「特定秘密保護法反対」
「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!
自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。
原発不要・核廃絶
2018年5月5日土曜日
2018年5月4日金曜日
8年前に早戸川で拾った骨はテンの可能性が高い! The bones that I fond alog the Hayato river side eight years ago may be marten's.
今日は、風が強いが良い天気だ!家の中で燻ぶってネット検索していた。
あー、早く野山を歩き回りたい。歳をとると怪我の治りが遅くなるというが、以前なら数日で治ったようなものがもう1ヶ月以上も長引いている。仕方が無い!
鴨川の轢死体のイタチの頭骨を除く他の骨は一部の椎骨が折れていたが、肢骨は前回アップしたように一応完全であった。
このイタチの骨を見ていて、不確かだった肩甲骨や上腕骨を思い出した。
2016年9月3日に「これは誰の上腕骨?」とアップしていた骨だ。
この時は、上腕骨に顆上孔があるのでイタチかイイズナかオコジョであると考える。っと述べている。図1の左から肩甲骨、上腕骨、尺骨が図2のS-2、H-2、U-2である。
図1.2010年9月1日に早戸川上流で見つけた骨
from left scapula, humerus & ulna
図2.アナグマ1:Meles meles、2:テンMartes melmpus、3:イタチMustela itatsiのS:肩甲骨とU:尺骨をH:上腕骨
早戸川上流で見つけた骨が鴨川のイタチの骨3の標本を得て、アナグマ1の同じ骨と早戸川上流で見つけた骨と見比べた。イタチよりも一回りも二回りも大きいことから、早戸川上流で見つけた骨はテンでないかと考えている。
テンの死骸があれば、照らし合わすことですぐ同定できるのだが、、、、。
尚、このアナグマは丹沢の谷太郎川に入り込む鳥屋待沢沿いで2011年9月の丹沢実習で拾ったものだ。
それにしても、テンの骨としたS-2、U-2、H-2だが、H-2の上腕骨には内側に顆上孔があり、さらに外側の少し上部に同じように孔(紐を結んでいる)がある。顆上孔は上腕動脈と正中神経が通ることをACたんぽぽさんより教えてもらったが、顆上孔は上腕骨顆の内側にあるが、このテンの上腕骨には外側上顆稜にさらに孔がある(黒糸を結んでいる)。
さらにぼくには不明な孔である。この穴は外側上顆上孔Epicondylus lateralis foramenとでも云うのだろうか?テンにはあるが他にはどんな哺乳類にあるのだろうか?
と、ネットで検索したが、これは当たらなかった。
早戸川上流で見つけた骨が鴨川のイタチの骨3の標本を得て、アナグマ1の同じ骨と早戸川上流で見つけた骨と見比べた。イタチよりも一回りも二回りも大きいことから、早戸川上流で見つけた骨はテンでないかと考えている。
テンの死骸があれば、照らし合わすことですぐ同定できるのだが、、、、。
尚、このアナグマは丹沢の谷太郎川に入り込む鳥屋待沢沿いで2011年9月の丹沢実習で拾ったものだ。
それにしても、テンの骨としたS-2、U-2、H-2だが、H-2の上腕骨には内側に顆上孔があり、さらに外側の少し上部に同じように孔(紐を結んでいる)がある。顆上孔は上腕動脈と正中神経が通ることをACたんぽぽさんより教えてもらったが、顆上孔は上腕骨顆の内側にあるが、このテンの上腕骨には外側上顆稜にさらに孔がある(黒糸を結んでいる)。
さらにぼくには不明な孔である。この穴は外側上顆上孔Epicondylus lateralis foramenとでも云うのだろうか?テンにはあるが他にはどんな哺乳類にあるのだろうか?
と、ネットで検索したが、これは当たらなかった。
2018年5月2日水曜日
鴨川のイタチの骨 The bones of weasel in Chiba pref.
