「特定秘密保護法反対」

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原発不要・核廃絶


2020年12月17日木曜日

くくり罠にかかったサル     The young male Japanese macaque who was captured by a snare trap

一昨夜、鴨川市の大山千枚田付近で農業をやっている知人から”いりますか?”というタイトルのメールが送られたきた。イノシシ用のくくり罠にサルがかかったと云うのだ。この千枚田付近には新たに農業を始めた人が多く。地元の農業従事者のアドバイスを得て協力し合って、イネを含む根菜類の栽培、さらには薪作りをやって人生そのものを楽しんでいる。
ぼくの知人はアフリカで知り合った時は、JICAの医療関係のコーディネーターをしていて、農業とは全く関わりがない。だから、家族を東京に残して一人で農業を始めた時は、不安な気持ちだけであった。
しかし、もう、鴨川で農業をし始めて10年は過ぎている。昨年はアノ台風19号で作った家が吹き飛ばされ半壊状態となり、もう立ち上がれないかと思ったが、今度は皆の協力で家が修復された。同じ仕事仲間と云うのは凄い力になるものだ。

図1のサルは、7、8歳のオスザルだと思う。しかし、捕獲された個体の識別は難しい、さらに死んだ個体はなおさら難しい。できれば、ぼくの年齢推定がどのくらいまだ有効であるかこのサルを掘り起こして顔や体の大きさを見たいものだ。身体に12-15という番号があるが何だろう気になる。
この個体、母親がいる群れから追い出されてオスだけのグループに入ったり単独で行動していたのだろう。今は発情季の真っ盛りなので群れのメスにも近づいただろう。しかし、山のエサが少なくなってきたので農耕地周辺に生っている赤く色づいたカキの実を採りにきて罠にかかったのだ。
この大山千枚田周辺でもサルやイノシシによる農業被害に悩まされている。農業従事者たちが自分たちの財産である農作物を野生動物や害虫や風水害から守るのは当たり前だ。でも、罠にかかった哺乳類を見るのは心苦しい。
図1.イノシシ用のくくり罠かかった可哀想なオスザル
何だか、先日は千葉市のTG氏からタヌキの死骸の写真、今度は鴨川市のEI氏からサルの写真だ!千葉県は野生動物に恵まれた自然がたくさん残っている東京に近い唯一の県かもしれない。

とうとう年内は新型コロナに罹らずに済みそうだ。昨日、今年最後の授業が終わった、どうもGoToは中止されたが、一昨日、昨日の電車はなんだかさらに混んできているような感じさえする。テレワークも一時的な現象であったのか?

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