「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2024年5月25日土曜日

ベランダのヒヨドリの糞中の種子       Seeds in the dropping of a brown-eared bulbul on the veranda.

このところ何故かヒヨドリが煩い。ベランダの巣箱に入っているシジュウカラを威嚇しているようにも思える。巣箱のすぐ上の手摺りにヒヨドリの糞があり、連れ合いがタネが入っていると云う。早速、取って水洗いして乾かして撮った(図1)。今の季節に生っていてこのような小さな種子がある果実は?すぐ、イヌビワを思い出し、鈴木他著「草木の種子と果実」(誠光堂新光社)の本を開き、イヌビワを見る。が、違う。エ?何だろう。同じクワ科のヤマグワだと思い。同上の本を開く、イヌビアの前のページにヤマグワが載っているが、図1の種子より小さい、すぐ横のクワの種子だと判る。
この辺りは新興住宅地で以前は畑があったところなのでヤマグワではなくクワなのだ。クワの果実の方がヤマグワより大きいからさぞかし20個も採れば食べ応えがあるだろう。
図1.ヒヨドリの糞のクワの実の種子

久しぶりの散歩 First walk in 11 days

この10日以上全く散歩してないので、天気も良いし散歩に出た。が、やはり足を広げて歩くと両方の太腿の付け根辺りが痛い。脊椎間狭窄症が悪さをしているのだ。疲れた訳では無いのに座りたい。30分も歩かないでパーゴラがある休み台で休憩だ。馬渡橋を渡って引地川の右岸沿いの道を遡上する。左側にはお花畑があり、こぼれた種子で育った赤い花のタチアオイが元気だ(図1)。この花は真夏を思い出させる。

図1.タチアオイ
川沿いの土手のソメイヨシノは赤や黒のサクランボウをつけている(図2)。やはりいた!ヨコヅナサシガメだ(図3)!
図2.サクランボウが生っている
図3.ソメイヨシノの幹にヨコヅナサシガメ
セイヨウキンバイが散歩道と車道との間にツツジなどと植栽されている(図4)。だめだ、また休憩だ。日陰のベンチに座り(図5)、お茶を飲む。黄色い絨毯のようにコメツブツユクサ道路沿いの日向を覆っている(図6)。
図4.セイヨウキンバイ
図5.奥のベンチに座った
図6.コメツブツユクサ
カシワバアジサイが白い花がある(図7)。このところ各所で見るようになった。そして、同じようにこの数年ビワの木を目にするようになった。ハクビシンが多くなったせいだろう。彼らがビワの実を食べ、大きな種子を糞として出すからだろう。
図7.カシワバアジサイ
図8.ビワの実がたくさん
先程、連れ合いが貰ってきたミニトマトの苗をプランターに植えた。それだけで、腰と膝が重苦しくなった。今日で78歳になった。つい2,3年前までは100歳までは軽く行くかな?などと思っていたが、この腰部脊柱管狭窄症になり、坐骨神経痛が時々出るようになると80歳までは頑張ろうと思うようになった。先日は武蔵小杉で高校の同級生4人が集まって、ガン療養をしているMWの見舞い兼激励を行った。ぼくと同じ脊柱管狭窄症がいたり、別にガン治療を続けている者がいたが、一人だけ元気に畑仕事をしている者がいた。会える内に会おうと云うことになった。

2024年5月24日金曜日

移入種のキキョウソウ           Introduced species of Common Venus’ looking-glass

今年の庭の家の壁際にたくさん出てきて咲いている。小さいが良く目立ち、可愛らしい花だ。花色はキキョウそのものだ。北米や南米などからの移入種のようだ。
図1.キキョウソウTriodanis perfoliata
我が家のベランダに架けた巣箱にシジュウカラが巣材を運び、どうも今は抱卵しているようだ。時々シジュウカラを見かけるようになり、先ほどは2羽が電線に停まっていた。ベランダで洗濯物を干していた連れ合いは1羽が巣箱に入るのを見たようだ。良かった。ちゃんと抱卵しているようだ。
雛が孵化したら、親鳥たちがエサの虫を探して巣箱を留守にするので、その時にでも写真を撮ろう。

2024年5月23日木曜日

スイレン鉢のシオカラトンボのヤゴ        Larvae of Shiokaratonbo/dragonfly species in a waterlily pot

