「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2017年8月4日金曜日

カラっと晴れた日に歩きたい I'd like to walk on the dry and sunny day.

昨日の午前中に歩いたのは、大棚沢駐車場から高取山までの往復6.6キロのルートである。7時40分に出発して、8時50分に宮ケ瀬越に9時10分に高取山山頂であった。帰路は9時40分に山頂を出て、10時半に駐車場に着いた。登りは1時間10分、下りは少し小走りしたせいもあって50分であった。駐車場では、ネズミ捕りを行う警察車両が数台集まってスピード違反取り締まりの準備をしていた。
7:55 仏果山登山口からの登りは昨年11月の丹沢実習以来であった。新しい道標が詳細な距離を書いてある。
8:15 正面のスギの樹皮の表面が剥されている。裏も剥されていた。ムササビかリスかがが巣材として剥したものだ。
9:12 高取山の展望台の上からみた仏果山。展望台が見える。
展望台から宮ケ瀬の街を見下ろす。宮ケ瀬湖から雲が湧いている。
大山山頂方面や丹沢・蛭が岳方面は雲で見えない。
10:17 登山道にガマ(アズマヒキガエル)が道を塞いでいた。前を静かに通ると、何を間違えたかぼくの登山靴に飛びついてきた。もちろん、すぐ離れる。でも、どうしてかな?
10:28 登りの時は聞こえなかったが、下りではチェンソーの唸り声が聞こえていた。森林整備を8月31日までやっているようだ。
下りは、立ち止まったのはガマの写真を撮った時と森林整備の案内板の写真を撮っただけだったし、早歩きだったのでヒルは一匹も着いてなかった。が、上着は汗でびしょ濡れだ。上着を脱ぎ、持ってきたTシャツを着る。暑くてもカラっと晴れた日に山を歩きたいものだ! そうそう、今回は一個も糞を見つけられなかった。

2017年8月3日木曜日

イノシシのカヤの根食い The torreya root eating by wild boar

今日、早起きして高取山に行き、お昼前に戻ってきた。本当は当然仏果山に行くつもりだったのだが、宮ケ瀬越えで高取山に行き、展望台の上で湧き上がる雲を見ていたら、仏果山には行かないで戻ることにした。それはお昼を持たないで登ったことがちょっと不安になったからだ。お昼をコンビニで買っても、たいてい食べるのはオニギリ1個だけで他は残して持ち帰ることが多いので、昼は持たなくても大丈夫だろうと思っていたが、高取山で不安になってしまった。
今日は梅雨空のような曇天で、湿っぽいが涼しかった。が、宮ケ瀬越えに着いた時は、メガネは汗で曇り、額や鼻先から汗がポタポタ落ちるような状態だった。ヒルが左耳の裏と右の首に引っ付いていたのを剥す。ズボンの上にもヒルが、、、、でも、飽和食塩水を掛けるとコロっと落ちる。足は大丈夫!
さて、宮ケ瀬越えから高畑山までの道沿いのカヤTorreya nuciferaの根元がイノシシに派手に掘り起こされていた。それが、5、6か所のカヤの根元が掘り起こされている。
これらは、全てカヤの根の樹皮を食べている。
以前もやはり同じようにカヤの根元がイノシシに掘り起こされていることがあった。イノシシはこのような重労働をして摂取するカヤの根の樹皮から得られるエネルギーと見合うのだろうか?不思議な感じだ。イノシシの狙いは、根の樹皮を食べるのが目的ではなく、カヤの根元だけに潜んでいる土壌動物かあるいは何か別のカロリーの高い何かかかも知れない。それがこの時季のイノシシの食欲に働きかけるのだろう。

2017年8月1日火曜日

この実は? What are these fruits?

