか?
どこにどのようにあるものだろうか?
これはどうも喉の奥にある口蓋骨か鋤骨にあたる部分からでている歯のようである。
いずれにしても、ヤモリがテンやタヌキに食べらるとほとんど一噛みか二噛みくらいで呑みこまれるだろう。
例え、もっと噛まれたとしても1センチ以下には砕かれないだろう。
そうすると、糞の内容物にこれらの一部でも見つかれば分かる筈だ。
しかし、ヤモリとトカゲやカナヘビ、あるいはカエルではどのように違うのかこれからだ。
2013年1月22日火曜日
大山登山(2) The Ooyama climbing(2)
大山の山頂は、平日の駅前の人混みのようだ。
トイレの裏や鉄塔の方にも、雪がないところはご覧のように
登山者がお昼を広げている。
しかし、オスは性成熟前に母親のもとから追い出される。
だから、シカは母系血縁集団(メスグループ)を形成する。
ここで、登山者が偶然見えなくなった頃合いを見計らっての登頂記念写真。
じっとしていると寒いので、ヤビツ峠方面から下社へ向かうコースをとる。
調子良く下っていたら、左足の太腿が攣る。
エ!どうして?という思いだ。登り口からスポーツドリンクを飲んでいたのだ。
幸い、2度攣っただけで治まった。これからは、もう少し飲むことにしよう。
シカのメスグループに逢う。
静かに寄る。シカたちは警戒音を出さないばかりか落ち着いたものだ。
ここは、参観を兼ねた登山者たちが多いので、大山は禁猟区となっているのだろう。
15メートルくらいのところの登山道から撮る。
4、5メートル下って撮る。
さらに、アップして撮る。木の根の樹皮を齧っている個体がいる。
シカはアカンボウがメスなら母親のもとに残って一緒に生活する。しかし、オスは性成熟前に母親のもとから追い出される。
だから、シカは母系血縁集団(メスグループ)を形成する。
晩秋の発情季がやってくると、オス間の戦いで勝ち抜いた個体が
メスグループに入って、メスたちと交尾し、発情季が終わると出て行く。
メスグループではもっとも老齢のメスがリーダーシップをとっていると考えられる。
こうやって、シカを観察できるのは歩いてきた喜びを噛みしめる時である。
しかし、今、丹沢では増えたシカによって草木が食べられて、地肌が剝き出しになっている。
シカを5分くらい見て、また、下る。雪の下りは、滑る。
転んでも笑っている。
下る。下る。ようやく下社が見えるところまできた。
何故か、雪ダルマだ。きっと、阿夫利神社下社から上がってきた人が作ったんだ。
ここで、アイゼンを取り外し、急で、腐った鉄の手摺りの階段を下る。
さー、下社だ。
正面に回って、丸い締め縄を通って、拝観する。
ここから450円のケーブルに乗る人と、歩いて下る人に分かれる。
ぼくは、太腿の攣りを恐れて、ケーブルにした。
Iwataさんと、Maedaさん、女子二人は歩いた。
ケーブルの方が、わずかに早く着いた。
この後、海老名駅ちかくに予約していたお店に全員、席におさまってほっとする。
お店の温度があたたかく皆の顔が赤くほてっている。
乾杯して、ようやく一息ついた。
2013年1月21日月曜日
大山登山 Mt.Ooyama climbing
昨日は、日向薬師の梅の木尾根に雪がないため、
雪上の足跡観察会が、大山登山となった。
伊勢原駅北口のバス停前に8時に集まり、日向薬師終点で下車。
バス中では、遠足にいくような感じであった。
快晴であり、気持ちが良い。
舗装道路を歩き、ここから登山路を歩く。元気な皆さん。
9時16分発
お地蔵さんのところからアイゼンをつけるIwataさんはエコアイゼンである。
ここから雷ノ峰尾根を行く。
10時25分発
見晴台に着く。ここで少しエネルギー補給をしてもらう。
10時58分発
ここから大山山頂まで2時間の予定であるく。
タヌキの足跡があり、シカの足跡もあった。
雪の中を登る、深いところは50センチくらいありそう。
ようやく稜線に着く。あれー、Kandaさんがいない。
12時32分発
12時55分大山山頂着
大山山頂からは、富士山と丹沢山系が一望できる。
山頂はどこも登山者でいっぱい。
記念写真を撮って、下る。
ヤビツ峠にはバスが来ていないようなので、阿夫利神社下社に向けて下る。
シカのメスグループに出逢う。
その模様は次回へ!
2013年1月19日土曜日
日向薬師 The Hinata Yakushi temple
我が家の庭は先日の雪がまだ数センチ残っている。
玄関脇にも積み上げられた雪が残っている。
もちろん、日蔭には雪が残っている。
それは、昨日の東京でもそうだった。
今日は、明日の大山山麓の雪上の足跡調査のために、
雪の状態を見にいってきた。
伊勢原駅から見る大山は雪で覆われている。
日向薬師行きのバスに乗る。伊勢原ではどこにも雪が見当たらない。
とうとう終点の日向薬師に着いた。雪がないどころか穏やかな温かな日差しさえ感じる。
バスの運転手に聞いた。先日の降雪の時は、雨だったようだ。
ちょっと信じかねるので、散歩をしているおじさんに聞いた。
山の上の方は降っただろうが、この辺りは雨だったという。
ミカンが置いてある。一袋200円だ。ミカンが採れるくらい温暖な地なのだ。
日向山の方面から梅の木尾根をちょっと登ってみることにした。
その案内の道標だ。
日向薬師の前の駐車場には4、5台の車が止まり、
そこではミカン、タクアン、白菜が売られていた。
駐車場から日当山・梅の木尾根への山道を登る。
もう、ここでは糞目になっている。
犬を連れた登山スタイルの若いペアーがを追い越し。梅の木尾根のへの階段道を登る。
平坦になったところから、尾根を下る。
以前整備された道だ。道標があった。
ほとんど、直線的に尾根を下る。
再び道標だ。
この道標のところで、登ってきた舗装道路が見えた。
下りてきた道は、ほとんど利用する人がいないようだ。
糞を一個も見つけられなかった。それにしても、雪が全く無いなんて
少しも考えてはいなかった。
明日は、雪上足跡観察会ではなく、大山初詣登山に決定だ。
2013年1月18日金曜日
ヤモリの骨 The bones of a gecko.
昨年10月31日に干乾びたヤモリを見つけたことをアップした。
このヤモリをこのままママレードが空いたビンに水を容れてその中に浸して、
パソコンのモニターの裏に置いて、時々状態を見ていた。
先日、ドロドロ状態になっているので、時間をかけてゆっくり洗面所で洗い流した。
最後に残ったものが下の骨片である。
左上方部にあるのが、頸椎や胸椎、腰椎などの脊椎骨である。
真ん中の左が、上顎の左右の歯骨と、右が下顎の歯骨である。
中段の右が大腿骨だ。他はどこの骨?かわからない。
左右対称のものは一緒に並べている。
中断の左は、肋骨などである。他は不明だ。
右の上は、腸骨と坐骨と恥骨と思われる。
中断の長骨の二本は上腕骨と思われる。
と云うように、お手上げ状態であり、左右同形のものがたくさんあるので、
これから一つ一つ解明していきたい。
ただ、哺乳類の骨と比べるとイワシやサンマの骨並みに華奢だ。
これだと、テンやタヌキにトカゲやカエルが食べられても骨としての形が残るか
ちょっと心もとない。ただ、大腿骨でも1センチ若であるので、噛まれなければ
このままの形で出てくる筈だ。
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