「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2013年9月19日木曜日

秋がやってきた。 The autumn has come.

このところの朝夕は肌寒い、夏が過ぎたもの悲しさに襲われるのは早朝や夕方の
肌寒い時である。
ピオーネのブドウ畑が境川沿いにあった。
この肌寒さの訪れとともにやってくるのが、秋の味覚である。
粒が大きくて甘いピオーネは大好きなブドウの一つだ。
一房、一房白い紙袋に覆われて大事にされている。
っと!
Yabeさんがタイワンリスが鳴いていると云う。
最初の鳴き声はぼくの耳には聞こえなかった。
すぐ横の林の中にいるようだ。
タイワンリスはピオーネを狙っているのだろうか?
タイワンリスを探したが目にすることはできなかった。
ブドウ畑を過ぎて幅2メートルくらいの細く急な坂道を登っていく。
初めての道だ。Yabeさんは地元生まれなだけに良く道を知っている。
 棗(ナツメ)の実が道路にはみ出していた。
ナツメはリンゴの味に似ているが、果肉がリンゴのように固くはなく、ボソボソした感じだ。
ジャムや砂糖漬けにしたらもっとイケルのではないだろうか?
毎週、カイロプラクティクに通っているのに、このところ朝起きてから午前中は背というか腰が痛く
そろそろ歩く。が、お昼過ぎにはもうどこが痛かったのか判らなくなる。
歳とともに表われる体調不良のいくつかの一つなのだろうか?
足のムクミ、喘息、背中全体の重苦しさなど、数え上げたら次々に出てくる。
血圧を診てもらっている医者に訴えても、歳ということで終わる。
つまり、ぼくの身体は、毎日毎日少しずつ、免疫力が落ちて行き、
再生能力が落ち、崩れていってるんだ。
こんな事を秋の訪れとともに感じたことは初めてだ。
 
しかし、ぼくは痛くても、咳がでても歩ける限り野山を歩き続けたい、
毎日、美味しくウィスキーを飲み続けたい。
丹沢山麓が下草で覆われ、斜面はさまざまな灌木やイバラや蔓で覆われたブッシュとなり、ナタを振り下ろして道を切り拓いていく、そんな丹沢山麓を歩きたい。

2013年9月18日水曜日

日本は子供にとって安全な所ばかり! In Japan, every place is safe for childre or peoples.

午後3時に近くに住むYabeさんが採れたてのカキを持ってきてくれた。
ぼくの部屋でしばらくお喋りした後、二人で境川まで散歩に出かけた。
お母さんと息子さんたちでアメリカザリガニ釣りをしていた。
もう、一組のお母さんと小学生の男の子もバケツを持ってやってきた。
 
ぼくは、このお母さんたちに頑張って!っと声を掛けたかった。
 
ぼくらの時代では、母親と小学生の子供が一緒になって外遊びをしている
光景は見たことがなかった。
これは、今の時代の日本の光景かな?と考えてしまった。
作られた遊水池は、入ることが禁止されている。
Yabeさんが妹さんの息子たちに入らせて遊ばせていたら、ちょうど見まわりきた係り員に
出るように注意されたようだ。
大人が付き添いでいる場合は、小学生が遊水池で魚釣り、魚掬いあるいは、
カワエビやザリガニを獲ることを奨励したら良いのにと思う。
その代り、もし事故があってもそれは市、県、国の責任ではないことを知らせるべきだ。
つまり、自己責任であると知らせるべきだ。
日本の公園、学校、幼稚園からブランコが取り払われてしまった。
ブランコで怪我をする子供の親がブランコを設置した当局を訴えるからだ。
そのためにどんな事ををしても怪我をしないような物しかない公園や学校になってしまった。
日本の現在の人々は、全く危険なことが存在することがないかのように、
生活している。もし、通常の生活していて怪我をすると、それは行政、それを作った団体の
責任ということで人々は訴える。
そのため、人々は危険に対する防備、防衛は自分がすることではないかのように考えている。
 
本来の子供たちの外遊びは大人がいては、子供の創造性が発揮されない。
しかし、今の時代はお母さんが小学生になった男の子と外遊びを付き合わなければ
いけない時代になっていることを悲しく思うのだ。
地域社会の子供たちの遊びがなくなり、年上の子供の変わりにお母さんが担っている。
このようなお母さんたちは、子供が遊水池で溺れようと自分の不注意であると思うだろう。