先日Mさんと魚止橋から早戸川流域を散策した時、いくつかまとまって落ちている果実があった。サルナシとアケビの実である。サルナシの実はまだ少し小さいかな?と思うくらいだが、落ちて柔らかくなった実は食べた。もちろん、甘くなっている。アケビの実はまだまだ小さく第一関節より先のぼくの親指くらいしかない。
Mさんとサルナシやアケビの実はどうして落ちているのだろう?強い風が吹いて落ちたという訳でもなさそうだ。
チョッキリの仲間が中に卵を産んで落としたのだろうか?っとアケビやサルナシの実をながめ回したが、実の表面に穴が開いているわけでもない。
またまた、今度は小さな果実がおちている。この果実、ん?キブシの実かな? 風で落ちたとは思えない。サルナシもキブシ?の実も動物が採食の時に落としたのだろう。っと考えたが、どうだろうか?
林道に散らばっていたキブシ?の実

サルナシの実とキブシ?の実を写真に撮り、キブシの実してはちょっと感じが違うので持ち帰った。
サルナシとキブシの実?

キブシの実に少し似てはいるが割ってすぐ違うことが分った。強い刺激臭がある。この果実、持ち帰ってから3日めに黒ずみ、縦に5つの稜をもち、各稜に一つの大きな種子が鞘に納まっている。さらに、この果実を割った時にサンショウの実よりも数倍強い刺激臭がある。あの辺りにイイギリがあったが、イイギリの種子は小さく2mくらいの大きさだ。
割ると強いサンショウの実のような刺激臭がある

ん?もしかしてキハダ?キハダなら種子標本を持っている。照らし合わせるとキハダの種子そのものだ。
このキハダの実は北海道のヒグマが大好きなようなので、丹沢のツキノワグマやテンだって好きなことだろう。が、まだ糞からは見つかっていない。ぼく見落としているのかもしれない。あるいは他の種子と混同しているかな?
キハダの実の臭いをカメムシの臭いと書いてあるサイトがあった。確かにカメムシの臭いだ!

2017年7月31日月曜日

今の時季はイタチも果実と昆虫が主食? In this season, the weasel also eat mainly fruits and insects.

7月27日にMさんと早戸川流域を魚止橋から大滝近くまで散策した。その時にイタチ糞8個とテン糞1個を見つけ拾ってきた。
下図は、散策したGPS上のルートと糞の発見地点である。イタチ糞①~⑧は全て河原で見つけた。
8:42、早戸川を最初に渡る橋の手前の岩の上にあった。
 イタチ糞①
ミヤマザクラ種子・果皮2個、ニガイチゴ種子多数、昆虫肢・胸部、腹部外骨格、ヒミズ毛・寛骨片

9:03、イタチ糞②も河原の岩の上にあった。
イタチ糞②
ミヤマザクラ種子果皮10個、羽毛、昆虫肢

9:26、雷平の河原でイタチ糞③と④を拾う。
イタチ糞③
ミヤマザクラ種子・果皮2個、双翅or膜翅目翅・脚、小哺乳類毛・肋骨1本

イタチ糞④
ニガイチゴ種子、ハチ翅・頭部・肢・胸部外骨格、

9:35、雷平で少し休んでから歩きだして間もなくみつける。
イタチ糞⑤
ミヤマザクラ種子・果皮、ニガイチゴ種子多数、膜翅or双翅目翅・脚

9:41、 拾う前はカブトムシかクワガタムシだけを食べたものと思っていた。
イタチ糞⑥
大型甲虫内翅・脚・外骨格、カエル脊椎骨1個・頭骨一部

10:09、 森林作業者がつけた作業用の布切れがたくさんついているので、大滝まで行こうと思っていたが、地図を読みをしたが、間違っていた。少し歩いて糞⑦だ。
イタチ糞⑦
ニガイチゴ種子

10:24、 オバーハングした岩の下に糞⑧をみつける。この辺りでMさんを置いて、ぼくは少し上流の河原を行く。作業用の布切れが古くなった赤テープなどと一緒に下がっているが、その布切れが早戸川までの目印なのか不明だ。引き返すことにする。
イタチ糞⑧
膜翅or双翅目吻部・肢・胸部外骨格

