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原発不要・核廃絶


2025年9月3日水曜日

頭骨や歯を見るとイヌ科の中ではイヌが一番肉食に適応している。                 Judging from skulls and teeth, dog is most adaptability for fresh-eatin in Canidae

キツネとタヌキはイヌ科の動物だが、彼らの歯を比較するとキツネはタヌキよりより肉食に特化している事が判る。それは、犬歯は長く鋭いし、裂肉歯も大きく鋭い(図1&2)。この犬歯ならカモ位の大きさの鳥なら襲って仕留められるだろう。あるいはノウサギも可能だろう。
しかし、タヌキの犬歯は短いし鋭くないし、裂肉歯も小さい。せいぜい死体の肉を引き裂くくらいだろう。
クロを見ると(図3)、犬歯はガッチリし鋭い、裂肉歯も大きく鋭い。頭骨もイヌ科3種の中では際立って頑丈だ。矢状隆起があり後眼窩突起付近が盛り上がっている。側頭筋が矢状隆起の支えとなり、後眼窩突起の盛り上がりは骨を齧ったりする咀嚼筋の支えにもなっている可能性がある。
図1.キツネVulpes vulpesの歯
図2.タヌキNyctereutes procyonoidesの歯
図3.クロCanis familiaris
こう見てくるとイヌ科3属の中では、イヌが最も肉食に適している頭骨や歯を持っていることが判る。が、タヌキは肉と云っても精々死肉か、昆虫を含む節足動物だろう。

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