昨夏、シオカラトンボが庭のスイレン鉢の水面に上下に尾を振って尾先を水面につけていた(図2)。それが2,3度あったので、スイレン鉢にヤゴが孵っていないか3月頃から鉢底の方を見て、ヤゴを探していた。がヤゴは見つからなかった。4月になり鉢の水は温かくなり水は水苔で青黒くなり、とてもヤゴなど探せなくなっていた。
相撲を見終わって、グッピーが子供を産んだからどうか見ていたら、鉢の縁に何かがへばり付いている。ん?何だ?触ったら潜ってしまった。もう一匹いるので、カメラを持ってきてフラッシュを点けて撮った。3度もフラッシュを点けたのに逃げようとしない(図1)。ヤゴだ!明日の朝もう一度撮ろう。
図1.スイレン鉢の縁にへばりついているヤゴ
図2.シオカラトンボOrthetrum albistylum speciosumの♀20230730
図3.シオカラトンボ20230809
今朝6時から何度もスイレン鉢を見ているのに、ヤゴは見つからない。夕方にならないと水面まで上がってこないのかな?新たに入れたグッピーは食べられずにいた。ヤゴは何を食べているんだ。是非とも水槽用の小さな網で掬いあげてみたいものだ。昨日見た同じ時間の6時過ぎにまた見たが昨日のように鉢の縁にもスイレンの葉にも見当たらない。どうしたんだ?

2024年5月22日水曜日

トガリネズミの歯の先端が赤褐色なのは何を食べるため? What do the reddish brown tips of the teeth of shrews eat?

高校同期のTGが2010年9月に網走旅行の最中に拾ったトガリネズミ属Sorexの死体を封筒で送ってきた。当時はオオアシトガリネズミとしたが、、、、。北海道には他にトガリネズミなどもいる。いずれにしてもトガリネズミ属Sorexであることは間違いない。それは、阿部永(1999 *& 2007*)に因ると「歯の先端は赤褐色」とされているからだ。しかし、この個体の歯の先端は赤褐色ではなく黒褐色だ(図1)。そのため、「歯の先端が赤褐色に染まる」との説明を疑問に思っていた。

図1.トガリネズミ属の先端が黒褐色に染まった歯20100907
しかし、死骸を剥皮して骨してから、約14年経過すると黒色から少し褐色になって、赤褐色とも云えなくはないという染まり方である(図2)。

図2.上記トガリネズミ属の20240518の歯の色
トガリネズミやオオアシトガリネズミでは、昆虫類、ミミズ類、ジムカデ類、クモ類、カタツムリ類などを食べるとされている。アナグマも同じように腐葉土を掻き分けて土壌動物を食べているが、歯は褐色に染まっていない。すると、トガリネズミ属は、シカやノウサギ、サル、ヌートリアで見てきたように植物食の方が多いためにタンニンで歯が染まっているのではないだろうか?歯の染まりかたが違うのは、食べている植物が違うからだろう。また、黒褐色に染まっていた歯が、赤褐色や灰褐色に経年変化したり、全く変わらないのも食べている植物のタンニンのせいだろ。
気になって、トガリネズミ属Sorexの食性を調べた。日本産のものでは上記のオオアシトガリネズミやトガリネズミの食性が載っている(阿部永監修、1999、阿部、2007))が、他は不明だ。で、日本以外のSorexをADW: Search ADW (animaldiversity.org)で見たら、載っているSorex 15種の内、5種類が土壌動物の節足動物やミミズやムカデ以外に植物食(花、キノコ、種子、穀物、堅果)をしていることが解かった。
このような花や種子、穀物、堅果のような植物食をしていれば歯が赤褐色に染まると思われる。日本産のSorexもこのような植物食をしているのではないだろうか?

トガリネズミ科やモグラ科の仲間は食虫目Insectivoraとされていたが、食虫目なので植物食は有り得ないと考えられていたのではないだろうか?そのため、死体を解剖して胃の内容物に不明な植物質があれば、見逃されていたのかもしれないと疑っている。

