「特定秘密保護法反対」

「特定秘密保護法」、「集団的自衛権」に反対します。憲法第9条をしっかり守りましょう。教育勅語の教材活用は間違いだ!

自由であっても、他人の生まれ、身体、性別、年齢、故郷、風習、宗教、民族、国を差別する、小馬鹿にする、冒涜するのは許されない。

原発不要・核廃絶


2011年6月20日月曜日

ハムオが死んだ!

学校の帰り、携帯にメールが入った。連れ合いからのものだった。
ハムオ(ハムスタのオス)が昇天したというものだった。
娘が面倒を見ていたので、ガッカリしているようだ。
娘はそのまま庭に埋めてくれ!と言う。
プランターでも良いようだ。
兎も角、皮を剥いでもらいたくないようなのでその通りにすることにした。
ゼラニュームが植わっているプランターに埋葬することにした。
娘、立会いの下に埋める。
ハムスタは3,4年の寿命のようだ。
おそらく天寿をまっとうしたのだろう。

友人に勧められてラス・カサスの「インディアス史」を読んでいる。岩波文庫全7冊で、
現在は3冊目だ。
ラス・カサスについてはネットで検索してもらいたい。
スペインが中・南米を支配していく模様を、キリスト教の神父の目から告発しているのだ。
これを読んでいて、キリスト教の横暴には目に余るものがある。
ベトナム戦争、その前の阿片戦争、イラクやイスラム諸国に対するアメリカの横暴、
日本の沖縄基地問題。
欧米=キリスト教の考えが唯一と思う横暴。
読んでいて、ヒトが動物たちを虐待し食することの是非まで考えてしまっている。
特に野生動物たちをヒトの食料として殺戮し利用する考えは、
スペインが中南米を支配していく時の考えと変わらない。
まだ、読み半ばである。
土曜日の朝からギックリ腰になっており、ゆっくりゆっくり歩いている。

2011年6月19日日曜日

林道で見つけたテンやイタチの糞の内容物

ー16日に伊勢沢・奥野林道を歩いて見つけたテンやイタチの糞ー
4ヶ所で糞を見つけ、持ち帰った。
それらを翌日TCA専門学校学生たちが、水洗による糞分析で、内容物を確かめた。
下はテン糞であり、Ya君が洗った。
22個分のヤマザクラの果皮つき種子と1個のクワの種子よりなっていた。
イタチ糞である。Haさんが担当した。
6個のウワミズザクラの果皮つき種子だけであった。 
テン糞である。Yagi君が担当した。
ヤマザクラの種子1個とクワの実11個分+クワの種子が出てきた。 
テン糞だ。Naさんが洗った。
ヤマザクラの種子18個と、クワの種子9個よりなっていた。 
林道沿いには、クワの実が黒く熟しており食べごろだった。 
ニガイチゴも熟していた。 
モミジイチゴも触れば落ちそうなくらいに熟していた。 
Yu君は3日の丹沢実習で拾ってきたカラス?のペリットをを分類中。 
Yagi君が分類したヤマザクラの果実一個(右端)とクワの実と種子
テン糞の内容物であるヤマザクラやウワミズザクラは果皮が種子を包んだままのものが多かった。
また、上のYagi君のテン糞の内容物であるクワの実は12個を食べたが、
大半は未消化で排出されている。
クワの一房の果実は約50個の粒からなっており、
一粒の中に種子が一つ入っていることがわかった。

テンやイタチたちは、サクランボウやクワの実を食べたとしても大半が消化されないで
排出されてしまうと思われる。
キイチゴ類が食べごろなのに糞に全く含まれていないのは、
キイチゴの木はテンたちが登ることができないので、見逃されたのであろう。
しかし、クワの実やサクラボ類はテンたちが木に登って採食しているのだ。
尚、3日の丹沢実習で、採集したタヌキの糞からはキブシの種子がたくさん含まれていた。
タヌキやアナグマたちはサクランボウが地面に落ちたら食べ始めるのだろう。
また、キイチゴ類の果実も落ちてから食肉目の動物たちに利用されるのだ。

2011年6月18日土曜日

サルナシの雄花と雌花が咲いている

16日の伊勢沢で
東丹沢ではサルナシの木は結構あるが、大抵はオスの木だ。
10月のサルナシの果実が実る季節になっても、サルナシの実を見つけることは少ない。
何故、こうも実のなるサルナシが少ないのだろうか?と思ったこともあるくらいだ。
林道沿いにサルナシの赤い葉柄のツルがある雄花が咲いている。
これもオスだ、これもオスだ?ん?花が咲いていない木もある???
、、、と雌花をつけたツルを見つけた。
しかし、雄花の花の着き方に比べて何とも寂しい。

また、尾根を歩くと何故かサルナシを含む蔓性木本が切られていることが多い。
サルナシは動物たちの食物でもある。
サルやクマ、鳥たちばかりでなくテンやタヌキたちにとっても大事な栄養源だ。
森は様々な木々や草花とともに様々な動物たちが生活している。
歩くのに邪魔になるようなツルも動物たちの命を育んでいるのだ。

