「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年8月31日土曜日

電線は地中に!   An overhead wire moves to underground!

昨日、夕方6時頃、散歩に出た連れ合いから「北東の空に虹が出ている」とメールが入った。2階のベランダから見まわしてみても見当たらない。すると、連れ合いが戻ってきて、玄関から「虹が見える」と叫ぶ。ぼくは二階から「見えないよ!」と叫ぶ。下りて来いと云うので、外へ出て、連れ合いが指さす方を見ると確かに虹だ!でも、それは南東方向だ!彼女が始めに見た時は北東の空にあったそうだ。
それは、ともかく、ぼくは空を見上げてまたもや電線が気になった。「街の電線がなければ空はもっと綺麗になるのに!」っと思ってしまう。
電線や電話線などを下水道やガス管、水道と共に地中に埋没したら、街中はどんなにすっきり綺麗になるだろうか!
電車の架線や電線越しに見える虹


2019年8月28日水曜日

尾根歩きと旧道歩き  The ridge climbing and the old path walking

昨日は桃ノ木林道から焼山沢に架かるコンクリートの橋を渡った所から尾根に取り付く。しばらく尾根沿いに朽ちたシカ柵が張られている。登り始めは急登だが、一歩一歩ゆっくりと時には両手をつきながら歩く。
始めは、この尾根歩きは初めてだっと思っていたが、どうも初めてではなく、いくつかの細尾根や岩尾根を少し巻くことになり、2度目のようだ。過去のデータ(2年前の4月5日)を見たら、以前は焼山沢を歩き途中から尾根に取り付いたのだ。
図1.歩いたルート
7:31 焼山沢に架かる橋を渡ると山仕事の人たちの車が3台停まっている。伐採作業が行われているようだ。看板(図2)の横にヒオウギの株が幾つかあり、二株から花茎が伸びていた(図3)。
図2.伐採作業の看板

図3.ヒオウギの花
ヒオウギの花の写真を撮り、看板の裏から登り始める。ヒル対策として靴下は念入りに飽和食塩水を噴霧してきている。
8:16 ちょっと水飲み休憩だ。時々吹き上がってくる涼風が気持ち良い。汗だくで、額や鼻から汗が落ちるので、頭に手拭を巻く。風が気持ち良く感じるからこの暑さの山歩きも楽しいのだ。スマホのジェオグラフィカで現在地を見てもまだ半分も登っていない。この頃の足の運びは非常に遅くなっている。普段の歩きでもそうだ。
図4.杉林の中で休憩
8:31 ん?タヌキ糞の跡だ!(図5) 夏は糞を分解する動物たちがたくさん活動しているから糞が見つかりづらいのだ。何と、今回も一つも見つけられなかった。
尾根の右側の谷からはチェンソーの唸りが響いてくる。
図5.糞虫がタヌキ糞を地中運んだ穴
図6.図5の下に古いクマ剥ぎの痕のスギの幹
9:31 ノバラの蔓を除け、アセビの枝を握り、岩を巻いて、770を超えるピークに達する。ここはもう、ぼくの下りには使えないと思う。もう、このピークから東方に745ピークが見える。平戸・焼山の旧登山道は下ったすぐそこだ。伐採作業は歩いてきた尾根と745ピークの間に谷間で行われている。
図7.東方に見える745ピーク
9:50 旧登山道に着く。まだ、道標が残っている(図8)。休み台も残っていたのでバランスを取りながら座る。ここで、朝食代わりにコンビニで買ってきたサンドイッチを食べる。
図8.焼山・平戸を指す道標
サンドイッチを食べながらその辺りをうろつく。道志側方面に下りていく道(図10)があるのは以前から知っていたが、向こうに下りると今のぼくの体力では戻って来られない。ただ、いつも見るだけだ。
図9.休み台が残っていたが、辛うじて座れる。

図10.休み台がある処から道志川方面に下りて行く古い道がある。
10:10 出発だ!旧道を平戸方面に下ることにする。焼山にはもう10年ちかく行ってない。
旧道を歩いていると急に整備されているようになり、「森林伐採の為、通行注意」相馬造林という看板がある。道に掛かる倒木も通りやすいように切られている。っと、斜面の下で座っている作業員を見つけ、まもなく、道路上で二人の作業員が腰を下ろしている。二人ともこちらを怪訝な顔付きで見るので、こんにちは!っと声を掛ける。50代らしき人からは焼山の帰りですか?っと声を掛けられたので、はい、そうです!っと応える。道が悪いので気を付けて!と云われ、途中で水沢へ降りるあなた方の作業路を下りますと応える。
道を整備するための鍬が途中で放置されていた。さらに、トラロープが架かっていたり、歩きやすいことこの上ない。相馬造林に感謝だ!
旧道途中から水沢へ降りる仕事道も整備されていた。なんだか帰路は覚悟していたのに簡単すぎた。
11:20 登り口に辿り着く。ヒオウギの花が開花(図12、図13)していた。
図11.登り口に着く
図12. ヒオウギの花が開花
図13. 別の花にクロアリが集り、蜜を吸っている。
今回は、ヒル対策をしっかりしてたとは云え、ヒルを見なかった。どうしてだ?

