「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2015年5月26日火曜日

雷平・蛭ヶ岳・姫次・榛ノ木丸

 5月21日の雷平・蛭ヶ岳・姫次・榛ノ木丸・魚止橋の続き

車を元丹沢観光センターの近くの道路沿いの空地に置き、7:45出発だ。
魚止橋のところから直接上の林道に登る。
新緑は目にやさしい。

8:20、ここから榛ノ木丸にいく経路がある。 

8:56、ここには以前、腐った木橋があった。ここを人工物に頼って下るのはイヤなので上の斜面を巻いてこの登山道に降りる。

9:01、あー、やはり橋が流されている。

 9:07、ここを登山靴とズボンを脱いで、パンツ姿で渡る。
登山靴は首から左右に振り分ける。流れが早いので、足底を常に川底を滑らすようにゆっくり進む。水が痛いような冷たさだ!
対岸の斜面をトラバースする道を行く。

 9:33、ここの橋もない。再びパンツ姿になって渡渉だ。

 9:57、雷平を過ぎて、再びパンツ姿で渡渉。
渡って、地図を見て、登る尾根を確認する。経路があったので、それを探す。
すぐ見つかる。シカ柵の扉を開けて入る。

スギ林の中のジグザクの経路を進む。
11:10、何故か大きな虫メガネが落ちている。これで地図を見たのだろうか?
ともかく、拾ってくる。
もう、この辺りはスギ林から離れ、道路にアセビの木が覆いかぶさり歩きづらい。


11:21、振り返ると榛ノ木丸が見える。榛ノ木丸を見下ろすようになるまで登らなければならない。

11:42、早戸川が見える。

12:01、草原だ!
何故か、新しいシカ防護柵が杭に止められていない。

12:11、キノコだ。また、マツオウジだ。この2個をゲットしてくる。15日の丹沢実習ゲットしてきたのは、連れ合いも娘も食べないので、一人で食べた。
マツオウジは簡単にもぎ取ることができない。茎も傘も固い。

12:20、ミツバツツジがまだ咲いている。
この辺りのシロヤシオは花が散り始めている。

12:33、初めはポツンポツンと出ていたバイケイソウが群落になってきた。
シロヤシオの花とバイケイソウ。

12:49、とうとう登山道に出た。
出てきたところ。赤布下がる。
60歳は過ぎているような細い単独行の女性がやってきた。
 
12:54、蛭ヶ岳0.9キロ、丹沢山2.5キ、ロの道標
ここから岩棚を下っていると、単独行のタイツに短パンスタイルの男性に会う。
大倉からきて大倉に戻るようだ。

12:55、蛭ヶ岳の南側から湧き上がる雨雲に不安になる。
鞍部まで降りて、今度は蛭ヶ岳までの登りだ。何と、左のふくらはぎが攣る。スポーツ飲料を飲む。
若い男性二人のパーティが飛び跳ねるようにして降りてくる。

13:40、蛭ヶ岳の山頂だ。幸い、雨雲が消えていく。
山小屋に入って、熱いお茶でももらいたかったが、中から女性たちの笑い声が聞こえてきたので、
入るのをやめる。

しっかりした道標があるので、地図を見て姫次の方向を確かめる必要がない。

14:07、道標だ。この下りの登山道は植生保護のために作られた木道だ。
単独行の中年女性がやってくる。今日5人目の登山者だ。 
姫次からきたということはかなり歩いてきたということだ。

15:01、ようやく地蔵平だ。姫次までまだ1.2キロもある。 
足に力をいれるとすぐ攣りそうになるので、ゆっくりだ。

15:30、ようやく姫次だ。休み台に座って、コンビニで買ってきた鳥肉のから揚げ食べる。
もう、疲れ果てた状態だ。

15:46、ここから榛ノ木丸だ。姫次から10分くらいだ。

16:31、榛ノ木丸を通過、暗くなるとまずいので、急ぐ。
今回、前回登ってきた林道のヘアピンカーブに出るルートをとる。
 車には17:50に着く。まだ、明るかった。
約10時間で、15.6キロ歩いたことになる。

2015年5月25日月曜日

蛭ヶ岳で見つけた糞  Three droppings which were found on the Mt.Hilgatake.