鴨川の千枚田の近くで農業をしているIwataさんからイタチの轢死体をもらったのが、3月22日、それから1ヶ月ちょっとで下のように晒骨できた。
図1 イタチの骨格の一部 A:環椎と軸椎 B:肩甲骨 C:上腕骨 D:尺骨と橈骨
E:寛骨と大腿骨 F:脛骨と腓骨
どの骨も小さく、肩甲骨も寛骨、上腕骨は明らかにホンドリスのものよりも大きいが、尺骨・橈骨、大腿骨、脛骨・腓骨はホンドリスの大きさ(長さ)と殆ど変わらない。
肩甲骨もイタチ科のアナグマのものとは似ていなくかえってホンドリスのものに似ている。
上腕骨に顆上孔がちゃんとあった。これが見たかったためにイタチの骨が欲しかっただ!
このイタチ君、頭骨だけが2度以上轢かれたと思ったが、仙骨を含む椎骨の棘突起や横突起が折れていた。しかし、寛骨や肩甲骨や上腕骨、大腿骨などの肢骨は完全であった。
今まで、頭骨だけ興味をもって拾ってきたが、今は骨全体に興味が広がっている。
イヌ、ネコ、ウサギ、ラットなどのペットや家畜の骨格図はあるが日本の野生動物のものは皆無に近い。標本を集めるだけで一苦労だが、各県の自然保護センターなら傷ついた野生動物が持ち込まれることだろうから、しっかり骨の標本を残して欲しい。
バラバラの骨の標本で十分だ。骨格を組み立ててしまうと後代の人たちが利用しづらくなる。
今年は春の花が早い! It's eary in this year that spring flowers bloom
香りの良いテイカカズラとスイカズラの白い花が咲き始めた。
テイカカズラはお隣さんとの境の垣根に這わせた。鉢植えで置いていたら、根付いてしまい、鉢ごとひっぱても抜けないので、このままにしている。でも、コヤツ結構ツルが太くなるので、あと、5年もしたら切ることになるだろう。
テイカカズラ
スイカズラはぼくの一番好きな香りだ。テイカカズラよりも花が咲いた枝を切り取ってコップに挿しただけで部屋の空気が変わる。
まだ、部屋の中にはカトレアやファレノプシスが咲いているので、花茎を切って屋外に出してしまいたいが、、、、、。
テイカカズラもスイカズラも昨年よりも10日以上早く咲いた。
今年は温かいせいか春の花が早い。
スイカズラ
もう、八十八夜だ!八重桜がとうに咲いたし、もう、部屋の洋ランたちを屋外に出しても霜には当たらないので、大丈夫だが、花茎を切るのが忍びない。そのまま出すと、風で揺れて花が木の枝や葉と接し傷がつく。でも、庭に出して梅ノ木の枝に下げよう。
2018年5月1日火曜日
カジカガエルのオタマが孵化 The tadpoles of Kajika frog are hatched from eggs.
天気が良く、気持ちが良い。
脂を抜き去るために水に浸けていたスローロリスの骨を洗い、日陰に干す。
25日の丹沢実習で拾ってきたカジカガエルの卵の様子を見ようとアジサイ葉の下に置いた容れ物を見たら、2匹のオタマが勢いよく泳いでいる。
やった!っという思いだ!
すぐ、カメラを持って来て撮る。
このままでは可哀想だから、容れ物はちょっと深めの花鉢の鉢受けなので、100円ショップで買った。ガラス瓶に移し替えた。
今度は、水を深く入れることができるが、、、、。ここでちょっと迷っている。というのはこの卵があったのは、卵そのものが空気に触れるくらい水深だ。深いところは10センチはあるだろうが、そこから30センチくらい離れた浅瀬だ。孵化したら深みの方に移動するのか、それとも1~3センチくらいの浅瀬でミズゴケでも食べるのか?
何を食べるのか調べなくては、、、、。
兎も角嬉しい。ガラスの瓶には移し替えた。皆、孵化してオタマになったらヤマアカガエルのオタマがいる水蓮鉢に容れてやろう。そこなら、皆、逞しく自分でエサを取りカエルになるだろう。ヤマアカガエルのように我家の庭に定住するオス個体がいると良いのだが、、、、どうなるか?
2018年4月30日月曜日
フキの葉に着いていたカタツムリ The snail that was attached on the leaf of butterbur.