2019年8月27日火曜日

マタタビの虫こぶ The gall of silvervine

今日、水沢橋のところに車を置き、桃ノ木林道から焼山沢左岸の尾根に取り付き、平戸・焼山の登山道の廃道に出て、廃道を下って柏原ノ頭の手前から仕事道を下り、再び桃ノ木林道に出て戻ってきた。
焼山沢の手前でマタタビActinidia polygamaがあったので、実があれば種子を見るために採ろうと思ったら、果実は虫こぶになっている。正常な果実は見当たらなかった。残念!でも、この虫こぶを採ってくるんだった。
マタタビの果実の虫こぶ
この虫こぶはマタタビミバエやマタタビアブラムシが卵を産んだようで、マタタビミフクレフシと云うようだ。しかし、2種類の虫とはちょっと信じられない。本当のところはどうなのだろう?これで作った果実酒を木天蓼酒と云って薬効があるようだ。
マタタビの実の虫こぶ

2019年8月22日木曜日

林道歩きで見つけたフィールド・サイン  The fieldsign that was found in the Isezawa forestroad.

今朝は曇っていて涼しい。昨夜は雨も降ったようだ。

20日の伊勢沢林道では、蒸し暑くガスっている中をミンミンゼミがウルサイほどに耳に届く。そのため補聴器の音量を1~4に下げた。それでも耳元で鳴いていると思われるほど響くので左の補聴器を外し、バックにしまう。っと、ガスっている沢の方からシカの警戒音が2声し、数頭のシカたちが走り去る音がした。
図1.オオバアサガラの果穂がぶら下っている
図2.クサギの花だ!
フサザクラの倒木が道を塞いでいたが、ちょっと屈むだけで通りぬけられた。
図3.k-ta隊員から教えてもらったナガバヤブマオ(マオウではなく、マオなんだ!)
この仲間から繊維をとり、衣類や紙にもしていたようだ。どうやって、繊維を取り出すのか?綿が出回る以前は全国でこのイラクサの繊維で作った衣類を来ていたようだ。ふーん!何だか涼しそうな衣類だ!
図4.ヘクソカズラの花
ヘクソカズラの花がこんなに可愛いいとは思わなかった!
図4.コウゾの葉を丸めているハマキガの仲間の幼虫が巻いている
図5.少し明るくなったかな?
7:57 少し明るくなった。それでも凄い湿気だ!ミンミンゼミに加えてアブラゼミも鳴き始めた。もう、頭がわーんわーんする感じなので、右の補聴器も外す。うん、これで静かな林道歩きを楽しめる。
図6.アカメガシワが実をつけている
音見沢橋を過ぎ、焼小屋沢橋を過ぎる。とても尾根には入っていけない。草木の露が凄い。焼小屋沢橋を過ぎて少し勾配のある道を登って、振り返る。8:28 やはり、今日は焼山方面は見えない。
図7.焼山は見えない
8:30 ヘアピンカーブのところで休憩だ。スポーツドリンクを飲み、チョコを食べる。っと何だか腹が空いた感じ、ここで座ってお湯を沸かして持ってきたカップ蕎麦を食べたいが、止める。首にヒルがついていたのだ。湿っている林道に座りたくないので、橋の欄干の上でお湯を沸かそうっと思い、下ることにする。ん?2匹の動物が林道を走って沢の方へ隠れる。一瞬、テン!っと思ったがヤマドリだ!
焼小屋沢橋にきたが、通過だ。音見沢橋も通過。まっすぐ戻ることにする。
9:19 ん?シカの食痕だ!なんと往きに写真を撮った時には気が付かなかった。ナガバヤブマオがシカに食べられている。
図8.ナガバヤブマオのシカの食痕
帰路、土山峠の辺りでサルの群れに出逢った。車を停めて写真を撮ろうとしたが、サルたちは湖の方へ下りていったので姿が見えなくなった。久しぶりにサルを見たが、車の中からだったので、すごく残念だ!

このルートはいつもたくさんのテン糞を見つけられるのだが、今回はゼロだ!夏場に動物糞が見つかりづらいのは、糞虫たちの活動が活発なことを物語っているのだろう。

2019年8月21日水曜日

台風の影響?   The effects of the Typhoon?