2011年6月17日金曜日

ゲットしなかった

昨日の秘密の花園(ミソサザイが鳴いていた所)
これは、どう見てもホウキタケの仲間、この仲間で毒はコガネホウキタケが有名だ。
これは、白っぽい。ソウメンタケもホウキタケ科だから、、、。
写真を撮った後、採集して持ち帰ろうと思ったが、、、。
ぼくがしゃがんだため吐く息が地面に吹きかかると、ヒルが目覚めて動きだした。
手の平に山盛り一杯あったが、食べるのは来年でも良いだろうと諦める。
しかし、ブログにアップしたら、無性に味見したくなった。
オニフスベである。
若いときはこの上に白い皮?が被っているのだが、それがとれるとこのような不思議な
しわしわ模様になる。
これは、昨年随分食べた。
ホコリタケの仲間は若い時は全て色も食感もハンペンのようだ。 
このほかにハナビラニカワタケもあったが、
特に食欲をそそられなかったので置き去りにしてきた。

2011年6月16日木曜日

ミソサザイの甲高い囀り!

今日、伊勢沢林道から伊勢沢に下りたら、ミソサザイがぼくの周りで
甲高く囀りを始めた。
威嚇と思えるように右左に前後に目まぐるしく飛びながら囀っている。
沢音と囀りの両方をお楽しみください。
ユーチューブに哺乳類の動画を載せたいものだ。

久しぶりの伊勢沢林道から奥野林道へ

今日は、何としてもオオバアサガラのシャンデリアを見たいと思う。
朝、5時に家を出る。
厚木を越え清川村に入る頃に霧雨模様となる。
坂尻から土山峠までは本降りだ。
ともかく、雨でも林道なら歩けるので伊勢沢林道に行くことにする。
クモの巣が林道一杯に広がっている。ゲートを渡って間もなく顔にクモの巣がかかる。
再び、クモの巣だ!見ると、網にかかった虫たちがはっきりわかる。
まるで、そのまま飛んでいるようだ。 
クモの巣が林道にかかっているのは、この2、3日人も車も通っていないということだ。
クモの巣は畳二畳もの大きさがあるだろうか! 
ジョロウグモはこんな大雑把な巣を張らないと思った。
全部で6箇所のクモの巣が林道中央にかかっていた。
この虫たちは小鳥たちに横取りされないのだろうか?
また、なんと言うクモの巣なのだろうか? 
大きなオトシブミのようなものと思って、近づいたら小さなクモの巣だった。
中を開けるとクモの糞がいっぱいだ。 
オトシブミも落ちている。 
音見橋のところのオオバアサガラの花は終わりかけていた。
諦めきれないので、更に林道を詰める。だめなので奥野林道へ山越えする。
ヒル対策のため飽和食塩水を十分噴霧する。
伊勢沢の秘密の花園のイワタバコは随分増えたようだ。
花はまだまだ、花茎も出ていない。
ミソサザイが何故か忙しげに囀るので、isa隊員にあやかって動画で音を撮る。
じっとしているとヒルが寄ってきそうなので、そうそうに小沢を登る。

蒸暑く、汗だくになって稜線に辿りつき、休まずにすぐ斜面を下って奥野林道に出る。
新鮮な糞をゲットしてきたので、先ず、水場で手と顔を洗い、水を飲む。
見たところヒルはついていない。飽和食塩水の効き目は凄い!
林道を下ってすぐに念願のシャンデリアだ! 
オオバアサガラの花の拡大写真。 
霧雨状の雨が降ったり、止んだりなので、カメラが濡れないように注意した。
ヤマザクラの果実よりなるテン糞、クワの実やキイチゴ類の果実を食べたと思われる
テン糞やイタチ糞をゲットしてきた。
ニガイチゴとモミジイチゴはあと2、3日で落下してしまいそうだ。
今が食べ時。
ヤマグワの実は今日から食い放題となる。

2011年6月14日火曜日

線路沿いの花と木

小田急江ノ島線の線路沿いの道を歩いてもともとは植栽された花々を撮った。
マーガレットでしょう?
白い大きな花が勝ち誇ったかのように雑草の中に咲いている。
え?と思って撮った。カワラナデシコではないか!
線路と道路との間の雑草の中に昔の日本女性の美しさを秘めた姿で咲いていた。 
この花、移入種であろう。草丈は一メートルを越える。
まとまって咲いていたら映えるだろう。
割とこの花が目についた。 
他所の生垣のサンゴジュ。こいつはぼくの好きなスイカズラ科だ。
花の匂いを嗅いだことはない。きっと良い匂いだろう。 
始め見たときは何かわからなかった。
なんのことはない、真夏に真っ赤な花を咲かせ野球ボールのような実をつける。
ザクロだ。これも挿し木で簡単につくので、欲しいが庭が狭すぎる。
梅の実がこんなにも大きくなっている。
我が家の梅の木にはカイガラムシがついたので、選定したので、今年は実が採れない。
  そろそろ梅酒作りや梅干しつくりの季節だ。
ビワがなっていた。まだ色づいていないが、このくらいのビワなら食べられるだろう。
暑い夏の前はおいしいビワの季節でもある。
大きな庭を見ると羨ましい。
しかし、ぼくには丹沢という歩きつくせない大きな庭がある。

2011年6月13日月曜日

僅か二日の開花!