10:25、 上流まで河原が続く。この時は、もう完全に大滝までの沢を通り越してしまったと考えてしまった。テン糞⑦を見つける前に地図読みした時の自分の位置を間違えてしまったのだ。
河原を引き返し、雷平でお昼を食べる。
12:41、 これはテン糞だ!
テン糞
ミヤマザクラ果実(果皮・果肉・種子)

以上イタチ糞8個とテン糞の内容物をまとめたのが、下の表だ。ミヤマザクラの果実とニガイチゴの果実が食べられている。歩いた河原は標高800~900メートルであるので、ミヤマザクラやニガイチゴは開花時季は標高が低い地域よりも遅いので、今頃ニガイチゴが食べられているのだ。イタチ糞⑦を除いてどの糞にも昆虫の食べカスが入っていた。まるで、かって哺乳類の目にあったInsectivoraのようでもある。一方、脊椎動物を食べた痕は4個の糞にあった。
イタチと云えども、果実や昆虫が主食であり、脊椎動物のような昆虫に比べると大きな動物を食べられるのは、子供が分散し始める今の時季くらいのものなのだろうか?
表:イタチ糞①~⑧とテン糞の内容物

2017年7月30日日曜日

ハクビシンを退治したい! We want to finish off the palm civets!

一昨日のお昼前に、いつも野菜をくれるNさんから電話があった。今、畑にきているが、ハクビシンの糞があるので見に来てくれないか?というものだった。もちろん、ぼくはすぐ行こうと思い、短パンに履き替え、ザックにカメラと糞採集用のビニールの小袋を入れた。歩いてなら30分前後なのだ。でも、行ったら何か手伝いをしなければならないと思い。長ズボンに履き替え、麦わら帽を被り、スポーツ飲料と冷たいお茶を持ち、登山靴を履き、車で向かった。早戸川流域を歩いた先日の曇り空とはうって変わって熱いくらいの陽射しだ。下飯田の畑に着き、畑の中を案内してもらう。畑の中はむせ返るような暑さだ!こんな暑さの中を大病をしたNさんは野菜作りに励んでいるんだ。

イチゴの畝の網の上に糞をしている。どうして、このような場所に糞をするのか?ハクビシンは様々な場所に糞をするが、このような足元が揺れるような網の上では珍しい。自分のナワバリ宣言の意味を込めた「匂い付け」なのだろう。さらに、そのすぐ横の地面にはたくさんの糞塊だ!「溜め糞」をしているのだ。
網の上の糞
イネ科の葉の塊、不明植物質、甲虫の外翅(コガネムシ、他)・内翅・肢・外骨格多数

溜め糞
トウモロコシの種皮・胚珠・毛、ナスの種子・果皮、甲虫肢・外骨格・外翅・内翅

トウモロコシが野荒しに遭った状態を見せてもらう。網を掛けているが、始めの4,5日は警戒して入らなかったが、1週間くらいすると網を破って入るようだ。ヒヨドリがこの網にかかって死んでいたようだ。日中はヒヨドリも狙っているんだ。
トウモロコシを食べ荒らす1

トウモロコシを食べ荒らす2

 トウモロコシ畑から運んできて食べた残りカスが、4、5本散らばっていた。全て、綺麗に食べている。サルの食べ方とは違う。Nさんは子供に食べさせたのではないかと云う。成る程、畑からトウモロコシを取って運んでここで子供に与えているか!
トウモロコシを運んで食べる