21日の雷平からの蛭ヶ岳までの登山度までのルートで、
食肉目の糞は3個しか見つけられなかった。
最初に見つけたのが、樹林帯からバイケイソウの群落がでてくる草原で見つける。

12:03、テン糞
この糞を見つけた時は小休憩を取りたかったので、ありがたかった。
土壌昆虫外骨格脚触覚、トカゲ下顎歯骨片後脚2匹分

 12:24、テン糞
もう、平坦の思えるような草原だが、すぐゼイゼイとした呼吸音が出てしまう。
それ以上に、太ももやふくらはぎの筋肉に乳酸がたまって頑張っても足が上がらない。

小哺乳類毛骨片

 13:12、アナグマ糞
これは、登山道に出て、蛭ヶ岳まで岩場をいったん下って再び登り始めてから見つける。
腐葉砕片、土砂、土壌動物外骨格触覚、カエル大腿骨骨片

今回は、15キロ以上は歩いたようで、早くGPSの記録をパソコンでみたい。

2015年5月24日日曜日

可愛い花たち The lovely flowers!

雷平・蛭ヶ岳・姫次・榛ノ木丸・魚止め橋の続き

草丈が5、6センチくらいだ。サクラソウの仲間だとすぐ判る。
 3か所で見つけた。他は花が終わりかけていた。
調べたら、コイワザクラだと分かった。

イチリンソウで良いのかな?キクザキイチゲにくらべると一回りも小さい。
これは、草原にも登山道沿いにもたくさん咲いていた。

クワガタソウは登山道沿いだったので、土埃がかかっていた。 

チゴユリだ!

これはマイズルソウで良いのかな?
今日は、お昼から釧路湖陵高校の関東地区の卒業後50年の同窓会だ。
60名を超える同窓生が銀座ライオンに集まるようだ。

ぼくらの時代は、地方の若者は東京へ、東京へと流れた。
出稼ぎ、集団就職もあった。
東京が憧れだったのだ。
その一方で、公害や自然破壊が広がっていた。
まるで、今の中国のようだったのだ。

2015年5月23日土曜日

これは誰の卵? Whose eggs are these?

 21日(木)の蛭ヶ岳山頂付近の登山道に両生類の卵塊があった。
こんな所では、晴れると干上がるし、登山者に踏まれてしまう。
これは誰の卵だろう? 
5センチくらいの長さでちぎって持ち帰った。
今、容れた水槽を見るとまだアカンボウにもなっていないのに5匹の幼生にもなっていない黒い塊がゼリーの揺り籠から離れている。
こんな高山?で交尾して卵を産むのは何ガエルかな?
サンショウウオなら卵塊が5,6センチくらいに初めから切れている。
蛭ヶ岳直下の登山道沿いのシロヤシオが満開だ!

今朝、早起きして連れ合いのパソコンを借りてタイプしている。
あー、いつものパソコン早く戻ってこないかな?

2015年5月22日金曜日

蛭ヶ岳

昨日は、魚止め橋・雷平・丹沢ー蛭ヶ岳登山道・蛭ヶ岳・姫次・榛ノ木丸
と歩いてきた。まだミツバウツギが咲き、シロヤシオとの共演だった。

蛭ヶ岳を襲う雨雲

2015年5月20日水曜日

スイレンが咲いた  The water lily has bloomed.  

