「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2019年12月2日月曜日

晩秋にテンが食べている物  The foods which marten eats in the late autumn.

11月30日に広沢寺温泉無料駐車場から歩いたルートで見つけたテン糞①、②、③の位置(図1)。約5時間半かかって、GPS上の歩いた距離は10.3キロであった。
図1.二の足林道・山神隧道・見晴台B・大沢林道とテン糞の位置
図2.①テン糞1
内容物:サルナシ果肉付き果皮・種子
図2.②テン糞2
内容物:植物質(果皮付き果肉)多数、直翅目産卵管、膜翅目翅・頭部・腹部・肢多数、ハグロケバエ幼虫4匹
図3.③テン糞3
内容物:サルナシ果肉付き果皮・種子

テン糞②からは久し振りにハグロケバエの幼虫が出て来た。ハグロケバエの幼虫は山の斜面の地表に集団で見られる(図4)ので、テンやタヌキ、アナグマにとっては大御馳走だ。でも4匹しか出てこなかった。テン糞①、③はサルナシを食べたものだった。
図4.ハグロケバエの幼虫(2014年10月17日梅ノ木尾根で)

2019年12月1日日曜日

イヤな下りの急坂ルート The steep descent root that I hate.

昨日は、山から戻ったのが13時半頃で、風呂に入り頭を洗い、16時には藤沢駅南口近くの居酒屋で義姉の誕生日祝いに出て、19時半帰宅したが、眠くなったので9時前にベッドに入る。1時半頃目が覚め2時頃起きて、土曜日の新聞を見てからパソコンに向かう。

さて、行方不明の石川さん家族と山神隧道の前で別れ、ぼくは鐘ヶ岳と山神隧道の上を通る稜線の鞍部に登る。久しぶりの晴天の中の山歩きで気持ちが良い。
図1.歩いたルート
①~⑫は写真の番号の位置
①の鞍部付近ではテン糞を見つける事が多いので、探すとすぐ見つかった。これから木の根を掴んだりしながら登る。こういう登りは全身を使うので楽しい。
8:11 ①の鞍部
①の鞍部で見つけたテン糞2
身体は温かいが顔や首筋に当たる風が冷たいと思っていたら、霜柱だ。霜柱を踏むとサクサクして気持ちが良いが、滑る。気を付けなくては滑落する。 きっと、お昼頃から霜柱が融けてドロンコ状態になるだろう。
9:01 ②付近の霜柱
        
②付近の霜柱
 9:10 ⑤見晴広場Bに着く。ここから弁天キャンプ場方面に下りる予定だが、674ピーク方面に行ってみる。風が冷たい!
⑤の見晴広場B
④付近でテン糞3
 大山は雪に覆われている。もう大山の午前中の歩きは6本爪のアイゼンが必要かな?午後からはドロンコ道だろう。
③大山が見える。

9:25、 ④付近のヤブツバキが綺麗だった!
⑤の見晴台Bに戻り、尾根を下る。トラロープがあり傾斜がキツイ。地図では弁天キャンプ場方面に南下する廃道がある筈だが、分からず。9:45、⑥のピークに着く。南への道を辿ればひょうたん広場、キャンプ場とあるが、東への尾根を下る。これがまたトラロープの連続で急傾斜であり、足元も悪く。もう、ストックは邪魔になり、トラロープに頼って下る。ぼくは鎖場でも人工物は怖いので、頼らないのだが、この尾根はほとんどトラロープに頼る。このルートは登りは楽しいだろうが、下りはイヤだ!
 9:45、⑥のピーク(弁天見晴)
⑥弁天見晴
10:15、⑦のピークに降り立つ。ここは昨年11月15日に、二の足林道のゲートの所から沢沿いの道に入り、それから尾根道となり辿り着いた地点だ。515ピークがある東の尾根を行く。倒れているシカ柵を持ち上げ乗り越えたりしていたら、穏やかな尾根道となりホッとする。 
10:15、⑦のピーク
⑦のピークからの東京方面を望む
515ピーク付近で、60代後半くらいの半袖の登山者が身軽な感じでパキパキと小枝を降りながら登ってきた。互いに挨拶すると、「この道は廃道になっています。キャンプ場へは右に行きます。道標があります。気を付けて!」「ありがとう!」っと別れる。聞いたのに尾根を真っ直ぐ進んでスギの植林地帯となり、大汗を掻いて引き返し、右の尾根道に辿り着く。
11:20、⑧見晴広場の道標があるところに着く。ここからキャンプ場は降りるルートが見つからず。そのまま杉林の尾根を進むと⑨地点の厚木市森林組合の赤い帽子の杭のところまでくる。スマホのジェオグラフィカで現在地を確認し、電子国土をプリントアウトしてきた地図で全体の中の現在地を確認する。このまま東の斜面を進むと林道がある筈だ!夏場ならヒルだらけになりそうな倒木だらけのスギ林の斜面を下るくだる。すると下に林道が見えてきた。もうただ林道を目差して下るだけ、最後は1メートル位の段差を飛び降りることになったが、ともかく林道に降り立った。しばらく歩いていると⑩ゲートだ。
11:20、⑧の見晴広場の道標地点
11:36、⑨の杭

