「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年9月22日土曜日

丹沢実習:秋の白いキクの花と、、 White chrysanthemum flowers in autumn & ,,

丹沢実習の花の続きです。
昨日は、歩き始めは小雨模様でした。
しかし、お昼には雨も完全にあがり秋らしくなった丹沢を楽しみました。
 
やまぼうしさんが企画編集した「清川村の花図鑑」によると、白っぽい野菊は、
リュウノウギク、シラヤマギク、シロヨメナ、ノコンギク、タテヤマギク、カントウヨメナ、ペラペラヨメナ
があるが、ぼくはリュウノウギク以外はわからない。
 
これは、ちょっと青みがかった白の花弁。
花は真っ白。 
上のものよりも花の直径が大きい。 
これは、小さなキクだ。
なによりも嬉しかったのは、これ!
割れていたのもあったので、皆で食べました。
鳥が突いて穴を開けてほじくって食べたものもありました。
これも見つけて、ツルを手繰り寄せて一個採ったのですが、これはまだまだ堅い。
11月上旬まで待ちたい。 
まだ、青いままです。
これから朝夕の寒さで葉が落ち始めて色づいてきますね。 
モクセイ科のこの実もまだ青いまま。
これから黒くなってきますね。 
そうなると、小鳥もテンやイタチも、、、。
お!赤みを増している果実。
これは11月の下旬頃になると、甘酸っぱい実になりますね。 
これはぼくが大好きだが、テンやタヌキの糞の中にこの種子をこれまで見つけてない。
秋が、始まったばかり。
動物たちにはこれからが好きな果実が食べられる時季ですね。
果実は、上からミツバアケビ、サルナシ、マユミ、イボタノキ、ガマズミ。
林道を歩いていて学生が思わぬものを見つけました。
それを焼いて食べました。
 
 
 
 


2012年9月21日金曜日

丹沢実習:秋の花

今日は、一週間ぶりの丹沢実習。
宮ヶ瀬ビジターセンター前を出発した時は、すでに10時を大きく回っていた。
仕方が無い、葛西の学校を7時半に出発するとどうしてもこのくらいの時間になってしまう。
ビジターセンター前から湖岸林道を歩いて、汁垂隧道を抜け、金沢林道をあるいた。
ハギが咲いている。
尾花も揺れている。 
クズの花は見つけることができず。秋の七草の他の4種類はナシ!
 
ここのツユクサはどれも毛が無かった。 
 
ダンドボロギクは花と蕾と種子とが混在していた。
ミズヒキだ。 
マツヨイグサだ。 
ママコノシリヌグイだ!
足首の状態をさらに悪くしたようだ。

2012年9月19日水曜日

新種のグエノンの仲間 A new species of Cercopithecus monkey in D.R.Congo

今朝の朝日の37面にサルの新種が「恥じらう新種サル アフリカ」と報告されている。
コンゴ民主共和国(以前のザイール)の密林に生息している。
グエノン(Cercopithecus)の仲間で、Cercopithecus lomamiensis と名付けられたようだ。
中国から、戻ってから全くサル関係のネット検索をしていなかった。
すぐに、論文誌PLOS|ONEをネットでみた。
 
 
朝日に掲載された写真はメスであったが、オスの顔写真やコドモたちの写真もこの論文には載っている。さらに、分布、形態、遺伝、生態、行動まで記載されている。
形態と分子生物学の情報から、新種はフクログエノンにもっとも近縁なようだと近縁関係を分析されるのに用いられるデンドログラムで示されている。
オスの尻の性比は白青できれいだ。

フクログエノンはコンゴ川以東に分布しているが、コンゴ川の以西には生息していない。しかし、新種はコンゴ川の50キロくらい以西にあるLomami川とTshuapa川に挟まれた地域に生息しているのだ。
これは、コンゴ川とロマミ川いう地理的な障壁によって、近縁2種の交雑が妨げられていることになる。つまりドブジャンスキーの述べた地理的隔離機構Geographical Isolation Mechanismがはたらいていることになる。
もちろん、もともとは一緒の種であったが、コンゴ川やロマミ川の形成によって同一種が分断されて、それぞれが別種になったのだ。

アフリカでこのような地理的な性的隔離が明らかにされた哺乳類の例は他にあるだろうか?