なんと、ハクビシンの獣道が綺麗についている。まるで、サル道だ!つまり、一頭だけでなく数頭が歩くからこのような踏み分け道が作られるのだ。
ハクビシン道が畑の中に付いている
Nさんとハクビシン退治の話しをしたが、電気柵は大袈裟過ぎるし、トラップを掛けるのはちょっと可哀想だ。半径50メートルの範囲に民家もあるので、音や光も出るものもダメだ。何か良い撃退法がないものかな?
トウモロコシとエダマメを貰って帰る。生でも食べられる甘いトウモロコシだ!ハクビシンが狙う訳だ。エダマメとトウモロコシとトマトでお昼とした。
畑の横の家の裏はハクビシンの巣になりそうな場所があった。獣道もそちらの方に向かっている。住人もハクビシンを見たことがあると云ってるようだ。巣がある限り、イチゴ、トウモロコシ、モモ、キューイフルーツは食べられ続けるだろう。
畑の横の家

持ってきた糞を洗って内容物を確かめた。網の上にあった糞は、多くがイネ科植物の葉と昆虫の外骨格の破片であった。溜め糞の上の部分を拾ってきたが、これがトウモロコシを食べた糞であった。さらに、ナスも食べていることが分った。
ネットで調べると、ハクビシン忌避剤としてマットも売られているようだが、、、効能はどの程度のものかな?

2017年7月29日土曜日

ミソサザイは一夫多妻 Wrens are polygyny.

27日にMさんと早戸川流域を散策したときに、雷平の河原で先日も会った人が釣ったイワナの写真を撮っていた。ぼくらもそこで休むことにした。座った2メートル四方の範囲の岩の上の3か所に糞があった。
同じくらいの太さの糞であったが、イタチ糞と鳥糞の区別がすぐできた。Mさんはカワガラス糞だろうと述べた。
2個のイタチ糞とカワガラス糞の内容物を調べた
イタチ糞③
ミヤマザクラ種子・果皮2個、双翅or膜翅目翅・脚、小哺乳類毛・肋骨1本

カワガラス糞
白い尿酸の塊り、昆虫外骨格破片・肢多数

イタチ糞④
ミヤマザクラ種子・果皮、キイチゴ属種子多数、膜翅or双翅目翅・脚

イタチ糞とカワガラス糞の大きさは大差ないが、カワガラス糞には白い乳酸の塊がついている。また、内容物としは、カワガラスもイタチも昆虫を食べているが、イタチ糞には翅が混じっているが、カワガラスでは肢や外骨格だけだった。岩の下などにいる昆虫の幼虫を食べていると思われる。もちろん、カワガラスはサクランボウやキイチゴを食べないのだ。
ミソサザイがしきりに囀っているので、3月のまだ残雪が残っているような時からミソサザイが囀っていると云ったら、Mさんが云うには、ミソサザイは一夫多妻なので、抱卵・育児はメスに任せて、オスは新たなメスと繁殖するために囀っているようだ。ふーん、これはぼくにとっての新知見だ!Mさんに感謝!
さらに、Mさんが云うにはオオルリが多く生息しているようだ。ぼくはセンダイムシクイの鳴き声が確実に判った。
(キイチゴ属の種子は、まだ、しっかり同定していない。)

2017年7月28日金曜日

ヒル避け  A leech repellent

昨日は鳥の専門家であり英語の訳本家でもあるMさんと早戸川流域を歩いた。前もって彼に山に入るとヒルが凄いと伝えていたので、彼は、「ヒル下がりのジョニー」という噴霧式のヒル忌避剤を持ってきた。彼は、車から降りてから、ズボンの上から足元に「ヒル下がりのジョニー」を噴霧した。白濁したものが彼ののズボンや靴を濡らした。ぼくは、前夜から飽和食塩水を噴霧していた靴下を履いてきているので、そのまま歩いた。ぼくの登山靴にヒルが登っていると後ろからついてくるMさんは教えてくれた。が、ぼくはそのままにして歩いた。
造林小屋を過ぎ、腐ったような3、4ヶ所の木の橋を渡り、最初に早戸川に架かる丸太橋を渡る時に、そこでイタチ糞を見つけたので、そこで、小休憩した。ぼくの靴やズボンの上をヒルが登っている。しかし、靴下はもちろんのことズボンを捲ってもヒルはいなかった。一方、Mさんはザックやズボンのお尻辺りにもジョニーを噴霧していたので、ヒルは見当たらない。帰路、伝導で堰堤の上の河原に出て、休憩した。その時にもヒルチェックをした。ぼくのズボンの上には数匹のヒルがついていた。もちろん飽和食塩水を噴霧して落とした。さらに、手にもヒルがついていたが、Mさんには一匹もいない。その威力に脱帽だ!

