「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年11月18日月曜日

ヨコヅナサシガメが越冬準備 The winter preparation of assassin bug

「丹沢フォーラム」が終わって、「札掛森の家」でぼく等はマイクロバスから降りて
皆さんと別れる。
「森の家」の広場の前のケヤキの幹に虫が集合している。
上を拡大したものだ。
ヤマボウシさんがヨコヅナサシガメAgriosphodrus dohrniという虫だと教えてくれる。
赤色がところどころにあって奇妙な模様だ。
サシガメの仲間に一度刺されたことがあるので、捕まえないことにした。
この赤い模様が出ているのは、まだ脱皮して間もない個体のようだ。
しばらくすると黒い色に変わるようだ。
初冬になると樹上部から降りてきてこのように集まり、
樹皮の割れ目などで集団で越冬するようだ。
サシガメなので他の虫を刺して体液を吸って生きていく外来性の益虫とのこと。
ヨコヅナサシガメとネットで検索するとたくさんでてくる。
 
冬季に「札掛森の家」に泊まったときや、「黍殻山避難小屋」に泊まったときもそうだが、
ストーブをつけて部屋が温まるとカメムシ、テントウムシの仲間などの越冬昆虫が天井などの隙間から落ちてくる。
サルたちがこんな越冬昆虫を見つけたらカメムシであろうとサシガメであろうと旨そうに食べる。
カメムシを食べているときはパリポリとまるで落花生でも食べているように
辺りにサンショウの果実を潰したような臭いを漂わせる。

2013年11月17日日曜日

紅葉の丹沢  The colored Mt.Tanzawa.

昨日の「丹沢フォーラム」の前に少し、札掛のタライ小屋沢に沿った林道を散策した。
青空にすっきり浮かぶも紅葉。
昨日は、天気が良くなったため塩水橋付近の駐車できるところには所狭しと多くの車が停められていた。塩水橋のところに大きな駐車場を作ってもらいたい。
どうも、神奈川県は丹沢には登ってもらいたくないかのようだ。 
朝8時過ぎの東の木立から突き刺す日差しは強い。
養魚場へ向かうちょっと肌寒い林道だ。
ん?シカの足跡だ!
キバビルが車に轢かれたようでのたうっている。
これでは、もう死んでしまうだろう。 
樹高が4メートル以上もあるようなムラサキシキブが薄紫色の実をたくさんつけていた。
9時から札掛け森の家のところに秦野駅からマイクロバス2台に乗ってきた人たちと合流し、
塩水橋の林道ゲートから堂平まで、マイクロバス乗る。
歩いている登山者がいるので、非常に申し訳ない感じがした。
青空と紅葉の中を自分もバスから降りて歩きたいと思った。
 
 
 

2013年11月16日土曜日

また、タヌキの轢死体 A racoondog has been also killed by a car.

今日は、塩水橋のゲートから堂平までの舗装された林道を何とマイクロバスで往復した。
という催し物であった。堂平からはブナの原生林まで歩いて、ブナとシカ、シカと植生や土壌、
さらには、シカの防御柵などのお話しを伺った。
帰路、タヌキの轢死体が歩道に上げられてあった。
今日は土曜日のため、交通量が非常に多く、写真を撮るだけが精一杯であった。
写真を撮った後、持ち上げて草むらに置いた。
既に死後硬直が始まっていて首がこのまま固まっている。
2,3年前までなら、車を運転しているなら、当たり前のごとく車のトランンクに押し込んだ。
今、それができなくなっている。
専門学校の学生で解剖実習を望んでいる学生がいるにも関わらずそうなのだ。
ぼくの中で何かが大きく変わり始めている。
その何かが何なのかまだ言葉では上手く言えない。
往きは、1時間もしないで清川村に着いたが、帰路は2時間以上もかかった。
大好きな大相撲は車のラジオで聞いて終わった。
土曜日の幹線道路は混むことをすっかり忘れていた。

2013年11月15日金曜日

キンモクセイを剪定  The Pruning of a fragrant orange-colored olive.