2012年9月18日火曜日

10ヶ月目のアカンボウ 10-month-old baby.

 昨年、11月に知人の娘さんがシングルマザーになったことをアップした。
そのアカチャンがこんなに大きくなった。
2メートルくらいなら二足歩行で目的のところに辿り着くことができるのだ。

この子は何故かぼくの顔に興味を示し、ぼくの顔を見て泣く。
泣くなら見なければ良いのだが、興味があるようだ。
そこで、写真を撮る。 
歯が生えてきたというので、見せてもらう。
上下の第一切歯が一対出ている。
下の方が早く出てきたようだ。
ニホンザルだと、乳歯の切歯の萌出は一週間目だ。 
ニホンザルの例だと、これから、第二切歯、犬歯、第一前臼歯の順に萌出するのだ。
まるでリスのようだ。下の歯の方が小さい、これはニホンザルの乳歯の時と同じだ。
小さいヒトのアカンボウも面白いものだ。
自分の子にはこのような興味など持たなかったが、
何故か、このアカンボウの成長が興味深い。
しかし、この生後10か月を過ぎたアカンボウが見知らぬオトナオスに興味をもつが、
泣くというのはどういうことだろうか?


2012年9月17日月曜日

中国の繁栄と、、、! China's prosperity and,,,!

広州は中国で3番目の都市で、珠江のデルタ地帯に1300万人を超える人々が住む。
この広州市が含まれる広東省だけで日本の総人口を越える。
中国の都市は、地方都市であろうとも人であふれる。
珠江の川沿いにある、レストランで食事をし、川を行き来する遊覧船に乗った。
広州タワーは光の帯で彩られ、夜空に浮き上がる(船の窓から)。
川岸には青い光の帯が、まるでリバーサイドパークのような雰囲気だ。 
リバーサイドには高層マンションがいくつも立ち並ぶ。
中山大学の先生の話しでは、一生かかっても買うことができない高級マンションのようだ。
クリックして見てほしい。明かりがついているのはほんのわずかの部屋だけだ。
金持ちたちの投機の対象のマンションで、金持ちが買うが住んではいないのだ。
日本のバブルがハジケル直前の様子に似ている。
 
そして、踊る人々。
ここは中山大学の正門の前の広場だ。
レオタードを着て、まるでクラッシクバレーの衣装のようなものを着て、3、4歳の子どもから年寄まで身体をくねらせている。始めは、何かの宗教団体の体操かと思った。 
ここで踊っていて、テレビのスカウトに見いだされることもあるようだ。
ぼくには、社会の不満・欲求を踊ることで解消しているように思えたし、一方では、退廃とも感じられた。
ともかく、中国は急速に経済が勃興し、ほんの一部の人がたくさんの富を得て、
多くの人たちがそれをうらやんでいる。
いつ、大きな流血事件が起きても不思議ではない。


2012年9月16日日曜日

高級中華料理? Fine Chinese dishes?

今夏、台北で今まで一度も口にしたことがない、
中華料理を御馳走になった。
イワツバメの巣は、中華料理では高級食材にあたると知っていた。
 右の緑のスープと左の赤いスープにトコロテン状に入っているものが、
イワツバメの巣である。赤い方はトマト味、緑の方はグリンピース味だ。
イワツバメの巣の感触、舌触り、歯触りは、フカヒレ?トコロテン?ビーフン?
味は?????無し?
スープの名前は下のメニューの一番上のものだ。
次のものは、イワツバメの巣とエビの身を炒ったようなものだ。
エビの味は解るがイワツバメの巣の味は????である。
エビの身が美味しい。
魚が切り身で出てきた。タラのような味だった。
餡かけの味はほとんど説明がつかない不思議な味。
これは、表面が薄い米粉で包んであった。
中身は覚えていない。一人一個だった。
一見、大きな餃子を揚げたような。春巻きのような、、、中には野菜や肉が、、、。
一人一個だった。 
 餡まんか肉まんのような、中は甘いどろどろしたもの。下の左の皿の上の半分。
右のスープ状のものは不思議な杏仁豆腐風の味だが、、、。
左のものは上が餡まんの半分と小麦粉を練って揚げたもの。
これは、中国大陸の屋台の朝食でも食べられる。 
これらのメニューである。
この接待は、一緒に行った人が、日本のある旅行社のエライサンなので、
その為にぼくらも招待されたのだ。何と、大きな紙袋に入った大きくて重いお土産まで頂いた。
いかにも台湾、中国らしい御土産である。
 