阿部永監修、1999*、「日本の哺乳類」東海大学出版会
阿部永2007*:増補版「日本産哺乳類頭骨図説」北海道大学出版会

2024年5月20日月曜日

齧歯目の歯色の経年変化           Changes in tooth colour over time in rodents.se

ヌートリアの切歯を見た時はその表面の黒さに驚いた。前臼歯、臼歯も黒く染まっている(図1&2)。この黒く染まっているのが切歯の前面だけであり、側面や裏面は真っ白のままだ(図2)。このヌートリアは岡山県高梁市の農家で撲殺された個体を教え子のMTさんが2007年に死体を送ってくれたものだ。
図1.ヌートリアの頭骨 正面から2007・06・21
図2.ヌートリアの頭骨 右側面から
この黒色が2024年5月の今では、上顎の切歯の黒色が全体的に消え、下顎の切歯は赤褐色になった(図3)。このヌートリアを含めて全ての頭骨は直射日光が当たらない廊下に置いており、この黒色から赤褐色の変化は死後17年経っている経年変化で、切歯のエナメル質とタンニンとが化学変化を起こして生じたものであろう。
図3.ヌートリアの頭骨 正面から2024・05・17
同じ様な歯の色の変化がネズミ類やリスでも見られた。図4は植物写真家のISさんから送付されてきたリスの死体の骨を取り出した時(図4)、上下の切歯の色が黒褐色である。それが、ほぼ10年経った時の切歯の色は赤褐色である(図5)。このように植物食の動物の歯はタンニンによって黒褐色に染まる。が、経年変化とともに色が褪せて褐色になる。

図4.ニホンリスの頭骨  2014・09・18
図5.同上リス頭骨 2024・05・17
ヌートリアとリスの歯のタンニンによる染色状態が微妙に異なる。これは食べている植物の違いによるものだということが判る。そこで、さらに、アカネズミで見た(図6&7)。内臓を取り出して剥皮して、腐らして骨を取り出した直後は灰黒褐色であった(図6)。しかし、15年以上経過した今では、上顎切歯が褐色、下顎切歯が薄くなった灰黒褐色に変わった(図7)。
図6.アカネズミの歯の色 2007・04・26
図7.同上アカネズミの歯の色 2024・05・19
興味深いのは、経年変化にともなって、リスでは上下とも黒褐色から赤褐色に変わったが、ヌートリアやアカネズミでは黒褐色から赤褐色に変わったのは、ヌートリアでは下顎であり、アカネズミでは上顎であり、他は薄い消えるような薄い黒色に変わっている。

このような上下の切歯の黒褐色から赤褐色や薄い灰黒褐色への経年変化が、上・下の切歯での違いが何に依るものなのか研究機関に所属する人たちに調べてもらって教えてもらいたい。
そして、齧歯目ではこのような歯の色の経年変化が見られたが、リーフイーターのアカコロブスでは、拾ってきてから四半世紀以上たつのに黒褐色のままだ(5/18にアップ)。齧歯目とアカコロブスの歯のエナメル質と食べる植物食のタンニンとの違いがどのような作用で、歯の色を変えたり変えなかったり、あるいは薄くしたりするのか教えてもらいたい。

このような歯のエナメル質の黒色、赤褐色などへの染色は、タンニンを含む植物を食べるからである。っと考えられるが、、、、、、、、。


2024年5月19日日曜日

ネッキリムシ                Nekkirimushi/Larva of scarab

ベランダのプランターにユウゲショウが出てきて30センチくらいの草丈になっている。このプランターにシソの葉を植えたいので、ユウゲショウを一株引っこ抜いた。すると、コロット落ちたイモムシがいた。コガネムシの幼虫で、子供の頃ネッキリムシと云っていた。これは、子供の頃の川釣りでアメマスを釣る時に、川の土手の叢をスコップで掘り起こして取ったものだ。
この個体は尾部が黒っぽいが、尾部まで肌黄色っぽい個体がいる。ぼくら子供は、尾部が黒っぽいのが♂で、尾部まで肌黄色っぽいのが♀だと思っていた。釣りに使うのは♀と思われた個体で、♂ではアメマスが釣れないと思っていた。
しかし、今、この♂個体の尾部をみると確かに黒っぽいが食べた植物食物が消化されて排泄される状態の色に成っているのであろうと思った。
可哀そうだがコヤツは庭の方に放った。カタバミの根を食べてくれると良いのだが、、、、。
図1.ユウゲショウ
図2.ネッキリムシ

2024年5月18日土曜日

飼育下のサルの歯は白い               Teeth of macaques in captivity are white.

ニホンザルの仲間のマカク属Macacaのサルたちは雑食であるが、植物食が主で、昆虫食などは珍しい。
老衰したニホンザルの♂の歯は茶褐色に汚れており、4歳♀のタイワンザルの歯も汚れている(図2)。さらにカニクイザル♀の歯も汚れている(図3)。これらのタイワンザルやカニクイザルも屋外で自然死したものと考えられる。つまり、主に植物食をしていた事を示している。
しかし、医学実験用に飼育下にあったカニクイザルの歯は真っ白だ(図4)。恐らく、木の葉などは与えられずモンキーフードを食べさせられていたのであろう。
図1.丹沢で老衰死したオス・ニホンザルMacaca fuscata
図2.4歳メス・タイワンザルM.cyclopis、台東在住のYNから
図3.メス・カニクイザルM.facicularisの頭骨、東南アジア旅行のTEから


