「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2012年10月13日土曜日

秋の気配 Flavour of fall

昨日の続き
ジョロウグモの巣がたくさんあった。
林道から少し離れたところのこのジョロウグモの巣には上の方に、
小さなオスが2匹いる(撮った時は3匹と思った)。
2匹のオスが1匹のメスを狙って争うわけではない。
仲良く?メスに気がつかれないように静かにとまっている。
やはり、ジョロウグモは一妻多夫の性関係をとるのかな?
この林道には湖岸沿いに大きなサルナシの木がある。
今年もたくさん実をつけている。まだまだ堅そうだ。
それでも、昨日ゲットしたイタチやテン糞はサルナシを食べたものがあった。
しかし、この実を狙えるのはサルくらいかな?
そういう場所にあるサルナシだ。 
今日は、これから丹沢実習だ。
御殿森ノ頭―高畑山付近をうろちょろして、動物糞を見つけるつもりだ。

2012年10月12日金曜日

初秋のイタチとテンの食べたものは? What did weasels & martens eat?

朝、思い立って6時過ぎに家を出た。
案の定渋滞だ。裏道を通って8時前に土山峠に着いた。
1時間半くらいで来たことになる。
GPSや本などを忘れる。
カメラはLUMIXのGH1と予備としてGF5を持つ。
最初の橋の上に乾いたイタチ糞だ。
まだ洗ってないが、サルナシの種子らしいものが見えている。
また、イタチ糞だ。これはアケビの黒い種子が見える。 
二つ目の橋の上の真ん中にこれみやがしにテン糞だ。
アケビの黒い種子がこぼれている。 
これもテンの糞だ。橋の欄干の下にある。
サルナシの果皮だろう。
もちろん、お持ち帰りだ。 
これは、上のテン糞から2mも離れていないところにあった。
イタチがアケビを食べた糞だ。
湖岸林道から清川隧道へ入る山道(経路)の手前でテン糞だ。サルナシを食べたものだろう。
もちろん、これもTakeawayするために、ビニールの小袋に入れ、日付時刻を記した紙片を
中に一緒に入れて閉じる。 
表面から見ただけでイタチやテンが何を食べた糞か推定した。
この糞は、明日の丹沢実習で拾えなかった学生に渡すつもりだ。
学生たちに水洗いしてどんな内容物が出てくるのか、調べさせる。
だから、これらのA~Fまでの糞の正確な内容物の答えは2週間くらい後かな?
 

丹沢で!

久しぶりの丹沢だ。
土山峠に来ている。
足首が良くないので林道歩きだ。
テン糞だ。来て良かった。アケヒの種子が見えている。

2012年10月11日木曜日

菊の季節  The season of chrysanthemum.

先日、奥湯河原から天昭山神社まで歩いたとき、キンモクセイは終わりかけていた。
しかし、セイタカアワダチソウ、ミズヒキなどが初秋の陽を浴びていた。
そして、なかなか調べきれないキク科シオン族の秋の野菊が咲き誇る。

このアサギマダラ、なんだか少し小さいように感じた。
 これから南の方へ渡っていくのだろうか?
そして、このキク科の花、ヒヨドリバナの花にも似ているし、アザミにも似ている。
全体がこうだ。平凡社の図鑑で調べた。
ヌマダイコン属?こんな属名はじめて知った。
ともかく、秋が始まって、いつの間にか朝は涼しいというよりも寒いくらいに感じる。
今週末に丹沢実習で御殿森ノ頭や高畑山付近を歩くことにしたが、
左足首が問題だ。清川平成の森から御殿森ノ頭の尾根歩きは、登り口の指示をするだけにしよう。今回は、初秋の森を満喫しながら糞採集が目的だ。
それにしても治りが遅くなった。
 
 

2012年10月10日水曜日

ジョロウグモは一妻多夫? Nephila clavata is polyandry?

天昭山神社に登る途中に、クモの巣が顔にかかった。
しばらく歩くとまたクモの巣だ。
ジョロウグモだ!
大きく、太ってお腹がパンパンに膨れている。
たくさん蛾や蝶などのエサを食べたのだろう。
大きな鮮やかな個体がメスだ。
その上の方に小さなクモがいるのが分かるだろうか?
この小さいヤツがオスだ。
wikipediaによると、今の時季に交尾するようだ。メスの脱皮直後や食餌中を狙ってオスは交尾するという。そうしなければ食べられてしまうようだ。
オスは一歩誤れば食べられてしまうかもしれない相手に対して近づいて、自分の想いを成し遂げる。なんともスリルに満ちた性行動だ。
 
このオスは、想いを遂げたら、他のメスのところに移動するのだろうか?それとも精子を放出したら、そのまま食べられるのだろうか?
あるいは、このメスは食事中に他のオスを受け入れるのだろうか?
こんな小さなオスだから、メスは複数のオスを受け入れるのではないだろうか?
 