15時ちょっと前に葛西の専門学校から帰宅。
駐車場には昨日、剪定したキンモクセイの葉や枝があった。
このキンモクセイ、お隣の駐車場や門のところに覆いかぶさるように生い茂っていた。
この一週間、体調を崩し昨日も午前中はベットで寝て過ごした。
午後、ベットから出ると身体が軽くなった感じ。
ん?治ったかな?起き上がった時に眩暈もしない。
天気は良い。連れ合いは「元気になったならキンモクセイを剪定して!」と云う。
お隣さんの駐車場に行き、木を見上げる。
これは、生半可な剪定なら来年すぐまた剪定ということになる。
決心し、大きく剪定することにした。 
先ほど見た1日経った状態。お隣の門の高さくらいに切りおとしたのだ。
お隣の駐車場が西側なので、木の枝は西側に伸びる。
隣のナツツバキの木も切り詰める必要がある。
ナツツバキの隣にはユズの木があるが、春に切り詰めたため、今秋は実が4個だけだ。
剪定したキンモクセイは来秋は香りを楽しませてくれるだろうか?
狭い庭なのだからもう少し剪定が上手になりたいものだ。
菊の花が雨に濡れてお隣さんの駐車場を向いている。

2013年11月13日水曜日

この動物は? What's this animal?

葛西の専門学校で動物カメラマンの先生から貴重な物を見せてもらった。
60数年前にもらったツシマヤマネコのマフラーだという。
60数年前はツシマヤマネコは射殺されて肉として食べられていたようだ。
今ではとても考えられないことだ。
専門学校の卒業生も対馬野生生物保護センターに勤めている。
このようなマフラーを存在を知ったらきっと驚くことだろう。
 以前は、キツネなどのこのようなマフラーがあった。
ぼくが子供の頃は、お正月用に暮れに絞めたウサギの毛皮は冬用の耳掛けになったり、
冷気避けの肩当てとなった。
今では、そのようなマフラーやオーバー、あるいは耳掛けをしていれば、
動物愛護精神の一欠けらもない、野蛮な人と見られるだろう。
昨日、専門学校から戻ってきたら、NHKテレビでサルが農耕地や市街地に出て畑作物や
果樹を荒らすので、花火を鳴らしたり、パチンコで狙ったり、
空砲を撃ったりしているシーンが流されていた。
動物愛護の気持ちや野生動物保護の気持ちが強くなると、相変わらずこのような対応しかできないのかと残念に思った。40年前から変わっていないのだ。
サルに脅かしは効かないことはすでに分かっている筈だ。
威嚇だけだとサルはつけ上がって、更に悪いサルになることは目に見えている。
しかし、動物は山に帰ってもらい、人と共存したいと思う、
動物愛護精神に溢れた
サルを含む野生動物の保護管理はどうしてもこのような形になり、
効果はなく問題ばかり出てくることになりかねない。

2013年11月11日月曜日

テン糞の内容物  The Contents of the Marten's Scats.

11月8日の仏果山・高取山の続き
宮ケ瀬越から高取山へ行く途中にテン糞だ。赤丸地点。
中央の糞塊の左上に古い糞塊がある。
何度も、この場所をマーキングしているんだ。
中央の糞塊の左の三つの塊を除いて持ち帰った。
採取時に分かったのは、カキの種子と、サルナシの果皮と種子だった。
カキやサルナシの種子の他にどんな種子があるのか、0.5ミリメッシュの茶漉しにいれて
庭の水道栓で水洗いした。
茶漉しに残ったものをプラスチックの鉢皿にとって机の上に置いて、詳しく調べた。 
するとカヤの種子やクマノミズキの種子が混じっていた。
カヤの種子(a)1個
カキの種子(b)2個
クマノミズキの種子(c)1個と果皮果肉付き種子1個
サルナシの種子多数と果皮、果肉
(クリックすると拡大)
 
久しぶりの野生動物の糞だ。
実は、もう糞を拾うのは止めようと思っていたのだ。
でも、昨夜、いろいろアドバイスをうけて今まで通りやろうと思い直したのだ。
但し、停めている車には、名前と住所などの連絡先を書いた紙を誰もが分かるようにフロントガラスから見えるように置いておくことにする。
 

 

2013年11月10日日曜日

秋はキノコ! In Autumn Season, it's Mushroom!

高取山からの帰路、カラカサタケを見つける。
と、これだけではない4本が斜面の草むらから立ち上がっていた。
この日、中高年の登山パーティが7,8組おり、単独行の男女も5,6人いた。
そのため、登山道沿いにはキノコは見つからないだろうと思っていた。
すぐ斜面を下って写真を撮り、3本をゲット、一本は残す。
何となく嬉しさがこみ上げる。山の幸を収穫したからだ。
宮ケ瀬越を過ぎてからはキノコ目になって歩く。
あった!スッポンタケだ。でも、登山者が蹴とばしたのか折れている。
でも、ゲットする。独特の匂いがする。この傘の黒い部分が胞子になり匂うのだ。
洗うと落ちるようだ。
もう一本スッポンタケだ。これは乾いてしまっている。
写真を撮っただけでそのままにする。 
キノコ目になったら、不思議なキノコが、触ると猛烈に硬い。
何だ、このキノコは?まるで泥が固まったようだ。
さらに、また、枯れ木にへばりついているキノコが、 、、、。
もちろん、このままだ。
カラカサダケをフライにして食べた。
どうってことがない味だ。キノコ自体の香りよりもフライの味だ。
まだ、残っているので今夜くるお客さんに味見してもらおう。
スッポンタケはまだ食べたことがない。傘の部分の胞子のネバネバを水道で洗い流す。
独特の匂いが台所に拡がる。ぼくにとってはイヤな匂いというものではない。
部屋に取り込んだ洋蘭鉢と共に吊るしたが、不思議な匂いが立ち込めている。
乾かしてから料理に使うようだ。
 