2013年9月15日日曜日

イスタンブールとカッパドキア -トルコを思う- Istanbul and Cappadocia -Thinking about Turkey-

東京が2020年のオリンピック開催地となり、このところ毎日ようにテレビでは
東京オリンピックのことが話題にされている。
開催地を巡って争ったイスタンブールは気の毒でならない。
トルコはECの各国となんら変わらないくらい、否、一部の欧州の国以上に経済が発展していて賑やかである。
(2009年8月のイスタンブール)
イスラム教の国ではまだ一度もオリンピックは開催されていない。
トルコは、ゆるやかなイスラム色の国である。
招致のためのデモンストレーションの場で、
東京がイスタンブールを押したならばどんなに素敵だっただろうか!
東京開催が決まって、まもなくカッパドキアで二人の日本人女学生が事件に巻き込まれ、
一人が亡くなった。
(2009年8月のカッパドキア)
このことに関して、トルコの人たちが、日本人へ謝るプラカードを掲げた
デモ行進を行ったのをテレビニュースで見た。
何というのだろう。言葉にはできない。すごい感動だ。
日本人がトルコ人をあるいは他国の人を殺して、デモ行進して謝るだろうか?
トルコは日本に対して好意をもっているのは知っていた。
それは、1980年(明治23年)にトルコの軍艦が和歌山沖で遭難した。
この時、和歌山の人たちが献身的にトルコ人の乗組員たちを助けたことで、
トルコ人の日本への友好関係が芽生えたと云われている。
僅か、一人二人の人の行為によって、状況は変わることもあるが、
日本人の一人として、トルコ人への気持ちに応えていきたいものだ。


2013年9月14日土曜日

ホオジロとメジロの頭骨 Compare with two bird-skulls.

Yabeさんからネコに殺されたメジロをもらったのが1月下旬であった。
一羽の皮を剥いて、内臓を取り除き、
空き瓶に容れて水を注ぎ腐らせていた。
その瓶はパソコンの裏側に置いていたので、すっかり忘れていた。
夏が過ぎ、もう秋を迎えようとしている今朝、
パソコン回りを掃除していて見つけた。
 
洗面台で、汚物を流しては水道水を静かに入れてまた汚物を排水溝に流す。
この結果、バラバラに分かれた骨をとることができた。
幸い、頭骨は下顎骨は外れたもののほぼ完全であった。
右がメジロJapanese White-eyeであり、
左が昨年take隊員からもらったホオジロMedow Buntingである。
こんなにも大きさが違うとは思ってもいなかった。
上腕骨や大腿骨の骨頭部分は哺乳類のものに比べて
著しく小さく、見落としてしまいそうだ。
動物の糞内容物の中に入っている鳥の骨片から鳥を同定するというよりも、メジロくらいの小鳥か、ホオジロくらいの大きさの小鳥かくらいにしか判らないかな?
羽根の方が容易かな?


2013年9月11日水曜日

ナミアゲハの若齢幼虫   The larva of Swallowtail.

昨日の専門学校の試験の採点が終わったので、
虫除けを首から顔に塗り、厚手の長袖を着て、長靴を履き、さらに蚊取り線香に火をつけて庭に出て、ぼんやりのスイレン鉢のグーピーを見たり、ナツツバキの枝にぶら下げた
鉢物の様子を見まわっていた。
ふと、足元をみるとまるで小鳥のウンチ状のアゲハの若齢幼虫だ。
3年目のサンショウの葉についている。
さっそく、一眼にクローズアップフィルターをつけてピントを合わせる。
が、中腰のため微妙に揺れてなかなかピントを合わせられない。
風も無いのに、自分の身体が揺れるのでダメなのだ。
何枚か撮り、まーこれで良いだろうと妥協したのが下のものだ。
コヤツ大半の葉を食べつくしてしまったので、このままで餓死するかもしれない。
このチビサンショウの木より1メートル離れたところにぼくの背より高いサンショウがある。
そのサンショウは虫食いが無い。
自分で移動するのは難しいだろうから移してやることにした。
手にとるとしたてのウンチのように粘っこい。
移したが自分の場を探して動いている。
うまく生き延びてくれるかな?

2013年9月9日月曜日

大倉・塔ノ岳間の植物 The plants which were observed between Ookura and Mt.Tounodake.