11:59、⑩のゲートは山側から巻ける。

12:11、⑪見城山への登り口
 ⑪の見城山からは後30分くらいで広沢寺温泉に着く。もう、着いたも同然だ。人の叫び声が聞こえると思ったら滑岩をロッククライマーたちがザイルに下がって楽しんでいる。駐車場に着いて連れ合いに「今、広沢寺温泉、帰る」とメールする。帰路も渋滞なく良かった!
⑫滑岩を登るロッククライマーたち

2019年11月30日土曜日

11月3日から大山付近で石川さんが行方不明 Mr.Ishikawa is missing around Mt.Ohyama from November 3.

今朝、6時に家を出て、広沢寺温泉の無料駐車場に車を置いて、出かけようとしたら車が入ってきて、中から飛び出してきた女性に声を掛けられた。彼女の旦那さん(石川 健次さん)が11月3日から行方不明になっていると云うのだ。ビラを1枚もらった(図1)。日向方面から大山に向かったようだ。日向方面からなら梅ノ木尾根を行ったのかな?あるいは、広沢寺温泉からなら不動尻から唐沢峠と行くか、大沢分岐を通っていくか、あるいは、唐沢峠から石尊沢方面に下りたか、これは僕のコースだが、他人はそれぞれだ。行方不明になった1ヶ月にもなる。ぼくの家族は、持っているGPSや携帯orスマホの電源が入っていれば、その位置が判れば発見できないのかな?っと思っている。が、もう、1ヶ月近く経つので、それはダメだろう。いずれにしても早く見つかって欲しい。
図1.石川さんを探すビラ(クリックすると拡大)
7:25 テン糞だ。ぼくがテン糞を写真に撮り、拾っていると石川さんの家族の息子さんどお母さんと思われる二人が登ってきた。ぼくは声を掛ける。ぼくのブログにこのビラを出しても構いませんか?「お願いします」との返事。
図2.二の足林道でテン糞
 二人が歩いて行く(図3)。きっと、大山まで歩いてビラを配るのだろう。ぼくの歩きなのにこの二人を追い越し、山神隧道の前で、再び一緒になる。ぼくは、隧道の前から見晴台方面に登る。途中で道に迷い、無理やり斜面を降りて大沢林道に出る。それは明日アップ!
図3.行方不明の石川さんを探す気の毒な家族

2019年11月29日金曜日

フローレス人  Flores Man, Homo floresiensis

一昨日、上野の科博の地球館で恐竜と哺乳類の頭骨を含む骨格の違いや類似について見て来た。学生たちと別れてから、インドネシアのフローレス島の洞窟で見つかったフローレス人Homo floresiensisの頭蓋骨のレプリカを見た。思っていた以上に小さな頭骨でチンパンジーくらいかな?っと思った。それもそのはず、背の高さは1メートルくらいだ。科博にあるぼくが見た(下の2枚の写真)の頭骨のレプリカは上下の前歯が欠けていたり、レプリカ自体が良い標本から作ったものではない。
このフローレス人は何と5万年前までは生存していたのだ。だから、我々ヒトHomo sapienseと同じ時代を共有していたのだ。このフローレス人の小型化はフローレス島から出なかった故におこる島嶼化なのか?洞窟で見つかったことから島でひっそりと暮らしていたのかもしれない。おそらくフローレス人はヒトとも視覚的な接触はしていたことだろう。そうだとすると、フローレス人はヒトに見つからないように隠れるように生活していたと思われる。フローレス人を絶滅させたのは我々ヒトなのだ。ヒトHomo sapienceはフローレス人ばかりでなくネアンデルタール人Homo neanderthalensisやデニソワ人Denisovan homininsとも同時代を生きており、我々ヒトの遺伝子の中にはネアンデルタール人の遺伝子がほんの少しであるが混じっている。交雑したのだ。デニソワ人はネアンデルタール人とも交雑した。デニソワ人の遺伝子は中国を通ってメラネシアのヒトにまで入っている。
図1.フローレス人Homo florensiensis頭骨を左斜め前から
図2.フローレス人頭骨正面から

2019年11月28日木曜日

65歳以上無料の国立科学博物館 National Museum of Nature and Sience is free/no charge for over 65 years old.