もう、15年も前に房総のサル調査で聞き込みに入った農家からスイレンの株をもらった。
花が咲くようになってもう5年になるが、蕾は今年も一つだ。
おそらく、もっともっとお日様が当たるならば、もっともっと花は咲くだろう。
パソコンを修理に出した。取りに来てもらい、もっていってもらった。
このノートパソコンはキーボードが小さいので使いづらい。
画面は大きなもので見れるが、キーボードはデスクトップのヤツを使えないのかな?
週2回学校に持っていって、デスクトップで打ったものをUSBメモリーに容れて、
画面をプロジェクターで投影する機械として使っているだけだから仕方がないかな?
でも、学校に持っていくには、1キロと重い。4、500グラムくらいで、ぼくのようにプロジェクターにだけ投影するためだけの機械として使えるノーはないのかな?ト

2015年5月18日月曜日

スイカズラの匂い、もう最高だ! The scent of honeysuckle'flowers, very happy!

ぼくの目の前のスイカズラがもう満開で、居間にもぼくの部屋にもトイレにも一枝を挿しておいたが、もうその必要がないくらい匂っている。
鉢植えにしていたのが、鉢底から根が出て地上1メートルくらいの太さはぼくの人差し指の太さくらいになった。ナツツバキの木に絡みついているが、なんだかナツツバキが可哀想なくらいだ。
駐車場脇のテイカズラも咲きだしている。
これは、小さな鉢植えなので、1日おきに水をやっている。地植えにしてやりたい。

昨日は終日パソコンと格闘していた。
突然パソコンの電源が切れたのだ。
スイッチオンしても修復のプロセスまで途中で終わってしまう。
このパソコンは2011年10月に買ったので、まだ丸4年は経っていないのだ。
このところ、メールでおかしなことが2度あった。先方はメールを出したというのだがこちらには全くその痕跡が無いのだ。Gmailの方に転送しているようにしているが、Gmailの方
にも届いていない。もちろん迷惑メールの方にも振り分けられてもいない。

修理センターに電話し指示通りにやったが、その時は立ち上がったがまた電源が落ちた。
ボタン電池が消耗しているようなのでそれを交換してもダメなら、修理に出すよりない。
これは、ノートからだ。小さいので使いづらい。

2015年5月17日日曜日

新居浜から送られてきたイノシシの頭骨 The skull of wild boar which was sent from Niihama city in Ehime pref.

11日(月)の高取山・仏果山から帰宅すると、段ボール箱の宅急便が届いていた。
差出人は愛媛県新居浜市のK.Tさんだ。先日、「イノシシの頭骨を貰ってください」とメールが来ていたのだ。愛媛県産のイノシシの頭骨と神奈川、千葉、岡山のものとの違いの有無を見たかったので、もちろんOKした。
新居浜市阿島海岸で見つけたようだ。満潮時には海水で海岸が浸るようだ。ビーチコーミングに行って、頭骨を見つけ、図書館で拙著「頭骨コレクション」を見てイノシシの頭骨だと判ったようだ。
Fig.1 阿島海岸で from K.T

、その後K.Tさんは、またこの海岸を散策して真っ白い大腿骨を拾い持ち帰った。
その時もイノシシの頭骨はそのままにして、帰宅してからイノシシの頭骨が気になって、頭骨を部屋に飾ることはできないので、もうぼくに貰ってもらうしかないだろうと思い意を決して拾ってきたとのことである。で、その日の夜にぼくにメールをくれたのだ。その時添付されてきた写真がFig.1のものである。

下は、K.Tさんが送るまえのイノシシの頭骨と、イノシシの肩甲骨(左下)とイヌの大腿骨
これらがしっかり、梱包されていた。
Fig.2 送る前の状態 from K.T

 この海岸をビーチコーミングしていて見つけたようだ。骨を見つけたのは初めてとのことだ。
でも、恐らくこれからは骨を目にすることが多くなるであろう。
Fig.3  大島がすぐ側に見える新居浜市阿島海岸  from K.T