図4.実験用に飼育されていたオス(上)、メス(下)カニクイザルM.facicularis 教え子のMOから

では、リーフイーターleaf eaterと呼ばれるコロブス亜科のサルたちは、木の葉ばかり食べているのでそう名付けられているが、彼らの歯は当然のごとく、葉のタンニンで歯が黒褐色に染まっている(図5)。
図5.アカコロブスColobus badius
このように歯の茶・黒褐色などの染色は主に食べている植物のタンニンに依るものと思われる。しかし、、、、、、、。

2024年5月17日金曜日

植物食動物の歯は褐色に染まる                  Teeth of plant-eating animals turn to brown from white

草、葉、樹皮、種子、根茎などを主に食べる植物食の動物には、シカ、カモシカ、ノウサギがいる。それらの歯の萌出しているエナメル質の部分は茶褐色から赤褐色、黒褐色に染まっている。これは、茶をのんだりコーヒーを飲んだりする陶器の白いカップが褐色に染まって汚れるのと同じである。植物のタンニンが沈着するのだ。それは、お茶好きやコーヒー好きの人の歯も汚れるのと同じだ。

図1はニホンジカの頭骨で、図2はニホンカモシカの頭骨を左側面から撮ったものだ。歯(前臼歯や臼歯)の表面が茶褐色になっている。

図1.ニホンジカCervus nippon頭骨側面から
図2.ニホンカモシカCapricornis crispus頭骨側面から
図3はノウサギであり、歯が黒褐色に染まっている。しかし、カイウサギの歯はノウサギの歯に見られたような褐色の汚れはない。ノウサギとは違ってカイウサギはノウサギが食べているような植物は少なく大半が顆粒状のラビットフードを与えられているためであろう。
図3.ノウサギLepus brachyurusの頭骨
図4.カイウサギOryctolagus cuniculusの頭骨
以上のように、植物食の動物の歯は褐色に染まる(汚れる)と云う事が判る。しかし、、、、、。

2024年5月16日木曜日

久しぶりの八重洲地下街       Yaesu Underground Street after a long time

昨日は久しぶりに八重洲地下街の銀座ライオンで飲食した。11時に店前で友人TGと待ち合わせた(図1)。こちらは10分前に着いたが、まだ店は開いていない。すると携帯が振動している、TGからのショートメールだ。渋滞に巻き込まれバスが遅れている。15分頃着くという。了解!店に入って待っているとメールする。
図1.まだ人通りが少ない八重洲地下街中央通り
が、11時にはなっていないので店には入れず。うろちょろ辺りをうろつく。トイレ場所を確認し、店に戻る。このヤエチカ銀座ライオンで飲むのは3回目だ。しかし、以前は店前が図2の場所だった筈だが、そこには鉄の扉があるだけだ。しかし、ここからトイレに行くために出入りできる。
図2.八重洲地下街 トイレはこの突き当りの右

二人席に案内してもらう。ラガービールを頼むとこのタブレットで注文して欲しいっと云われる。画像を指先で押す場合と文字や数字を押す場合があり、混乱する。しかも一旦画面が暗くなったら、画面を指で押すのではなく右の画面枠の丸いボタンを押すと再起動する。ビールを飲みながら、操作を楽しみ、フライドポテトを頼む。

図3.このタブレットで注文だ!
TGは10分遅れてやってきて、乾杯だ。昼間から飲む幸せを嚙み締める。昼時なのでランチのための客がどっと入ってきてTGが来る頃にはほぼ満席だ。1時頃になってもうすぐ2時間なのでラストオーダーだと店員に云われる。それでは一旦会計すると云うとそれじゃーダメだと云う。この席は2時間しか使えないという。それなら会計して店を出てまた入ってくると良いかな?っと訊くと責任者に聞いてくると云う。ぼくらはカスハマではなく、当然の要求だ。もちろん、このままOkになった。店側は客を回転させたい訳だが、ビールや摘まみ料理を頼む二人客は同じ席に座っていようと損は無い筈だ。

図4.東京駅の東海道線下りのホーム
結局、店が空いてきた2時半過ぎに店を出る。会計は1万2千円ちょっとだ。店を出ると外国人観光客が大勢歩いている。TGは東北新幹線に乗って一人旅行するようで、駅で別れる。ぼくは真っ直ぐ東海道線に乗る。駅に着いてから皮膚科に行き、顔に出ているモノを見てもらう。が、診断不能で、別の皮膚科を紹介される。予約すると金曜日の午後からだ。帰宅し大相撲を半分寝ながら見る。この日歩いた歩数は7229歩であった。疲れた。