「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年3月22日金曜日

木の花から動物を思う。  I'm thinking about wild animals from the blooms of the trees.

 樹木の春の芽吹きで不思議というか興味深いことの一つに、
まず、花芽を膨らまして花を咲かせ、その後で、葉を展開しはじめることである。
ウメやサクラの花はもちろんのこと、ミツマタ、レンギョウ、マンサクやヤナギの仲間や多くの木々で
寒い冬が過ぎて温かくなってきたら、先ず、花を咲かせる。
 
 アブラチャンのこの黄色い小さな花がアブラチャンの木に光を与える。
アブラチャンの大きな緑色の果実は動物たちはだれも食べないのかな?
カモシカがこの細い幹に角擦りをするが、樹皮は好きでないようだ。
ヤシャブシかな?これは雄花が目立つ。
毬状の実は冬の小鳥たちが啄んでいる。リスやネズミは食べないのかな?

オニシバリ、ジンチョウゲ科なので近づいて匂いを嗅いでもらいたい。
オニシバリは赤い果実をつける。この果実の種子を動物糞から見つけ出したいが、、。
丹沢では、そのうちにオニシバリやシロダモだけの森になるのではと思われるくらい
シカやカモシカは食べようとしない。
キブシ
この果実は食肉目の動物たちの厳冬期の貴重な食糧だ。
クロモジ
真ん中に突き出しているのは葉芽で、その葉芽を囲っているのが花芽だろう。
アブラチャンと同じクスノキ科だが、アブラチャンはカモシカやノウサギに齧られないが、
クロモジの枝や樹皮は齧られる。
楊枝にするくらいだから、ノウサギたちにとっても良い匂いと味なのだろう。
この真っ黒の果実は誰が食べるかな?タヌキ糞からでてきそうだ。
フサザクラ
この房状になった葯蕊からフサザクラという名前になったようだ。
この実の種子は小鳥が啄むので、リスやネズミは食べるのだろう。

木の花を見ながら、動物たちの事を思いましたよ。
植物があって、、、動物が生きていける。

2013年3月21日木曜日

カエルや爬虫類も!   Also frogs and reptiles!

 湖岸道路の橋の下では、盛んにカエルが鳴いている。
繫殖季なのだ。ぼくが水辺にそろそろ近づいていくと鳴き声が止んでしまった。
カエルが泳いでいるのも分かる。でも、卵塊は見当たらず。
え?このカエルたちは何ガエルなのだろう。 
こういう道路の水溜りや側溝のようなところに卵を産むアカガエルとは違うのかな?
このカナヘビはキクザキイチゲの沢の日向の斜面に温かい日を受けていた。
まだ、すばやく動けないのかなと近寄って写していると、同じ大きさの
別の個体がススーと素早く逃げていく。エ?きっと同じところで冬眠していたんだ。
温かくなってきたので、出てきたんだ。 
 このトカゲは湖岸道路の橋の上にいた。テン糞を探していたので、偶然に見つけたのだ。
体を屈めて静かに近づく。動かない。後ろ脚がなんだか変に曲がっている。
死んでいる?腕を伸ばして写真を撮る。と、猛然と走り去った。
コヤツも日向ぼっこをしていたんだ。
虫が出始めているから、当然虫たちを食べるカエル、カナヘビ、トカゲが出始めているのは理にかなっているか!
となると、これらを食べるイタチやテンたちの活動も活発になっているとう思うのだが、
見つけた糞はシカ糞だけだった。どうも、1月に入ってから食肉目の動物たちの糞を見つけられなくなっている。
 


2013年3月20日水曜日

出てきた昆虫たち! The insects that appeared.

昨日、キクザキイチゲを撮っていたら、
アブだと思ったんだが、なんだかコロコロ太っているし、脚がずいぶん細い。
この虫はなんだろう?
take隊員のコメントでは、コヤツはビロードツリアブというようです。
以下のものもアップします。
こうやって、ホバリングしながら蜜を吸っている。
スズメガは羽音が聞こえるがコヤツの羽音は聞こえない。