今夏、中国は西安の最後の日に、西安の大学関係者やエライサンから夕食に呼ばれ、高級料理を出された。さらに、広州から西に行ったところでもお昼を招待された。
これらの料理の中には箸を伸ばすのも躊躇しそうな不可解な物があった。
 
高級中華料理って、ゲテモノ食いに等しいのではないかと思う。
珍しい食材を使うから珍味であるのだ。
屋台や普通の食堂で食べる料理ほどおいしい。
それは、食材が分り、それをどのように料理しているかが解るからだ。
横浜中華街の味は台湾の食堂の味だ。

2012年9月15日土曜日

マスコミ The meeja!

尖閣諸島問題で、中国政府のやり方を批判したい。
今、中国共産党内で起こっているゴタゴタや、国民の貧富の格差や民族独立問題
から国民の目を逸らしたい。
教育やマスコミを通じて反日を行うことでその目的を達成するのに成功している。
マスコミは中国政府=中国共産党の代弁者となっている。
 
一方、日本のマスコミはどうだろうか?
この2、3日のテレビは、いつの間にか自民党総裁選一色になっている。
しかも、谷垣の次の自民党総裁は、首相になるかのような扱いだ。
民主党も総裁選を行っているのにだ、、、、。
この、2,3日の日本の全てのマスコミは自民党のプロパガンダーになっている。
民主党政権が作られた時もそうだった。風と云う表現をしてしているが、そのような風を
煽ったのはマスコミでしょう。小泉の劇場型選挙を演出・上演させたのはマスコミでしょう。
大阪維新の会を持ち上げていた(る)のはマスコミでしょう。
日本各地で、複数のテレビ局の放送が見られる。テレビ局が違えば、流れるニュースや番組は
違う筈なのに、同じ内容になってしまう。
ある局が視聴者から興味をもたれたニュースや番組は、他局も真似をして、どのチャネルも同じようなことをやることになる。
現在の日本人は政治的ばかりでなく、あらゆる面で多様である。
にも、係わらずテレビというマスコミは同じことをやる。
こんどもマスコミという巨大エンジンで風を起こそうとしている。
 
日本人は昨年の大震災や原発事故以来変ってきている。
高慢でバカなマスコミの言いなりにはもうならないとみたい。
皆がそれぞれ自分で考えている。

しかし、マスコミの同一化は、日本列島という春・夏・秋・冬という四季がはっきりある稲作・
農耕文化をもつ宿命なのだろうか?
あるいは、政治・経済を握る人たちが中国のようにマスコミを統制しているのだろうか?
さらには、最近、エジプト、リビアで起こったような民衆の動きと同一なのだろうか?

もう早朝は寒い? It's alredy cold in the early morning?

朝、カーテンを開けたら、ラン類をぶら下げているナツツバキの枝に茶褐色の見慣れぬ物が、
ハクビシンか?と一瞬思った。キジバトだ。
静かに窓を開けたが、目覚めたようだ。
が、頭を少し動かすだけで飛び立つ気配がない。
先日買った新しいチビカメラで撮る。
さらに、レンズを100-300のズームに取り換えて、パチリ。
身体を膨らませている。
これは、スズメなどが真冬の寒い時にしている「ふくら雀」の姿と同じだ。 
このキジバト君は、早朝なので寒いのだ。
それで、羽毛を広げてその間に空気を溜めて身体が冷えないようにしているのだ。
 
ぼくは、今朝も暑くて目が覚めた。2階で寝ているので窓は開けたままだ。
それでも暑い。体重が現在72キロと自己最高に近い。あんなにガフガフだったジーパンも
1年もたたずにきつくなった。シャツはLLでなければダメになった。
ナツツバキの枝のキジバト君とは違って、早くも身体にたくさん脂肪を蓄えているから
寒く感じないのだ。6時50分、キジバト君がいない。
陽が射してきたので、どこかに飛んでいったのだ。
足首を挫いたことで、さらに運動量が減っている。というよりもなるべく動かないようにしている。
これでは、体重はますます増えて、挫いた足首にも負担になる。
 