一昨日、お昼前に金沢文庫に住んでいる後輩のMがきた。
5,60センチのフキを束ねて持って来てくれたのだ。
Mの家は陽が当たる斜面にあり、数百坪の敷地があるため、フキもいっぱい出てくる。
2月にはフキノトウをたくさん持って来てくれたので、洗ってそのまま冷凍した。それで、フキノトウの天婦羅や酢味噌和えを1ヶ月以上楽しませてもらった。
今度は、フキだ。もう、何だか我家は貰い物で生活していると云って良いほどで、野菜、山菜を知人から貰う。ぼくのような呑み助にとっては酒の肴にもってこいだ。
感謝・感激である。
連れ合いが台所のシンクに水を溜めて洗っていると、カタツムリを見つけたと大きな声を出した。
小さな小さな右巻きのカタツムリだ。
測ると殻の長径が5ミリしかない。
このカタツムリこれから大きくなるのだろうが、名前を調べられない。
今日も、専門学校で高校生向けの授業だった。
女子3名、男子1名いたが、誰も野生動物専攻を希望していない。飼育やアクア、ドックトレナーだ。まー、仕方がないが、野生動物に興味を持ってもらえるように話をした。
興味を持って聞いてくれたので、もう一度遊びにおいで!ぼくは呼び掛けていた。
昨年のクマ糞だ! The last year Scats of a Black bear.
25日の専門学校jの丹沢実習で、雨に打たれた古い(昨年のもの)クマ糞を見つけた。
何故かタバコのフィルターがいくつか出てきた。バス停土山峠付近で駐車した車がタバコの吸い殻を捨てたのを食べたのかな?
さらに、学生たちがこの塊りを崩しているとトカゲが一匹出てきて、逃げていった。
トカゲはこの糞塊にいた節足動物かミミズを食べていたのだろう。
学生たちは、ぼくが糞を取ると、それにならうように糞を少しずつ持ち帰った。
学生たちが持ち帰ったものに何が含まれているか?
図1.クマ糞と10円玉 左端に吸い殻が、表面に大きな種子が見える。
ぼくが持ち帰った糞を水洗いした。大きく表面に見えている種子は、どうも3,4種類の種子のようだ。
図2.水洗いして残った大きな種子
a:ヤマボウシ b:ウワミズザクラ 残り:ソメイヨシノ?
内容物:図2の三種類?の種子、オオウラジロノキ種子の粃(シイナ)、カエデの羽根つき種子、木の葉や小枝の切片多数、タバコのフィルター、
学生たちが持ち帰った糞からは上の内容物の他に何が出てきたかな?
図2の種子は、ヤマボウシ、ウワミズザクラ、ソメイヨシノかヤマザクラ?であった。これだけなら、春の5月くらいにクマが食べたものだとなるが、オオウラジロノキやカエデの種子が出てくるのはどう考えたら良いのだろうか?
このクマは、土山峠付近に出没して道路沿い捨てられたタバコの吸い殻を食べ、ヤマボウシやウワミズザクラやソメイヨシノかヤマザクラの果実を食べたなら、春の糞だ!これらの果実と共にまだ柔らかい新葉も食べたのだ。
しかし、オオウラジロノキやカエデの種子は秋の果実だ。5月にはまだ熟していない。
オオウラジロノキの種子が小さな椎名であるとしても、カエデの羽根つき種子が出てきたのは、どう考えたら良いのだろう。
カエデの種子だけは後から糞塊に混入した?
しかし、不思議!ぼくは昨年6月22日に土山峠から堤川林道を歩き、さらに湖岸林道をも歩いている。テン糞は拾っているが、このクマ糞を見落としている。
2018年4月29日日曜日
シカの食痕! Feeding Signs of Sika deer!
25日の丹沢実習で見つけたシカの食痕
マルミノヤマゴボウがピンク色の蕾をつけた花茎を伸ばしている。
何だか例年よりも随分早いと思う。
似たものに毒草のヨウシュヤマゴボウがあり、これは花穂が垂れる。
マルミノヤマゴボウPhytolacca japonica
シカが食べたんだ!