 アブラチャンの黄色の花を撮っていたら、向こう側に小さなクモが網を張っている。
網を張るということは網に絡まるさらに小さな虫も出てきているんだ。
 テングチョウだ。枯れ葉に紛れて、どこにいるか分からない?
真ん中にいるよ。
すっかり、丹沢は春の様子だ。
道路脇のコンクリートの穴には、ボウフラまで湧いている。
この穴には、カエルは卵を産んだことはないが、ボウフラは湧く。
しかし、カは真冬の寒いときにも成虫で越冬していたってことだね。
数か月も仮死状態で植物か、岩かどこかの隙間に隠れていたんだよね。
ボウフラが蚊になる頃はトンボもジョロウグモも出始めるのかな?
こうやって、虫たちが出始めているから、これらの虫たちを食べる両性・爬虫類も
この温かさで起きだしていた。
植物も、昆虫たちも、両性・爬虫類たちも、厳冬期を動かずにやりすごして
生きてきたんだ。すごいねぇー!しかし、どういう生理的なメカニズムで彼らはやりすごせるのだ。

2013年3月19日火曜日

キクザキイチゲが咲いている。 The Spring in the easternTanzawa area.

このところ、いつも頭がふらふらぐらぐらする感じがする。
先週の金曜は、目覚めただけでぐらぐら揺れる。え?メニエールが出てきたんだと思った。階下に降りるのも一苦労。血圧を測ったら、201-112、だから降圧剤を1錠のところ2錠飲む。で、しばらく落ち着いてから、いつもの内科に行く。血圧はぼくの正常値の150ー90の間だ。
眩暈をとめる薬を調剤してもらい、降圧剤は1日朝1錠から朝、夕1錠ずつになった。
で、採血され、明後日結果を聞きに行き、4月1日には脳検査となった。
家に居るとショウもないので、今朝はベッドからゆっくり起き上がり、ひどい眩暈はなし、
どうしても丹沢へ行きたいので、薬をしっかり飲んで出かける。
7時を過ぎていた。外はもうコブシの真っ白の花が咲き、え?いつの間にという感じだ。
コブシの花やレンギョウの黄色の花を見ながら運転していると、なんだか非常にさわやかや頭になる。久しぶりにすっきりした頭になった。
丹沢の裾野が見える頃は、いままでのふらふらぐらぐらが嘘のようだ。
 
まっすぐ、キクザキイチゲの沢を目指す。
車を道路脇の空き地に停め、歩き出す。ぽかぽか温かい。
セーターの腕を捲っていたが、とうとうセーターを脱ぐ。
キクザキイチゲの沢沿いは少し、経路が整備されて変わってはいたが、
いつもの場所にあった。

昨夜の雨で雫がいっぱい葉先や花弁から下がっている。
 まだ、8時をちょっと過ぎたばかりなので陽が射さないと花弁は開かないのだ。
ここで、花弁が開くまで待っていることもできない。
 キンポウゲ科の独特の葉と茎だ。
 ふと足元を見ると二匹のヒルがこちらに向かってきている。
エ?もうヒル?どうりで暑いくらいの日和だ。 
今日は、さすがにヒル避け用の飽和食塩水を持ってきていない。
ここで待っているとヒルに襲われるだけなので、場所を移す。
2種類のネコノメの仲間が花を咲かせている。
もう一つの場所は朝日が当たり、キクザキイチゲが可憐な花をを開いている。

花粉はもう飛んでないのか一度も花粉症の症状が出ず。
頭のぐらぐらふらふらもなく、頭すっきりで、土山峠に寄って糞探しをするが、、、。
 
 


丹沢の春を!

今朝、思い立って丹沢に向かう。
キクザキイチゲを含む丹沢の春を求めてだ。
昨日の雨で水量が多い。
少し沢が変わっている。でも、あった。今年も白い花をつけている。
まだ日が射さないので開かないのだ。
残念だが、仕方かない。
丹沢に来て頭がすっきりしたかな?

2013年3月18日月曜日

小庭の春  Spring in the small garden.