2012年10月9日火曜日

奥湯河原の天昭山神社 Tenshouzan shrine in Okuyugawara.

今日は、思い立って湯河原に行ってきた。
奥湯河原から歩き始めると傍らの空き地のススキが元気よく伸びている。
キンモクセイの香りが心地よい。
広河原から右に曲がって、藤木川に沿った道を登っていく。
カープを登ると、そこからはコンクリート舗装ではなく、土が剝き出しの道となる。
車高の低い車だと底がぶつかるだろう。
右側の斜面から木の枝が道を覆いかぶさるように繁茂している。
大堰堤にくる。この辺りではテン糞が必ずあったのに今回は結局、往復とも見つけられなかった。
古い、コンクリート橋を渡ると、道は右に折れて間もなく車が10台は泊まれそうな
駐車場だ。斜面になっている砂利だらけの駐車場の先には、簡易トイレと神社の鳥居がある。
鳥居をくぐって、階段を上がると元サルの餌場であった場所の河原にでる。
もう、草木が生い茂り、ぼくらが泊まっていた小屋の跡などはまったくわからない。
スギ林の中の曲がりくねった細い道を登っていくと、今にも落ちそうな腐った橋がある。
岩壁によりそうようにして橋を渡ると、右側の斜面に沿って気持ちの良い明るい小道が続く。
まもなく、少し暗く湿ったスギ林を通ると、藤木川にかかった木の橋を渡る。
ここで、小休憩するならば、橋を渡る前に河原で休むと良い。
橋を渡ると再び、スギ林の中を右に左に、九十九折の急な道を登って行く。
緩やかな道になると、去来の滝と天昭山神社の道標がある。
左の神社への広くなった道をいき、右に曲がると、再び鳥居だ。
鳥居の向こうには、神社がある。
小さな子どもを連れた若いカップルがいた。
上の娘が下りで去来の滝の方に行ってしまい。探したことを思い出した。
下りに、再び左足首を痛めた。
注意して歩いていたが、バランスをとろうとしたら、左足首に力が入ってしまった。
ままねの湯に行きたいが、時間がない。
広河原から奥湯河原のバス停までの道にキンモクセイの花が落ちて、
道路を橙色に染めていた。
13時10分発のバスに乗り、13時43分のJRの電車に乗り、真鶴駅前に
ドンピシャと14時頃に着いた。
海から上がってきたtake隊員と久しぶりに会い、呑む。

2012年10月7日日曜日

結婚  Marriage

今日は、これから教え子の結婚式だ。
夫婦のあり方について動物行動学的な観点から5分くらい話して欲しいという。軽い気持ちで引き受けたが、、、。何か気の利いたことを云えれば良いのだが、困った。

そもそも結婚、結婚式というものは、仲間からも法的にも二人の性関係をしばるものである。
動物たちを眺めると、一夫一妻の性関係をとっているのは多くの鳥たちがそうである。一夫一妻で夫婦が協力して育児しなければ子供を性成熟まで残すことができないのだ。
これら鳥たちのペアは、子供が巣立ってしまえば解消され、翌年はまた別の異性と一緒になる。
一方、ぼくらヒトが含まれる哺乳類では大半が一夫多妻だ。優位な♂が複数の♀と性関係をとり、♂は育児には参加しない。♀は♂の協力が無くても子供を育て上げることができるのだ。
 
「このリスの仲間も♂は育児には参加しない。」
そんな哺乳類でもイヌの仲間やテナガザルなど僅かの動物が一夫一妻となり、♂♀協力しあって育児を行う。哺乳類の一夫一妻は子供が分散した後もペアは一緒であり、翌年、また交尾し子供を育て、生涯連れ添う。
 
「キツネやタヌキは生涯連れ添うペアをつくる。」
ヒトの性関係は、子供を性成熟まで残すだけの性関係からは逸脱している。
ヒトは、子供を残さないのに性関係を行う。性による喜び、楽しみを得ている。
結婚という、二人の性的な結びつきは、情愛となり、精神的な結合を生み出す。
しかし、この精神的な結合は永久のものではない。愛情はすぐ消滅する。
それは、仕方がないことだ。
ニホンザルはいつも一緒にいる異性とは互いに性関係を避け、新たな異性を求める。
ぼくらヒトも同じような行動を持っている。
 
「ニホンザルやチンパンジーの♀は発情している間、複数♂と交尾する。
抱いている子どもは群れの♂の子どもではないだろう。」
ヒトの祖先は、テナガザルのような一夫一妻のペア生活から始まったものではなく、
ニホンザルやチンパンジーのような乱婚的な一夫多妻の群れ生活から始まったものだ。
その為、一夫一妻を生涯続けていくにはまだまだ困難なことが多い。
そのためにも、二人の精神的結合をしっかりさせるには、二人が互いに望むような性関係がとられていることである。それには、互いの性の違いをしっかり認識すべきである。
という話を2,3分でやろう。