これだけ、根元付近から食べるなら、上の株も食べると良いのに!っと思ってしまう。根元から食べられた株から新しい葉が出てきている。この株は生きているんだ。
キランソウだ!ん?これも何者かが葉を食べている。右下の株の葉も食べられている。
これも全ての株の葉を食べ尽くしていない。
始めはノウサギか!と思ったが、切り口がナイフで切ったようにはなっていなかった。
これもシカだ!っと思うがどうだろうか?
キランソウを撮りたいのか?食痕を撮りたいのか?
キランソウAjuga decumbensのシカの食痕
連休に入ったが、まだ左足のアキレス腱炎は治っていないが、今日、明日と専門学校だ!急がずゆっくり歩いて行こう。東京駅・大手町駅間が長い!
2018年4月28日土曜日
鴨川千枚田のイタチの頭骨 The skull of weasel in Chiba pref.
3月19日に鴨川のIwataさんからもらったイタチの頭骨をこんなに早く晒骨し組み立てることができた。
温かい日が続いたから腐るのが早かったのだ。
まだ、肢や背骨の骨は脱脂するためまだ水に浸けている。
先ず、頭蓋骨をアップする。
3日がかりでこの程度までに組み立てた。が、残っている細かな骨片はどこの部分か判らない。下の写真を見ても判るように頭骨上面部分はまー良しだ。しかし、底面や側面部分の骨がお手上げだ。頬骨弓の部分などはっきりした骨と思うがそれが見当たらない。
また、後頭骨の大孔部分もあれば判るのだが、、、。さらに、後鼻孔や口蓋骨末端部分も、これらは骨の水洗いの時に流したを思われる。
4月23日にアップした時の状態
上面からの頭蓋骨と下顎骨
底面からの頭蓋骨
右側面から
左:千枚田のイタチ 右:これまで持っていたイタチ(世田谷の剥製業者より)
これまで持っていたイタチよりも千枚田のオスイタチの方が一回り大きい。
これまで持っていたのはメスイタチと思われる。
しかし、よくここまで組み立てることができた。木工ボンドで貼り付けては1時間待ち、と云うように骨片を組み合わせて貼り付けていった。
しかし、底面や側面の部分は余りにも小片過ぎて場所が判らなかった。
クガビル Family Orobbelidae(Hirudinida) Orobdellid species
25日の丹沢は午前中は酷い雨降りだったので、林道歩きだけでもヤマビルがうようよ鎌首をもたげて這いよってくるし、クガビルには4,5回出逢った。
ぼくは、今までこれを間違えてキバビルとしていた。訂正したい。
ヤマビルのように人の皮膚に吸い付いて血を吸う訳ではないので、下の個体を捕まえ手に持って学生たちに渡したら、Y君などはペットとして飼いたいと云う。
うぅーん!オオゲジゲジをコウモリ洞窟で捕まえてペットボトルに容れて持ち帰った学生がいたし、このキバビルを飼いたいというY君のような学生がいるし、人の興味は多様だ!
このクガビルは大きなミミズを丸飲みにすると話していたら、今、まさにミミズを丸飲みしているクガビルがいた。皆、大喜びだ!雨降りだからこそ、ミミズは地中から出てくるし、クガビルもミミズを見つけやすいのだろう。
それにしても、どうやってクガビルはミミズを見つけるのか?臭いかな?
しかも、ミミズの頭部の方から飲み込む。一度、その瞬間を見てみたいものだ!
昼食後、小用に出かけたC君がミミズを飲み込んでいるクガビルを持ってきた。
やはり、ミミズの頭部の方から飲み込んでいる。
クガビル科のクガビル属Orobdella Okaは、中野隆文https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/180531/1/yrigk03909.pdf によると、北海道から台湾までに11種生息するようだ。①ヨツワ、②アマミ、③ミゾカケヨツワ、④ムツワ、⑤カワカツ、⑥タイペイ、⑦コイケ、⑧モノノケ、⑨ヤツワ、⑩オキナワ、⑪ツシマ(11種とも最後にクガビルとう名がつく)
中野隆文氏の京都大学博士(理学)の博士論文(20130924)である。彼は、丘浅次郎(明治生まれの有名な動物学者)の研究から手が付けられていなかったヒルの分類を見直し、研究してきたようだ。
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