もう、いくつかのタチツボスミレが咲いている。
これらはどこからか種子が飛んできたものだ。
菫色が白い花弁の中にほのかに出ている。 
ショカツサイ、これは毎年のごとくアップしてしているが、
3月下旬ころキンシコウの調査地の玉皇廟村から西安に戻る、
沢沿いの道沿いには、このショカツサイが一面紫色の絨毯となって咲いている。
柔らかそうな花と葉なので、お浸しにして食べられそうだが、、、。 
庭に置きっぱなしの鉢に一昨年からこのユキヤナギの芽生えた細い枝が出ていた。
放っておいたら今年は小さな花を付けている。
春とともに学生たちが社会に巣立っていった。
しかし、憧れていた職業なのに待遇があまりにもひどいようだ。
若者が長続きしないような仕組みにしているのだ。
少子化の世の中になっているのだから、もっともっと若者を育てるような給与体制や仕組みを
作るべきだ。切り捨て御免の安い労働力としか見ていないと自らが潰れていくだけだ。
そして、ぼくらの社会自体もグローバルな世の中という獏とした社会の中で、個人、企業、団体の目先の利益だけを求め、社会全体の幸福維持を図ろうとしない体制が暗黙の内に浸透し、ぼくら自体も潰れていく。
この件に関してはまた、あらためて正確な情報をもとに話しを聞いてもらいたい。

2013年3月17日日曜日

洋蘭 Orchids

庭に、タチツボスミレやショカツサイ、ヒヤシンスが咲き始めた。
暮れから部屋の中にいい香りを放ってくれた洋蘭たちも、あと4月になったら庭の木の下だ。
二階のぼくの寝室は全く暖房を入れていないが、一回ではとうに花が終わったセロジネが今が盛りで甘い香りを漂わしている。
このセロジネはfairyringさんの家からもう30年以上前にもらったものだ。
株分けした株を毎年暮れ頃、よそ様に簡単な説明をつけて分譲しているが、
それでも、増える、増える。
下の株を5月あたりにでも株分けが必要だ。 
このファレノプシスは連れ合いがもらってきたものだ。
これは、花後に花茎を途中で切ってやるとそこから再び花茎が伸びて、
夏に木の下で花を咲かせる。
だから、季節を問わず咲いている。 株は一株増えただけだ。
このパフィオペディラムもfairyringさんから頂いたものだ。
この株も増えて、株分けして花芽ができた暮れ頃分譲することになる。
fairyringさんからは他に大きなオンシジュームも頂いてある。
これは5月頃咲く。
30数年前は冬季には部屋にフレームを置き、その中にサーモスタットつきのヒーターを入れてフレーム内を温めて育てたものだ。しかし、20年以上前から部屋の中の日当たりの良い場所に置くだけで冬季を過ごせるようになった。
寒さに慣れたというよりも、気温が高くなったせいだと思っている。
今年の冬は寒かったが、それでもランたちは暖房ナシでOKだった。

2013年3月16日土曜日

不思議な大きな足跡! The strange big footprints!

奇妙と云ったらよいのか?不思議な足跡を見つけた。
斜面を登っている。
このように一対の足跡が50センチくらいの間隔である。
そばに近よってみるとすごく大きい。
 右はぼくの素手の右手の跡だ。
ぼくの手は第三指の爪先から手の平の端まで20センチくらいある。
となりの二つの動物の足跡は、爪先の跡までくっくり分かる。
クマでもあるまいし、日本に生息する野生動物でこんな大きな足をもっていて、
二足で移動できる動物は誰なのか? 
この足跡を追跡した結果、この足跡の持ち主をほぼ推定できた。
ぼくと、isa隊員とk-ta隊員とで頭をひねった。
ノウサギの後ろ足の跡が残ったものだという結論に達した。
この時季の雪はどんどん融けている。そのために????と分からなくなったのだ。
登りの斜面だと前足を軽く雪上に置くくらいで、後ろ足に力を入れて飛び跳ねる。
前足の跡が消えてしまい後足の跡だけが残り、しかも融けて広がったのだ。
 
これをノウサギだと確信したのは、7日の午後にぼくらが山の斜面の木に黄色のテープと赤布で目印をしたのにも係わらず、9日の午後にその目印をつけた木を探しながら歩いたのだが、
見落としてしまいそうになったのだ。
それは、雪面を3人で歩いたのだからその足跡が明確に残っているとばかり思っていた。が、わずか2日目でぼくらの足跡は融けて不明確なものになっていた。
故郷の釧路で雪上に残された動物たちの足跡を追い求めたこともないし、雪上の人の足跡などはまったく関心をもっていなかった。雪上に残された足跡はその時期の気温や風速を抑えておかなければ判断を誤ってしまう。
 
このこととの上の大きなノウサギのものと推定した足跡の事から、ヒマラヤの雪男、イエティの足跡もノウサギの後足の足跡が融けて造られたものではないかと思っている。
 
 
 


2013年3月15日金曜日

タヌキの雪上の足跡と糞 The footprints and scats of a racoon dog.