Fig.4は送られてきたイノシシの頭骨だ。
老齢メスだということが分かるくらいで、一目見ただけでは他の地域との差異がまったく不明だ。
Fig.4 側面から

Fig.5 上面から

Fig.6 底面から

第三臼歯しか残っていなく、しかも臼歯の咬合面は摩耗している。
始めは海岸に流れ着いたので、このように摩耗したのかな?っと思ったが、それなら他の部分はもっともっと摩耗したり欠けたりしているだろう。
Fig.4やFig.5の側面や上面からの状態をクリックして拡大してみると判るが鼻骨や前額骨、頬骨弓の頬骨側頭突起や側頭骨頬骨突起を除いた他のパーツの骨は癒合合体している。
特に涙骨は上顎骨・前頭骨・胸骨としっかり合体していて縫合部分が判らないほどだ。

第三臼歯の摩耗は、手持ちのイノシシの頭骨とは比べものにならない程摩耗し、咬合面がすり減っていて、かなりの老メスのイノシシだと思うが、手持ちのメス(岡山産や丹沢産)と比べると全体に小さい。老齢なのにこの小ささはどうしてなのかと思うほどだ。
Fig.7 イノシシ♀の頭骨上面から 左:新居浜市 中:高梁市 右:清川村

新居浜、高梁、清川の順に大きくなっている。地域差を比較するのに僅か1個体ずつだけだが、
まるで、寒冷地にいくほど身体が大きくなるというベルグマンの法則に則っているかのようだ。

しかし、K.Tさんが送ってくれイノシシの第三臼歯の咬合面の摩耗の度合いは、ニホンザルなら20年以上生きていたような老齢個体のものだ。
この個体は老衰して川に流され、骨となって新居浜の海岸に流れ着いたものと考えられる。
K.TさんはFig.3の新居浜阿島海岸の前の大島から流れ着いたのが自然だと考えている。
この大島はイノシシによる農業被害が拡大しているようだ。

っとなると、K.Tさんから送られてきた♀イノシシの頭骨の小ささは島嶼化の影響だと云える。
しかし、大島と新居浜との間は1キロ弱であり、愛媛県と大島のイノシシは交流があると考えるのが妥当だろう。そうなると島嶼化よりもベルグマンの法則が効いていそうだ。

2015年5月16日土曜日

高取山・仏果山・坂尻の実習。

昨日のTCA専門学校の丹沢実習は本厚木7時40分発宮ケ瀬行のバスにのり、仏果山登山口で降りて、向山トンネルを潜って宮ケ瀬やまびこ大橋を渡らずにそのまま進み横根の尾根にとりついた。沢に入るルートはゲートによって閉ざされている。仕方なく道路の山側に作られた1.8メートルくらいのコンクリートで作られた壁をよじ登らなければならない。ぼくは一人ではもう軽やかに登れない。アシスタントのY.M君にお尻を押し上げてもらい。そこからゲート内側の斜面に入り、コンクリートの法面の端の斜面を立木をつかみながらよじ登る。
9:15、イノシシが掘り起こした跡がある。この木の根元に何がいたのだろう?

下から10分くらいかけて尾根で出る。皆、汗だくだ。
尾根はなだらかな登りだ。
9:20、あちゃー、ちゃんと北東側の斜面からの経路がついている。

9:39、不思議なオトシブミだ。
この揺り籠の葉を一枚一枚広げて剥した。モミジの仲間の葉が巻かれている。
5、6枚目を剥いた時に中に2ミリにも満たない幼虫がいた。チョッキリがやったんだと判った。
この幼虫の親の名前を昨日のやまぼうしさんのブログで知った。
時々、ここはどこにあたるか?2万5千分1の地形図で自分たちの立っている場所を推定させる。

10:11、リスの巣材が落ちている。

 10:29、ヤマボウシの花はまだ真っ白になっていない。

10:31、キノコだ!マツオウジだ!ぼくが少し齧って食べてみせると学生たちは「先生、毒キノコだったらどうするの?」っと心配してくれる。「大丈夫、知っているキノコだ!」 
苦い!まずい!家で食べるために3個ゲットしてくる。

10:54、シカの爪先だ!
何と、学生たちはこのシカの爪先とすぐ横にあった再び落ちていたリスの巣材を見落としていく。
ぼくは、大きな声で云う。「何見て歩いているんだ!」

10:59、またも、あのオトシブミだ。
ハマキチョッキリ属Byctistiniのイタヤハマキチョッキリがエンコウカエデ?の葉をまとめたんだ。
それが、先日の台風から熱帯低気圧に変わった強風で枝から落ちたのかな?