2012年9月13日木曜日

中華料理 Chinese dishes

今夏、キンシコウの調査地で、朝昼晩と三食とも西北大学の学生が作ってくれた
中華料理をいただいた。ある時、日本料理が食べたい、との声が出たので安請け合いした。
しかし、日本料理を作るには、材料や味噌、醤油などが必要だと判って翌日に断った。
野菜炒めをしても、中華料理と変わりばえがしない。
天麩羅なら醤油がなくてもイケルのではないかと思ったが、
適当な材料がない。野菜などで掻き揚げならイケそうと思ったが、
人参、玉葱がない。
日本食というのは、味噌、醤油と材料だと悟った。

日本では一般的に鶏を潰しても頭や足は食べない。
しかし、アフリカでも鶏の頭や足は食べた。
鶏は潰して翅を毟り取る時、熱湯に浸けるとクチバシの堅い部分や足指のウロコや、爪も簡単に取り去ることができる。だから、汚い地面を歩いていた鶏の足でも綺麗にすることができるのだ。
楊さん宅に招待された時は、恐らく7,8羽分の鶏の足だけが大皿に盛られていた。
もちろん、骨ごとコリコリと食べるのだ。足指の骨は軟骨のように少し柔らかい。
 
今回は、夏という時季だけに、カエルをしばしば食べた。
上の皿の肉はカエルの骨付き肉だ。カエル肉はさっぱりして美味い。
市場で、カエルはアカガエルやトノサマガエルのようなさまざまなカエルが大きな籠に入って売られている。カエルを頼むとナイフを片手に持ったおばさんがカエルの首筋にナイフを当てたと思うと次々に皮を剥き、内臓と頭をとりさる。
ブタの頭というか顔も売っている。これもオイシイようだ。
日本なら、魚のアラが売っている。アラは安いが、ブタの頭は肉そのものよりも高い食材だ。
中国の魚料理は、コイやソウギョなどの川魚であるが、これが切り身になってテーブルに出てくることはない。ほとんどが一匹まんまどーんと出てくる。
今回、ようやく北域、西域、南方の海岸域の料理文化の違いが判ったように思った。
 
 


2012年9月12日水曜日

中国の街角で  In the steets of the southern China.

まだまだ残暑が続く毎日である。
今夏の中国旅行での街角で、
これは、8月13日の広州市から西に約300キロ離れた街で朝食を食べるために停まった。
街は活気が溢れており、こんな風にして子猫や子犬を売っていた。
自転車籠に入っているのは子猫であり、竹皮でつくられた籠に閉じ込められて、
ニャーニャー鳴いていた。8元(約100円)とのことだ。
 子犬は大きな竹籠に入れられて売られていた。この女性がこのイヌを買ったようだ。
こちらでも子犬と子猫が売られている。
子猫は何故か、一頭一頭このように竹籠というよりも竹皮で身動きとれないようにして売られている。
この人たちの言葉は一緒に見て回った、西安生まれの林さんは全く理解できない。
今、我が国日本は、尖閣諸島を巡って中国と火花を散らしている。
靖国神社参拝のニュースを上海のホテルで見た。
日本の国会議員が参拝する様子がテレビで数秒流れた。しかし、そのニュースの大半は、いかに日本が、第二次世界大戦の時に、中国大陸で悪行を行ったかが流された。
日本の軍人が銃剣を持って罪も無い中国人たちを刺殺し、撃ち殺す古い映像だ。
中国政府は、中国国民が日本を嫌いになるように煽っているのだ。
 
そのため、今夏、キンシコウの調査地の楊さんのおじいさんは、テレビニュースでは、日本人は恐ろしい悪者だが、福田たちは優しい、だからまた是非来て欲しいと云う。
孫娘の暁鳳が西安の大学で第二外国語として日本語を勉強しているのも、ぼくらを通して日本に興味を持ったからだろう。
 
そういう意味で、他国の人々に日本を理解させる一つのやりかたは、他国へ旅行してその国の人たちと話しをすることが大事かなと考えている。幸い、中国は地方へも旅行することが可能だ。
若者たちがどんどん近隣諸国へ出かけて欲しい。