越後湯沢で二日目(8日):大源太山ゴルフ場を歩いたときにタヌキの足跡を見つけた。
雪が少し融けているので、少し大きいかな!
k-ta隊員がタヌキの糞を見つけた。
ゲットしたがビニールの小袋の持ち合わせがなかったので、k-ta隊員からもらう。
まだ、新鮮で柔らかい状態であった。内容物を確かめるのが楽しみだった。
 
さらに、場所を変えて、最初の日に行った近くを歩くことした。
シカの毛が散在しているので、エ?ぼくの尻皮の毛が抜けたんだと思った。
何と、シカの前足(左)が一本転がっている。
これは、狩猟者が捨てたものであることが分かった。
他に前足が2本も出てきたのだ。一本は持ち帰る。
あたりを調べていると、タヌキ糞もいくつか見つかった。
明らかに、この捨てられたシカを食べたと思われる。シカの毛が出ている。
内容物が分かるので写真だけにした。
さて、ゲットしてきた新鮮なタヌキ糞を庭の水道栓で洗った。
残った内容物が下の鉢受けトレイのものだ。
驚いた。初めてである。内容物のすべてが植物繊維だ。
丹沢のタヌキ糞なら、土壌動物も漁るので、砂泥が多くを占めるが、この糞には砂泥はナシだ。
タヌキも樹皮を齧るのか?タヌキも草や木の根を食べるのか?
あまりにも、不思議なので、これは乾かして標本にしようと思った。
乾いたら、まるで和紙か浅草海苔のようにトレイに貼りついた。
 
丹沢のタヌキたちも厳冬期は食べ物に困っているが、雪国のタヌキは想像を絶する。
パンダが生まれてきた訳が分かる気がする。

2013年3月14日木曜日

フキノトウとヤリイカ

嬉しい、小雨が降っている。これで花粉は飛ばなくなる。
昨日は、ナツツバキの木の枝にぶら下げているフウランやカヤランに水を掛けたのだ。

3日前はフキノトウをもらい、一昨日はヤリイカをもらった。
フキノトウは、連れ合いの友人夫婦が持っている富士山麓にある別荘の庭に、
大量のフキノトウが出ていたのを採ってきたというのだ。
写真に撮ったのは、もらった半分だから、どれだけ多くのフキノトウが出ていたのか!
この三分の一を酢味噌和えにし、残りをフキミソにした。
もちろん、春の酒の肴として大いに楽しんだ。
昨夕も酢味噌和えを作り、天麩羅も楽しんだ。苦味が大好きだ。旨い!
 
さらに、一昨日は専門学校の教え子であり、今は友人でもあるYabeさんから
お父さんが釣ったというヤリイカをもらった。
早速、台所に立って、サバキ始めた。この6杯とも卵を持っていた。
イカやタコは軟体動物だからナメクジやアサリと同じ雌雄同体だ。だから、一匹が発情季になって卵巣を発達させたら、他個体も同様なのだ。
 
卵をタッパーに空けて、塩を振り、掻き混ぜて塩辛にしてみた。
ゲソは全て、目を取り腸と共に甘醤油で煮た。
耳や身は、皮を剥く。一匹づつラップで包んで冷凍庫だ。冷凍庫から出して切って刺身で食べた。
まだ、まだ残っているので、お酒の楽しみが続く。
卵の塩辛、なんとも表現しづらい味だ。透明だった卵が灰白色になった。やはり、ぬるぬるする。
連れ合いはこの塩辛を食べてくれない。だから、昨夜も一人で楽しんだ。
 
イカの胴体を裂いて、卵を取り出したとき、卵は粘度が強く、包丁や手、まな板にふっつき水洗いしてもなかなか落ちない。ヤリイカは海藻や岩礁に卵を産み、その卵は海藻などにへばり付くのだろう。海の流れがどんなに強くでもイカの卵は産んだろところに孵化するまでへばりついていることができると思った。そのくらい卵の粘りが強い。水で洗っても粘度が強いのだから困る。
っと、アイデアが閃いた。この粘りを研究して、水の中でも接着できるボンドを開発したら如何だろうか?もっともぼくが考えるくらいだからすでに考えられていることだろう。