11:03、ギンランを見つけた。

高取山山頂に辿り着き、一休み。
11:17、展望台の下の地面を歩く、甲虫が、、、甲虫類が好きだちうK君がハンミョウの仲間に近いと云う。
うん、K君が正解だった。調べるとツチハンミョウだ!
ハンミョウ科とは別のツチハンミョウ科で、毒をもっている昆虫のようだ。捕まえると関節からだす黄色の液体が弱い皮膚につくと水脹れをおこすようだ。

展望台に登り、これから行く仏果山や鉄塔やアンテナが見える大山、小屋が見える蛭ヶ岳を説明する。
11:31、もう、イヌザクラの花は散りかけている。が、葉にワタアブラムシの仲間が一杯だ。
このアブラムシがついた葉を一枚取ってきた。まだ、元気に動き回っている。が、同定できない。

11:38、高取山をあとにして宮ケ瀬越方面に下っていくと、ヤマツヅジが満開だ。
高取山にいた時に宮ケ瀬湖畔から登ってきた単独行のおじさんが、ぼくらがヤマツツジに見とれている時に追い越して行く。

12:25、仏果山に着く。いき、あのおじさんがお昼を食べていた。ぼくらもお昼だ。
ぼくは、暑いので、今年になって初めて上着を脱いで下着シャツ一枚になった。
13:03、出発前の集合写真だ。今回は女子二人と男子一名が欠席。寝坊だろうとのことだ。

仏果山からの見晴しの良い岩場の下りの両側のカナウツギはまだ蕾だ。
14:28、切り株にトゲアリのコロニーだ!

テン糞を拾い、エビネを鑑賞し半原越を目差したが時間を考えて取り止め、古い林道を通って坂尻まで下った。

今回の横根の尾根に登った途中からのGPSの軌跡だ。

今回も雨が降ったのにも関わらず山は乾き、ヒルは出てこなかった。
15:42、坂尻バス停に着き、16:02発のバスに乗り込んだ。

2015年5月15日金曜日

懐かしいニセアカシアとジャケツイバラの花  The memoried flowers of black locust and poinciana.

 今日は丹沢実習であった。
バス停仏果山登山口で下りて宮ケ瀬ダムの駐車場方面へ歩いていると、
ニセアカシアが白い大きな花房をつけていた。
毎年見ている筈なのに、何故か久しぶりに見たような感じになって、写真に撮った。
箱根湯河原でサルを追っていた時、ニセアカシアは特別な木であった。
厳冬期はサルのよって樹皮や冬芽を食べられて、春はこの花も食べられた。
サルと追っていた当時、この房状の白い花は特別なものと思っていた。
久しぶりに懐かしい人に出逢ったような感じをうけた。
 同じ、マメ科の木でもこのジャケツイバラは花は黄色で鮮やかであるが、サルを追い求めていて一番か二番に辟易した木である。今の時季は花が目立つから側にはよらないが、花が無い時季はこの大きく鋭いトゲのついた蔓が皮膚や衣服に絡みついた。
野バラやサンショウ、サルトリイバラのトゲはまだ対応できるが、
このジャケツイバラのトゲはお手上げだった。
同じマメ科でもジャケツイバラは花をサルが食べているのを見たことがない。
多分、ニセアカシアと同じくらい美味しいと思うのだが、
ジャケツイバラのトゲでサルも近寄れないのだ。