昨日、上野の科博に行った。朝10時に学生たちとJR上野駅の公園口の改札口で待ち合わせた。冷たい小雨が降る中、先週丹沢実習に参加した8名全員が来た。常設展の恐竜や哺乳類の骨格標本を見るために集まったのだ。受付で入館料をぼくを含めて9名分の領収証をもらおうとした女子が「先生はただです」、「65歳以上は無料です」っと云うのだ。えー、驚いた。受付の人に訊くと、入館する時に年齢が確認できる物を見せて下さいと云うのだ。チケットは別に無く、出入り自由なんだ!
図1.恐竜のアロサウルス
図2.哺乳類のスミロドン
あらためて、科博の常設展の入館料を調べた。65歳以上や18歳以下や障碍者は無料だ。四半世紀前に大英博物館やルーブル美術館に行った時に学生を含む若者(年齢を忘れた)が無料だったので、日本の博物館や美術館なども学割と云うものではなくて、全ての若者は無料にすべきと思ったが、それに少し近づいたと云う事か!

2019年11月24日日曜日

冷たい雨の丹沢実習④  The outdoor practice in cold rain.

22日の冷たい雨の中の丹沢実習は、汁垂隧道の中でお昼を食べた。食事中に金沢林道を工事をしていた車が数台戻って行った。先日の19号台風で土砂崩れになった部分を、雨の中で工事しているのにぼくは驚いた。それは、道路工事などの屋外の作業労働は、雨が降る中では行われないのが普通だからだ。ぼくは学生時代も含めて土方を何度もしたことがあるが、昼前に雨が降ると半ドン(日当の半分が出る)になるので喜んだものだ。
昨日の元請け会社の女性の監督は、下請けの労働者たちの前だから建前だけを強調して僕らの通行を許可させてくれなかったのだろう。ぼくらが工事場に行った時に仕事は止めて、ぼくらに気を付けて歩いて下さい!と云えば良かったのだ。
お昼を食べた雨宿りした汁垂隧道で

雨降る中でも元気な女子
13時20分にトンネルから出て、宮ヶ瀬に戻り、「みやがせミーヤ館」で展示物を観たり、休んだりし、14時50分宮ヶ瀬発のバスに乗って本厚木駅の戻った。
今回は殆んど歩かなかったので、しっかりと山歩きをしたくなった。

冷たい雨の中の丹沢実習③ サル糞の内容物 The contents in the dropping of Japanese macaque

22日の宮ヶ瀬から宮ヶ瀬湖沿いの早戸川林道を汁垂隧道、金沢橋、さらに金沢林道を工事場まで行って戻った。この間の林道上ではシカ糞を5、6か所で見つけた。また、金沢橋ではサル糞(図1)が3ヶ所にあった。他の動物糞は見つけることができなかった。
図1.サル糞とイイギリの大きな葉
 今日(24日)、お昼前に雨が上がってお日様が出てきたので、庭に出てサル糞を洗った。部屋の中よりも外の方が温かい。
庭に出る前に、サルは、今の時季に食べている物を拾ってきた糞の色と形から考えた。マメガキ、サルナシ、ケンポナシかな?
洗うと茶漉しの中は黒っぽい種子と黄土色の果皮だけだ(図2)!サルナシの果実だけを食べた糞だった。
ぼくらが雨の中サルナシの実を探したが、全く見つけられなかった。サルは恐らく簡単に見つけて大量に食べている。サルの能力に脱帽だ!
図2.サルナシの種子と果皮や果肉付き果皮
昨日、茶碗蒸しに容れたホコリタケの仲間のノウタケは、一番上に浮かび上がっていて、連れ合いたちはハンペンだと思ったようだ。ぼくにとってはハンペンの方が旨い。ノウタケは味ナシで、噛んでいると最後に何故かガムのような塊りとなったので、のみ込んだ。

2019年11月23日土曜日

冷たい雨の中の丹沢実習② Tanzawa outdoor practice in the cold rain

宮ヶ瀬金沢林道から汁垂隧道に戻り、トンネル内で食事の用意をする。1年生が食糧の買い出しからコッヘルや白ガスストーブの運搬などの全てを行い、2年生やぼくらは食べるのを待つだけ。
トンネル内で食事を作る1年生たち
ぼくは鍋が出来上がるまでトンネルの上に登ってみた。傘を差しながらなのでゆっくりだ。
 ツチグリがあり、雨粒が落ちて当たると花粉が飛び出していた。
ツチグリだ!
 エビネの葉がシカに食べられている。
Y.Nくんが林道沿いで見つけたノウタケやスッポンタケを鍋に容れるように言ったが、食事後に1年生から手渡された。ノウタケはまだまだ幼菌で半分に切ると真っ白のハンペン状で鍋に容れたかった。スッポンタケも匂う頭だけでも外して鍋に容れてもらいたかった。スッポンタケの匂いは黒緑色のグレバの大半が雨で洗い落とされていたせいか、嫌な臭いはせず、食べられる匂いに代わっていた。これは、グレバを洗い落として糸を通して部屋の中に吊り下げている。
スッポンタケ
ノウタケ
今夜は茶碗蒸しを大相撲を見ながら作った。ノウタケは皮を剥いて薄切りにして容れた。茶碗蒸しはマハレでも作っていた。その時はマレリアという直径20センチを超えるキノコの薄切りやサツマイモやタンガニーカのクングーラという魚などをドンブリに容れて作った。