塔ノ岳の続き:
大倉から歩き初めて間もなく、
スギ林の下草としてヤブミョウガの白い花が咲く。
マルバダケブキが山頂付近になってあらわれる。
ほとんどがもう花が終わりかけていた。 これは、8月の鍋割山を登った時のもの。
クサイチゴが登山道に生っているのに誰にも採られずに、ぼくに食べられるを待っていた。
全部で12、3個食べる。 
今頃、実が生っているから、これは、クサイチゴではなくバライチゴかな?
登山道上でマムシがたたき殺されていた。
登山者が石で胴体をつぶしたようだ。
ヘビを見つけたら殺してしまうなんて!黒魔術の使いとしてヘビを嫌っているタンガニーカ湖畔の人々のようだ。
せっかくだから、骨格標本にしようとぼくはいただいてきた。 
フジアザミだ!花が終わっている。 
これは、ホトトギス?ヤマジノホトトギス?あるいはヤマホトトギス? 
登山道の階段のところにあった。踏まれてない。
ススキが穂を出し始め、一足早く秋の気配!
やまぼうしさんからメールをもらいました。
イチゴはバライチゴで、フジアザミは花が終わってるんではなくて蕾とのこと、
さらにホトトギスとのことです。
やまぼうしさん、いつもご指摘ありがとうございます。
 

2013年9月8日日曜日

塔ノ岳からの帰路、出遭ったシカたち。 A female group of Sika deer.

塔ノ岳の帰路、シカのメスグループに出会った。
初めは若いオスとチビの2頭だったので、オスグループ?と思ったのだが、、、。
しばらく見ていると、大きなメスがいてさらにそのミルクを飲む小鹿がいた。
計、5頭の集団だった。
この動画には若いオスと2頭のチビが採食しているのが分かる。
ぼくが声を出しても気にしないで採食だ。
このあたりは禁猟区なので、ハンティングされないことを知っているかのようだ。

2013年9月7日土曜日

塔ノ岳に登る Climbing the Mt.Tounodake!

昨日は、専門学校の丹沢実習で、大倉から塔ノ岳を往復した。
台風の余波を心配する必要がないくらいの快晴であった。
大倉でバスから降りて、すぐ出発。
8:40、左側の舗装道路を登る。 
8:56、最初の道標だ!
9:15、ようやく「雑事場の平」に着く。
ここで、10分間休憩、皆、汗だくだ!
9:21、見晴茶屋に着く。素通りする。
9:41、ここは一本松という道標がある。
10:00、駒止茶屋着
学生たちが駒止茶屋で、待っていてくれた。
彼らは、身が軽く早い。こちらは、ゼイゼイ息を切らして登る。
10:27、堀山の家着。学生たちとぼくと最後の女子たちの間に差がつく。
ぼくは一人で素通りだ。
ヘリコプターのエンジン音が大きくなりバリバリと接近してくる。
10:52、止まるように指示される。ヘリによる救助訓練のようだ。
学生のNiwaさんがうずくまっている。
ヘリが遠ざかったので、登っていくと、訓練の隊員たちが10名近くいた。
御苦労様と声をかける。
11:48、花立山荘に着く。もう、ここで登るのを止めてしまいたいと思う。
しかし、休むと涼しいというよりも寒さを感じるので、歩く。
12:10、鍋割山からの分岐の道標だ。
一歩一歩階段を登って立ち止っていると、上から降りてきた単独行のぼくよりも歳上と思われる
おじさんやおばさん登山者から「もうすぐですよ、一歩でも歩かなければ着きませんよ」
と声を掛けられる。
自分では、どうも心臓が弱くなっているのかな?という思いが強くなる。
ぼくよりも遅れている、女子二人が登ってくる。
12:36、着いた!塔ノ岳山頂だ!
ガスっているので、視界が悪い。残念だが、達成感はある。
既に登っていた、学生たちは雨具を着ていて寒そうだ。
ぼくも急いでお昼を食べるが、食欲がなく、なんと半分以上も残す。
こんなことは初めてだ。
13:00、塔ノ岳にきたら、この場所での集合写真と決めていた。
ガスっているのが時々雨粒となってポツポツ落ちる。
同じ、コースを戻ることにする。
学生たちは早い早い、アッと云う間に視界から消える。
4時45分に大倉のバス停に到着し、休む間もなくバスに飛び乗る。
学生たちは1.5時間近くも待っていてくれた。
ぼくは、登りは4時間かかり、下りは3時間45分かかった。
何故、ぜいぜいと息苦しくなるのか?Matushima君に健康診断を勧められる。
今回は、帰路、シカの5頭のメスグループに出合った。
先に下りていた学生たちも同じグループに出合ったようだ。
構成は、1頭のオトナメス、2頭のバンビ、1頭の角が短い若いオスだった。

2013年8月31日土曜日

サナギになっていた! It has become a pupa!

