今、駅付近まで散歩をしてきた。左の脹脛が痛くならないようにゆっくりだ。だから、駅に向かう赤ん坊を胸に抱えている女性にも追い抜かれた。でも、今は無理して追おうとはしない。ゆっくりだ。しかし、気持ちだけでも背をしっかり伸ばして歩く。多分、実際は前屈みで、猫背だろう。でも、歩く時の気持ちが大事だ。もう、四半世紀前に有名なシンガーソングライターのYUをアフリカのチンパンジーやゴリラの森を案内したことがあった。彼女から歩く時は頭の天辺から紐で上に引っ張られているような気持ちで歩くと良いと云われた。その言われた事を思い出して気持ちだけでも背を伸ばして歩いた。
図1.駅の西口広場付近のエゴノキの実
駅付近の広場に白い花が咲くエゴノキが果皮が弾けて中の種子が顔を出していた。昔は、このエゴノキの若い実を潰して川に流して、エゴの実の毒サポニンで気絶した魚を獲る漁法があったようだ。そんな事ができるのは小川のような川だろう。で、どのくらいのエゴノキの実を潰したのだろうか?今から半世紀以上前にタイワンザル調査に行った時に、台東から近い知本温泉の川で背に車のバッテリーを背負い、電極の着いた竿を両手に持ち、それを岩の下に潜んでいる魚に向けての漁をしている人たちがいた。魚は電気ショックで浮かんできたところを捕まえるのだ。
あるいはタンザニアのマハレ山塊付近の川では、岩下に潜んでいる魚を獲るのに、大きな石を岩に当てて、その振動のショックで魚が浮かぶところを捕まえていた。
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