さて、ヤマユリの花が終わったこの時季は咲いている花が少なかった。河原歩きで見つけた花をアップする。もちろん、アップした以外にも河原でネジバナが咲いていたり、ヘクソカズラの花が咲いていたり、また、堰堤に覆いかぶさってボタンズルの花が咲き始めていた。
フジアザミが早戸大滝の途中の河原にあった

ヤハズハハコ(7年前の8月にやまぼうしさんに教えてもらう)
7年前の8月下旬にどれも花が満開だった。今日は、まだ蕾もあった

これはヌスビトハギ属のヌスビトハギで良いのかな?
今日は、暑くなりそうだ。10時を過ぎると急に気温が上がってきたようだ。庭から暖気が入ってくる。今日は昨日採取してきた糞を洗い、ヤマアカガエルを解剖しよう。午後からは買ってきた文庫本をノンビリ読もう。

2017年7月27日木曜日

クサギの花の良い香り  The flower's aroma of Harlequin glory bower.

今朝6時にMさんと湘南台駅で待ち合わせ、早戸川沿いを散策してきた。既に、ヤマユリの花は終わっており、湿度が高い曇天であったが、山は良い香りに覆われていた。この匂い!この甘い香りは何?と今まで解らなかった。
クサギの花が咲いているので、匂いを嗅いだ!これだ!これだったんだ!山を歩いていると時々素晴らしく良い香りがする場所がある。それがクサギの花の香りだとは!
 ぼくは、この葉を揉んだ時の匂いも嫌いではない。嫌な臭いとは思わない。だから、クサギという名前にはソグワナイ感じがする。同じようにドクダミの葉の匂いもそうだ。クサギもドクダミもどことなく品のある香りがあると思っている。

2017年7月26日水曜日

上腕骨の顆上孔とカギ爪を使って木を登る動物 Supracondylar foramen in humerus and mammals who climb the trees by using their claws.

ー上腕骨humerusの顆上孔supracondylar foramenはカギ爪を引っ掛けてで木に登る動物にあるのかな?ー

上腕骨の顆上孔がネコやぼくの手持ち標本骨のエゾシマリス、ホンドリス、アメリカモモンガ、マングース、ハクビシンにあり、ネットで調べて、木に登る哺乳類にはあり、また、キツネザルなどの曲鼻猿はあるがニホンザルやヒトなどの真猿にはないことがわかった。これらは、以前アップした。
エゾシマリスの上腕骨、黒紐を通している孔が顆上孔

ホンドリスの顆上孔

顆上孔○印の部分
左:マングース 右:アメリカモモンガ

さらに、暇に任せて手持ちの骨を整理していてアナグマの上腕骨を見て驚いた。顆上孔があるのだ。しかも、大きい孔だ。アナグマはイタチ科の動物でイタチやテンは木に登るがアナグマは木に登るとはとても思えない。イタチやテンの上腕骨を持ってないので、ネット検索するとイタチやテンも顆上孔があることが分った。さらに、ネットサーフインしていてアライグマにもあることが分かったhttps://www.etsy.com/listing/101328109/x1-raccoon-humerus-bone-real-bone。
アナグマの顆上孔