仏果山に登った時もそうであったが、鼻水が出る。昨日はそれが酷い状態になる。
調子が悪いので、9時半にはベットに入る。首回りに寒気がする。高校のクラス会から戻ってきた連れ合いが胸に湿布薬を貼ってくれる。
今朝、6時に起きるが、頭がぼーっとする。
ズボン下を履き、長袖シャツに取り換える。首元が寒い感じがするので、首にマフラーを巻く。
落ち着いたと思ったら、地震だ。部屋に吊り下げているラン鉢が揺れている。

2013年11月9日土曜日

仏果山・高取山の秋 The autumn of Mt.Bukka and Mt.Takatori

高取山から宮ケ瀬ダムを望む
すっかり木々の葉が茶っぽくなっている。
展望台から降りて、お昼用にもってきたインスタントラーメンを食べようと、ラーメンの袋をだし、コッヘルやガスストーブの器具を出したが、、、、、、ガスタンクを忘れたことに気が付く。
ムゥ、ムゥ、ム!とうとうこのようなことが山であるとは。仏果山・高取山だから問題無いが、これが一泊や二泊の山行なら遭難ものだ。もっとも、ライターとマッチは常備しているので、焚き火をしてお湯を沸かすことができるが、高取山の山頂でそんなことはできない。
持ってきた羊羹を食べ、ミカンを食べサーモに入っている熱いお茶を飲んで帰ることにする。
前日に吉村昭の「島抜け・欠けた椀」を読んでいたので、この本の登場人物たちのように飢餓で苦しむには値しない。お昼一食抜いたって、甘い羊羹やミカンを食べたのだ。
と、思うと途端に身が軽くなりすいすい下りてくることができた。
 登山道沿いのカシワバハグマも花が終わった。 
 コウヤボウキはまだ見頃であった。 
ニシキギの葉もここでは紅くなりづらい。
が、小さいが赤い実が目をひく。 
ハダカホウズキが赤い実をぶら下げている。 
ムラサキシキブの仲間が紫色の実を輝かせていた。
そして、道に落ちていたのは、ウラジロノキのツブツブがついた赤い実。
もう、秋の真っ盛りなのだ。
東丹沢は山が低いので鮮やかな紅葉は見られない。
しかし、秋が深まっているのが判る。

東丹沢の秋はこれだ! The autumn of the eastern Tanzawa is this!

昨日東丹沢の仏果山に行った。
家を出たのが7時だったので、大棚沢の駐車場へ着いたのは9時チョイ過ぎだった。
朝の渋滞に巻き込まれてしまったのだ。
ゆっくり登る。まもなく中年のカメラを持った人に追い抜かれる。
ぼくより老けていると思われるのに勢い良く登って行く。
もう少し、回りの景色を見ながら歩くとさらに山登りが楽しくなりますよと声を掛けたい。
宮ケ瀬越で休んでいると中年の夫婦が足取り軽く会釈をして通り過ぎていく。
軽やかな足取りだ。荷物も軽そうだ。
何だってぼくの荷物は重いのだろう。
ザックを背負ったまま撮った。
今、測ってみた。全部で10キロ近くある。
大した重さではない。
でも、この重さと自分の体重とがだんだん効いてくるのだ。
仏果山山頂は登山者が多くいたので見晴台がある鉄塔の方には行かず、
ザックとストックを道の脇に置いてリュウノウギクの様子を見に行く。
咲いていた。
しかし、少し盛りが過ぎたようだ。
上から軽やかな足取りで過ぎていった夫婦が下りてきた。 
リュウノウギクは東丹沢の秋を象徴する花の一つだ。
この後、高取山に向かい、そこでお昼にしようと思ったが、、、、。

2013年11月8日金曜日

仏果山

良い天気だ。
仏果山でリュウノウギクをとり高取山に来た。