伊勢沢林道歩きで、先日の台風10号の爪痕と思われるものがいくつかみられました。それは、イガが落ちていたり、クマノミズキの果穂が落ちていたり、さらにはフサザクラの木が倒れて林道上を覆っていた。
しかし、クリのイガもクマノミズキの果穂も、動物(サル、テン、ムササビなど)が採食する時に落としたのかも知れない。
図1.まだ青いクリのイガが落ちている

図2.クマノミズキの果穂が落ちている

図3.フサザクラの木が倒れている

図4.クマシデの苞鱗がバラバラになっている
クマシデの苞鱗がバラバラになって林道上に落ちているのは、台風の影響でしょうか?それとも小鳥たちが苞鱗の内側にある種子を一つづつ剥がした事によるのでしょうか?ぼくは、これは小鳥たちの食痕と考えます。台風の強風でクマシデの苞そのものが落ちてはいないのです。

2019年8月20日火曜日

ガマズミの子どもの赤い実  The red young fruits of Gamazumi

今朝、伊勢沢林道を歩いてきた。初めは林道途中から尾根に取り付こうと思っていたが、草木が朝露をたくさんつけているので、尾根にはいるとグショグショに濡れてしまうので、林道だけを歩いた。
今朝の伊勢沢林道は生温かく、湿度が90%かな?っと思われるほどであった。頭にタオルを巻き汗止めとした。
歩き始めて間もなく緑の中に真っ赤に見えるガマズミの実が目にとび込んできた。
図1.ガマズミViburnum dilatatumの実
図2.ガマズミのまだ若い実

2019年8月19日月曜日

クズの花  The flower of kudzuvine

先ほど、境川沿いにある遊水公園まで散歩に行ってきた。お盆も終わったせいか人も少なく、クズの花が咲いていて何となく秋めいた風景になってきた。
箱根・湯河原でサルを追っていた時のクズの花を思い出した。サルたちはクズの花が大好きで千切っては食べ、千切っては食べていた。マメ科の花はサルは大好きなのだ。もちろん、クズの葉も食べるし、厳冬期はクズの茎を引っ張って、根を取り出しても食べる。
クズ湯(葛湯)というのがあって、ぼくは子どもの頃、おやつ代わりに食べたものだ。湯を沸かして、茶碗に澱粉を適当に入れ水で溶き、沸騰したお湯を掻き混ぜながらかける。すると、半透明の葛湯が出来上がる。でも、これは本物のクズの根の粉ではなくて、ジャガイモの澱粉であったのだ。本物のクズの根から採った粉の葛湯を食べてみたいものだ。
図1.クズPueraria lobataの花

2019年8月17日土曜日

セグロアシナガバチがまた巣を作り始めている    The remnants of wasps begun to make her nest, again.

8月10日、セグロアシナガバチをハチが集っている巣をそのままレジ袋で獲った。その時にベランダの天井と巣を吊るしているフックをそのまま残していた。巣を捕獲した3、40分経った後から、エサを探しに出かけていたために取り逃がしたと思われるアシナガバチ3、4匹が、残していたフックに寄り集まっていた。
その後ずーと数匹が寄り集まっていたようだ。連れ合いが何だか数がまた増えてきたようだから見てきて!と云うので、カメラを持って二階のベランダに見に行った。ン?7,8匹もいるではないか!しかも、巣作りをしている。
と云う事は女王バチが残っていた?残ったのは働きバチだから巣をつくっている。しかし、右の巣穴に卵状のものが見える。と云う事はやはり女王バチが残っていたのか?
明日は専門学校へ行くので、学校には膜翅目のアリやハチに詳しいTさんがいるから訊いてみよう。

2019年8月15日木曜日

校庭のイヌビワから、、  from the Ficus erecta,,,,,,

近くの亀井神社まで散歩した、帰りに隣の小学校内の通路を歩いた。そこで、大きなクワ科のイヌビワがあり、山では見かけるが平地では珍しいかなっという思いでこのイヌビワをスマホで撮った。スマホは薄ぺらなのに結構写真の出来が良い。

以前、我家の庭の睡蓮鉢の中や二階のベランダの花鉢の上にハクビシンの糞があった。その糞を水洗いした時に出てきたイヌビワの種子はここのイヌビワを食べたのかもしれないっと思いながら戻ってきた。
しかし、イヌビワの実は味も噛んで割った実の構造もイチジクを小型にしたものだ。大きな種子が一個入ったビワとはとても似てない。イヌイチジクなら判るがどうしてイヌビワなのだろう?
 図1.イヌビワFicus erectaの実

昼頃、連れ合いの友人夫婦が生きの良い魚のアラや三重土産のキビナゴを持って訪ねてきたので、またも、昼から飲んでしまった。どうも、今週は台風の影響で家に閉じ籠りがちだ。出歩きたいが、出不精になったようだ!

2019年8月14日水曜日

カモシカとシカの頭骨の違い:3)斜め前方上から  The difference of skull between Japanese serow and Sika deer:3)from the skew frontal and down view

カモシカとシカの頭骨の違いは眼窩の底部でも明らだ!
斜め前方上から
カモシカの眼窩内底部には涙骨が広がっているが、シカの涙骨は底部に広がらない。
図1.カモシカの眼窩内

図2. シカの眼窩内