2012年10月6日土曜日

秋の味覚:秋刀魚 Taste of fall: Pike, Fall sward fish written in Japanese Word

一昨日、釧路から秋刀魚が宅急便で送られてきた。
先ず、4本を三枚におろし、2本を唐揚げ用に、2本を刺身用にした。
残りはもちろんそのまま塩焼きにして大根おろしをたっぷりかけて食べた。
連れ合いたちはハラワタを嫌がるので、頭を落とし、内臓を取り、尻尾を落として焼いた。
旨い!ウィスキーのレモン割りをオンザロックとして、これが合う。
一匹はたちどころに頭と尾と骨になった。
もう一匹は時間をかけて食べようと思ったが、熱々の秋刀魚をそのまま両手に持って
ガブリと口を当てた時がなんとも言えない。とくに鰓からハラワタ部分が最高だ!
今夜は、三枚におろした一匹分を冷凍したので、それを取り出して、タタキにする。
秋刀魚のタタキは、長ネギとミョウガのキザミとシソの実、生姜の摺りおろし、それに納豆
さらに、味噌を加えてまな板の上で叩くのだ。生きの良いイワシでもOKだ、お試しあれ!
これもウィスキーやビールの肴としてはイケル。
 
今日は、お昼過ぎから町内会の組長の集まりがあり、帰ってきてから庭に出る。
ミョウガの花が咲いている。ザルを出してもらって、採る。
連れ合いはこれだけあるなら、ナスやキュウリと一緒に漬け物にしようという。
小さな庭なのに結構採れた。夏にも一度採っている。
家の壁ぎわのナガイモのムカゴが大きくなっている。
大きいのはぼくの親指よりも太い。
今夜は、ムカゴご飯だ。 
秋の幸を目の前にして、先ほど冷凍室から秋刀魚を出し、もう早くもウィスキーとレモン汁のオンザロックを飲みたくなってきた。
これは、一個のレモンを半分に切り、レモン絞り器でゴリゴリ回してでた汁をコップに注ぎ、その4倍くらいのウィスキーを容れて、氷を入れる。ダメだ。作って飲もう!
 


2012年10月5日金曜日

キンモクセイが咲いてる! Osmanthus bloom!

今日金曜日は、TCA専門学校で野生動物保護専攻の2年生のワイルドライフガイドの座学だ。
9時からの授業なので、6人の学生が机に覆いかぶさるようにして寝ている。
大声を出して、起こしてもダメ。
日本産哺乳類の頭骨による検索分類だ。
頭頂間骨について話してもみな目が死んでる。
 
意を決して、歩いて5分くらいの公園に行くことにする。
そこまで歩いて帰れば目が覚めるだろう。
公園の南側がキンモクセイの植え込みだ。
う?この香り!今年初のキンモクセイの香りだ。
どの枝に咲いているのか、花を探す。
学生たちに花の匂いを嗅がす。
気分も一新されたところでまた教室へ戻る。
ようやく、皆、白板やスライドを見てくれている。 
寝ていた学生が目が覚めて今度は手を挙げている。 
しっかりノートを取っていない証拠写真を親に送ると云って、
パチリとやるとVサインをだされた。 
楽しいクラスである。
この学生たちも半年後には就職となる。
卒業後は厳しい環境が目の前に立ちはだかる。
それを何のそのと軽やかに突き進んでいけそうな気もするが、世の中甘くはない。
もっともっと頑張ってもらいたい。

2012年10月4日木曜日

改装東京駅 Renewal Tokyo Station

東京駅の丸の内側の工事がようやく終わったようだ。
今までは、床や壁や柱も工事用の板や幕で覆われていた。
改札口も毎月、毎週のごとく変わることもあった。
あるいは、トイレの場所も変わった。
東京駅丸の内北口改札を出て、大手町駅まで歩く。
 
帰りは大手町駅から丸の内北口まで歩く。
大手町駅からOaZOを通って外に出た。
晴れている場合はこのコースだ。
今までにないくらいの人たちが歩いている。そればかりではない、東京駅を見ているのだ。
東京駅をバックに写真を撮っている人たちもいる。
この十数年ここを歩いているが、こんなに人が多いのははじめてだ。
サラ―リーマンまで写真を撮っている。
東京駅の全貌が今までは工事用の板や幕で隠されていたのだ。 
北口に入ると改札前の広場には人、ひと、ヒトがいっぱい。
日本にもこんなに多くの人たちがいるんだという思いがして嬉しくなった。 
人々は天井や周りのデザインを見て歓声を上げている。 
人が少ない駅舎も落ち着いて良いが、賑やかに人々が集う駅舎の方がなお良い。