葛西の専門学校で動物カメラマンの先生から貴重な物を見せてもらった。
60数年前にもらったツシマヤマネコのマフラーだという。
60数年前はツシマヤマネコは射殺されて肉として食べられていたようだ。
今ではとても考えられないことだ。
専門学校の卒業生も対馬野生生物保護センターに勤めている。
このようなマフラーを存在を知ったらきっと驚くことだろう。
以前は、キツネなどのこのようなマフラーがあった。
ぼくが子供の頃は、お正月用に暮れに絞めたウサギの毛皮は冬用の耳掛けになったり、
冷気避けの肩当てとなった。
今では、そのようなマフラーやオーバー、あるいは耳掛けをしていれば、
動物愛護精神の一欠けらもない、野蛮な人と見られるだろう。
昨日、専門学校から戻ってきたら、NHKテレビでサルが農耕地や市街地に出て畑作物や
果樹を荒らすので、花火を鳴らしたり、パチンコで狙ったり、
空砲を撃ったりしているシーンが流されていた。
動物愛護の気持ちや野生動物保護の気持ちが強くなると、相変わらずこのような対応しかできないのかと残念に思った。40年前から変わっていないのだ。
サルに脅かしは効かないことはすでに分かっている筈だ。
威嚇だけだとサルはつけ上がって、更に悪いサルになることは目に見えている。
しかし、動物は山に帰ってもらい、人と共存したいと思う、
動物愛護精神に溢れた
サルを含む野生動物の保護管理はどうしてもこのような形になり、
効果はなく問題ばかり出てくることになりかねない。
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