また、さらに、クマ属Urususにも顆上孔があることが分ったhttps://cvinceillustration.tumblr.com/post/87892344272/the-brown-bear-humerus-so-awesomely-donated-。

まとめると顆上孔をもつ動物たちは、
霊長目の曲鼻猿亜目や直鼻猿亜目のメガネザル下目、齧歯目のリス科、食肉目のネコ亜目のネコやハクビシンやマングースとイヌ亜目の中の鰭脚類を除くイタチやクマなどのクマ下目の動物たちだ。
どうしてニホンザルやヒトなどの真猿にはないのだろうと考えた。それは何のことはない。
ニホンザルやヒトは木登りできるが、顆上孔をもつリスやテン、クマなどの動物たちと木の登り方が基本的に異なる。

リスやネコ、テン、クマの爪はカギ爪になっていて、爪を幹に引っ掛けて登る。一方、ニホンザルやゴリラは指の握力と親指と他四指との対向性があるため、さらには、木の幹を抱きかかえて登る。もちろんクマも幹を抱きかかえるが、爪を引っ掛けて登るのだ。
では、何故、キツネザルなどの曲鼻猿亜目のサルに顆上孔があるのか、それは以前は原猿と云われたようにキツネザルたちの木の登り方がまだ、完全にサル化していないことと思われる。その為に、ヒトでも数万人に一人の割合で先祖返りのように顆上孔をもつヒトが出てくるのだろう。

では、アナグマに顆上孔があるのは、木には登らない(?)が、前肢の大きく頑丈な爪で土を掘ったり、腐葉層を掻き分けて餌探しをしているので、カギ爪を使うことで顆上孔が残っているのだろうか?
この顆上孔を通る神経が前肢の第四指や第五指の先まで伸びている尺骨神経なのか?あるいは五指を除く他の四指に伸びる正中神経なのか?あるいは両方なのか、動物種によって異なるのかどなたかに教えてもらいたい。
このとこどずーとネット検索してきたが、まだ調べられない。

2017年7月22日土曜日

丹沢へ足が向かない! I would like to go the Tanzawa, but would'nt ,,,

もう、夏休みに入ったし、右足のアキレス腱炎も治ったのだが、丹沢へ行こうと前夜に用意するが。その時に止めようと思ってしまう。長めの靴下を並べて飽和食塩水を噴霧していると、ヤマビルの多さを思うと憂鬱になり、諦めてしまうのだ。
これまでヒルをこれ程までにイヤだと思ったことはなかった。足にヒルがついていても帰宅してからヒルを剥がしとったものであった。
足は飽和食塩水の靴下への噴霧でヒルに吸われることはないが、首や腕が吸われているのに気が付かないで、後でヒルを取り除いても血が止まらず、痒いことが丹沢行きを躊躇させている原因だ!
数年くらい前までは吸われても血は一晩中も流れ続けることはなく、また、痒くもなかった。しかし、今は血が止まらないので枕カバーやシーツを赤く汚してしまうし、痒いのだ。血はバンドエイドや絆創膏を貼ってどうにか食い止めることはできるが、痒みを我慢することができない。
庭の梅ノ木にぶら下げているファレノプシスから花茎が伸び、花をつけた。

丹沢行きを鈍らせている要因がもう一つある。朝、起きても身体が重く感じるのだ。爽やかに目覚め、軽やかにベットから下りることができず、ヨイショ!と立ち上がる。それはこうやってパソコンに向かって椅子から立ち上がる時もそうだ。身体が重く感じるのだ。丹沢に行かない日は40分から2時間の散歩をしているが、最初の5分くらいは足が重たいので歩幅も狭い。10分過ぎると足が軽くなったように感じ、足を広げて歩くことができる。このような事も老化による一般的な症状なのかもしれない。
さー、暑い時間帯も過ぎたので、短パン・Tシャツに新しいスニカーを履いて気分を代える散歩に行ってこよう。軽やかに立ち上がりたいだ、、、!