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原発不要・核廃絶


2016年12月17日土曜日

丹沢実習 Tanzawa Outdoor Exercise

昨日は1ヶ月振りの丹沢実習で、ぼくにとっても久しぶりの山歩きだ。
11月下旬に匿名さんのコメントを貰ってから、医者から処方された薬をしっかり飲み終え、貼り薬を毎日貼り変え、痛くならないような歩きをしていて、8、9割は治ってきた。

7時40分発の宮ケ瀬行きのバスに乗り、土山峠で下りる。
思っていた以上に冷えている。
今日の目的は鍋嵐から唐沢林道に出てサルナシを見つけることなのだ。
4,5センチ以上の霜柱が立っている。水溜まりは氷がバッチリ張り、踏むと気持ち良く割れる。
幸い晴れており、風は、無い。
しかし、後ろを歩いている学生たちの姿を見て、
斜面を登って、身体を温めようと決意する。

ここを登ると宣言して、女子たちが無理無理と騒ぐのを無視して、ぼくは登り始める。
男子が続き、意を決した女子たちも登ってくる。
こうなると学生たちは早い。
ぼくは、尾根まで出たらそこで待っていろ!と叫ぶ。
あー、これでまたアキレス腱が伸びてしまうと思いながら、急斜面を両手を使って登る。
尾根に出て、ここはどこの尾根かを地図と磁石で調べさせる。
もちろん、林道から斜面を登ってきた尾根なので皆、自分たちの位置が判る(Fig.10の①)。
途中から尾根に設置された古いシカ柵沿いに歩く。
シカ柵に囲まれた場所で、シカ柵を乗り越える。
もう、この時は身体が温まってきている。
Fig.1 シカ柵越えの脚立をおりるKamikoくん

Fig.2 シカ柵越えを待つ

Fig.3 脚立の上でVサインのSatouくん

Fig.4 脚立の上のYoshidaさん

Fig.5 脚立を支える

皆がシカ柵を越えるのに10分ちかく掛かる。
9時34分、今度はシカ柵を潜る。ズボンを破ってしまう学生も!

Fig.6 破れた鉄条網を広げて通りやすいようにする。

10時7分、宮ケ瀬尾根の「岩のピーク」に出る(Fig.10の②)。
この尾根は最後の詰めはいつも息が切れる。
宮ケ瀬尾根をどんどん南下して、「熊のピーク」との鞍部で西の沢に下りる(Fig.10の③)。
予定では、沢に下りてからすぐ西に張り出ている斜面を登って「祠の峠」と鍋嵐を結ぶ稜線上にある719ピークに出る尾根に出る予定であった。
が、宮ケ瀬尾根から沢に下りる、学生たちの歩き方を見ていて、再び方針を変える。
11時5分、宮ケ瀬尾根に戻る!と叫ぶ!
途中で、持ってきたザイルを下して登りやすいようにする。
11時20分、全員が宮ケ瀬尾根の細尾根に登ってくる。
ここから、しばらく登り、「不思議なミズキ」に辿り着き、12時ちょい過ぎにお昼にした(Fig.10の④)。
風も無く、陽だまりで温かいので、ぼくは、積もった枯れ葉の上に寝転び、空を見上げて、
久しぶりの丹沢を味わう。
顔を東に向けると、横浜のみなと未来や新宿のビル群が見える。
Fig.7 昼食後、寝転んで見上げた空と葉が落ちた木の枝

学生たちが、ミズキの大きく横に張り出た枝に飛びついて騒いでいる(Fig.()。
Fig.8 ミズキに登って元気なNmaiさんとHotateさん

13時になったのでミズキを囲って集合写真だ。
Fig.9 集合写真

もう、鍋嵐行きは止めて、熊のピーク・祠の峠・物見峠と歩き、煤ケ谷のバス停を目差した。
14時20分頃、煤ケ谷まで2キロくらいのところで太腿が急激に攣る(Fig.10の⑦)。
とても歩けない。学生たちに先に行ってもらい、Naitou担任にバスが来たら学生たちを乗せて欲しいとお願いする。
Matsushimaアシスタントは、あのアミノバイタルを飲んだらと勧める、水不足なのだ。持ってきた500ミリリットルのスポーツ飲料の4分の1くらいしか飲んでいない。
アミノバイタル一袋をスポーツ飲料と共に飲む。スポーツ飲料をほとんど飲む。
うぉー、間もなく太腿の痛みがとれ、そろそろ歩く出すことができるようになる。
途中からもう普通に歩くことができる。

煤ケ谷のバス停に15時10分に着いた。
学生たちは、15時4分のバスに乗れたようだ。
ぼくらは清川村役場前の道の駅の2階で休憩しながらバスを待ち、1時間遅れのバスに乗る。
今日来れなかった学生は、山仕事のための重機の免許を取るもの、横浜緑の協会の試験を受けるものたちだった。いずれも合格することを祈る。

今回は、イノシシ、タヌキ、テンなどの動物糞の存在をほとんど学生たちに指摘される。
学生たちよりぼくの方が久しぶりの山歩きで周りのフィールドサインよりも
歩くことに気を使っているんだ。
Fig.10 歩いたルート
①堤川林道から登った尾根 ②宮ケ瀬尾根との出会いの「岩のピーク」 ③沢に下りる
④不思議なミズキ ⑤祠の峠 ⑥物見峠 ⑦太腿が攣った地点 

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