8月23日に早戸川沿いを歩いた時、
伝道までの林道で、大きなオトシブミ?を見つけ持ち帰ったことを8月25日にアップした。
中には、頭部がしっかりした幼虫が一匹入っていた。
持ち帰ってパソコンの横に置いていて、いつサナギになるのか見ていた。
が、幼虫君はぼくが開けると潜って行き、そこでじっとする。
28日までは毎日様子をうかがっていたが、一昨日、昨日とそのままにしていた。
巻いている葉も、この暑さでからからに乾いている。
先ほど、思い切って破ってみた。
黒い糞塊状のサナギになっていた。
長径が17ミリ、短径が6ミリの円筒状で、その表面はイボ状の突起で覆われている。
乾いた葉がサナギにくっついて剥しづらい。
このサナギは誰なのだろう。
どなたか教えてください。
 
明日から9月だというのに、朝から暑い。
冷たい筈の釧路沖では、マンボウやクロマグロが獲れるようだ。
地球の温暖化がどんどん進んでいるようだ。
そのため、氷河が溶けて海水面が上昇し、
満潮時になると道路や床下が海水に覆われるサンゴ礁の島々が多くなっているようだ。
一方、寒冷化で氷河期の時代は、高緯度地域や高標高地域は氷河で覆われるので、
海水面が低くなる。
温暖化と寒冷化どちらが住み良いだろうか?
 
地球温暖化は、欧米諸国の化石燃料高騰に歯止めをかけるためだ。というロシアの学者の見解もあるようだ。彼らによると、2013年以降は太陽活動の低下で、数十年間の気温が低くなり
プチ氷河期にはいるというんだ。
 
 

2013年8月30日金曜日

食肉目の動物の糞の内容物 The contents of carnivores.

28日の宮ケ瀬尾根・湖岸林道で拾った食肉目の動物たちの糞
堤川林道終点から鍋嵐が見える宮ケ瀬尾根の稜線近くで
9:00、イタチ糞Weasel
内容物はサルナシの種子と果肉つき果皮であった。
この石の上に何度も排泄している。
9:31、宮ケ瀬尾根の猿ヶ島の40分手前でハクビシン糞Masked Palm Civet
サルナシ種子、アオハダ種子、オアハダ果皮で、大半がアオハダの種子であった。
クマが大好きなアオハダをハクビシンも食べているんだ。
10:18、宮ケ瀬尾根の清川トンネルと土山峠の道標近く。
ここには、いつもタヌキRacoon dogのタメ糞があるが、
糞虫たちが運んだようで地面にたくさん穴が開いている。
 12:03、湖岸林道に下りてきたら、橋の上にテン糞だMarten。
サルナシの種子と果皮、およびクマヤナギの種子と果皮、昆虫の脚1本
ここで、水洗いして残った左:アオハダ、右上:クマヤナギ、右下:サルナシの種子である。
アオハダである。
サルナシも一応アップする。
表面がぶつぶつした突起がでている。ピンが甘い。

さらに、クマヤナギの種子(左)、ここでは、この時季にやはり動物たちに食べられるヨコグラノキの種子(右)を比較参照してもらいたいのでアップした。
土山峠付近での動物の糞内容物のアップはこれで辞めたいと思います。
もう40数年も前のこと、サル糞にヨコグラノキの種子が入っていたときは、サルは水田に侵入して米を食べたものだと勘違いしたことがあった。ヨコグラノキの名前すら知らなかったのだ。
アオハダの種子ばかりでできたクマ糞を見つけた時、クマの好物の一つがアオハダの果実であることを教わった。
ニガイチゴやモミジイチゴ、クマイチゴなどのキイチゴの種子の種皮の表面がどれも同じような紋様に覆われているのを知ったのは糞を洗うようになってからだ。
テンたちがムカデをあれほど食べ、食肉目の動物たちなのに、冬季はキブシの実を食べていることを知った時は驚きだった。
イタチ、テン、タヌキ、アナグマという動物たちでも、日常食べているのが果実と土壌動物と云われる節足動物で、脊椎動物を食べる(食べることができる)のは稀であることを知った。
さらに、テンたちの糞内容物に、ネズミやモグラなどの小哺乳類、さらには両性・爬虫類
の骨が入っていた場合、歯によってある程度同定できる喜びを知った。
テン糞の中にヤマネの歯を2度見つけた時は感激した。
 
今までの食肉目の糞内容物の分析をまとめ上げてみたいものだ。