土曜日にスイレンが13年振りに始めて咲いたことをアップした。
昨日は雨に打たれながらも咲いていた。
今朝は8時を過ぎても花を閉じたままだ。
学校から戻り見ると、花を閉じたまま水に沈みかけている。
え?なんだ?僅か二日で閉じちゃうの?
雨に打たれて受精したのかな?それで、沈んで結実するのかな?
花が咲いたのは、蔓延っていたキンギョモを取り除いたので、
根元まで光が当たるようになったせいかも知れない。

スイレン鉢にボウフラがわかないようにグッピーを3匹容れてやった途端、
一匹が大きな口の魚に食べられてしまった。
ヨシノボリが大きくなっている。
残った2匹はすくい出した。

2011年6月12日日曜日

指摘されても間違いに気がつかない!

このオンシジュームは花茎が1メートルくらいにもなり、バルブも大きなマンゴウの種子くらいもある。部屋の中にいれてると良い香りが漂う。もう、30年も前に友人の奥さんから頂いた。
花が終わって、近所のお宅のヤエザクラの花が咲いたので、ラン類は外に出した。
ナツツバキの枝にぶら下げているファレノプシスの花が一つ咲いている。
屋外の風や雨に打たれて、綺麗な装いが汚れていて可哀想だ。 
先日、キンランがギンランに見えた話しをした。
これは自分で自分の目を疑ったので、まだ許せる。
しかし、昨日はユリ科ワスレグサ属とやまぼうしさんに指摘されているのにもかかわらず気がつかなかった。今朝、ブログを見て驚いた。
目で見た文字がワスレグサとは書いていなのに、ワスレグサと脳が理解してしまう。
論文や本の原稿を書いて、が、の、に、をなどの間違いや、漢字の変換の間違いは、
後で原稿を読み直して気がつく場合もあるし、活字になってから気がつく場合もある。
しかし、Aと書いたつもりが指摘されてもBとなっているのにすぐ気がつかない。

このようなことが行動の面でも出ているのだろうか?
あるいは、もっと大事な考え方の面でも出てきているのだろうか?
これは、まだぼくのような者だからまだ笑って許されるかもしれない。
いずれにしても歳をとるということは身体も頭も思い通りにはならなくなることだ。

2011年6月11日土曜日

始めてスイレンが咲いた!

ユリ科ワスレグサ属の薄黄色の花が咲いている。
昨日は、朝9時過ぎに一度寝なおして、起きたところ陽が射していた。
この花、この辺りの草地には普通に生えている。
図鑑で、調べているが同定できないでいる。朝から午後まで開いている。
この写真の花、今朝は凋んで別の花が咲いている。
近づくと良い香りがする。
こうなると、「日本の野生植物1」平凡社では、エゾキスゲということになる。
春の芽生えた若菜の時は和え物にして食べている。
花は可哀想で食べたことがない。
このスイレン、アフリカから戻って翌年だったと思う。千葉県高宕山のサルの生息地調査で、富津市の聞き取りを行っているとき、スイレンを栽培している農家から2種類二株を頂いたのだ。
睡蓮鉢に容れていた。毎年、葉は茂るのだが花どころか蕾さえみたことがなかった。
今年は、春に鉢内の金魚藻を取り除き、水面に浮かぶ浮き草も大部分取り除いた。
今年もボウフラを食べてもらうために金魚かメダカをいれようかなと思ってのぞいたら、ビワの実状の蕾が水面から出ている。それから3日目にしっかり花を開いてくれた。
が、午後には閉じた。
今朝は、閉じたままだ。今、6時半見ると2分ほど開いて雨を受けている。 
今、我が家の狭い庭には、ドクダミの可憐な白い花、キキョウソウ、上のワスレグサ属の花、ホタルブクロが咲き、ゼラニュームの赤とピンクの花、オンシジュームの黄色の花、そして何よりもアジサイが雨に打たれながらも咲き誇っている。

13年ぶりに咲いたスイレンの花で、13年前の頃を思い出している。50歳になって間もなくで疲れを知らずにまだまだ野山を歩き回れた。この13年間は人生について多くのことを教えてもらった。
あと15年で80歳になるが、友人の中には人生の後始末をしている人たちもいる。
ぼくも、昨年から読まなくなった論文のホチキスを取り、資源ゴミとして出し始めている。部屋を塞いでいた大きなファイルケースが一つ空いた。まだ、本棚には論文誌などがある。
本を整理してブックオフに出したのに、先日は亡くなった先輩の本を頂いてきた。
書籍類はなかなか捨てがたい。ビデオやCD、さらには、、、、。イヤまだ頭骨類は手放したくない。見ていて教わることが多いからだ。
まだ、人生に未練があるのだ。
いつ死んでも良いという心境までにはほど遠い。
残された人生を楽しみたい。
それには、たるんだ腹筋を鍛えることにしよう!