2019年11月22日金曜日

冷たい雨の中の丹沢実習①  Tanzawa outdoor practice in the cold rain①

今日は、1・2年生合同の丹沢実習があった。しかし、あいにくの雨である。初めの予定は、本厚木発宮ヶ瀬行きのバスに乗り、三叉路で下りて県道70号を札掛け方面に歩き、3グループに分かれて尾根を辿って登山道に出て高畑山でお昼を食べよう。お昼の時間は2時間で、鍋のような皆で楽しく身体が温まる物を食べようと云うことであった。
が、予報は雨だったので、20日(水)に学校に行った時に、22日が雨だったなら、予定ルートを変えて、皆一緒に林道を歩き、雨の当たらない汁垂隧道の中か金沢橋の下でお昼を食べるということにした。
今日は、7時40分本厚木発のバスに乗って間もなく雨が降り出したので、終点の宮ヶ瀬まで行き、早戸川林道を歩くことになる。
金沢橋の下の川原はダム湖の水量が多く、川原は水でおおわれているので橋の下には行けない。すぐ、汁垂隧道に戻らずに宮ヶ瀬金沢林道を行くことにする。土砂崩れの為通行止めの看板があるがそれを無視して行くと、工事の車が3、4台あるので、学生たちを待たせてぼくが歩いて行くと工事の為通行禁止だと云う。それを解っていて来ている。迷惑を掛けないので工事の脇を歩くので歩かせて欲しいと云うが、女性の責任者はダメと云うだけ!
4、50年前の南アルプスのダム工事や林道工事の時は、工事責任者は工事を中断して横を歩かせてくれたものだ。あるいは、ダム工事や林道工事の飯場に泊まることさえ許された。
しかし、この最近の林道工事の責任者は口煩いだけだ。以前は大らかだったが、今は七面倒臭いのは何故なんだろうか?
汁垂沢と紅葉

2019年11月18日月曜日

哺乳類は食べないツルウメモドキの実 The fruits of Oriental bittersweet which mammal does'nt eat.

昨日は、お昼を食べてから引地川沿いを川上に歩いた。途中に高校があり校庭で学生たちが声を張り上げながら何やら運動をしていた。若者たちの楽し気な声を後にしながら歩いていると、ツルウメモドキの黄色と赤い実があった(図1)。まだ割れていない黄色のヤツを2個採った。
図1.ツルウメモドキCelastrus orbiculatusの赤い実
ツルウメモドキは我家の庭にも2度も出てきたことがある。余りにも暴れるように伸びるので根こそぎ抜いてしまった。ヒヨドリが運んできたのだ。ツルウメモドキは丹沢山麓でも今頃目につく蔓だが、この実の種子が動物糞から見つかっているかな?っと思い調べたら1度だけ大山北尾根のネクタイ尾根で見つけたテン糞からサルナシ、ムカデ、羽毛、土砂と一緒に出てきている。テン糞はこれまでに1105個拾っているので、これはテンにとっては普段摂取しない果実を全く偶然に口にしてしまったのだろう。この時、ムカデや羽毛、土砂も入っているので、腐葉層のムカデを食べる時にツルウメモドキの果実も食べたのかも知れない。
図2.ツルウメモドキの種子と果実
 ツルウメモドキの赤い実の一つに1個の種子が入っている(図2)。種子を拡大したものが図3だ。長径4ミリくらい。
図3.種子
哺乳類はツルウメモドキの実を食べないが、鳥が食べて種子散布するのだ。しかし、鳥は種子を食べないで、果皮と僅かな果肉を食べるのだ。果皮・果肉を齧って味わってみたが殆んど味は無く甘くは無い。英名はbittersweetとあるので苦くて甘いのかな?っと思ったが、、、、味わう量が少ないのだろう。

少し、気になってツルウメモドキの種子が見つかったテン糞の記録をみた(2019年1月15日に「テンはツルウメモドキも食べていた!」とこのブログにアップ)。何と、1個の種子ではなく、内容物の大半が種子や赤い果皮と書いている。テンは偶然に口にしたのではないことが判る。